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小豆島(しょうどしま、香川県)は、瀬戸内海で淡路島の次に2番目に大きな島です。<br />小豆島のほぼ中央に位置する中山地区には、日本の原風景が残されている「中山千枚田」があります。<br />「名水100選」にも選ばれた「湯船の名水」を水源に、標高150~250mの急峻な山腹に約770枚の大小さまざまな棚田が波形模様に広がっています。<br />この棚田は南北朝(約700年前)から江戸時代にかけて作られたものと言われています。<br /><br />また、約300年前から伝わる伝統行事「虫送り」は、半夏生(冬至から11日目)の日に火手(ほて)と呼ばれる松明を田にかざしながら畦道を歩き、害虫を退治し豊作を願うものです。<br />中山地区ではここ数年間途絶えていましたが、映画「八日目の蝉」で重要なシーンとして「虫送り」が行われたのがきっかけに2011年に復活しました。<br />2022年の「虫送り」は本日7月2日、3年ぶりの開催です。<br />夕暮れから地元民と一般人、約300人が火手を持ち、高低差100mの坂道を「と~もせ、ともせ」の声をかけながら下ります。<br />あまり知られていなかった村の「虫送り」行事は、「八日目の蝉」をきっかけに島外の観光客が徐々に増えています。<br />黄昏時にゆらゆらと揺らめく幻想的な光の列は、不思議な世界を観ているようです。<br /><br />今日は国民宿舎「小豆島」に泊まります。宿泊者は中山の「虫送り」受付会場までマイクロバスで送ってもらえます。<br />当日の「虫送り」は19時頃から始まり20時前に終了。その後、お迎えのマイクロバスで宿に戻り、夕食は宿で用意されたお弁当です。<br />「虫送り」の観覧に訪れるには最適な方法の一つです。<br />2022年の国民宿舎の「虫送り」行事案内は下記URLから確認できます。<br /> https://www.kokuminshukusha.com/news/event/4446.html<br /><br />なお、旅行記は下記資料を参考にしました。<br />・国民宿舎「小豆島」のHP<br />・棚田めぐりガイド「中山千枚田」<br />・小豆島町商工観光課「中山散策マップ」<br />・小豆島物語「中山虫送り」<br />・川崎正氏のブログ「7/2 中山虫送りの詳細が発表されました!」2022/6/22<br />・7/2中山千枚田の虫送り https://www.kokuminshukusha.com/news/event/4446.html<br />・瀬戸内国際芸術祭2022「瀬戸内歴史探検隊 小豆島の祈りの炎、夏を告げる虫送り」<br />・瀬戸内しまラジ!「本日、中山千枚田 虫送りデス」2015/7/4<br />・小豆島ふるさと村の国民宿舎小豆島スタッフブログ「虫送り」2007/6/11:タオル<br />・鵜飼秀徳ブログ「&quot;過疎った島&quot;の夏の奇祭にカネが集まる訳」2019/7/31<br />・香川県「殿川ダム」<br />・ウィキペディア「国民宿舎」

中山千枚田の虫送り2022~黄昏時に棚田を下りる幻想的な光の列~(小豆島)

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2022/07/02 - 2022/07/02

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かっちん

かっちんさん

小豆島(しょうどしま、香川県)は、瀬戸内海で淡路島の次に2番目に大きな島です。
小豆島のほぼ中央に位置する中山地区には、日本の原風景が残されている「中山千枚田」があります。
「名水100選」にも選ばれた「湯船の名水」を水源に、標高150~250mの急峻な山腹に約770枚の大小さまざまな棚田が波形模様に広がっています。
この棚田は南北朝(約700年前)から江戸時代にかけて作られたものと言われています。

また、約300年前から伝わる伝統行事「虫送り」は、半夏生(冬至から11日目)の日に火手(ほて)と呼ばれる松明を田にかざしながら畦道を歩き、害虫を退治し豊作を願うものです。
中山地区ではここ数年間途絶えていましたが、映画「八日目の蝉」で重要なシーンとして「虫送り」が行われたのがきっかけに2011年に復活しました。
2022年の「虫送り」は本日7月2日、3年ぶりの開催です。
夕暮れから地元民と一般人、約300人が火手を持ち、高低差100mの坂道を「と~もせ、ともせ」の声をかけながら下ります。
あまり知られていなかった村の「虫送り」行事は、「八日目の蝉」をきっかけに島外の観光客が徐々に増えています。
黄昏時にゆらゆらと揺らめく幻想的な光の列は、不思議な世界を観ているようです。

