カンクン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
皆さん、こんにちは。ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。<br /><br />2020年のコロナ禍発生から3年近く経過し、ようやく少しずつですが、カンクンにも日本のお客様が戻って来ています。長かったですが、あらためまして、このパンデミック中、沢山のお客様にご縁とご贔屓をいただく事で、今に至る事が出来ましたことを、心より感謝申し上げます。<br /><br />会社の方では弊社藤野が頑張って、ツアー中の写真や動画をインスタ等にアップしてくれていますが、私、店長吉田のブログを楽しみに頂いていたファンの方?!(笑)には、大変ご無沙汰をしてしまいました。申し訳ございません。<br /><br />この3年、コロナが終わった後、どのような形で新しい企画を出していこうかと、ずっと考えてはいたのですが、この災害で多くのポイントが閉鎖されたり、また、出ては消えるといった実に心もとない状況が続き、企画に繋げるには、あまりに拙い環境も手伝い、中々前に進むことが出来ませんでした。<br /><br />結果的に、弊社の持ち前である他では体験できない思い出作りについても、差別化を強力に打ち出す事が難しく、悶々と無為徒食を貪ってしまいました。<br /><br />とはいえ、日本以外の観光客は昨年度よりほぼ復活を果たしている状態の中、今年に入って色々と元気な話を聞く事も増え、同時に日本からもお客様も着実に戻ってきている実感もあり3年ぶりにブログ更新をしてみようと思った次第です。<br /><br />前置きが長くなりましたが、店長吉田以下ウォータースポーツカンクンのスタッフ元気に頑張っておりますので、どうかこれからカンクンにお越しのお客様におかれましては、是非のご縁を心よりお待ち申し上げております。<br /><br /><br />さて、では行ってみようか(笑)<br /><br />https://www.youtube.com/watch?v=MOxeBhvgEdw<br /><br /><br />先日、弊社スタッフの岡が、最近FBのフリーマーケットで色々なものを売って生活費にしている話を聞いた。自分もいらないものは捨てるほどあるのだが、捨てるようなものばかりで売れるとも思えず、話半分でそうかそうかと頷いてみたけれど、今回、売れた品物を届けるのでプエルとモレロスまで付き合ってくれと言う。<br /><br />丁度週末でもあり、子供も学校は休みだし、最近、どこにも連れて行って上げていなかったので(というか、コロナ禍になってからほぼ家族旅行という行事は休止状態)、これを機会に、プエルトモレロス周辺のセノーテにでも行ってみようかという話になった。<br /><br />カンクンからも近いブエルトモレロスは、ツアーとしても気軽に案内が出来る実に絶妙な距離にある。カンクンやプラヤデルカルメン、トゥルムといった、地元の人間からすると完全に観光地化してしまった所謂ツーリストトラップとは違い地元の生活が未だ生きている稀有なゾーン(土地)だ。<br /><br />しかし如何せん、それだけではツアー企画は成立しない。素朴なメキシコの田舎町に案内したところで、フーンで終わってしまう。やはり、そこはツアー会社としても是非感動してもらいたいプラスアルファが必要になる。<br /><br />だが、シュノーケルならイスラムヘーレスで十分だし、沈潜ダイブはマニアックで客を選ぶ。挙句シャークダイブは危険を伴うと来れば企画も行き詰ってしまうわけで。。。<br /><br />そんなわけで、もっぱら最近のブエルトモレロスは、ヘリコプターの遊覧飛行と乗馬ツアーの案内に終始していた。<br /><br />因みに、乗馬ツアーでは工程にセノーテがついている。このエリアには実は沢山のセノーテがあり、セノーテ街道などと小さく看板が出ていたりする。何故盛り上がっていないのかと言えば、どこも売り方が下手というのが理由で、例えば、グランセノーテの光のカーテンだとか、カーウォッシュの水中花壇だとか、何かしら特色のある訴求が何もない。あるとすれば、ウォータースライダーがあるだとか(市民プールじゃあるまいし!)、マヤの戦士がうろうろしているとか(もちろんアルバイト君です)、中途半端なテーマパークを目指すんじゃなく、もう少しセノーテそのものの魅力を打ち出すアイデアを絞ったら良いのにと感じる場所が多いのである。<br /><br />しかも、その為の開発(というか最低限の整備)をしなければ、セノーテといってもただのジャングルの中にある池でしかない。皆さん、セノーテというととても神聖できれいなイメージがあると思いますが、とんでもない。整備がされているから綺麗なだけで、実際手つかずのセノーテはかなり強烈におどろおどろしく、とても泳いでみようと思わないでしょう(笑)<br /><br />まぁ、そんなわけで、ブエルトモレロスのエリアは、セノーテ街道なんていう洒落た名前がついている割に知名度が低く、どうも足が向かないおかしな場所になっているのでした。