３年ぶり開催！シドニーマラソン

2022/09/18 - 2022/09/18

2018年、勢いでハーフマラソンに参加。2019年は息子と共に10Kランに参加。その後、コロナ禍を経て、今年ついに3年振りシドニーマラソンが開催されました！
今年は、とてもハーフを走れる気がしなく、でも、参加したい！！と、10Kにエントリーしました。
運動音痴の私が、“オーストラリアでジョギングをしてみたい！”という理由から、46歳すぎに突如始めたランニング。
コロナ禍で簡単に渡豪できず、ランニングのモチベーションもダダ下がりの日々でしたが、待ってました！のシドニーマラソン。
今回もシドニーの素晴らしい景色とオージーの陽気さに助けられ、気持ちよく走ってきました。

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: JAL ANA

シドニーマラソンは、タウンホールから始まります。
日曜日のレースに向けて、木曜から前日の土曜日までエキスポが開催されていました。
ここで、レースパックを受け取り、事前に荷物の預け入れをすることができます。
（写真右のテントにて、レース後に受け取る荷物を預ける事ができます）

“レース日はミニマムで”と、大会概要にある通り、皆さん、すぐに走り出せる服装で当日は向います。
（日本のように更衣室なるものは、オーストラリアでは見たことがないです）
私は、レース後に羽織って帰れるウインドブレーカーとタオル1枚を袋に入れて預けておきました。

荷物預け入れは当日でも可能ですが、当日預け入れは12時以降の受取となるルールがあります。このエキスポで預けておけば、レース後すぐの受取が可能となり便利なので、私は必ず事前に預けておきます。

レースパックの受取は、種目ごとに分かれていてスムーズです。

同じ会場には、日本人専用デスクもあり、日本事務局から申し込んだ方は、そちらの方で日本語対応で受け付けをしてくれます。

会場では、スポンサーのアシックスが大会記念のウェアの販売もしていました。

さて、いよいよ大会当日。
スタート地点の最寄り駅、Milsons Pointで下車。
この日、参加者はゼッケンを見せることで1日中、電車、バスそしてフェリーが乗り放題です。

シドニーマラソンは、ハーフが早朝6時スタート。（日本でこんな早い時間によーいドンなんて、あるのでしょうか？！）
車いすが7時にスタートし、フルマラソンが7時5分にスタートします。
私が走る10Kは8時スタートなので、比較的ゆっくり身支度ができました。（ハーフに出た際は、5時前にはホテルを出発でしたね）
とは言え、9月のシドニーの朝は、まだまだ肌寒く、私は子供のお古のフリースを羽織って行きました。
スタート前に、上着を脱ぎすて、その辺に置いておくと回収され、チャリティーになるシステムです。日本もこのシステムにしたら良いのにと、毎回思うのは私だけでしょうか。

スタート地点付近、すでに絶景です！

スタート10分前の写真です。
永遠のビギナーである私、日本でのマラソン大会は数える程しか出場したことはありませんが、日本ではきっと10分前には、少なくともスタート地点が見える範囲に待機しているのではないでしょうか？

私はこの時、トイレに並んでいて、私自身が8時にスタートラインに着けるだろうかと気をもんでいましたが、私の後ろには、10人以上は並んでいました。何より、トイレ並びでなくとも、結構な人がまだスタート地点付近に移動していません。
ちなみに、ここからスタート地点はまったく見えなくて、初参加の方なら、探すのに時間がかかりそうな気がします。
私は3度目の参加ということで、自分のスタート地点があらかじめわかっていたので、トイレの後猛ダッシュしました！

どの種目も、スタート区分がエリート、A、B、Cとあり、私はもちろん一番最後のグループCです。
8時にスタートとは言え、Cグループが動き出したのは、なんと20分後！
スタート地点は超密です！！もちろんの事、マスクなし。日本では、こんな状況、怒られちゃいそうです！

やっとの事でスタートを切り、まずはハーバーブリッジを目指して地味に上って行きます。

ブリッジ目指して～

ハーバーブリッジが見えてきました！　スタート地点が橋の真下だった事を考えると、地味に上り坂が続いています。

ブリッジの入り口、気分が上がります♪

この橋のど真ん中を走るというのが、シドニーマラソンの醍醐味の一つではないでしょうか！

橋の対岸はシドニーの中心部です。ビルに見え隠れするシドニータワーも見えました。

10Kには、約1万人が参加していました。
ちなみに、フルマラソンは約3500人、ハーフは約7000人、3.5Kのファミリーランは約6000人。
10Kは、案外、途中で歩いている人も多く、気軽に参加しやすいのかもしれませんね。

