紅葉の大門寺と結縁灌頂

2022/11/25 - 2022/11/25

紅葉の寺、大門寺から封書をいただきました。
本堂の落慶を祝した、ご本尊の秘仏・如意輪観音様との結縁灌頂のご案内です。
前回、お参りした時（ 紅葉の大門寺へ https://4travel.jp/travelogue/11661430 ）に瓦を奉納していたので、このご案内をいただけたようです。
到着すると、すっかり変わってしまった境内、そして伽藍にびっくり。
本堂だけではなく、庫裏そして友月庵（客殿）も新たに落慶されています。
隣接する安威川ダムにもすでに貯水されており、これら多くの変化に、きれいな紅葉もちょっとぶっ飛びそう。

【写真は、新本堂の扁額（大自在）です】

エリア 茨木・摂津(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

新たにできた駐車場に車を停め、ちょっと安威川ダムの見えるところに戻ってみました。
ダムの下流側ではまだ工事の音が。

駐車場に面した道からも紅葉が。

きれいに色づいています。

いままで歩いてきた道から、ほぼＵターン。
ここから参道の雰囲気が強まります。

逆光で。

紅葉のグラデーションと透明感。

参道も石臼や石版が使われているところに。
落ち葉と相まって、いい感じ。

紅葉の天井の下を歩いていくと・・・・・

山門に到着。

山門も修復され、瓦も新しい。

山門をすぎると新しい建物と、その前には新たに池が。
かつては客殿があった所に友月庵ができています。

真っ赤に染まっった紅葉が、迎えてくれます。

新本堂は、かなり上にあるようです。
そこへの石段も新しい。

その石段を上りきったところからの新本堂です。

血縁灌頂の受付は、新しく出来た庫裏の前に有ります。
そこから安威川ダムがよく見えます。
上流側の風景で、貯水が始まっています。

反対の方を見れば新しい本堂が。

石段を上ると本堂の建つところに。
奉納した瓦が使われていると思うと感慨深いものが。

振り返れば、かなり高いところにあるのがわかります。

結縁灌頂を待つ間に、本堂の周りを回ってみます。
立冬は過ぎましたが、暖かく気持ちの良い秋晴れです。
絶好の結縁灌頂日和です。
その青空に旅客機が飛んでいます。

本堂の裏に、草履の列が。
結縁灌頂を執り行う僧のものです。

空には、大日如来とみなされる太陽が。
大門寺は、真言宗御室派の寺院です。

本堂の前面です。
結縁灌頂、前の組が終わって来たようです。

１１時の組の受付が始まりました。
左の方から入っていきます。
中では、５〜６の部屋を順番に巡っていき、真言を唱えたりします。

一時間弱で表に出てきます。

真言のパワーでしょうか、出てきたときは、何かこの風景がくっきりと済んでいるように見えました。

上ってきた石段を下りていきます。

下の方に、池と友月庵が見えます。

きれいな黄葉をぱちり。

友月庵と池。

友月庵からの池です。

友月庵では、渡部秋彦展が行われています。
各部屋に氏の作品（やきもの）が並べられています。

グラデーションがきれいな黄葉です。

山門の方に歩いていきます。

山門をくぐったところです。

（おしまい）