2022/09/28 - 2022/09/28
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frau.himmelさん
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前編はまだ(?)1か月前のことでしたが、今回の後編はそれから20日ほど経ち、2か月近く前のことになってしまいました。私って、なんでこんなに遅いのだろう・・・。
さて、成田山のほんのさわりしか知らなかった私は、成田に毎年何度も行っている成田通(ツウ)の友人お二人に連れられて、今まで知らなかった成田を探しに行ってまいりました。
前編は門前町成田の表参道散策編、今回はいよいよ成田山新勝寺を深く極めて(?)まいります。
それにしても成田山って一口に言っていましたが、入ってビックリ、広いですね~。
境内には重要文化財のお堂がいくつも、その他にもここは参拝しといた方が有り難い御加護があるんじゃないかと、都合のいい期待を抱く場所もいくつも。
それらに全てお賽銭を入れてお詣りしていたら、手持ちの浄財(もちろん小銭)がなくなりました。
最近は電子マネーやカードで支払いする場面が多くなりましたので、なかなか小銭って集まりませんよね。ATMでもコインは出てこない場所もありますし。
成田山にお詣りなさる時は、浄財をたくさん用意していらっしゃってください。もちろん、私のようにコインではなく、お札の方はこの限りではありませんが。
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昼食を終えて、成田山新勝寺総門にやってきました。成田山の正門です。
門前広場では何やら骨董市みたいなものをやっている。骨董がお好きなMさんは、ちょっと覗いていきましょうよ、と。
書画骨董や時代物の家具、お人形などが雑多に並んでいる。Mさんは目を輝かせて骨董品に見入っています。 -
何でもありますね。
小さな兜、ミニチュア植木鉢、1個100円の七福神のバッジ(?)、ミニカーにフィギュア、古い雑誌などなど。 -
私が気になったのはこの絵皿。
ヨーロッパの博物館や宮殿などで、こんな九谷焼の絵皿をよく見かけました。 -
成田山新勝寺の案内板。
説明版によると、「成田山新勝寺は、平安時代中期に起きた『平将門の乱』の平定のため、寛朝大僧正によって西暦940年に開山されました。」
1000年以上の歴史があるのですね。そして弘法大師さまに関係あるらしい。 -
私には難しい仏教用語などわかりませんので、詳しくはこの案内板をご覧ください。
総門をくぐって中に入ります。 -
総門を入ったところ。向こうに見えるのは仁王門。
こんなところに小学生?課外授業でもあるのかしら?
それにしてはランドセル姿だし・・・。
と不思議に思っていたら成田の達人Sさんが、近くに成田山の附属小学校があるのよ、と教えてくれました。
ちょうど今の時間は学童たちの下校時間なのでしょうね。 -
骨董だけではなく、ここにはドライフルーツなども並んでいます。
ドイツのマルクトを思い出します。行きたいな~! -
目の前には仁王門。
1830年に建立された総欅造りの国指定重要文化財です。 -
仁王門をくぐる前に手水舎で身を清め・・・。
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階段を登って下を見る。総門と手水舎が見えます。
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そして目の前には仁王門。国指定重要文化財です。
入り口には大きな文字で「魚河岸」と書かれた大提灯が飾られています。かなりインパクトが強い。
これは東京・築地の魚河岸から昭和43年に奉納されたものだそう。 -
仁王堂をくぐると、また階段・・・!!