今日は国民宿舎「小豆島」に泊まります。宿泊者は中山の「虫送り」受付会場までマイクロバスで送ってもらえます。
当日の「虫送り」は19時頃から始まり20時前に終了。その後、お迎えのマイクロバスで宿に戻り、夕食は宿で用意されたお弁当です。
「虫送り」の観覧に訪れるには最適な方法の一つです。
2022年の国民宿舎の「虫送り」行事案内は下記URLから確認できます。
 https://www.kokuminshukusha.com/news/event/4446.html

なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・国民宿舎「小豆島」のHP
・棚田めぐりガイド「中山千枚田」
・小豆島町商工観光課「中山散策マップ」
・小豆島物語「中山虫送り」
・川崎正氏のブログ「7/2 中山虫送りの詳細が発表されました!」2022/6/22
・7/2中山千枚田の虫送り https://www.kokuminshukusha.com/news/event/4446.html
・瀬戸内国際芸術祭2022「瀬戸内歴史探検隊 小豆島の祈りの炎、夏を告げる虫送り」
・瀬戸内しまラジ!「本日、中山千枚田 虫送りデス」2015/7/4
・小豆島ふるさと村の国民宿舎小豆島スタッフブログ「虫送り」2007/6/11:タオル
・鵜飼秀徳ブログ「"過疎った島"の夏の奇祭にカネが集まる訳」2019/7/31
・香川県「殿川ダム」
・ウィキペディア「国民宿舎」

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 小豆島の案内図<br /><br />日本の原風景が残る「中山千枚田」は、島のほぼ中央「中山地区」に位置し、「虫送り」が7月初旬に開催されます。<br /><br />「中山千枚田」には路線バスが走っているのですが、「虫送り」の始まる夕暮れには終わってしまいます。<br /><br />池田港近くの国民宿舎「小豆島」では、宿泊者を「虫送り」見学場所まで送迎してくれます。<br />

    小豆島の案内図

    日本の原風景が残る「中山千枚田」は、島のほぼ中央「中山地区」に位置し、「虫送り」が7月初旬に開催されます。

    「中山千枚田」には路線バスが走っているのですが、「虫送り」の始まる夕暮れには終わってしまいます。

    池田港近くの国民宿舎「小豆島」では、宿泊者を「虫送り」見学場所まで送迎してくれます。

  • 今晩の宿「国民宿舎 小豆島」(池田港からの眺め)<br /><br />小豆島の南に突き出た三都(みと)半島入口の小豆島ふるさと村にある「国民宿舎 小豆島」。<br />瀬戸内海が一望できる夕陽のスポットです。<br /><br />三都半島は吉野、蒲野、神浦との三つの地区からなっており、瀬戸内国際芸術祭の作品もあるアート半島としても知られています。<br />

    今晩の宿「国民宿舎 小豆島」(池田港からの眺め)

    小豆島の南に突き出た三都(みと)半島入口の小豆島ふるさと村にある「国民宿舎 小豆島」。
    瀬戸内海が一望できる夕陽のスポットです。

    三都半島は吉野、蒲野、神浦との三つの地区からなっており、瀬戸内国際芸術祭の作品もあるアート半島としても知られています。

  • 「国民宿舎 小豆島」に到着<br /><br />池田港から宿の送迎バスで到着します。<br /><br />この国民宿舎は旧池田町営の施設として昭和49年(1974)に開業。平成6年(1996)に増改築し、現在「小豆島ふるさと村公社」が運営しています。<br />

    「国民宿舎 小豆島」に到着

    池田港から宿の送迎バスで到着します。

    この国民宿舎は旧池田町営の施設として昭和49年(1974)に開業。平成6年(1996)に増改築し、現在「小豆島ふるさと村公社」が運営しています。

    国民宿舎小豆島 宿・ホテル

  • 流木で作ったオブジェ「願いの翼」(国民宿舎の玄関前)<br /><br />「願いの翼」の前に立てば、誰でも瀬戸内海を飛ぶ「鳥」になれます。<br /><br />かっちん鳥の写真は非公開(笑)<br />

    流木で作ったオブジェ「願いの翼」(国民宿舎の玄関前)

    「願いの翼」の前に立てば、誰でも瀬戸内海を飛ぶ「鳥」になれます。

    かっちん鳥の写真は非公開(笑)

  • キラキラ光る瀬戸内海(部屋の窓から)<br /><br />客室の窓からは瀬戸内海の素晴らしい眺望。<br /><br />白い建物は飛岬に建つ「マリンビュー小豆島」のマンション。<br /><br />時刻は15:30。<br />

    キラキラ光る瀬戸内海(部屋の窓から)