<br /><br />どんどん南に開発される美しいセノーテを尻目に、近場にあるセノーテが顧みられないのは勿体ないとは思っていたが、まぁ、今回、スタッフ岡の件が縁で足を延ばしてみたというわけです。<br /><br /><br />さて、その結果はどうだったかって?!<br /><br /><br />素晴らしかった(^^)<br /><br /><br />こんな所がカンクンの直ぐ目と鼻の先にあるなら、いちいちグランセノーテまで行かずとも良いと本気で思うような場所。それぞれに趣向を凝らして、各セノーテのキャラクターを生かして楽しめるように最低限の整備がしてあるので、ワイルドな<br />ジャングルの中でも安心して楽しめる。<br /><br />しかも、空いている。これがやはり重要だと心から感じたわけだけれども、今回のセノーテは4か所のセノーテをそれぞれ楽しめるという訳で、実に多彩にその各セノーテの特徴を生かして堪能する事が出来ました。<br /><br />一寸写真はまたアップするので、是非ご覧頂きたいと思います。<br /><br />飛び込みマニアの方には、絶叫する12mの櫓も備えありで、私などとても足がすくんで無理でしたが、7mの方は中学生の娘も岡も喜んで飛び込んでおりました。<br /><br />え?! 私?<br /><br />いやいや、その日は方位が悪かったので、怪我を警戒して本当はやりたかったのですが、止めておきました。言い訳ではありません(爆)<br /><br />その後は歩いてもう一か所のセノーテへと移動すると、今度は、エメラルドグリーンのセノーテに、これまた高度10mの場所からのラッペルダイブがセットしてある(汗)<br /><br />最近、ジップラインが流行りですが、やはりこのターザンのように釣り下がって最後は手を放してダイブする、後先なしの刹那的なアトラクションはメキシコならではの魅力でしょう。安全とか正直あまり考えられていない所に、別の意味での恐怖があるのもご愛敬です。<br /><br />射出台に立ち、吊り棒を掴むまでは良いけれど、どうしても足がすくんで前に出ない。出るはいいけど、その先で手を放す高さを考えると躊躇する。そんな私にしびれを切らし、小さな子供が先に行かせろと飛び出ていく。<br /><br />かなりの高度から思いっきり腹打ちで水面にたたきつけられ大声で笑っている。。。子供は無邪気でいい。。。娘も何の躊躇いもなく出撃しやっぱ腹打ち。。。何だか痛そうだと思いつつ、ためらう自分に、静かな係員の冷めた目が刺さる。。。<br /><br />仕方がないと運を天に任せて飛び出したのだが、足元はるか下に広がる水面に手が固まって離れない。遠くから手を放せと大声で怒鳴る声が聞こえるが放したくても離れないのだから仕方がない。<br /><br />結局、真ん中まで来てそのまま宙吊りになったが、ずっとそのままでいる訳にもいかず、痺れた手が自然に離れる形で落下した。水面までの時間の長かった事。。。<br /><br />いい大人がと笑うかもしれませんが<br /><br />そう思ったアナタ。。。是非やってごらんなさい(笑)<br /><br /><br />前半は、こんな感じで飛び込みメインのセノーテを楽しんだ後の後半は車で移動して別のセノーテへ。園内に4か所全部あるのかと思いきや、残り二か所は随分離れた場所にあり、全然違うセノーテなのでした。<br /><br />地下に潜るタイプのセノーテは、鍾乳石が生きていて、他の観光地化してしまったセノーテにある死んだ鍾乳石ではなく日々成長を続ける水泡がダイヤモンドの如く煌めく星座のように瞬いている。<br /><br />水の透明度は体が宙に浮いていると錯覚するほど高く、ここがマヤの人々にとって神聖な場所であった意味を知る。まさに地下世界シバルバへと赴いたシバランケの気持ち。マヤの人々が感じた思いを追随する体験が待っている。<br /><br />もう一か所も同様に洞窟のセノーテで、インスタ映えする写真が撮れる最高のスポットになっていて、ここでも中々の写真が撮れた(と思う(苦笑))<br /><br />そんなわけで、写真も良し、シュノーケルも良し、飛び込みもターザンジャンプも全部を一度に楽しめるこのセノーテは中々最高だなと感じ入った次第なのでした。<br /><br />さて、このセノーテは食事が付くプランもあるのだけれど、観光客向けに作られた食事に興味がない我々は、十分楽しみつくした後は地元の食堂へと向かう。<br /><br /><br />実は、今日の話題はここからが本題なのです(え?!前置き長すぎ?? スミマセン!!)<br /><br /><br />弊社の岡が前から言っていた店がブエルトモレロスにあり、何の店かと聞けばプルケの店だと言う。<br /><br />ユカタン半島にはマゲイというリュウゼツランは自生していないので、そもそもプルケの歴史はない。<br /><br />遡ればトルテカの時代に、プルケには年齢制限があり、52歳以上の老人のみが嗜むことを許されたという記録がある。公共の場で飲むことは許されず、禁を破って公共の場で酩酊したり、52歳に至らぬ若者が口にした場合は死罪という非常に重い刑罰が待っていた。