高知県観光と遍路②（室戸市吉良川の町並み、安芸市伊尾木洞）

2022/10/08 - 2022/10/10

2020年９月、香川県善通寺市にある、弘法大師空海の生誕地である「善通寺」に立ち寄ったことをきっかけに、四国８８か所を回っています。今回は２泊３日の旅の２日目です。室戸市吉良川の町並み、安芸市の伊尾木洞・野良時計・岩崎弥太郎生家、香南市の手結港可動橋（ていこうかどうきょう）など、見どころがたくさんあります。

エリア 高知

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

昨夜宿泊した民宿の客は、全員お遍路さんでした。歩き遍路の方もいるようで、皆さん朝が早く、私も朝食時間が６時30分と言ってしまいました。食後民宿を出発し、朝７時２０分頃、室戸市の「吉良川町並み駐車場」に到着しました。

国道から一歩入った吉良川の町並みは、一目見て「重要伝統的建造物群保存地区」だな、と感じます。

町には、白壁に庇のように瓦を何段にも重ねた「水切り瓦」の建物がたくさんあります。

朝早くだったので、「吉良川まちなみ館」は開いていませんでした。幟の奥に「御田八幡宮（おんだはちまんぐう）」があります。

御田八幡宮の境内です。

正面に大きな拝殿があります。

境内で、たまたま宮の総代さんと話ができ、拝殿の中に保存しているお神輿を見せてもらうことができました。

境内からは、まっすぐに海が見えています。

旧吉良川郵便局です.

案内用の看板は、吉良川町並み保存会の方々が、2021年3月に新しく作り直したそうです。

民家の周囲には、台風等から家を守るために、”いしぐろ”と呼ばれる石垣塀が築かれています。

半分に割った石が積み上げられており、きれいな模様になっています。

こちらは、本当に黒い石です。

吉良川では、40分ほど滞在しました。

午前８時30分過ぎ、安芸郡安田町唐浜にある、四国霊場第27番札所「神峯寺（こうのみねじ）」に到着しました。駐車場からここまで、かなりの上り坂でした。

山の湧水「神峯の水」は、病気平癒に霊験があるとされています。

まだ階段を上ります。

境内には、たくましい姿の「みちびき弘法大師」像が迎えてくれました。

本堂に到着です。

午前９時25分、「神峯寺」から自動車で20分、国道沿いにある、安芸市の「伊尾木洞観光案内所駐車場」に到着しました。伊尾木洞は、駐車場から歩いてすぐの場所にあります。

伊尾木洞は約40メートルあり、太平洋からの波により浸食されてできた洞窟だそうです。その奥は渓谷となっています。

水が流れていますが、靴を濡らすことなく歩くことができます。

渓谷の壁面は、シダ類で覆われています。

壁一面にシダが生息しています。

岩にもびっしりとシダが茂っています。

この橋を渡ります。

倒木があり、その下をくぐっていくと滝があります。

伊尾木洞の入り口から約20分歩き、滝に到着しました。ここから折り返します。国道からすぐのところに、こんな場所があるとは、本当に不思議な場所でした。