左手に、ゴールであるオペラハウスが見えました。しかし、ここは4K地点くらい。これからまだ半分以上走らねば！！

5K地点で、やっと給水ポイントに到着。
ボランティアの皆さん、ありがとうございます！

ロイヤルボタニックガーデンでは、折り返しのランナーと出会います。
写真右端の方のように、ベビーカーを押しながら参加するランナーもちょいちょい見かけました。
しかも、ベビーカーごと私を追い抜いてしまうという・・・。

あっという間に7Kのサイン。あと、3Kで終わってしまう～！

途中、ブラスバンドの応援もありました。
映画ロッキーの曲が聞こえてきた時は、思わず微笑んでしまいましたが、こういう応援って、すごく元気をもらいます！

この後、走っている最中に、私の大好きなアリアナグランデの”Break Free“が聞こえ始め、だんだんと大音量に・・・・。
なんと、高校生くらいのランナーの、肩からかけたショルダーバックから聞こえてました！
思わず、彼女を追い抜きざまに、“I like this song! Thank you!!”と。
もう、なんだか嬉しくって、伝えずにはいられませんでした！

そうこうしている間に、ゴールのオペラハウスが見えてきました！
もう終わってしまう！という思いと、そこそこしんどくなってきて、ハーフにしなくて良かったという思いと、色んな思いが入り混じりながら～

もうゴールは目の前！！

ゴール後は、オペラハウスにいる人の多さにびっくり！
ノーマスクでこの人混み、日本で今、この光景が繰り広げられたなら、叩かれてしまうでしょうか？！

人混みをかき分けて、メダルをゲット。
今年は、20周年の記念すべき大会です！

Qちゃんが大会アンバサダーに就任したとのことで、フルマラソンの号砲や、ゴール付近に出現されたようですが、10K参加の私には、影も形も確認できず・・・・。
実物、見たかった・・・。

エキスポで預けた荷物をとりに向かいます。

日本のヘルプデスクなるものも。

今年はコロナ禍とあって、日本からの参加者は100人程と、どこかの記事で見かけました。
そんな中、わざわざ日本からやってきて、フルでもなく、ハーフでもなく、10Kに出場というのは、そこそこ走っている方にとっては？？な行動かも。
しかも、永遠のビギナーですし。

でも、大好きなオーストラリアで走る事が、今回の私のメインの目的。
達成感は半端ないです！

レース後は、芝生の上でのんびり～。

今回もエントリー時に、レース後にピックアップできるBreakfast burritoを申し込んでおいたので、それを食べながら、緑の中でのんびり一服。

ちなみに、レース後には、ペットボトルの水の他、リカバリービレッジでは、リンゴなどの果物や、プロテイン入りの一口ケーキ？のようなものが無料でランナーに配れられていました。その中に、パック飲料があったのですが、まったく口に合わず、一口でノックアウトをくらってしまいました！

スタート地点やゴール付近では、たくさんの異なる言語が飛び交っていて、オーストラリアがＷithコロナと共に、世界に対して国を全面オープンさせた事を実感させられました。

しかし、オーストラリアの感染状況を見ると、ピークアウトしたとは言え、コロナは決して消滅していません！
油断して発熱でもしようものなら、いくら出国時のPCRがなくなったとは言え、飛行機の搭乗拒否をくらうかも知れません！
そう肝に銘じて行動した甲斐があってか、無事に健康体で帰国する事ができました。（伊丹空港での自主的に受けたPCRも無事に陰性）

決して速く走れるわけでもなく、長い距離を走れるわけでもありませんが、また出場したいシドニーマラソン。
素晴らし景色と、お祭り騒ぎのような陽気さと、なんだかすべてが最高でした！
また絶対参加します！！

この旅行記へのコメント （2）

• wakanohimezakuraさん 2022/10/03 10:20:17

  大変参考になりました。

  今年の完走記を読ませていただきました。ありがとうございました。
  私はハーフに参加し旅行記を掲載しましたが、途中のアクシデントのせいで写真を撮る余裕もなく、ひたすらゴールを目指しました。ゴール後は公園で日本人ヘルプデスクを発見できずホテルに帰りました。また、朝食を頼み方もよくわからなかったので、ホテルで朝食をとりました。
  来年以降、私の年中行事にしたいな、と思うくらい素晴らしい体験ができました。
  ありがとうございました。

  tonchanさん からの返信 2022/10/03 17:07:03

  Re: 大変参考になりました。

  こちらこそ読んでいただき、ありがとうございました。
  同じイベントの思い出を共有でき、大変嬉しく思います。