2022/09/14 - 2022/09/16
32位(同エリア1633件中)
ローマ人さん
この旅行記のスケジュール
2022/09/14
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電車での移動
東京駅12:40発→高崎駅13:29 上越新幹線とき321号
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車での移動
レンタカー利用
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その他での移動
ロープウェイ
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その他での移動
リフト
2022/09/15
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この旅行記スケジュールを元に
実家の熊本県に住む父が今年9月で99歳になるので、父と同居して面倒を見てくれている兄が兄弟揃っての「白寿祝い」の旅を企画してくれました。
2泊3日で群馬県北東部を中心に長野県も巡る旅です。
参加者は、介護施設入所中の98歳の母と体調不良の私の妻を除き、父、兄、姉、弟夫婦と長女、私の計7人で、高齢者が多いことから観光場所は限られたものの、盛大に「白寿祝い」をすることが出来ました。
父は、関東大震災が起こった大正12(1923)年に熊本県で生まれ、旧制中学校を卒業後に満州国(現在の中華人民共和国北東部)の南満州鉄道株式会社(満鉄)に入社しましたが、20歳になった昭和18(1943)年に現地招集で旧日本陸軍第23師団(旭兵団)に入隊。
第2次世界大戦の戦況が厳しくなった昭和19(1944)年10月に師団が満州からフィリピンに派遣されるタイミングで当時熊本県にあった陸軍予備士官学校に入校。
卒業後、在フィリピンの師団(原隊)がほぼ壊滅し戻ることが出来ず、鹿児島県南西部海岸の吹上浜(現在の日置市)でアメリカ軍の上陸に備えていたところで終戦を迎えました。
その後、地方公務員をしながら私達兄弟姉妹を生み育ててくれました。
今も元気で、杖を使えば自分で歩くことが出来ますが、今回の旅は安全のために主に車椅子を使いました。
なお、最近も自動車運転免許証の更新も出来たそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 日本旅行
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東京駅に全員集合。
その後、東京駅の中央通路にある「駅弁屋 祭」で昼食用の駅弁を購入。駅弁屋 祭 グランスタ店 グルメ・レストラン
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東京駅12:40発の「とき321号」に乗車。
新幹線の利用は昨年7月の「大人の休日倶楽部パスの旅」以来です。東京駅 駅
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私がチョイスした駅弁、山形県米沢駅の「黒毛和牛すきやき 牛肉重」。
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牛肉がたくさん入っていて美味しい。
山形だけに郷土料理の「玉こんにゃく」も入っています。 -
約50分乗車して高崎駅に到着。
高崎駅 駅
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群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」と伝統工芸品「高崎だるま」がお出迎え。
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高崎駅からはレンタカーを利用。
運転は兄と弟が担当。
一路、群馬県北部の新潟県境近くにある谷川岳ロープウェイを目指します。 -
16時頃に谷川岳ロープウェイに到着。
チケット売場からロープウェイ乗り場までは距離があります。谷川岳ロープウェイ 乗り物
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*営業時間
【4月~11月】
平日8:00~17:00
土日祝7:00~17:00
【12月~3月】
前日8:30~16:30 ※3月の土日祝は7:00~16:30
*料金
片道 大人1,250円、小学生630円
往復 大人2,100円、小学生1,050円
*駐車料金(グリーンシーズン)
乗用車500円
バス1,000円 -
ゴンドラに乗車。
約3分間隔で常時ゴンドラが発車する方式です。
ここの標高は746mです。 -
ゴンドラからの眺め。
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約15分で天神平に到着。
天神平 自然・景勝地
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天神平の案内図。
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現在地の標高1,319m。
