'22 飛鳥2に初乗船～A-Styleクルーズ～

2022/10/08 - 2022/10/10

家族の記念日にはちょっと素敵なディナーを！と思って、どこに行こうかと考え、船が好きな私たちはレストランシップでディナークルーズにしようと思い立ち、じゃあどの船にしようかと調べ始めたら…なんと週末の連休だけで乗れる日程の飛鳥Ⅱの『A-Styleクルーズ』を見つけてしまいました。
フランス料理「レストラン・ラフィナージュ」 オーナーシェフの高良康之氏によるスペシャルディナーと、小野正利さんのスペシャルステージが堪能できるという3日間のクルーズです。
これはチャンス…！と思い立ったが吉日。さっそくWEBから予約リクエスト送信！
出航2週間前、3連休でのショートクルーズということで予約が取れるか不安でしたが、キャンセル待ちなどにはならずスムーズに予約できました。

子育てやコロナ禍で以前のような旅が出来なくなったこの頃ですが、2019年以来3年ぶりのクルーズ船を楽しませていただきました！

1日目：東京から出航地の神戸へ移動、飛鳥Ⅱに乗船。
2日目：終日航海、スペシャルディナーとステージ。
3日目：神戸帰港、ちょっと寄り道してから東京へ
というスケジュール。

ちょっと慌ただしいスケジュールでしたが、子どもが「スーパーハッピーだった！」と言ってくれたので、行けて良かったと思います。

エリア 神戸(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: タクシー スカイマーク 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

出航が神戸港なので、東京住まいの私達は羽田空港から神戸空港へ移動した後、全乗客PCR検査のため集合時間が細かく指定されていたのでいったん三ノ宮で時間をつぶしてからポートライナーで「ポートターミナル」駅へ行きました。
ポートライナーから見えてきた停泊中の飛鳥Ⅱ。
国内最大の客船とはいえ5万ｔクラスなのでそれほど大きくないです。
そして残念な曇天…

ポートターミナル駅 駅

ポートターミナル駅を出ると、分かりやすい案内表示が出ていました。
受付後は全員がPCR検査を受け、結果が出るまで1時間少々待機。

ターミナル内では、キュナードラインのクイーンエリザベス号の展示模型を見つめながら時間つぶし…
無事にPCR検査で陰性の確認が取れ、乗船できました！

乗船後すぐに目につくアスカビジョン。
改修でアトリウムに設置されたそうですが、様々な寄港地の素敵な風景が映されていました。

10月なので船内のショップではハロウィンの装い。

飛鳥Ⅱは通常、子供料金の設定が無く大人と同額だそうですが、Kステート限定で、3人目の未就学児が半額で同部屋に入れる「K3キッズ」という設定があることを知り、それで申し込みました。
（時々、ファミリークルーズ的な設定もあるみたいです）
当然、部屋はキツキツです…

ロクシタンのハンドクリームのプレゼントがありました。
ご丁寧に子どもの分まで。

キッズアメニティです。
中身は子ども用のマグカップと歯ブラシ。

マスクケースも3人分ありました。

バスルーム。
日本船らしくウォッシュトイレだったりバスタブがあるのは良いのですが、超狭いです。
飛鳥Ⅱには露天風呂付の大浴場があるので、毎日そちらを利用しました。

部屋で荷物を整理してから、船内を散歩してみました。
都合よく晴れてきたのでデッキ11へ。

『シーホースプール』の水は海水だそうです。
晴れてきたとはいえ、プールに入りたくなる気温ではなかったので写真だけ。

デッキ6にある喫煙ルームは豪華でした。
（でも匂いが染みついているので非喫煙者には辛い場所です）

大浴場のそばの廊下に飾られた数々の寄港地プレート。
いつか世界一周の船旅に行ってみたいなぁ…と思いながら眺めてました。

それから、全員参加義務の避難訓練を済ませ、だいたいいつでも利用できる『リドグリル』で軽食。
ちょっと重たいかな、と思いつつも食べてみたハンバーガーはなかなか美味しかったです。