<br /><br />そもそも、このプルケが発見されたいきさつが面白く。かの先人が樹液がマゲイの中心で発酵しているのを見つけ、その樹液を飲んだネズミが酩酊したのを見て神からの授かりものであると広まった自然発酵飲料である。<br /><br />その歴史は古く遺跡の発掘跡からはプルケを入れたと思われる甕などが見つかっており紀元前12世紀までさかのぼると言われる実に歴史ある神からの恵みなのである。<br /><br />15世紀からの植民地時代には、かの悪名高き侵略者エルナンコルテスが、時のスペイン国王チャールズ一世にあてた書簡で、このプルケに触れ、先住民の作るワインであると紹介している。<br /><br />ここで、良く受ける質問で、マゲイというのはリュウゼツランだけれど、同じリュウゼツランで作られるテキーラやメスカルと、何が違うのかという点について一寸説明をしておく。<br /><br />テキーラは、リュウゼツランの球根の部分(ピニャと言う)を掘り出して大きな窯で蒸し焼きにし、絞って抽出したエキスを蒸留し、更に、最後にアルコールを調整する為に、醸造アルコールを添加する。<br /><br />テキーラとメスカルの違いは使用するリュウゼツランの違いだけで、工程は同じだ。アガベ・アスルを使用するのがテキーラ、それ以外のエスパディン種などを使用するのがメスカルである。まぁ、メスカルはオークの樽で寝かせたりするので香りが強い<br />といった特徴もある。<br /><br />これらに対して、プルケは、リュウゼツランの葉の樹液を自然発酵させる。蒸留はしないし、アル添もしない。自然発酵でアルコール度を高めていく。まさにワインや日本酒と同じ自然に沿った工法だ。<br /><br />白濁したプルケは、発酵期間によってアルコール度数が大きく違い6%~10%と言われる。口当たりはドロっと滑らかで発酵飲料独特の糸を引く粘りがあり、酸っぱい。このナチュラルなプルケは好き嫌いがある為、様々なフレーバーを足して飲みやすくしているものもあり、これがプルケリアといわれる専門店の腕の見せ所となっている。<br /><br />アルコール度数が低く酸味が強いのでついつい飲み過ぎる。良い感じでほろ酔い気分で、フリホールやワラッチェといった軽い食事をあわせて楽しむのである。<br /><br /><br />さて、そんなマゲイの自生しない土地であるユカテクマヤの土地では残念ながらプルケなる飲み物は一般的ではない。ここではハチミツ酒であるシタベントゥンという酒が一般的だ。但し、シタベントゥンは蒸留酒なのでアルコール度数が30度を超えて強い。<br /><br />そんなわけで、この地にはないプルケリアはとうの昔に諦めていた。元々歴史のない場所に後付けて持ち込まれたところで、本物とは程遠い。実際、カンクンでも何度か紹介されたプルケを出すという店で飲んだ事はあるのだが、とてもホンモノからは程遠い出来だった。<br /><br />よって、岡に美味いプルケの店と熱弁されたところで、容易には心が動かなかったのも仕方がない。しかも、美味いプルケならなんでカンクンに出店しないのかという疑問もあり、田舎のブエルトモレロスで細々と営業しているプルケリアには全く期待をしていなかった。<br /><br />が、その期待は大きく裏切られる事になる。<br /><br />実に芳香で滑らかで酸味も効いたそれでいて上品なプルケ。。。<br /><br />これは美味い。。。<br /><br />一口舐めて驚いたのだった。<br /><br />フレーバープルケも味わったが、やはり自分はナチュラルが良い。500mlで注文したが結局二杯1リットルも飲んでしまった。メキシコシティのプルケリアなどに行くと普通に2リットルが出されたりするが、流石にここにはそんな量を受け入れる巨大グラスはないようだ。<br /><br />店長に話を聞くと、一度カンクンには出店したそうだ。だが、コロナ禍で撤退したと。物価も高いし、ブエルトモレロスみたいなのんびりした商売が出来ないからここが一番だとの事だった。<br /><br />セノーテで遊んで、プルケとワラッチェで一杯やって、それでカンクンから30分。これからカンクンのホテルに戻っても、まだビーチでのんびりする時間もある。<br /><br />これは良い企画になると予感した。<br /><br />また、プルケの店で食事を楽しむのも中々普通には体験出来ない事もあるのでトゥルムやグランセノーテといった通常のツアーにも是非ここを取り入れて行きたいと思った次第。<br /><br />というわけで、皆様には乞うご期待を頂きたいと思います。<br /><br />まだまだカンクン、楽しい場所ありますので、そんなガイドブックなどでは知る事も体験する事も出来ないコアでマニアックで、それでいて感動が爆発するツアーを是非楽しみにいらしていただきたいと思います。<br /><br />さて、こんなブログを書いていたらまた飲みたくなってきたな。。。<br /><br />昼はプルケでも行ってくるか(笑)<br /><br />素敵な一日を!<br /><br />店長吉田でした!