ロープウェイで573m上ってきたことになります。
谷川岳山頂まで3.5kmだそうです。 -
天神峠観光リフト。
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チケットです。
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リフトは急斜面を上って行きます。
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約6分で天神峠に到着。
標高1,600m。天神峠 自然・景勝地
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安全登山の鐘。
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晴れていれば前方に見えるはずの谷川岳は標高1,977m。
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天神峠からの眺め。
写真中央付近に天神平のロープウェイの駅が見えています。 -
「諸天善神獄(中宮)」(しょてんぜんじんがたけ)があります。
ここで湧く水で目を洗うと眼病が治るという言い伝えがあるそうです。 -
こちらには弁財天が祀られています。
ここが湧水? -
リフトの最終が16:30ということで、10分弱の滞在で直ぐに下ります。
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天神平に到着。
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下り最終17:00のロープウェイで戻りました。
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今日の宿は、谷川岳ロープウェイから車で10分程度の水上温泉「源泉湯の宿 松乃井」です。
水上温泉 源泉湯の宿 松乃井 宿・ホテル
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エントランス前から振り返った眺め。
建物が4棟ある大きな宿です。 -
エントランスです。
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フロントです。
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ゆとりのあるロビーです。
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エレベーターホールです。
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「瑞泉楼」6階の12畳和室です。
ここに弟と2人です。 -
JR水上駅ビューです。
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夕食は19:00からということで、先に一風呂浴びます。
お風呂は3ヶ所あり、先ずは同じ棟にある大浴場「月あかりの湯」です。
弟と2人で行きました。 -
内湯です。
広々としています。
私達の他には誰もいません。 -
外湯です。
この宿のお風呂は全て「源泉湧湯かけ流し」です。
温泉は空気に触れたり熱を加えると効能が減少するということで、温泉の鮮度を保つために源泉から浴槽まで空気に触れないようにしているそうです。
温泉の注ぎ口からもお湯が出ていますが、ほとんどは浴槽の底から湧き出ています。 -
夕食の時間になりました。
場所は「瑞雲楼」3階にある料亭「東雲」です。 -
白寿祝いの前夜祭です。
高齢者が多いので椅子席は快適です。 -
懐石料理です。
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前菜です。
左上から時計回りにクリームチーズ味噌漬け、もって菊浸し、もずく酢、つぶ貝で、中央が合鴨ロースト。 -
お造りは、本鮪、鯛、間八です。
山の中の宿ですが、とても新鮮です。
新潟の港からかな? -
お椀は、帆立真丈と焼茄子です。
出汁が効いていて薄味で美味しいです。 -
焼物です。
薄板の下には・・・。 -
銀鱈の柚庵焼です。
柚子の香りで味が引き立ちます。 -
蒸し物は、湯葉茶碗蒸しです。
湯葉の食感が良いです。 -
酢の物は、蒸し蛸、いごねり、いとうり。
土佐酢で味付けしてあり、さっぱりします。 -
台物は、群馬県産豚肉陶板焼きです。
濃い色の味噌が食材に合っていて、とても美味しいです。
鍋物の上州名物「おつみっこ」(すいとん)は写真を撮り忘れました。
ご飯は、新潟産こしひかりです。 -
水菓子は、メロンとブドウです。
美味しくて適量で満足の夕食でした。 -
翌15日(木)の朝です。
少し雨が降っています。
これは、この宿の日本庭園「華松園」です。
1万坪あるそうです。 -
起床して直ぐにお風呂へ。
大露天風呂「火あかりの湯」です。
私たちの部屋からは少し離れた「瑞雲楼」の地下1階にあります。 -
「火あかりの湯」です。
5:00の開場に合わせてきたので、誰もいなくて静かです。 -
浴槽の脇に「火あかりの池」があります。
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「火あかりの湯」です。
