青森、実は見所多いのでは。

2021/08/08 - 2021/08/10

2021年のお盆に、こどもたちを実家に預け、私一人で2泊3日、青森の旅に行ってまいりました。
ここ数年激務続きで、とにかく癒されたく、今回は無理しない我慢しないまったりすることをテーマに、宿から決めた旅でした。

そのため、特に青森に行きたいという欲求があったわけではなく、青森は行ったことないし星野リゾートがあるし、一回くらい行ってみてもいいか、くらいの感覚でした。
いつも国内旅行の行き先の選択肢としては、青森超えて北海道に行ったり、むしろ南に行くことの方が断然多いのです。

旅行記のタイトルが失礼かもですが、絶景たくさん、星野リゾートが複数件あり、グルメあり。
まったりすることを目的としていたはずが、いろいろ行きたい場所が多すぎて、忙しなく観光した結果、全然2泊3日で回りきれませんでした。

私が行った素敵な青森をほんの一部ご紹介します。

エリア 青森

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京駅からはやぶさに乗り、新青森駅到着！
はやぶさは外観緑のかっこいい個体、車内は普通のJRの新幹線同様快適でございました。
※最近は鉄道より断然飛行機(LCC)に乗ることが多いので、格差に驚きました。
　まあ、新幹線高いから、価格差もなかなかですが。

新青森駅でレンタカーを借りて、最初に遅めのお昼ご飯を食べます。
青森魚菜センターへ。
のっけ丼を体験したかったのです！

■のっけ丼とは
元祖［青森のっけ丼］は市場内のお店に並ぶ青森ならではの新鮮な魚介類をはじめ、
惣菜、地元の特産物や名物から、自分の好きな具材、好きな量をチョイスし温かなごはんにのっけて食べる丼です。

以下から引用させていただきました。
元祖　青森のっけ丼
https://nokkedon.jp/

青森魚菜センター 本店 市場・商店街

どん！
のっけた！

▼感想
・意外な発見。ホタテの貝柱が感動レベルで美味しかった。
・まぐろは大間のまぐろだけど普通だった。青森市から遠いからか、旬じゃないからか。

青森魚菜センター 本店 市場・商店街

次は、、、
三内丸山遺跡です！
青森市内にあるので、アクセス良しです。

北海道・北東北の縄文遺跡群の一つ。
世界遺産でございます！！

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

左下の翡翠っぽい石に惹かれ。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

展示物も面白い！
古代日本の知識としては正直中学生レベルなので、面白いな～くらいの感想しか出てこないのですが。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

土偶を見るとですね、ドラえもんの日本誕生が真っ先に思い浮かびます。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

娘(当時小学6年生)に、縄文遺跡に行ったよ～と伝えたところ、教科書に載ってた！と興味津々のようでした。
教科書に載ってたかしら。全然覚えてない。まさかの小学生以下の知識！？

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

これ、とても高いんです。高さに圧倒されました。
写真で見た時は、私でも登れるのではないかと舐めてました。
感覚的にはビル5階くらいの高さがあったように感じました。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

お盆、すなわち真夏なのでとっても暑かったのですが、ところどころドーム内で保護されている遺跡もあります。
なんと、ドーム内はクーラーが効いていて、癒されました。
ここもクーラーが効いていました。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

三内丸山遺跡に満足した私は、近くの青森県立美術館へ！
青森に来たら、あおもり犬に会いに行かないといけません。

青森県立美術館 美術館・博物館

初日は星野リゾート「界津軽」に宿泊予定。
もっと青森県立美術館を観光したかったのですが、せっかくの宿でゆっくりしたい。
ということで、中には入らずに移動ー！

青森県立美術館 美術館・博物館

青森市内で遊び過ぎて、宿に着いたのが17時でした。
全然15時に間に合わず。不覚。
界に宿泊するのは初めてでしたが、素晴らしい時間を過ごすことができて、ハマってしまいそうです。