動画追加■カンクン発■3年ぶりのブログ更新は美味いプルケで By ウォータースポーツカンクン店長吉田

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2022/10/03 - 2022/10/03

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watersportscancun

watersportscancunさん

皆さん、こんにちは。ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。

2020年のコロナ禍発生から3年近く経過し、ようやく少しずつですが、カンクンにも日本のお客様が戻って来ています。長かったですが、あらためまして、このパンデミック中、沢山のお客様にご縁とご贔屓をいただく事で、今に至る事が出来ましたことを、心より感謝申し上げます。

会社の方では弊社藤野が頑張って、ツアー中の写真や動画をインスタ等にアップしてくれていますが、私、店長吉田のブログを楽しみに頂いていたファンの方?!(笑)には、大変ご無沙汰をしてしまいました。申し訳ございません。

この3年、コロナが終わった後、どのような形で新しい企画を出していこうかと、ずっと考えてはいたのですが、この災害で多くのポイントが閉鎖されたり、また、出ては消えるといった実に心もとない状況が続き、企画に繋げるには、あまりに拙い環境も手伝い、中々前に進むことが出来ませんでした。

結果的に、弊社の持ち前である他では体験できない思い出作りについても、差別化を強力に打ち出す事が難しく、悶々と無為徒食を貪ってしまいました。

とはいえ、日本以外の観光客は昨年度よりほぼ復活を果たしている状態の中、今年に入って色々と元気な話を聞く事も増え、同時に日本からもお客様も着実に戻ってきている実感もあり3年ぶりにブログ更新をしてみようと思った次第です。

前置きが長くなりましたが、店長吉田以下ウォータースポーツカンクンのスタッフ元気に頑張っておりますので、どうかこれからカンクンにお越しのお客様におかれましては、是非のご縁を心よりお待ち申し上げております。


さて、では行ってみようか(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=MOxeBhvgEdw


先日、弊社スタッフの岡が、最近FBのフリーマーケットで色々なものを売って生活費にしている話を聞いた。自分もいらないものは捨てるほどあるのだが、捨てるようなものばかりで売れるとも思えず、話半分でそうかそうかと頷いてみたけれど、今回、売れた品物を届けるのでプエルとモレロスまで付き合ってくれと言う。

丁度週末でもあり、子供も学校は休みだし、最近、どこにも連れて行って上げていなかったので(というか、コロナ禍になってからほぼ家族旅行という行事は休止状態)、これを機会に、プエルトモレロス周辺のセノーテにでも行ってみようかという話になった。

カンクンからも近いブエルトモレロスは、ツアーとしても気軽に案内が出来る実に絶妙な距離にある。カンクンやプラヤデルカルメン、トゥルムといった、地元の人間からすると完全に観光地化してしまった所謂ツーリストトラップとは違い地元の生活が未だ生きている稀有なゾーン(土地)だ。

しかし如何せん、それだけではツアー企画は成立しない。素朴なメキシコの田舎町に案内したところで、フーンで終わってしまう。やはり、そこはツアー会社としても是非感動してもらいたいプラスアルファが必要になる。

だが、シュノーケルならイスラムヘーレスで十分だし、沈潜ダイブはマニアックで客を選ぶ。挙句シャークダイブは危険を伴うと来れば企画も行き詰ってしまうわけで。。。

そんなわけで、もっぱら最近のブエルトモレロスは、ヘリコプターの遊覧飛行と乗馬ツアーの案内に終始していた。

因みに、乗馬ツアーでは工程にセノーテがついている。このエリアには実は沢山のセノーテがあり、セノーテ街道などと小さく看板が出ていたりする。何故盛り上がっていないのかと言えば、どこも売り方が下手というのが理由で、例えば、グランセノーテの光のカーテンだとか、カーウォッシュの水中花壇だとか、何かしら特色のある訴求が何もない。あるとすれば、ウォータースライダーがあるだとか(市民プールじゃあるまいし!)、マヤの戦士がうろうろしているとか(もちろんアルバイト君です)、中途半端なテーマパークを目指すんじゃなく、もう少しセノーテそのものの魅力を打ち出すアイデアを絞ったら良いのにと感じる場所が多いのである。