後ろに見える建物が「瑞雲楼」です。 -
次に渡り廊下を通って、庭園内にある庭園風呂「蛍あかりの湯」へ。
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「蛍あかりの湯」です。
これで3つのお風呂全てを制覇しました。 -
庭園にはプールもあります。
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朝食は7:00から。
写真は「瑞雲楼」3階にある朝食会場「千味の抄」です。 -
座席スペースは広々としています。
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ビュッフェスタイルです。
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私のチョイスです。
特に珍しい料理はありませんが、味は良かったです。 -
9:00に宿を出発し、今日は草津温泉経由で長野県の小布施まで足を延ばします。
関越自動車道で沼田まで少し戻ってから山越えをして、兄の趣味の駅スタンプ集めでJR中之条駅に立ち寄り。
群馬県渋川市のJR渋川駅と群馬県吾妻郡嬬恋村のJR大前駅を結ぶ吾妻(あがつま)線の駅です。中之条駅 駅
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同じく吾妻線のJR長野原草津口駅に立ち寄り。
長野原草津口駅 駅
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駅のスタンプです。
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その後、草津温泉を経て「志賀・草津高原ルート(国道292号線)」を通って長野県へ。
途中、草津白根山を越えていきます。
写真中央の煙が上がっているところが「湯釜」がある場所です。
湯釜はエメラルドグリーンをした湖水をたたえた美しい火口湖だそうですが、現在は、火山活動による入山規制により湯釜の見学はできません。 -
雲が無ければ正面に群馬県の赤城山系、榛名山系が、右端には富士山が見えるらしいのですが、残念です。
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九十九折りの道です。
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群馬・長野の県境を越えて、長野県側の眺め。
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途中休憩で「道の駅 北信州やまのうち」に立ち寄り。
道の駅 北信州やまのうち 道の駅
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新鮮な野菜や果物が揃っている農産物直売所。
リンゴを購入しました。 -
昼食は、戸隠蕎麦の「伊勢屋」にしました。
伊勢屋 グルメ・レストラン
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店内です。
左側の障子の奥にも座席があります。 -
メニューです。
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私が注文した天ざる(税込1,330円)です。
蕎麦は香りとコシがありとても美味しいです。
麺の量が多いので、この値段でもリーズナブルです。 -
追加で注文したバイリング(白霊茸:はくれいたけ)の天ぷら。
本来、中国の天山山脈に自生する希少種の高級きのこで、高い栽培技術が必要なため日本ではわずかしか栽培されていません。
長野県内では小布施町の隣の中野市、飯田市で栽培されているそうです。
甘味が強く、シメジのような香りとエリンギのような食感があって、とても美味しいです。 -
そして小布施へ。
長野県北東部に位置する町(長野県上高井郡小布施町)です。
写真は、小布施名産の栗を使った菓子で有名な老舗和菓子店「小布施堂本店」です。小布施堂本店 グルメ・レストラン
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本店の隣にある門は「小布施堂正門」です。
この門は宝暦年間(1750年代)に、豪商ながら近在諸藩から家老待遇を受けた市村作左衛門(豪商の息子で儒学、書、絵画を学び葛飾北斎と交友があった「高井鴻山(たかいこうざん)」の祖父)がその格式で建てたものだそうです。
*案内書に一部加筆
門の前に列ができているのは、新栗を使って9月から10月にかけてのみ提供される「栗の点心 朱雀」と通年提供の「モンブラン 朱雀」を求める人たちです。
いずれも事前予約制でした。 -
小布施堂本店の店内です。
丸ごとの栗と栗あんを缶に詰めた「栗鹿ノ子」を買いました。 -
小布施堂本店前の通りです。
平日ですが、観光客の姿が目立ちました。 -
小布施堂本店近くの辻にあった「市神(いちがみ)」です。
市の守護神で、取引の平穏無事を保ち、人々に幸せを与えるものと信じられていたとのことです。
これが何時建てられたかは不明だそうですが、この地の「六斎市」は寛永2(1625)年に開設されたそうです。 -