体力のない私はうんざり、さあ、気を取り直して登りましょう。 -
すると、目の前に出現したのは美しい三重塔。1712年建立のこの塔も国指定重要文化財。
美しい色彩で彩られた塔、特に屋根の裏の飾りは見事(下)。
三重の塔の東側には、一切経堂、その右は鐘楼。 -
一切経堂と鐘楼
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ここが成田山の最も重要な大本堂。
間口は95メートルもあります。1968年に建立された比較的新しい鉄筋コンクリート造りです。
さあ階段を登ります。 -
入り口のお賽銭箱にお賽銭を入れ参拝したのち、靴を脱いでビニール袋に入れて、お堂に入ります。
お堂の靴脱ぎ場にはこのコロナ禍のこと、入場制限の大きな注意書きが。
中は撮影禁止につき写真はありません。 -
本堂の中を一周して出てきたら、あちら側からお坊さんが出てこられるところでした。
Sさんが「ほら、シャッターチャンスよ、カメラカメラ!」と。 -
本堂が撮影禁止だったのに直接お坊さんを撮っていいものか躊躇していると、Sさんは更に「これが有名なのよ」と。
確かに美しい僧衣をつけたお坊さんの行列は絵になります。
あれよあれよとアタフタしている私。写真はブレてしまいました。 -
まともに写真が撮れる態勢になったのは、お坊さんたちが後姿を見せて去られるところでした。
何度もこのシーンを目にしているMさんSさんのお二人、「今日はお坊さんたち、少なかったわね~」 -
西翼殿から外に出ます。
大黒天と不動明王。 -
大本堂裏手の石壁の築山には、大日如来像。
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石壁には寄進者の名前がずらりと彫られています。
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えっとここはどこだろう?
大本堂の裏側になるのでしょうか。 -
古びたお堂は額堂(重要文化財)。1861年建立。
信徒より奉納された額や絵馬が飾られています。 -
額堂の説明と奉納された額や絵馬など。
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中には「成田屋七代目市川團十郎の石像」と
「青銅製大地球儀」(明治40年)奉安。 -
光明堂。1701年建立のこれも重要文化財。
旧本堂です。 -
中に入ってお詣りできますが私たちは入り口だけでパス。
愛染明王は縁結びの神様ですから、私たちシニアにはもう関係ないしぃ~(笑)。
Sさんの次男さんはお相手と結婚が決まった時、ここにお詣りにみえたそうです。 -
色鮮やかな恋愛成就の絵馬。
縁結びのお詣りをしたカップルがここに絵馬を奉納するのですね。 -
絵馬のお隣になぜか魚河岸より奉納された「天水桶」。
恋の火消しは野暮ですよ。 -
光明堂の東側。
さすがに重要文化財です。歴史の古さが伝わります。
Sさんが、光明堂の裏に奥の院があるのよ、と。 -
確かにここに「奥の院」と彫られた文字と扉があります。
しかし、仏教用語に疎い私は、そもそも奥の院ってなに?
Sさんが私に言う。
「その扉から中を覗いてみて」と。 -
恐る恐る覗きます。
洞窟の奥の方にぼ~~っと明るく見えるものは? -
仏様の像です。(写真を拡大)。
大日如来様がこの洞窟の奥に安置されているのだそうです。
通常はこの扉は閉まっていますが、大日如来の祭礼の成田祇園祭の期間中だけは、仏さまに拝観することができるのだとか。 -
扉の両脇の石の彫物、板石塔婆は千葉県指定有形文化財(昭和34年指定)だそうです。
-
私たちのあとから二人連れの中年女性が見えました。
早速私は
「そこから覗いてみてごらんなさい、奥の方に仏さまがいらっしゃいますよ~」ってたった今知ったばかりの知識を披露しました。
「あらホント、凄~~い!