しかも、その為の開発(というか最低限の整備)をしなければ、セノーテといってもただのジャングルの中にある池でしかない。皆さん、セノーテというととても神聖できれいなイメージがあると思いますが、とんでもない。整備がされているから綺麗なだけで、実際手つかずのセノーテはかなり強烈におどろおどろしく、とても泳いでみようと思わないでしょう(笑)

まぁ、そんなわけで、ブエルトモレロスのエリアは、セノーテ街道なんていう洒落た名前がついている割に知名度が低く、どうも足が向かないおかしな場所になっているのでした。

どんどん南に開発される美しいセノーテを尻目に、近場にあるセノーテが顧みられないのは勿体ないとは思っていたが、まぁ、今回、スタッフ岡の件が縁で足を延ばしてみたというわけです。


さて、その結果はどうだったかって?!


素晴らしかった(^^)


こんな所がカンクンの直ぐ目と鼻の先にあるなら、いちいちグランセノーテまで行かずとも良いと本気で思うような場所。それぞれに趣向を凝らして、各セノーテのキャラクターを生かして楽しめるように最低限の整備がしてあるので、ワイルドな
ジャングルの中でも安心して楽しめる。

しかも、空いている。これがやはり重要だと心から感じたわけだけれども、今回のセノーテは4か所のセノーテをそれぞれ楽しめるという訳で、実に多彩にその各セノーテの特徴を生かして堪能する事が出来ました。

一寸写真はまたアップするので、是非ご覧頂きたいと思います。

飛び込みマニアの方には、絶叫する12mの櫓も備えありで、私などとても足がすくんで無理でしたが、7mの方は中学生の娘も岡も喜んで飛び込んでおりました。

え?! 私?

いやいや、その日は方位が悪かったので、怪我を警戒して本当はやりたかったのですが、止めておきました。言い訳ではありません(爆)

その後は歩いてもう一か所のセノーテへと移動すると、今度は、エメラルドグリーンのセノーテに、これまた高度10mの場所からのラッペルダイブがセットしてある(汗)

最近、ジップラインが流行りですが、やはりこのターザンのように釣り下がって最後は手を放してダイブする、後先なしの刹那的なアトラクションはメキシコならではの魅力でしょう。安全とか正直あまり考えられていない所に、別の意味での恐怖があるのもご愛敬です。

射出台に立ち、吊り棒を掴むまでは良いけれど、どうしても足がすくんで前に出ない。出るはいいけど、その先で手を放す高さを考えると躊躇する。そんな私にしびれを切らし、小さな子供が先に行かせろと飛び出ていく。

かなりの高度から思いっきり腹打ちで水面にたたきつけられ大声で笑っている。。。子供は無邪気でいい。。。娘も何の躊躇いもなく出撃しやっぱ腹打ち。。。何だか痛そうだと思いつつ、ためらう自分に、静かな係員の冷めた目が刺さる。。。

仕方がないと運を天に任せて飛び出したのだが、足元はるか下に広がる水面に手が固まって離れない。遠くから手を放せと大声で怒鳴る声が聞こえるが放したくても離れないのだから仕方がない。

結局、真ん中まで来てそのまま宙吊りになったが、ずっとそのままでいる訳にもいかず、痺れた手が自然に離れる形で落下した。水面までの時間の長かった事。。。

いい大人がと笑うかもしれませんが

そう思ったアナタ。。。是非やってごらんなさい(笑)


前半は、こんな感じで飛び込みメインのセノーテを楽しんだ後の後半は車で移動して別のセノーテへ。園内に4か所全部あるのかと思いきや、残り二か所は随分離れた場所にあり、全然違うセノーテなのでした。

地下に潜るタイプのセノーテは、鍾乳石が生きていて、他の観光地化してしまったセノーテにある死んだ鍾乳石ではなく日々成長を続ける水泡がダイヤモンドの如く煌めく星座のように瞬いている。

水の透明度は体が宙に浮いていると錯覚するほど高く、ここがマヤの人々にとって神聖な場所であった意味を知る。まさに地下世界シバルバへと赴いたシバランケの気持ち。マヤの人々が感じた思いを追随する体験が待っている。

もう一か所も同様に洞窟のセノーテで、インスタ映えする写真が撮れる最高のスポットになっていて、ここでも中々の写真が撮れた(と思う(苦笑))

そんなわけで、写真も良し、シュノーケルも良し、飛び込みもターザンジャンプも全部を一度に楽しめるこのセノーテは中々最高だなと感じ入った次第なのでした。

さて、このセノーテは食事が付くプランもあるのだけれど、観光客向けに作られた食事に興味がない我々は、十分楽しみつくした後は地元の食堂へと向かう。


実は、今日の話題はここからが本題なのです(え?!前置き長すぎ?? スミマセン!!)