次に訪れたのは「岩松院」です。
文明4(1472)年に開山された曹洞宗の古寺で、浮世絵師「葛飾北斎」、俳人「小林一茶」、戦国武将「福島正則」と縁があります。 -
参道です。
*拝観時間
4月~10月 9:00~16:30
11月 9:00~16:00
12月~3月 9:30~15:30
*休観日
年末年始と法要を営む日 -
仁王門です。
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安置されている仁王像、阿形です。
寛永9(1632)年の作で、当初は戸隠山中院(現在の戸隠神社中社)安置されていましたが、明治維新の神仏分離令に際して明治3年に有償で譲り受けたものだそうです。
ユニークなお顔をしています。 -
吽形です。
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「金剛窟」の扁額。
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本堂へ続く参道です。
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本堂です。
岩松院 寺・神社・教会
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山号は「梅洞山(ばいとうざん)」です。
お参りした後は、本堂拝観へ。
拝観料は、大人500円、小・中学生200円です。
一番の見所は、葛飾北斎の88歳から89歳にかけて(西暦1848年頃)の作品といわれる天井図「八方睨み鳳凰図」です。 -
これが「八方睨み鳳凰図」です。
本堂内は撮影禁止なので、パンフレットから拝借しました。
畳21畳分の大きさがあって迫力があります。
どの場所から見ても自分を睨んでいるように見えるのが不思議です。 -
これは「蛙合戦の池」です。
庭の写真撮影はOKだそうです。
この小さな池には、春の繁殖期になると大人の手の平ほどの大きさの「アズマヒキガエル」が集まってきてメスの産卵をオスが手伝うのですが、メスが少ないために奪い合いとなり「合戦」になるのだそうです。
それを見て小林一茶が俳句を詠みました。 -
池のほとりに小林一茶直筆の句碑があります。
「痩かえる まけるな一茶 是にあり」。
50代ではじめて授かった病弱な息子の千太郎(後に死去)への応援歌だったそうです。 -
本堂裏の墓地の一角にある「福島正則公廟堂」です。
戦国時代に豊臣秀吉の子飼いの武将として加藤清正と共に活躍した福島正則は、関ヶ原の戦いで徳川家康に味方した恩賞で安芸・備後(現在の広島県)49万8千石の大大名になりましたが、後に江戸幕府の謀略により信越地方4万5千石に減封され、寛永元(1624)年に64歳でこの地で亡くなりました。
小布施町史跡にに指定されています。 -
御朱印をいただきました。
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小布施から草津温泉に戻る途中、往路はスルーした「日本国道最高地点碑」に立ち寄りました。
日本国道最高地点からの眺めです。
最初は風景が霞んでいましたが、急激に回復して見えるようになりました。 -
ズームアップ。
奥には雲海が見えています。 -
右側に目を移すと、噴煙が立ち上がっているのが見えます。
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ズームアップ。
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「日本国道最高地点碑」の前で記念撮影。
たまたま居合わせた写真家の方にポーズを指導いただきながら撮影していただきました。
大変ありがとうございました。
写真家の方の高級カメラで撮影したデータをiPhoneを経由して渡してくれました。
仕組みは良く分かりませんが、それにしても便利な世の中になったものです。渋峠 日本国道最高地点 名所・史跡
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今日の宿は、草津温泉「ホテル 一井」です。
湯畑のすぐ横に立地しています。
*翌日の朝に撮ったものです。草津温泉 ホテル一井 宿・ホテル
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ホテルのロビーです。
斜面に立地しているのでフロントとロビーは3階にあります。 -
部屋は、別館6階の10畳和室です。
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別館3階の宴会場の個室で夕食を兼ねた「白寿のお祝い」です。
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料理が並んでいます。
食前酒に林檎ワイン。 -
献立表です。
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先付けは、秋茄子とオクラの煮浸しそぼろ餡かけ。
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前菜は、左からイチジクの赤ワイン蒸し、紅ズワイ蟹黄金揚げ、上州地鶏の紅葉焼、炙り秋刀魚の押しずし、栗いが揚げ、松葉銀杏。
