突き抜けろ！TCK愛！ ｢推し旅｣で普段は見ることが出来ない大井競馬場を満喫してきた【前編】

2022/10/05 - 2022/10/05

ダート競馬とTCKこと大井競馬場をこよなく愛する宮古珊瑚が、大井競馬場で通常入ることができない場所も楽しめるスペシャルプラン｢推し旅｣を満喫してまいりました体験レポートです。

エリア 大森・大井町(東京)

【 馬が近くて競走馬のカッコ良さを存分に堪能できる 】

【 馬券は荒れることのある魔境なので先入観なく馬券を買えば競馬初心者さんでも高配当ドリーム 】

【とにかくご飯がおいしいし、BBQもあるからなんなら競馬しなくても仕事帰りに飲食をお祭り気分で楽しめてしまう非日常空間 】

楽しい競馬場三冠王、それが大井競馬場。

普段から愛してやまない大井競馬場で何やら新しいファンサービスが始まりましたよ！

9月のとある日
JR東海スマートEXのおしらせメールを眺めていたら、｢大井競馬場 内馬場特別解放｣推し旅キャンペーンを発見してしまった。

https://recommend.jr-central.co.jp/oshi-tabi/contents029.html

競馬開催中は入れない内馬場に入ることが
できる！だと？

さらに

｢東京トゥインクルファンファーレ｣と栄光の賞典台で記念撮影！！

シークレットゾーン｢誘導馬&ポニーのきゅう舎見学｣！！

あの名馬たちが踏みしめたかもしれない｢コースの砂｣がもらえる！！

これはTCKloverなら行くしかないでしょ!

プランは
TCK観光たっぷりの充実の
｢満喫プラン｣

と

内馬場からゆったりじっくりレース観戦できる
｢観戦プラン｣

の2パターン。

ディープに楽しみたい宮古珊瑚は迷わず｢満喫プラン｣を選択！

自分が選んだ日程は 趣味の一口馬主で会員になっている｢東京サラブレッドクラブ｣所属のレッドルゼル号が出走する重賞｢東京盃｣ 10月5日を選びました。

日本中の短距離馬の目指すJBCスプリントへの優先出走権がある、前哨戦で大切なレースです。

頂点を目指すトップホースたちを間近で観る事ができるのも大井競馬場の魅力。

申し込みは先着順のため、メールを見てから割と早く申し込みましたが滑り込みセーフでした。
TCK、愛されてるなあ、と謎の満足感でニヤニヤ。

3日前にJR東海ツアーズさんから｢最終のご案内｣というメールがきました。

入口ではこのメールの提示が必要かつ日程表が添付されているので、うっかり消さないようしなくてはいけない。

添付されていた10月5日の日程表

入場手続き時間は通常開門時間とおなじ13時50分からでした。だからといって通常の入口から入場してはいけません。このツアー、入場料金100円も含まれています。

堂々と関係者入口から入るのです。

大井競馬場には門が2つあります。

東京モノレール駅から近い 北門
立会川駅から来る、もしくは大井町駅からの無料送迎バスが到着する 正門

だがしかし！このツアーでは関係者入口から入場です。大事な事だから2回言いました。

(画像はGooglemapより)

関係者入口は北門の近く、大井競馬場前駅側にあります。警備員さんが2名～3名いらっしゃいます。

入口右手の警備員さんにメールを提示して通過。

関係者入口を通るとこんなかんじ

前方右手の駐車場はセレブの駐車場です。
左手は競走馬たちの厩舎。見えないけど、ブヒブヒと嘶きは聞こえます。馬の気配と香りを感じながらまっすぐ進みます。

なんだか人はいないし、関係者ゾーンだし、｢こんな所をウロウロしていて怒られるんじゃないか？｣と、不安になってくるくらい歩きます。

突き当たりの建物まで行かないで、道がとぎれたあたりで右を見ると受付テントがあった。

ここで受付しないとゲストパスがいただけないので、関係者入口から入りましょう！
大事なことだから3回言った。

受付でいただいた一式

①大井競馬場イメージキャラクターのウマタセ・ウマタセーヌクリアファイル

②ボールペン

③レース名、出走時間、競走馬名など記載された｢出馬表｣←普通に場内でGETできます

④ガイドブック 場内ガイドはもちろん、パドックの見方や馬具の紹介、競馬新聞の読み方、馬券の買い方、マークシートの塗りつぶし方、レース体系、騎手、調教師名鑑など盛り沢山な教科書。