そんなこんなしていたら出航時間です。
いろんな所からシャボン玉を飛ばしていて、子どもは大喜びでした。

綺麗な夕陽の中、神戸港を離岸。

ショートクルーズですが、久しぶりの「出航」の感覚にテンション高まりました。

ぐんぐん陸地が遠ざかります。
今回は途中寄港は無く、大阪湾から太平洋に出て四国方面を周遊するクルーズです。

初日の夕食は『フォーシーズン・ダイニングルーム』にて。

子どもにはキッズメニューをご用意いただけました。
なぞなぞ付き。

お肉美味しかったです。

デザートプレートにはお祝いコメントをいただきました。
ありがとう！

夕食後、部屋へ戻ったら飛鳥Ⅱからギフトとメッセージが。
ASUKAオリジナルのロゴ入り今治タオルでした。
ありがとう！

翌朝、太平洋を順調に進んでいます。

朝食は、テーブルサービスのフォーシーズン・ダイニングルームでも、デッキ11のリドガーデン／リドグリル/リドカフェでのビュッフェでもいただけますが、メニューは基本的にほとんど同じみたいでした。

朝食後、寄港しないので船内で過ごします。
ちょこちょことイベントもありましたが、乗客の皆さんがとてもやさしくて、子連れでも楽しく参加させていただきました。

昼食メニューはお寿司でした。
実は『海彦』というお寿司レストランもあるので乗船中に利用しようと思っていたのですが、今は19:30～21:30の時間帯しか営業していないと言われ…スペシャルディナーを外すわけにはいかないので残念だなと思っていたので、昼食でお寿司が出るのはちょっと嬉しかったです。

鮪と鯛と穴子、どれも美味しかったです。
鮪が大好きな子どもは遠慮なくお代わり（鮪だけ）リクエストしていました。

1日のんびりできる日なので、ほかのカフェエリアでくつろいだりも。
『ビスタラウンジ』は落ち着いた雰囲気で素敵な場所です。

船体前方に位置する『パームコート』はおしゃれな雰囲気と前方に広がる眺望を楽しめる場所。
乗客が少ないのか、どこへ行っても空いています。

しばらくすると、高知県の足摺岬に来たよ、という船長アナウンス。

10年前くらいに高知を旅した時に来たことがありましたが、海から見るのはもちろん初めて。貴重なビューです。

そして夕方にはビンゴ大会。参加はもちろん無料です。
こちらは大人気でした。

何回も使えるビンゴカード。
全部で3回（一般的な列を揃えるビンゴ、列に関係なく埋まった枠の数を競うビンゴ、まったく数字が当たらない人が勝つというビンゴ）のゲームがあり、皆さん盛り上がっていました。

そして、いよいよスペシャルディナーです。
ドレスコードがインフォーマルの日なので服装も整えて臨みます！

高良シェフも登場し、トークを聞きながらのディナー。

『海の幸とパプリカのムースのコンポジション』
期待を裏切らず、とても美味しいです。

メインの和牛ローストもとても柔らかく、ソースも大変美味しく大満足でした。
ディナーの後はアトリウムで高良シェフとの記念撮影もしていただき、素敵な記念日ディナーになりました。

さらにこの夜はスペシャルが続きます。
小野正利さんのステージへ！
もちろん撮影NGなので写真などはありませんが、とても素敵な時間でした。
未就学児も聞き惚れていたようです。

最後にお夜食にゴーヤのお蕎麦をいただいてから就寝です。
大満足な1日でした。

3日目も朝から美味しい食事をいただき、神戸へ帰港します。
下船は上位カテゴリから順番なのでゆっくりしていられるかなと思っていたら、すんなりでした。
実際の乗客数は分かりませんが、かなり空いていたのかなと思います。

下船後のポートライナーの車窓から。
急に思い立ってちょっとだけ乗船した飛鳥Ⅱでしたが、素敵な船でした。
いつかは乗ってみようと思っていた船にタイミング良く乗ることが出来て、良い思い出になりました。