彩りが良いです。 -
お造りは、鮪の重ね作り、群馬県産銀光鱒の薄造り、甘海老の3種。
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温物は、上州牛の鋤焼き鍋。
群馬県産野菜各種入り。 -
火を入れると、このようになります。
牛肉は柔らかく、野菜はシャキシャキしていて美味しいです。 -
魚料理は、鮎の塩焼き。
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蒸し物は、南瓜すり流し二色仕立て。
南瓜が甘くて硬めのプリンみたいです。 -
食事は、栗と山菜の炊き込みご飯。
椀物は、お月見汁(餅麩とおぼろ昆布の澄まし汁)。 -
水菓子は、八珍柿のジュレとクリームコロネ。
総じて、とても美味しかったです。 -
「白寿のお祝い」の記念撮影です。
父は、姉が用意した白いちゃんちゃんこを着て白い大黒頭巾を被っています。 -
夕食の後は、まだ見ていない「湯畑(ゆばたけ)」を見に行きます。
ホテルの2階に湯畑を眺めることが出来るスペースが解放されていました。 -
ホテル2階からの「湯畑」の眺めです。
イルミネーションがとても綺麗です。草津温泉 湯畑イルミネーション イルミネーション
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ホテルの1階にあるお土産センターにある「湯畑側玄関」から出て「湯畑」へ。
温泉の湯気が立ち昇って幻想的な眺めです。 -
お湯が流れ落ちてくる「湯滝」です。
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ホテルのお風呂に入って本日は終了です。
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16日(金)の朝です。
天気予報は晴れですが、現在は靄がかかっています。
部屋の窓からの眺め。
写真右の建物が本館で、その裏が「湯畑」です。 -
朝食前に改めて「湯畑」を見に行きます。
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ホテル2階からの眺めです。
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「湯畑」です。
草津温泉の主要な6源泉の1つの「湯畑源泉」で、ここから湧くお湯は毎分4,400?、源泉温度55.7度、ph2.08の強酸性です。湯畑 自然・景勝地
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手前の「御汲み上げの湯」といわれる場所で熱い温泉が湧きだし、湯の花(温泉の成分が沈殿したもの)を採る「湯樋(ゆどい)」を伝わって冷やされながら奥の「湯滝」に向かって流れていきます。
写真右下の四角に組まれた木枠は、享保11(1726)年、時の江戸幕府8代将軍「徳川吉宗」のためにお湯を汲み上げた場所だそうで、ここから江戸城まで運ばれたとのことです。 -
手洗乃湯(手前)と足湯(奥)があります。
手洗乃湯 温泉
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ここの標高は1,156mです。
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お湯が流れ落ちる「湯滝」です。
エメラルドグリーンの湯の色がとても綺麗です。 -
「湯滝」です。
右側に「ホテル 一井」が見えています。 -
「湯畑」近くにある「草津山 光泉寺」です。
真言宗豊山派の寺院で、養老5(721)年、薬師堂を行基が創建し、光泉寺自体は正治2(1200)年に白根明神の別当寺として再建されたそうです。
当寺は、古くから有馬温泉の温泉寺に山代温泉の薬王院温泉寺または道後温泉の石手寺または城崎温泉の温泉寺の1つを合わせて「日本三大温泉薬師」と呼ばれていたそうです。光泉寺 寺・神社・教会
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山門です。
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山門からの湯畑の眺め。
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ズームアップ。
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仁王像、阿形です。
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吽形です。
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山門から続く階段。
右側に「温泉観音」があります。 -
本堂です。
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釈迦堂です。
元禄16(1704)年に建立されました。
御本尊の釈迦如来は東大寺公慶上人による元禄時代の作として伝えられていましたが、平成17(2005)年の調査により、その事実が証明されました。
このことから、約300年を経て世に出た仏様ということで「遅咲き如来」として、これからもう一花咲かせたいという人々を中心に信仰をあつめているようです。 -