    客室の窓からは瀬戸内海の素晴らしい眺望。

    白い建物は飛岬に建つ「マリンビュー小豆島」のマンション。

    時刻は15:30。

  • 眩しさは伝わらないかも・・・(部屋の窓から)<br /><br />飛岬よりさらに遠くに佇む島は、左から大余島、中余島、弁天島。そして小豆島とつながる「エンジェルロード」。<br /><br />今がちょうど干潮時。細長い砂州から「エンジェルロード」が現れていて、写真をよーく見ると歩いている人がいます。<br />

    眩しさは伝わらないかも・・・(部屋の窓から)

    飛岬よりさらに遠くに佇む島は、左から大余島、中余島、弁天島。そして小豆島とつながる「エンジェルロード」。

    今がちょうど干潮時。細長い砂州から「エンジェルロード」が現れていて、写真をよーく見ると歩いている人がいます。

  • 高松港へ向かうフェリー(部屋の窓から)<br /><br />池田港と四国の高松港を1時間で結んでいます。<br />

    高松港へ向かうフェリー(部屋の窓から)

    池田港と四国の高松港を1時間で結んでいます。

  • 池田港(部屋の窓から)<br /><br />池田港と国民宿舎の距離は 2.1km、車で5分ほど。<br /><br />16:30になったので、これから「中山千枚田」と「虫送り」を訪れます。<br />

    池田港(部屋の窓から)

    池田港と国民宿舎の距離は 2.1km、車で5分ほど。

    16:30になったので、これから「中山千枚田」と「虫送り」を訪れます。

  • 中山地区の案内図<br /><br />「虫送り」の受付会場は「殿川ダム下公園」。<br />国民宿舎の送迎バスの乗降場所になっています。<br />火手を持って参加したい一般参加者はここで受付をします。<br /><br />「虫送り」コースは二つあります。<br />・長距離コース(急坂)は、湯船山~湯船縦水路~春日神社(中山農村歌舞伎舞台)<br />・短距離コース(ゆるやかな道)は、荒神社(こうじんじゃ)~春日神社(中山農村歌舞伎舞台)<br />

    中山地区の案内図

    「虫送り」の受付会場は「殿川ダム下公園」。
    国民宿舎の送迎バスの乗降場所になっています。
    火手を持って参加したい一般参加者はここで受付をします。

    「虫送り」コースは二つあります。
    ・長距離コース(急坂)は、湯船山~湯船縦水路~春日神社(中山農村歌舞伎舞台)
    ・短距離コース(ゆるやかな道)は、荒神社(こうじんじゃ)~春日神社(中山農村歌舞伎舞台)

  • 「殿川ダム下公園」に到着<br /><br />国民宿舎から送迎バスで15分ほどかかります。<br /><br />国民宿舎の出発は1便が16:40(虫送り参加者用)、2便が17:15(見学者用)。<br /><br />私は見学者ですが、明るいうちに棚田を見たかったので1便に乗ります。<br />時刻は16:55。<br />

    「殿川ダム下公園」に到着

    国民宿舎から送迎バスで15分ほどかかります。

    国民宿舎の出発は1便が16:40(虫送り参加者用)、2便が17:15(見学者用)。

    私は見学者ですが、明るいうちに棚田を見たかったので1便に乗ります。
    時刻は16:55。

    殿川ダム 名所・史跡

  • ツタに覆われる建物(殿川ダム下公園付近)<br /><br />「中山千枚田」とは1kmほど離れているので、徒歩開始。<br /><br />坂道を棚田と同じ標高まで一旦上がり、横にのびた農道を通って行きます。<br />

    ツタに覆われる建物(殿川ダム下公園付近)

    「中山千枚田」とは1kmほど離れているので、徒歩開始。

    坂道を棚田と同じ標高まで一旦上がり、横にのびた農道を通って行きます。

  • 「殿川ダム」(坂道を上がったところ)<br /><br />伝法川(でんぽうがわ)水系殿川(とのがわ)の「殿川ダム」は、昭和49年度(1974)に完成。<br /><br />重力式コンクリートダムで、堤高35.6m、堤頂長192m。洪水調節、上水道用水に使用されています。<br />

    「殿川ダム」(坂道を上がったところ)

    伝法川(でんぽうがわ)水系殿川(とのがわ)の「殿川ダム」は、昭和49年度(1974)に完成。

    重力式コンクリートダムで、堤高35.6m、堤頂長192m。洪水調節、上水道用水に使用されています。

  • 大きな石を積み上げた民家の石垣(殿川)<br /><br />殿川の集落を通り、「中山千枚田」へ通じる農道へ入ります。<br />

    大きな石を積み上げた民家の石垣(殿川)