界 津軽 宿・ホテル

界はリゾナーレとは違って、こぢんまり、大人の高級旅館といった佇まい。

界 津軽 宿・ホテル

コロナ禍だったこともあり、2021年もねぶた祭りは休止。
宿の展示物でねぶた感をしっかり楽しみたいと思います。

界 津軽 宿・ホテル

弘前ねぷたはこの形なのだそう。

界 津軽 宿・ホテル

宿の中をお散歩しているだけで楽しいです。

界 津軽 宿・ホテル

アップ！もう、美しい。

界 津軽 宿・ホテル

そろそろ日が落ちてきました。

界 津軽 宿・ホテル

私はせっかちだし、飽きっぽいので、一箇所でゆっくりするとかはあまりなく、海を見ながら読書しても5分くらいで次に行きたくなります。
が、たまにはスローにこの趣深い壁画(?)を味わおうと思い、しばらく座っていました。

界 津軽 宿・ホテル

ふと左側を見ると、かき氷提供中みたいな貼り紙が。
コロナで売れ行きが芳しくない地元のかき氷屋さんから氷を買い取っているっぽいことが書かれていました。
せっかくなのでいただくことに。
りんごのかき氷です。
甘さ控えめでとても美味しいです。
りんごをとても感じる。

界 津軽 宿・ホテル

完全に日が落ちました。

雨。
この旅は結構雨が降っていました。(が、全然問題なし)

夕食の時間です。
夕食付きのプランにしていたのです。
お盆だからなのか、普通に普段からなのか、かなりお贅沢な宿泊費でございました。

最初はウニ。
ウニ・しそ・山芋・マグロ・黒ニンニクの組み合わせだったと思います。
食べた経験のない味わいが口に広がりました。
一言で言うと、超美味しいです。
新しい経験を、ありがとう。
これなら食材が揃えば似た味を再現できるかもしれない。

確か、はものお吸い物だったと思います。
お上品な味わいです。
私は一人旅なので、速攻食べ終わります。

でんっ。
どれも美味しい。
ほんと幸せ・・・。

ちゃんと覚えていませんが、鮎の稚魚だったと思います。
ほんのり苦くて、大変お上品かつ美味しゅうございました。

フグの煮こごりだったと思います。
抹茶味で、こちらも経験のない味。面白い。

実山椒入りのうなぎごはん！
私はこの青森の旅で、黒ニンニクと山椒の美味しさに気づきました。
青森は山椒も名産のようです。

上にささっているのはりんご！
お腹いっぱい。
ごちそうさま。

2日目の朝。
朝ヨガに参加したあと。。
宿の朝ごはんです。
右は名物らしい、貝焼き味噌です。
まあまあ美味しい。

いつも朝ビュッフェだと3人前くらい食べてしまいますが、決まった量が出てきてくれるとありがたいです。食べ過ぎを防げます。

で、食べ終わったあと、私は青池に行くために早めにチェックアウトしました。
高速もないのに、130kmくらいあります。

白神十二湖です！

天気が悪かったからか、そんなに綺麗ではなく、ただの池ですね。

これ木の上に鴨が休んでいるんです。可愛い。

青池着いた～！！
このときかなり雨が降っていて、空は鉛色。
池が綺麗に見える天候ではないのですが、池は青くてとても美しかったです。
晴れていたら感動レベルだったのではないでしょうか。

青池
https://maps.app.goo.gl/kgTRoPJa41TL7sa37?g_st=ic

で、私は時間がなかった(のと悪天候すぎた)ので、青池だけで白神山地を去りました。
本当は沸壺の池にも寄りたかったのですが、断念。

黄金崎不老ふ死温泉です。
ここで、ご当地グルメのマグロステーキ丼と、温泉を楽しむのです！
右上にある具材を、左上にのせて焼いて食べます。

黄金崎不老ふ死温泉 宿・ホテル

いろんなごはんがマグロステーキを待ち構える！

マグロを焼きすぎるとツナになってしまうので、軽く炙るくらいが好きです。
(マグロ=ツナですが、ツナと言うと缶詰を思い浮かべる私)