弊社の岡が前から言っていた店がブエルトモレロスにあり、何の店かと聞けばプルケの店だと言う。

ユカタン半島にはマゲイというリュウゼツランは自生していないので、そもそもプルケの歴史はない。

遡ればトルテカの時代に、プルケには年齢制限があり、52歳以上の老人のみが嗜むことを許されたという記録がある。公共の場で飲むことは許されず、禁を破って公共の場で酩酊したり、52歳に至らぬ若者が口にした場合は死罪という非常に重い刑罰が待っていた。

そもそも、このプルケが発見されたいきさつが面白く。かの先人が樹液がマゲイの中心で発酵しているのを見つけ、その樹液を飲んだネズミが酩酊したのを見て神からの授かりものであると広まった自然発酵飲料である。

その歴史は古く遺跡の発掘跡からはプルケを入れたと思われる甕などが見つかっており紀元前12世紀までさかのぼると言われる実に歴史ある神からの恵みなのである。

15世紀からの植民地時代には、かの悪名高き侵略者エルナンコルテスが、時のスペイン国王チャールズ一世にあてた書簡で、このプルケに触れ、先住民の作るワインであると紹介している。

ここで、良く受ける質問で、マゲイというのはリュウゼツランだけれど、同じリュウゼツランで作られるテキーラやメスカルと、何が違うのかという点について一寸説明をしておく。

テキーラは、リュウゼツランの球根の部分(ピニャと言う)を掘り出して大きな窯で蒸し焼きにし、絞って抽出したエキスを蒸留し、更に、最後にアルコールを調整する為に、醸造アルコールを添加する。

テキーラとメスカルの違いは使用するリュウゼツランの違いだけで、工程は同じだ。アガベ・アスルを使用するのがテキーラ、それ以外のエスパディン種などを使用するのがメスカルである。まぁ、メスカルはオークの樽で寝かせたりするので香りが強い
といった特徴もある。

これらに対して、プルケは、リュウゼツランの葉の樹液を自然発酵させる。蒸留はしないし、アル添もしない。自然発酵でアルコール度を高めていく。まさにワインや日本酒と同じ自然に沿った工法だ。

白濁したプルケは、発酵期間によってアルコール度数が大きく違い6%~10%と言われる。口当たりはドロっと滑らかで発酵飲料独特の糸を引く粘りがあり、酸っぱい。このナチュラルなプルケは好き嫌いがある為、様々なフレーバーを足して飲みやすくしているものもあり、これがプルケリアといわれる専門店の腕の見せ所となっている。

アルコール度数が低く酸味が強いのでついつい飲み過ぎる。良い感じでほろ酔い気分で、フリホールやワラッチェといった軽い食事をあわせて楽しむのである。


さて、そんなマゲイの自生しない土地であるユカテクマヤの土地では残念ながらプルケなる飲み物は一般的ではない。ここではハチミツ酒であるシタベントゥンという酒が一般的だ。但し、シタベントゥンは蒸留酒なのでアルコール度数が30度を超えて強い。

そんなわけで、この地にはないプルケリアはとうの昔に諦めていた。元々歴史のない場所に後付けて持ち込まれたところで、本物とは程遠い。実際、カンクンでも何度か紹介されたプルケを出すという店で飲んだ事はあるのだが、とてもホンモノからは程遠い出来だった。

よって、岡に美味いプルケの店と熱弁されたところで、容易には心が動かなかったのも仕方がない。しかも、美味いプルケならなんでカンクンに出店しないのかという疑問もあり、田舎のブエルトモレロスで細々と営業しているプルケリアには全く期待をしていなかった。

が、その期待は大きく裏切られる事になる。

実に芳香で滑らかで酸味も効いたそれでいて上品なプルケ。。。

これは美味い。。。

一口舐めて驚いたのだった。

フレーバープルケも味わったが、やはり自分はナチュラルが良い。500mlで注文したが結局二杯1リットルも飲んでしまった。メキシコシティのプルケリアなどに行くと普通に2リットルが出されたりするが、流石にここにはそんな量を受け入れる巨大グラスはないようだ。

店長に話を聞くと、一度カンクンには出店したそうだ。だが、コロナ禍で撤退したと。物価も高いし、ブエルトモレロスみたいなのんびりした商売が出来ないからここが一番だとの事だった。

セノーテで遊んで、プルケとワラッチェで一杯やって、それでカンクンから30分。これからカンクンのホテルに戻っても、まだビーチでのんびりする時間もある。

これは良い企画になると予感した。

また、プルケの店で食事を楽しむのも中々普通には体験出来ない事もあるのでトゥルムやグランセノーテといった通常のツアーにも是非ここを取り入れて行きたいと思った次第。

というわけで、皆様には乞うご期待を頂きたいと思います。

まだまだカンクン、楽しい場所ありますので、そんなガイドブックなどでは知る事も体験する事も出来ないコアでマニアックで、それでいて感動が爆発するツアーを是非楽しみにいらしていただきたいと思います。

さて、こんなブログを書いていたらまた飲みたくなってきたな。。。

昼はプルケでも行ってくるか(笑)

素敵な一日を!

