2022/11/04 - 2022/11/04
9位(同エリア259件中)
旅猫さん
旅の二日目は、まず、筑前国一宮である筥崎宮に参拝。その後、佐賀の吉野ヶ里遺跡へと向かう。歴史好きであるが、古代史は謎が多いせいか、結構興味がある。今回初めて訪れたが、青森の三内丸山遺跡よりも、かなり綺麗に整備されていた。特に建物や集落の構造は、縄文の遺跡である三内丸山とは明らかに違い、弥生の遺跡であることがよく分かり興味深かった。
(2022.12.03投稿)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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朝食は、休暇村らしい品揃えであった。昨夜は無かったサラダなどの野菜もある。そして、焼き魚も二種類あり、満足であった。
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最寄りの西戸崎駅前行のバスは、8時42分に宿の玄関前から出る。休暇村は、路線バスが宿の玄関前に着くので便利である。
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30分足らずで着いた西戸崎駅からは、9時半に出る香椎線の列車に乗車。
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終点の香椎駅で鹿児島本線に乗り換え、箱崎駅へと向かう。箱崎駅へ来たのは、筑前国一宮である筥崎宮に立ち寄るためである。駅から裏道を辿って歩いて行くと、道端で寝転がっている猫に出会った。朝からけだるそうであるが、こちらは出会えて幸運である。
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10分ほどで筥崎宮に着いた。大学最後の春休みに、卒業旅行で九州を一周した時に立ち寄って以来の訪問であった。都市の中に埋もれる一宮であるが、境内はそこそこ静かである。この社では、拝殿ではなく、大きな楼門の前で参拝する。
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筥崎宮に参拝した後、この日の目的地である吉野ヶ里遺跡へと向かう。箱崎駅から博多駅へ出て、11時33分発の特急『みどり23号』に乗車。鹿児島本線を南下し、鳥栖駅で降りた。
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外へ出て、昼ご飯を食べようと思っていたのだが、箱崎駅で吉野ヶ里公園駅までの乗車券を買ってしまい、途中下車が出来ない。仕方が無いので、次の列車で吉野ヶ里公園駅へ向かおうとホームへ出ると、向かいのホームに駅そばの店があった。迷わず、そこへ向かい、名物のかしわそばを食す。久しぶりに食べたが、変わらぬ味わいであった。
中央軒 鳥栖駅店 グルメ・レストラン
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食べ終えてホームへ戻ると、臨時列車が来ると言う。『バルーンフェスタ号』と言う列車で、普通列車だと言うので乗り込んだ。臨時列車であるためか、乗客も疎らであった。
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15分ほどで吉野ヶ里公園駅に到着。13時のバスに乗ることにしていたのだが、駅を出た所にあった案内所で自転車を貸し出していたので、帰りのことも考えて、利用することにした。200円と言う安さも気に入った。駅を出てすぐ、吉野ヶ里遺跡が描かれたマンホールの蓋を見つけた。
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駅から数分で吉野ヶ里遺跡の東口に着いた。駐輪場に自転車を置き、中へと入る。すぐに濠と土塁があり、柵や逆茂木が復元されていた。吉野ヶ里は、弥生時代前期から奈良時代頃までの遺跡が確認されているそうだ。
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まず目に留まったのは、物見やぐらが印象的な南内郭である。
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その物見やぐらに登ると、広大な遺跡を望むことが出来た。工業団地の建設中に発見されたそうだが、経済優先のこの国にあって、よく遺跡として保存されたものである。しかも、かなりの広さである。
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南内郭は、王をはじめとした支配者たちが住んでいた場所だそうである。規模の大きな竪穴住居が複数復元されている。
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その中に、柵で囲まれた建物が立っている。王の一族が暮らしていたとされる場所だそうだ。
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王の住居の内部には、王と妃、権力を誇示するための道具などが再現展示されている。
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南内郭から北内郭へと向かう。その入口には、二羽の鳥の彫刻が飾られた門があった。そこは、特別な施設があるようである。
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門を入ると、大きな建物が聳えていた。祭殿であった。
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高床式の建物で、二層になっている。上層では、巫女がお告げを聞く儀式が執り行われ、下層では、そのお告げを基に、王や有力者たちによる話し合いが行われる様子が再現されていた。
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北内郭のすぐ北側には、北墳丘墓と呼ばれるものがある。そこは、歴代の王を葬った場所である。南側に、祖霊の宿る柱が立ち、その前には祭祀を行う建物も復元されていた。
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北墳丘墓の中は整備され、発掘された当時の姿が保存展示されている。
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北墳丘墓までは人も多かったが、その先は人影も疎らとなった。しばらく歩くと、多くの甕棺墓が発掘された場所に出た。集落の共同墓所であったとみられているそうだ。埋葬された人の中には、頭骨が無いものもあったそうだ。弥生時代には、集落間の戦いが行われるようになり、戦死者も葬っていたのである。
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古代植物の盛を抜け、南へと歩いて行く。祭りの広場と呼ばれる場所に出ると、赤紫色の花を付けた植物が広がっていた。赤蕎麦の花だそうだ。