⑤レースイベントの案内

⑥ゲストパス

さすがファンサービス精神旺盛な大井競馬場！
当日になって特典が追加されていました！

追加特典その1
で｢場内飲食店とグッズショップで使えるTCKサービス券 ￥500 × 2枚｣

これは嬉しい！

のに、｢また次来た時の為に取っておこう｣なんて温存したら当日限り有効だったー！！
。・゜・(ノД`)・゜・。
申し訳ない·····

ま、まあ記念品になったし·····

追加特典その2

パス提示でグッズショップ｢Champions TCK｣で10%OFF

大井競馬場のグッズショップは普段の生活にも使いやすいグッズが充実しているのでお土産や自分のお買い物も楽しいぞ！

まずは満喫プラン特典

最初に普段は立ち入ることのできない｢誘導馬厩舎｣にお邪魔しました。
場内MAPには載らない、シークレットなゾーンです。

ワクワク

お邪魔しまーす、と入ると｢ようこそー｣と出迎えてくれたのは｢マグッペ｣の愛称で親しまれている誘導馬 クリールマグナム号 。

レースがはじまる前に競走馬たちの先頭に立って誘導するので｢誘導馬｣さんです。

クリールマグナム号は2010年8月に中央競馬でデビュー。
2015年11月27日（金）に行われたこいぬ座特別競走を最後に約5年間競走馬として走った後は2016年以降大井競馬場で誘導馬として活躍しています。

誘導以外にもイベント時には必ず出迎えてくれる、頼れる営業部長さんといったかんじでしょうか。

誘導馬担当者さんから、
｢実はマグちゃん、前の日に脱走しました｣と驚愕のお話。

脱走と言っても遠くに行ったわけではなく、夜中にこっそり馬房を抜け出して餌のストックをパクパク食べていたのを朝になって発見されたそうです。

担当者さんには｢マグちゃん、マグちゃん｣と呼ばれていてとても愛情をかけられているのを感じて微笑ましい光景でした。

クリールマグナム号も人間が大好きなのか、皆さんに愛嬌をふりまいていました。

一緒に撮影させていただきましたが·····プロ根性が素晴らしく、ポージングとカメラ目線、表情が完璧すぎる！

最高のグリーティング！

クリールマグナム号のお向かいには同じく誘導馬のセイントメモリー号。
脚の怪我でただいまお仕事はお休みしていますが、｢元気ですよー！｣

そしてもう1頭、
ひと仕事終えてちょうど戻ってきたのはトロヴァオ号

ふぃー 休憩休憩

馬装を外してもらいリラックス

トロヴァオ号は

2015年 ハイセイコー記念（SⅡ）
2016年 ダービーグランプリ（M1）
2020年 フジノウェーブ記念（SⅢ）
2021年 サンタアニタトロフィー（SⅢ）
と重賞4勝

現役時代には長年にわたりダート重賞戦線を盛り上げたスターホースです。

誘導馬になってまだ間もないのに、とても大人しく動じないトロヴァオ号

物静かなのに語るような美しい瞳が印象的です。

次はポニーさんとミニチュアホースさんの厩舎見学です。

普段はポニーさんはお子様を乗せたり、ミニチュアホースさんは触れ合いのお仕事をしています。

餌やりタイムのはじまりはじまりー
人参が登場すると

かわいいポニーがわちゃわちゃと豹変しだす！

くださーい！

へいへい、こちらもお願いします！

その手に持っている物、頂こうか

ら、ラクダ？

とにかく全力で自分をアピールするポニーたち

上品にアピールするこもいますが
ちゃんと舌がでてます

ミニチュアホースさんと記念撮影だが
カバンにまだ人参がはいっていると思い込んでいるのでソワソワ

ときに可愛く
ときに食欲の権化
なポニーに癒されました

生きることは食べることだ！
食べて生きよう！

ポニーたちのアピールはクセがすごいですが、唇を上手に使って食べるので、手を噛まれることはなかったです。

普段は入ることの出来ない｢誘導馬厩舎｣は愛と生命力あふれる素敵空間でした。

マグッペさん、セイントメモリーさん、トロヴァオさん、ミニチュアホースさん、ポニーさん
そして
厩舎の皆様

貴重なお時間をありがとうございました。

手を洗って約30分の厩舎見学は終了です。

満喫しすぎて写真が30枚オーバーしてしまった。
もうちっとだけ続くんじゃ。

というわけで後編に続く！