どうもありがとうございました・・・」
ってお礼を言われました。
これで私もいっぱしの成田山ツウの仲間入り(笑)。 -
さて、先を急ぎましょう。
清瀧権現堂は来年3月まで修復工事中。
成田山の宗祖である弘法太師様のご誕生1250年記念事業だそうです。 -
数人が集まってこの石灯籠の写真を撮っている。
よほど由緒ある石灯籠かしら?ならば私も! -
よく見ると、単に猫が寝そべっているだけでした。
しかし近くに「キケン、近寄るな!」と注意書きが。
そのネコちゃんは、見物客に囲まれても悠然と寝そべっている、大物ですね。 -
弘法大師空海の像。
弘法大師は唐(中国)に渡り真言宗の教えを授かり、日本で布教活動をしました。
成田山のご本尊不動明王は、真言宗の宗祖である弘法大師自らが開眼された御尊像です。 -
ずいぶん奥の方までやってきました。
二つならんでいる左側は医王殿、右側の美しい朱塗りの塔は平和大塔。 -
医王殿。
病気平癒・健康長寿祈願所。
私たちに最も関係の深いところ。
お賽銭を入れて、その小さな金額にはとうてい見合わない大きなお願いをします。 -
平和大塔、昭和59年建立。高さは58mあるそう。
中に入って見学しました。撮影禁止。
明るい内部には、成田山の歴史や諸仏の数々、絵画などの展示物が飾られています。
またここで写経の経験ができます。
いいお天気。美しい朱色の建物と真っ青な空が映える~~! -
平和大塔の高台より美しく手入れされた庭園を臨みます。
中央には噴水。
ここは春は梅、秋は紅葉と、四季折々のお庭もとってもきれいなのよ、と達人のお二人の言葉。
それではここから折り返します。 -
さっきのネコちゃんですね。
足音を立ててもカメラを向けても、そっぽを向いてこちらを振り向いてくれません。
しばらくして、煩いわね~~と言うように気だるそうに横顔を見せましたが、絶対私たちの方は見向きもしない。わざとね(笑)。
全く気位の高いネコちゃん。 -
再び光明堂の横を通る。奉納された額や絵馬は古くて歴史を感じるが、屋根の下の飾りは鮮やかで美しい。
市川團十郎の像がある額堂を通り・・・。
二つの重要文化財の前を通り・・・。 -
釈迦堂。ここも1858年建立の重要文化財です。
入り口に開運厄除けお祓い・・・とあります。
Mさんが「この中で厄年の人はいないわね?じゃ、パスしましょう」と。 -
でも開運厄除けの神様(仏さま?)にそっぽを向かれたら怖いので、浄財だけは入れて、手を合わせました。
それにしても、あっちこっちでお賽銭をいれてお詣りしていたら、お賽銭用のコインが底をついてしまいました。Sさんに、悪いけどお金貸して~って借金してお詣りしましたから、きっと大きな御利益があることと期待しています。 -
ここから見える高台には「出世稲荷」があるのだそう。
疲れて今日はそこまで行く気力なし。 -
聖天堂に奉納されているのは二股大根の絵馬。
二股大根は女性を表しているそう。 -
奥山広場。
今はひっそりしていますが、お正月や節分の際には露店が立ち並び、賑わいを見せるのでしょうね。 -
出口に近づきました。
またあの長い階段を降りなきゃいけないのね。登るより降りる方が辛い私は覚悟を決めます。
そしたら、「エレベーターがあるから大丈夫よ!」と天の声。
持つべきものは成田山通(ツウ)の友人なり。 -
エレベーターで下に降りてきました。
あそこにぶら下がっている豆みたいなものは何?