店長吉田でした!

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  • ここが12mダイブのある第一セノーテ。大きくはないのですが、ベルという水中鍾乳石が人気のダイブスポットにもなっています。我々が飛び込んでいる時にもダイバーが潜っていましたよ。<br /><br />水深60mという恐ろしく深いセノーテですから、12mからジャンプしても大丈夫です(もちろん、入射角間違えると怪我しますので、12mは誰でも許可が下りるわけではありませんが。。。)<br /><br />7mは誰でもOKです。

    ここが12mダイブのある第一セノーテ。大きくはないのですが、ベルという水中鍾乳石が人気のダイブスポットにもなっています。我々が飛び込んでいる時にもダイバーが潜っていましたよ。

    水深60mという恐ろしく深いセノーテですから、12mからジャンプしても大丈夫です(もちろん、入射角間違えると怪我しますので、12mは誰でも許可が下りるわけではありませんが。。。)

    7mは誰でもOKです。

  • 後ろに見える櫓が12mの飛び込み台。<br /><br />水が澄んでとても美しいセノーテです。

    後ろに見える櫓が12mの飛び込み台。

    水が澄んでとても美しいセノーテです。

  • 何となくハートに見える気穴でラブショットも出来ます(笑)

    何となくハートに見える気穴でラブショットも出来ます(笑)

  • 高度10mからのラッペルダイブはマジで怖い、、、でも、小学校低学年の子供でも腹打ちしながら楽しんでいるのだから、大人の自分のビビりが何だか恥ずかしくなります(苦笑)

    高度10mからのラッペルダイブはマジで怖い、、、でも、小学校低学年の子供でも腹打ちしながら楽しんでいるのだから、大人の自分のビビりが何だか恥ずかしくなります(苦笑)

  • ラッペルジャンプのセノーテはこんな感じでエメラルドグリーンですが、別のセノーテはブルーだったり、色々なセノーテを楽しめます。

    ラッペルジャンプのセノーテはこんな感じでエメラルドグリーンですが、別のセノーテはブルーだったり、色々なセノーテを楽しめます。

  • 透明度抜群のこちらのセノーテは、鍾乳石の一つ一つが生きていて綺羅星の如く水泡を湛えキラキラと瞬きます。何と言っても、透明度が高いので、セノーテの神聖な水に心までが浄化されていきます

    透明度抜群のこちらのセノーテは、鍾乳石の一つ一つが生きていて綺羅星の如く水泡を湛えキラキラと瞬きます。何と言っても、透明度が高いので、セノーテの神聖な水に心までが浄化されていきます

  • 写真にすると中々雰囲気がでないのですが、ここは非常に広いポイントです。

    写真にすると中々雰囲気がでないのですが、ここは非常に広いポイントです。

  • ここは四番目。一番狭いけれど最も透明度が高いポイント。水が冷たくて気持ちが良かったけれど、これ冬場だとちと寒いかな。。。

    ここは四番目。一番狭いけれど最も透明度が高いポイント。水が冷たくて気持ちが良かったけれど、これ冬場だとちと寒いかな。。。

  • 洞窟のセノーテは良い具合に気穴が開いていて絶好の撮影ポイントになっています。

    洞窟のセノーテは良い具合に気穴が開いていて絶好の撮影ポイントになっています。

  • 色んなスポットがあるので、写真はかなり楽しめます。カンクンの近くにこれだけのセノーテがあるとは灯台下暗しでした(^^;;

    色んなスポットがあるので、写真はかなり楽しめます。カンクンの近くにこれだけのセノーテがあるとは灯台下暗しでした(^^;;

  • という訳で、プルケ(笑) 簡単に写真を載せていますが、カンクンで美味いプルケに出会うのは至難の業です。基本、プルケの材料になるマゲイが自生していない土地なので、歴史もなく、メキシコシティのようにプルケリアが街角のいたるところにある環境ではありません。<br /><br />時々、既製品が売っていますが、味は全然ダメ。。。<br /><br />やはり、プルケは自家製に限るわけですが、私が知る限りカンクンにはお店はありません。<br /><br />因みに、写真は、ナチュラルではなくピーナッツ風味のプルケです

