2022 米国ワシントン州国立公園キャンプ旅行（２）マウント・ レーニエ国立公園

2022/09/08 - 2022/09/09

＜旅程＞

9/6(火) 名古屋-成田-シアトル
　　　　シアトル観光
いよいよ今回の旅のメインイベント、Mt. Rainier国立公園に向かいます。
Mt.Rainierには、米国単身赴任をしていた2015年に1人で訪れたことがありますが、とても雄大な国立公園で、特に花の咲く時期（6－７月）に訪れたいと思っていました。今回は少しタイミングがずれていますが、妻とキャンピングカーで訪れるという違いがあります。

１日目は、Mt.Rainierの中腹「のパラダイスを訪問。ここは、シアトルからのアクセスもよく、日帰りでもこれる場所です。
２日目は、山の北東斜面にあるビレッジであるサンライズを訪れました。ここは、7－９月の短い期間しか空いていません。

今回の旅では、できる限りトレイルを歩くようにしました。

【全体旅程】

9/7(水) モーターホームをピックアップ
　　　　シアトル郊外　Blue Sky RVパーク泊
9/8(木) - 9/9(金) Mt. Rainier National Park
9/10(土) Olympic National Park へ移動
9/11(日)-14(水) Olympic National Park
9/15(木) Dash Point State Park
9/16(金) モーターホーム返却
　　　　 午後　シアトル観光
9/17(土) シアトル発
9/18(日) 成田着-名古屋

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はいよいよマウントレーニエ国立公園へ向かいます。朝比較的のんびり朝食を食べ、マウントレーニエへ。国立公園のニスカリー入口で入園料を払うが、デイパスか年間かと聞かれ、数日はないのかと思いながら年パスを購入。80ドル。

クーガーロックキャンプ場

この国立公園のキャンプ場は、当日の早いもの順。もともとは、もっと奥のキャンプ場を予定していましたが、1番手前にあったクーガーロックキャンプ場を2泊予約。ここは、電気も水も排水設備もないのですべて自給。実はもともと予定していたキャンプ場への道が閉鎖されていて、これが正解でした。

最初に訪れたのはリフレクションレイク。波のない早朝であれば、逆さマウントレーニエがしっかり見える場所。

残念ながら波があって完全なリフレクションにはならず。

そして今日のメインのパラダイスへ向かいます。

ここからはたくさんのトレイルが伸びています。メインのニスカリービスタ・トレイルを歩く。このトレイルからは国内7番目の大きさのニスカリー氷河を眺めることが出来ます。

レーニア山国立公園 国立公園

パラダイスの観光案内所

ニスカリービスタ・トレイル

まだ少し花が残っています。

Mt.Rainierを眺めながら歩きます。

反対側の山脈

ニスカリー・ビスタトレイルから見たニスカリー氷河

氷河のアップ

氷河から流れ出した水が、ニスカリー川の源流となっています。

こんなリスも顔を出しました。

残った花々

パラダイスの近くにあるナラダ滝。高さ５７m

パラダイスイン

Mt.Rainierをバックにキャンピングカーをパチリ。

今日の予定はここまでとして、パラダイスインで夕食用のサンドイッチを買って、キャンプ場に戻りました。

そしてクーガーロックキャンプ場に帰還。Wi-Fiどころか携帯の電波も届かないところなので簡単な食事を済ませ、早めに就寝。

翌日は、マウントレーニエの北東位置するサンライズを目指します。

ただ、朝一にリフレクションレイクの逆さマウントレーニエを見逃すわけにはい来ません。昨夜早く寝たので、6時前に起床。朝食はリフレクションレイクで取ろうとすぐに出発。

リフレクションレイクス 滝・河川・湖

やはり朝のリフレクションレイクは素晴らしい。若干風があって湖上の波があったが、満足のいく撮影ができました。

湖畔を歩きながら、いろいろな角度から撮影。

その後、駐車場で朝食。これがキャンピングカーの利点。早朝の大事な撮影時間を逃がさすにすみます。

その後、サンライズに向かいたいが、片道100km近くあり、ガソリンが心配。そこで、一旦国立公園を出て、ガソリンスタンドがある最も近い町まで出掛けて給油。ガソリン量は気にしていたが、やはり国立公園に入る前に給油は鉄則。

無事サンライズに到着。

サンライズの駐車場にて

サンライズ案内所でよさそうなトレイルを聞いたところ、きょうは山火事の影響で空気が悪く、ハイキングはやめた方が良いと言われた。確かに、もやが深いなぁとは思っていたが、山火事だったとは。

ここで止めるわけにはいかず、他のハイカーとともにトレイルを目指す。選んだのは人気のバローズマウンテントレイル。ファーストバロー(2134m)まで1周8キロ、3時間のコース。とりあえずは途中にある、雪渓の水を集めたフローズンレイクを目指します。

せっかくの快晴なのに、靄っているのが残念

お花畑

こんな道を歩きます。斜面は崖崩れのあと

上を見ると怖い。これが落ちてきたら一巻の終わり

雪渓の水を集めたフローズンレイク。ハート型をしています。

ファースト・バロウまで行ってみることにしました。

先ほどのフローズンレイクを眼下に

ファーストバロウの頂点。標高2,134m。Mt.Rainierは標高4,392m
アメリカ本土で最大のイモンズ氷河が見えます。

下山ルートはちょっと遠回りをして、シャドーレイクを目指します。

高山植物

シャドーレイク

こんな湿地帯が広がります。

再び、リフレクションレイクを見つつ、キャンプ場へ。

最後に、クリスティン滝に立ち寄ります。ニスカリー氷河の解けたみず落ちる滝。