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さらに南へ進むと、高床式の倉庫が立ち並ぶ一角があった。倉と市と呼ばれる場所で、食料などを貯蔵していた場所の様である。それにしても、この遺跡は復元されている建物の数が多い。98棟もあるそうだ。半ば放置されているような三内丸山遺跡とは違い、かなり綺麗に整備されている。この時も、修繕中の建物がいくつもあった。
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遺跡の最も南側にある弥生の大野と呼ばれる場所に着いた。そこには、池や水田の跡がある。水田では、実際に稲が栽培されているようであり、稲の束がはざ掛けされていた。この後、祭壇と考えられている場所の前を通り、入口へと戻った。
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吉野ヶ里公園駅で自転車を返し、16時発の特急『みどり38号』を待つ。ところが、時間を過ぎても列車が来ない。調べてみると、何と運休とある。仕方が無いので、次に来た普通列車で新鳥栖駅まで行き、後続の16時30分発の臨時特急「リレーかもめ86号』に乗り換え、宿のある博多駅へと向かった。今宵の宿は、駅から5分ほどの所にある『エスペリアホテル博多』である。しかし、少々迷い、10分以上掛かってしまった。
エスペリアホテル博多 宿・ホテル
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荷物を置き、早速、夕食を求めて街へ出る。宿からすぐの所に、有名な餃子の『旭軒本店』があったが、すでに行列が出来ていたの諦める。
旭軒 駅前本店 グルメ・レストラン
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駅前まで出てみたが、これと言ったものは無い。仕方が無いので、駅に隣接したビルに入り、食堂街に行ってみる。すると、落ち着いた感じの蕎麦屋があり、しかも空いていたので入ることにした。金曜日の夜だと言うのに、カウンター席に先客が二人いるだけであった。品書きを見ると、晩酌セットなるものがあり、麦酒と焼酎に、枝豆と出汁巻き卵、鳥鍋に蕎麦まで付いているので、迷わず注文した。
そば茶屋 華元 本膳庵 グルメ・レストラン
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それぞれの量は少ないが、それでも十分である。鳥鍋も、思ったよりもしっかりとしたもので、自分で蒸し焼きにするものであった。
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セットに含まれる焼酎も、高級なものを除いた中から好きなものを選べる。選んだのは、麦焼酎の天草である。ロックでいただいたが、まろやかな味わいであった。
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その後、追加で日本酒をいただく。とは言え、九州は日本酒が少ない。だが、福岡には50以上の蔵がある。ところが、品書きには、他県のものが多かった。仕方が無いので、呑んだことが無い土佐しらぎくの『洒落衛門』をお願いした。合わせたのは、揚げ出し茄子である。この店は、酒の量は少ないが、料理は味も良く、値段も手ごろであった。
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続いて、『鍋島 純米吟醸 山田錦』をいただく。佐賀の吉野ヶ里を訪れたので、佐賀の酒を呑むことにしたのだ。新宿でも普通に飲める酒だが、旅先で呑むと、また違った印象を受けるものである。
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つまみに、とり天を注文。酒は、宮崎県の米焼酎『尾鈴山 山翡翠』をお願いした。芋好きだが、明日は鹿児島なので、今宵は麦と米にしておく。米焼酎は基本的に飲まないのだが、これは悪くなかった。
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最後に、晩酌セットに付いている蕎麦をいただく。量は少ないが、締めにはちょうど良い量であった。味も悪くはない。商業施設内にあるチェーン店のようだが、味わは悪くないし、雰囲気も良い。酒の値段が高めだが、悪くは無かった。これで福岡の地酒があれば文句は無かった。
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宿へ戻る途中、『旭軒』の前を通ると行列が無くなっていた。思い切って入ってみると、店内は大混雑。席に案内されそうになったが断り、せっかくなので10個入りを持ち帰りにしてもらう。そして、宿で食べてみたが、博多らしい小粒の餃子で、あっという間に無くなってしまった。味わ悪くないが、やはり餃子はもう少し大きめの方が好みである。二日目も終わり、後半は薩摩である。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ポテのお散歩さん 2022/12/04 22:32:30
- 吉野ヶ里
- 旅猫さん こんばんは。
先日 義父の法事で長崎へ帰省したのですが、毎回思うのですが
長崎市を起点に何処かへ行こうとしても 何処へ行くのも不便で、
結局ハウステンボスへ行きました。
長崎駅から鳥栖経由で博多へ出て新幹線で京都へ帰る方が
旅猫さんが訪れられた筥崎宮や吉野ヶ里遺跡や 全く別の山口・広島など
色んな組み合わせが出来たなぁと感じました。
長崎新幹線が開通しても武雄温泉までで、佐賀を通らなければ
何処へも行けなくて不便なのには変わりありませんでした(^-^;
以前 どなたかの旅行記で吉野ヶ里遺跡近くの赤蕎麦畑を見たのですが
『吉野ヶ里歴史公園祭りの広場』辺りなのですね。
一度 蕎麦の花畑を見たいと思っていたので。。。
赤蕎麦の花も綺麗ですね。
ポテ
- 旅猫さん からの返信 2022/12/06 08:45:27
- RE: 吉野ヶ里
- ポテさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
長崎へ行かれていましたか。
長崎は、西の外れですからね。
そこを拠点に行くとすると、佐世保や平戸、唐津に呼子、伊万里、有田、嬉野、武雄、肥前浜、祐徳神社、そして島原半島と言ったところですかね。
趣向を変えて、五島列島などもありますね。
戻る途中で立ち寄ると言う手は、良いかもしれませんね。
山口、広島などは、見所も多いですし。
ハウステンボスは、一度だけ訪れたことがります。
就職してすぐでした。
真冬の2月だったので、とても寒かったのだけ覚えています。
長崎新幹線も、中途半端に開通しましたよね。
まだしばらくは、便利ではなさそうです。
赤蕎麦の花は、たくさん咲いていると綺麗ですね。
吉野ヶ里遺跡と一緒に訪ねてみてください。
旅猫
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