    殿川の集落を通り、「中山千枚田」へ通じる農道へ入ります。

  • 「中山千枚田」(中山)<br /><br />農道と言っても勾配のない山道で、しばらくして「中山千枚田」に到着。<br />

    「中山千枚田」(中山)

    農道と言っても勾配のない山道で、しばらくして「中山千枚田」に到着。

  • 美しい波形模様の棚田(中山千枚田)<br />

    美しい波形模様の棚田(中山千枚田)

  • 石垣で何段にも組まれた棚田(中山千枚田)<br />

    石垣で何段にも組まれた棚田(中山千枚田)

  • 棚田の中腹を走る路線バス(中山千枚田)<br /><br />「春日神社前」バス停を発車する路線バス「中山線」。<br /><br />この後、反対方向の土庄港行き18:17発が最終バス。<br />なので、「虫送り」観覧後に利用できるバスはありません。<br />

    棚田の中腹を走る路線バス(中山千枚田)

    「春日神社前」バス停を発車する路線バス「中山線」。

    この後、反対方向の土庄港行き18:17発が最終バス。
    なので、「虫送り」観覧後に利用できるバスはありません。

    小豆島オリーブバス 乗り物

  • 緑に色づく棚田(中山千枚田)<br />

    緑に色づく棚田(中山千枚田)

  • 湧水を用水路で棚田に分配(中山千枚田)<br /><br />湧水「湯船の水」が農業用水として利用されています。<br />

    湧水を用水路で棚田に分配(中山千枚田)

    湧水「湯船の水」が農業用水として利用されています。

  • 斜面の形に合わせて作られた棚田(中山千枚田)<br /><br />

    イチオシ

    斜面の形に合わせて作られた棚田(中山千枚田)

  • 「湯船山蓮華寺」(中山千枚田)<br /><br />棚田の最上部にある小豆島霊場44番札所「湯船山蓮華寺」。<br /><br />「虫送り」の神事を行い、長距離コースの出発地点です。<br />

    「湯船山蓮華寺」(中山千枚田)

    棚田の最上部にある小豆島霊場44番札所「湯船山蓮華寺」。

    「虫送り」の神事を行い、長距離コースの出発地点です。

  • 棚田の中腹にある「荒神社」(中山千枚田)<br /><br />「虫送り」短距離コースの出発地点です。<br />

    棚田の中腹にある「荒神社」(中山千枚田)

    「虫送り」短距離コースの出発地点です。

  • 「火手」と呼ばれる松明(荒神社)<br /><br />「火手」の作り方は、竹の先を割って灯油を染み込ませるためのタオルなどの布を巻き、火手自体が燃えないようにアルミ箔を巻いています。<br /><br />この布は国民宿舎で使い物にならなくなったボロボロのシーツやタオルをためておき、「虫送り」に提供しています<br />

    「火手」と呼ばれる松明(荒神社)

    「火手」の作り方は、竹の先を割って灯油を染み込ませるためのタオルなどの布を巻き、火手自体が燃えないようにアルミ箔を巻いています。

    この布は国民宿舎で使い物にならなくなったボロボロのシーツやタオルをためておき、「虫送り」に提供しています

  • 日本の原風景「中山千枚田」(荒神社付近)<br /><br />先人たちが急な斜面にコツコツと石積みしてできた棚田が、今も守り続けられています。<br />

    イチオシ

    地図を見る

    日本の原風景「中山千枚田」(荒神社付近)

    先人たちが急な斜面にコツコツと石積みしてできた棚田が、今も守り続けられています。

    中山千枚田 自然・景勝地

  • 湯船山での神事(蓮華寺)<br /><br />蓮華寺は真言宗寺院。普段は無住寺ですが、この日は少し離れた同門寺院の住職が、儀式の導師をつとめます。<br /><br />19時頃、湯船山蓮華寺での神事が始まり、祈祷が終わった後、護摩木の火を篝火(かがりび)に移します。<br />その火を荒神社にも届けるため、住職が火手に灯し走りはじめました。<br />

    湯船山での神事(蓮華寺)

    蓮華寺は真言宗寺院。普段は無住寺ですが、この日は少し離れた同門寺院の住職が、儀式の導師をつとめます。

    19時頃、湯船山蓮華寺での神事が始まり、祈祷が終わった後、護摩木の火を篝火(かがりび)に移します。
    その火を荒神社にも届けるため、住職が火手に灯し走りはじめました。

  • 走る!消防団員と住職(中山千枚田)<br /><br />聖火ランナーみたい・・・<br />

    走る!消防団員と住職(中山千枚田)