光泉寺の階段横には「白旗の湯」源泉があります。
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内側を覗くと底から澄んだお湯がボコボコ沸いています。
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源泉と道路を挟んだところにある「白旗の湯」です。
木造で情緒がある建物です。
建久4(1193)年、源頼朝が浅間山山麓で「巻き狩り」をした際に、たまたま此処に湧き出る温泉を発見して入浴したと伝えられているそうです。
隣のブルーシートに覆われているのは「熱乃湯」です。白旗の湯 温泉
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7:30から朝食です。
前夜の夕食と同じ場所です。 -
綺麗に並んでいる「こだわり惣菜」です。
左から下に向かって順に、浅間とり牧場の温泉卵、上州牛の時雨煮、たらこ旨煮、男爵芋・なめ茸・枝豆、生湯葉黒胡麻豆腐、きのこ霙和え、嬬恋村黒岩農園産花豆の黒蜜煮、南瓜サラダ、高原野菜のもみ漬けと梅干、手造り蒟蒻と飛龍頭の焚き合わせ、マンダイ魚の西京焼きと卵焼き。
美味しくいただきました。 -
9:30から熱乃湯で「湯もみショー」を観覧。
草津温泉は源泉の温度がとても高いので、入浴可能な温度になるまで「湯もみ」をして温度を下げたのだそうです。
会場の熱乃湯の建物は7年前に建て直されたもので、現在は修繕工事で足場が組まれ防護幕で覆われていました。 -
前振りのステージ上での「草津節」の踊り。
熱乃湯 名所・史跡
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MCの語りの後「湯もみガールズ」が入場。
「草津節」に合わせて「湯もみ板」をリズミカルに捻って「湯もみ」をします。
新型コロナ禍前は、この後に観客の「湯もみ体験コーナー」があったそうですが、現在は中止中だそうです。 -
休憩を挟んで、「草津湯もみ唄」(囃子言葉の「ヨホホイ」からヨホホイ節とも呼ばれるそうです)に合わせて踊りながら「湯もみガールズ」が入場。
「草津湯もみ唄」に合わせて「湯もみ」をしますが、最後が前回と違っています。
「湯もみ板」を水平にして湯舟の底から湯を高く掻き揚げる姿が圧巻です。
年齢高めの「湯もみガールズ」には大変な作業だと思いました。 -
道路のマンホールの蓋も「湯もみ」でした。
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10時過ぎにホテルを出発し、「鬼押出し園」に向かいます。
車中で「本家ちちや」のオリジナル温泉まんじゅう「二色あんまんじゅう(白)」を食べました。
栗あんをこしあんで包んだ二色あんが入っています。
蒸したてでとても美味しかったです。 -
途中、兄の趣味でJR万座鹿沢口駅に立ち寄りましたが、駅スタンプは置いてありませんでした。
万座・鹿沢口駅 駅
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「鬼押出し園」に到着。
「鬼押出し園」の景観は、天明3(1783)年7月の浅間山爆発により山頂火口から北方へ約5.8km、幅800m~2kmにわたって流れだした溶岩によって形づくられました。
当時は、噴火には浅間山に棲む「鬼」が係わっていると信じられていたことから自然発生的に「鬼押出し」と名付けられたともいわれています。鬼押出し園 公園・植物園
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入場口です。
入場料は、大人(中学生以上)650円です。 -
惣門です。
総門から表参道→浅間山観音堂→裏参道→入園口の1番短いモデルコースを巡ります。
標準タイムは30分だそうですが、車椅子を押しながらですのでもっと時間がかかるのは覚悟です。 -
総門の左横にある「浅間山 鬼押出之碑」です。
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溶岩の中に造られた「表参道」を進みます。
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奇怪な溶岩の景観が続きます。
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水盤舎です。
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鐘楼堂です。
鐘を撞くことが出来ます。 -
本堂は溶岩の上に建てられているので、溶岩の谷間に架けられた橋を渡って進みます。
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天台宗の東叡山寛永寺別院「浅間山観音堂(あさまやまかんのんどう)」です。
上野の寛永寺の別院なんですね。
浅間山の噴火で最大の被害を受けた鎌原村にあった寛永寺の末寺が埋没したことがあった縁で、昭和33(1958)年5月に、寛永寺より聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)を迎えて創建されたのだそうです。 -
お参りをします。