藤棚のフジの花の実でした。大きいですね。
フジの花の咲く季節も美しいでしょうね。 -
先ほどお食事をした若松本店。
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有名なうなぎ屋さんが並ぶ通りも、さっきの行列は何だったんだろう?と思うくらい今の時間は静かです。
-
さて、これからお楽しみのお買い物タイムです。
お煎餅屋さんに寄ります。
私が欲しいと思っていた大きなサイコロのような固焼き煎餅。
あれを買ってガリガリ齧りたかったけど、売り物ではないみたい。 -
ピーナツ屋さんで今の季節だけの「生落花生」を買って。
別なお店には収穫をした状態のピーナツがありました。
「このように出来るんだよ!」と説明が。 -
長命泉さんで秋限定の吟醸純米酒を購入したら、酒粕をおまけにいただきました。
お魚や肉を漬けこむととても美味しいです。今大変重宝しています。 -
別な落花生屋さんで「豆板」や「ピーナツ味噌」を買って。
-
鷹匠本店さんで鉄砲漬けを買って。
お二人はいろんなお店でたくさんいろんなものを買い込みます。それもちゃんと決まったお店があるのが凄い。
「いつもはもっと買うのよ、今日は少ない方」とSさん。
成田にはこのお買物が目的で来ているようなものよ、とはMさんの弁。 -
最後にMさんが足を止めたところはこの古い陶器屋さん。
店内には、田舎のお蔵に眠っていそうな古い食器がいろいろ。
Mさんは店番をしていた男性に声をかけます。
「今日はかわいいおばあちゃまはいらっしゃらないのですか?」。
そしたら
「母ですね。実は亡くなったのですよ~」。
ショックを隠し切れないMさん、
「そうですか。成田に寄る度によくお話をさせていただいたのに。いつもそこにちょこんと腰をかけていらっしたのが目に浮かびます・・・」とお悔やみをのべていました。 -
Mさんが私に話してくれました。
そのおばあちゃまが誇らしげに「息子はテレビの時代劇の時代考証もやっているのよ」とよく言ってらしたとか。
あの方がその息子さんなのね。
お店にならんでいる陶器にも明治時代とか大正時代とか説明があります。
そんなにお高くないし、私も自宅用に使い易そうなお皿を2種類買い求めました。 -
そして包装されたものを見てびっくり。
美しい古布に包まれたお皿たち。
しかも割れないように別な古布で二重に包装してあります。
今までこんなに素敵な包装をしていただいたことがあったでしょうか、感激です。
写真は私が後から包み直したので、不格好です(笑) -
この4枚の古布たち、何に使おうかと只今思案中です。
母だったらきっと、中に小豆をいれてお手玉を作ってくれたでしょうね。
遠い昔が偲ばれます。 -
別なところで店先でこんなものを見つけました。田舎生まれの私にはとても懐かしいアケビです。
郷愁を覚えて即購入。
来年は、田舎の両親のお墓参りもしたい。数年ぶりに叔父叔母にも会いたい。従兄弟たちにも会いたいな~。
古布やアケビで田舎を思い出した「成田旅」でした。 -
成田駅。
楽しかった成田散策でした。
成田の達人MさんSさん、今日は誘ってくださってありがとうございました。
次は、今回と違う成田の別な面も教えてくださいね。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- salsaladyさん 2022/12/16 10:58:25
- 斜に構えて成田さん。。。
- ☆珍しいfrau節が面白かった~どこか外国人目線?(ドイッチェか)の成田山新勝寺風景!
☆千葉在住でも、2020年正月(まだコロナの本格的な進出を認めなかった時代!)に次男に誘われて訪れた成田山がもっとも最近のお詣りでした。鰻が目当てで。。。
☆市川団十郎襲名の折に良く放映されているので、気分だけ千葉県人の誇り?みたい~
☆本殿へたどり着くまで人、人、人の行列でしたから、あの通りがこんなに階段だらけだったのか?と改めて驚きました。無意識って怖いわ~
☆相変わらず気持ちはドイツへ向いてる様子が羨ましく感じられて期待してます。~合掌~
- frau.himmelさん からの返信 2022/12/17 20:44:37
- RE: 斜に構えて成田さん。。。
- salsaさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
え〜っ!私の旅行記、ドイッチェ節になっていますか?
やっぱり、salsaさんの前では、早くドイッチェに行きたいという思いは隠せませんね。
千葉県人でありながら、成田山より、成田空港に行く方がはるかに回数は多かったですものね。
私も車でちょこっと行っては、お詣りしてウナギを食べて帰ってくるのが成田詣でだと思っていました(笑)。知らなかったけど、成田山って奥が深いのですね〜!
新勝寺も表参道も。
次回また成田山に行くのが楽しみです。
本当はドイッチェの大聖堂や教会の方に早く行きたいのだけど。
来年は必ず!いきますよ!!。(行けたらいいな。ちょっとだけ弱気)
himmel
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