    聖火ランナーみたい・・・

  • 長距離コースの参加者の列(蓮華寺)<br /><br />「虫送り」参加者が並んでいます。<br />

    長距離コースの参加者の列(蓮華寺)

    「虫送り」参加者が並んでいます。

  • 頑張れ、もうすぐ(荒神社付近)<br />

    頑張れ、もうすぐ(荒神社付近)

  • 荒神社に到着<br /><br />湯船山から6分間走り続け、下りて来ました。<br /><br />用意された篝火に、火手の火を移します。<br />

    イチオシ

    荒神社に到着

    湯船山から6分間走り続け、下りて来ました。

    用意された篝火に、火手の火を移します。

  • 「虫送り」のはじまり<br /><br />時刻は19:21。<br /><br />火が灯る火手を持った参加者が湯船縦水路に並び、出発待ち。<br />

    「虫送り」のはじまり

    時刻は19:21。

    火が灯る火手を持った参加者が湯船縦水路に並び、出発待ち。

  • 「とーもせ、ともせ」の掛け声<br /><br />「虫送り」がはじまり、標高差約100mの棚田を下っていきます。<br />

    「とーもせ、ともせ」の掛け声

    「虫送り」がはじまり、標高差約100mの棚田を下っていきます。

  • 短距離コースの「虫送り」参加者も出発待ち(荒神社)<br /><br />時刻は19:23。<br />

    短距離コースの「虫送り」参加者も出発待ち(荒神社)

    時刻は19:23。

  • ゆらゆらとゆらめく火手(荒神社)<br /><br />短距離コースも「虫送り」がはじまりました。<br />

    イチオシ

    ゆらゆらとゆらめく火手(荒神社)

    短距離コースも「虫送り」がはじまりました。

  • だいぶ下まできた「虫送り」(中山千枚田)<br />

    だいぶ下まできた「虫送り」(中山千枚田)

  • 水鏡に映る火手の火(中山千枚田)<br /><br />火手を田んぼにかざしながら歩く「虫送り」。<br />

    水鏡に映る火手の火(中山千枚田)

    火手を田んぼにかざしながら歩く「虫送り」。

  • 風にあおられる火手(中山千枚田)<br />

    風にあおられる火手(中山千枚田)

  • 西空の夕焼け(中山千枚田)<br /><br />時刻は19:27。<br /><br />「虫送り」とは反対方向の景色なので、どちらも見て忙しいです。<br />

    西空の夕焼け(中山千枚田)

    時刻は19:27。

    「虫送り」とは反対方向の景色なので、どちらも見て忙しいです。

  • 「虫送り」の列(中山千枚田)<br />

    「虫送り」の列(中山千枚田)

  • 「虫送り」の列(中山千枚田)<br />

    「虫送り」の列(中山千枚田)

  • 二つの「虫送り」(中山千枚田)<br />

    二つの「虫送り」(中山千枚田)

  • 棚田を下りてくる「虫送り」の光(中山千枚田)<br />

    イチオシ

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    棚田を下りてくる「虫送り」の光(中山千枚田)

    虫送り 祭り・イベント

  • 二方向から歩く「虫送り」(中山千枚田)<br />

    二方向から歩く「虫送り」(中山千枚田)

  • どこまでも続く「虫送り」(中山千枚田)<br />

    どこまでも続く「虫送り」(中山千枚田)

  • 次第に暗くなります(中山千枚田)<br />

    次第に暗くなります(中山千枚田)

  • 暗くなり幻想的な光(中山千枚田)<br /><br />時刻は19:44。<br />

    暗くなり幻想的な光(中山千枚田)

    時刻は19:44。

  • 最後の列(中山千枚田)<br /><br />撮影はもう限界なので、送迎バスの待ち合わせ場所へ戻ります。<br />時刻は19:49。<br /><br />「虫送り」の幻想的な光の列に感動しました。<br />「八日目の蝉」をきっかけに、「虫送り」の伝統行事が復活し、島民だけでなく島外の観光客も参加するようになりました。<br />次回は観覧者ではなく、火手を持って参加したいと思います。<br /><br /><br /><br />

    最後の列(中山千枚田)

    撮影はもう限界なので、送迎バスの待ち合わせ場所へ戻ります。
    時刻は19:49。

    「虫送り」の幻想的な光の列に感動しました。
    「八日目の蝉」をきっかけに、「虫送り」の伝統行事が復活し、島民だけでなく島外の観光客も参加するようになりました。
    次回は観覧者ではなく、火手を持って参加したいと思います。



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