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本堂を囲む広縁からの眺めです。
靄がかかって見ずらですが、写真中央右側に「鬼押出し園」入口付近が見えています。
この寺の標高は1,353mで、晴れていれば正面に谷川連峰が見えるそうです。 -
裏参道からの眺めです。
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御朱印をいただきました。
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「鬼押出し園」から「白糸の滝」に向かいましたが、混んでいたので観光を断念して軽井沢へ。
写真は姪が希望して立ち寄った「トリュフベーカリー軽井沢店」です。
行列ができる人気店だそうで、私たちが入店する時は列ができていませんでしたが、その後、列ができました。トリュフベーカリー 軽井沢店 グルメ・レストラン
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店内です。
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陳列台です。
人気№1だという「白トリュフの塩パン」は1人6個までの個数制限があります。 -
購入したパンです。
家に持ち帰って食べました。
「白トリュフの塩パン」は、もっちりとしていて良い香り(トリュフの香りだと思う?)があり美味しかったです。
「長野ミルク」は予約で品切れでしたが、店のスタッフが奥から出してきてくれました。
パンを割るとミルク味たっぷりのクリームが溢れてきます。
甘さ控えめでとても美味しかったです。
その他も美味しと食べた家族がが言ってました。 -
袋一杯になりました。
当初は旧軽井沢銀座を観光する予定でしたが、時間が押して来たので軽井沢はここで終了です。 -
軽井沢最寄りの碓井軽井沢インターチェンジから上信越自動車道に入り、JR高崎駅に向かいます。
途中、横川サービスエリアに立ち寄り。横川サービスエリア 道の駅
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店内に実物車両の一部が展示されています。
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横川名物「峠の釜めし」の荻野屋があります。
JR横川駅の名物駅弁で、北陸新幹線が開通してJR信越線の横川~軽井沢間が廃止されるまでは、横川駅を通過するたびに購入して食べました。峠の釜めし本舗 おぎのや 上信越自動車道横川サービスエリア(上り線)店 グルメ・レストラン
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「峠の釜めし」です。
久しぶりに食べましたが、変わらずに美味しいです。
焼物の器に入っていて1,200円(税込)です。 -
高崎駅に到着して、レンタカーを返却。
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16:02発、北陸新幹線はくたか566号に乗車。
高崎駅 駅
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16:52、東京駅に到着。
ここで一行は解散ですが、父と兄は、この後2日間、東京に滞在します。
兄弟が全員揃って、父の白寿のお祝いができて良かったです。
写真の量が多くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。東京駅 駅
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この旅行記へのコメント (2)
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- yamayuri2001さん 2022/09/26 11:24:28
- 白寿!
- ローマ人さん、こんにちは。
お父様の白寿、おめでとうございます。
ハツラツとしたお姿ですね。
それにしても、素敵なご旅行、どんなにか
お父様が嬉しかった事でしょう!
こんなに幸せな人生は、他にないと思えます。
両親、義父母共に亡くなってしまった私には
思いを馳せるしかない世界ですが、
拝見していてとても羨ましく感じました。
特に写真家さんに、ポーズを決めて撮っていただいた写真は
宝物ですね!
yamayuri2001
- ローマ人さん からの返信 2022/09/27 05:39:23
- お祝いのお言葉をいただきありがとうございます
- yamayuri2001さん、こんにちは。
父の白寿にお祝いのコメントをいただきありがとうございます。
父はとても元気で、来年は100歳の誕生祝を鹿児島県の指宿温泉でしようとの話が出ています。長生きしてもらいたいのは子供としては当然の願いです。
その分、面倒を見てくれている兄は大変だと思いますが・・・。
日本国道最高地点での家族写真は、親切な人と巡り会ったことで記録に残すことが出来ました。良い記念になりました。
今後ともよろしくお願いいたします。
ローマ人
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