    という訳で、プルケ(笑) 簡単に写真を載せていますが、カンクンで美味いプルケに出会うのは至難の業です。基本、プルケの材料になるマゲイが自生していない土地なので、歴史もなく、メキシコシティのようにプルケリアが街角のいたるところにある環境ではありません。

    時々、既製品が売っていますが、味は全然ダメ。。。

    やはり、プルケは自家製に限るわけですが、私が知る限りカンクンにはお店はありません。

    因みに、写真は、ナチュラルではなくピーナッツ風味のプルケです

  • こちら下がナチュラルで、上のピンク色のものがTUNAというサボテンの実を使って味付けをしたフレーバープルケです。<br /><br />まぁ、個人的にはやっぱナチュラルが良いよね。

    こちら下がナチュラルで、上のピンク色のものがTUNAというサボテンの実を使って味付けをしたフレーバープルケです。

    まぁ、個人的にはやっぱナチュラルが良いよね。

  • 基本、どこのプルケリアもそうですが、あまり食事については充実していません。プルケリアはプルケを飲む場所で居酒屋とは違うからです。通常は、無料でついてくるおつまみで飲んだくれるのが基本ですが、ここはもう少しちゃんとした食事が揃っています。<br /><br />しかも、美味い。<br /><br />これはTlacoyoという豆を入れて焼いたトルティーヤにノパルというサボテンの実と豚肉を載せた軽食。<br /><br />シンプルでとても美味しい。当然、全て手作りです。やっぱり、トルティーヤもそうですが、手捏ね生地は絶品です。<br />

    基本、どこのプルケリアもそうですが、あまり食事については充実していません。プルケリアはプルケを飲む場所で居酒屋とは違うからです。通常は、無料でついてくるおつまみで飲んだくれるのが基本ですが、ここはもう少しちゃんとした食事が揃っています。

    しかも、美味い。

    これはTlacoyoという豆を入れて焼いたトルティーヤにノパルというサボテンの実と豚肉を載せた軽食。

    シンプルでとても美味しい。当然、全て手作りです。やっぱり、トルティーヤもそうですが、手捏ね生地は絶品です。

  • このTLACOYOという一風変わった食べ物ですが、ベースはトウモロコシの粉を練って、中に黒豆か白豆を入れて(指定出来ます)焼いたものの上に、具材を載せたものになります。<br /><br />基本はノパルというサボテンに、チーズが乗ってくるのですが、ビーガンの人はチーズなしにすればバッチリビーガンフードとして食べる事が出来ます。

    このTLACOYOという一風変わった食べ物ですが、ベースはトウモロコシの粉を練って、中に黒豆か白豆を入れて(指定出来ます)焼いたものの上に、具材を載せたものになります。

    基本はノパルというサボテンに、チーズが乗ってくるのですが、ビーガンの人はチーズなしにすればバッチリビーガンフードとして食べる事が出来ます。

  • サルサは、自家製の赤唐辛子のROJOと緑トマトのVERDEが用意されています。VERDEの方は辛みはそれほどでもないですが酸味が強い。ROJOはとても辛いです。<br />

    サルサは、自家製の赤唐辛子のROJOと緑トマトのVERDEが用意されています。VERDEの方は辛みはそれほどでもないですが酸味が強い。ROJOはとても辛いです。

  • 店の雰囲気は、メキシカンテイストのとってもカラフルながらこじんまりとしていて落ち着けます。まぁ、ブエルトモレロスは観光地ではないので、こういう地元向けのローカルなお店は商売がかっていない分、やっぱりいいですよね。<br /><br />最近は、カンクンはどこへ行っても金金うるさいですからね。。。<br />

    店の雰囲気は、メキシカンテイストのとってもカラフルながらこじんまりとしていて落ち着けます。まぁ、ブエルトモレロスは観光地ではないので、こういう地元向けのローカルなお店は商売がかっていない分、やっぱりいいですよね。

    最近は、カンクンはどこへ行っても金金うるさいですからね。。。

  • これがワラッチェ(日本語のワラジに語源が似ている事から、一部でマヤ語は日本語と関係があるなどいう言語学者もいたりします)という先に紹介したトラコヨの倍の大きさのあるジャンボバージョン。これは卵乗せですが、肉乗せはかなりのボリュームでした。<br /><br />

    これがワラッチェ(日本語のワラジに語源が似ている事から、一部でマヤ語は日本語と関係があるなどいう言語学者もいたりします)という先に紹介したトラコヨの倍の大きさのあるジャンボバージョン。これは卵乗せですが、肉乗せはかなりのボリュームでした。

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