ちなみに味は。。。
まあ、経験という意味では良かったです。
星野リゾートのごはん続きだったので、無駄に舌が肥えてしまったのかもしれません。

黄金崎不老ふ死温泉 宿・ホテル

ここでは露天風呂に入りたかったのですが・・・！
混浴なので、水着が必須。
私は水着を持ってきていなかったので、断念。。。
普通の温泉だけ入りました。

黄金崎不老ふ死温泉 宿・ホテル

さあ、次の宿に向かいます！
次の宿も界津軽の近くなので、西海岸からは100km以上距離があります。。。

途中の寄り道。
大岩、という場所のようです。

大岩
https://maps.app.goo.gl/gajdWXQY6PJBAPYx9?g_st=ic

大岩海岸 自然・景勝地

まだ小雨が降っているような天気で残念ですが、なかなかの絶景スポットの予感。

大岩海岸 自然・景勝地

お花のアップ。かわええ。

あの島に向かいます。

おおお！私、こういうトンネル的な場所大好き！
ワクワクしつつも、上までは行きませんでした。
狭いし滑りそうだから、おそらく物理的に不可能。

宿までの寄り道！
鶴の舞橋です。

鶴の舞橋 名所・史跡

悪天候のため、ベタベタ！
誰もいない！
悪天候だし。

雰囲気は良さそうです。
見晴らしが良いので、夕日とのセットだと綺麗なんだろうな。
悪天候なので太陽は一切見かけませんでしたけどね。

わぁーまだ紫陽花が咲いてる！綺麗！雰囲気ある！

鶴の舞橋 名所・史跡

夕方。ようやく着きました。。。
ランプの宿 青荷温泉です。

ランプの宿 青荷温泉
https://maps.app.goo.gl/LLqc8Xe4HQqB5tBH7?g_st=ic

ここは電波が通じず、電化製品は一切置いていない。
(予想通りコンセントもなくて携帯とカメラの充電が心配だった)
「デジタルデトックス」で有名な宿のようです。

個性的な宿のため好き嫌いが分かれそうですが、私は大好きな方でした！
二泊以上したら退屈で死んじゃうかもしれませんが、一泊だったので。

ランプの宿 青荷温泉 宿・ホテル

何を撮ってもフォトジェニック。
ただ、充電ができないので、無邪気に撮りまくるわけにもいかず、少し歯痒い。

お部屋！
簡易的な鍵だしいつでも侵入できてしまうような構造なので、セキュリティボックスはありがたい。(左側)
真夏でしたが、山の中にあること、あと悪天候で風が強かったからか、空調ゼロでとても快適に過ごせました。

ただ、風が強すぎたのか、ランプが2回も消えたのは困りました^^;
街灯は当然なく、宿の中も光源はランプだけなので、真っ暗で本当に何も見えなくなってしまうのです。

ランプの宿 青荷温泉 宿・ホテル

ランプが素敵すぎ。

外に出ました。
温泉施設は4ヶ所あるらしく、宿泊棟とは別のようでした。

紫陽花。
そしてやはりおしゃれ。

誰も人がいなかったので、写真撮りました。
ここは時間帯で男湯と女湯が分かれるようでした。

お散歩を終え、宿の夕食です。
18:00開始で、早めのごはん。

部屋が暗すぎて上手く撮れない・・・。
(肉眼でも形状を捉えるのが難しいくらい)
星野リゾートのような、贅沢！絶品！というわけではないですが、とても体に良さそうな味とラインナップです。
これはこれで大変ありよりのあり。

あー美味しかった。
食堂を出てロビーを見上げると、複数のランプが灯っていました。

ここで私の中でちょっとした欲が。
ずっと悪天候だけど、もしかしたら隙間で雲が途切れて星を見られるのでは？
と思い、カメラを担いで外に出てみました。

おおおおお！！
なんてラッキー！！
途切れてるどころではなく、ちゃんと星が綺麗に見える！！

宿自体が暗いので、そんなに光害となりません。

ランプの宿 青荷温泉 宿・ホテル

地面にカメラを叩きつけ、かがんで星空を撮影する変な女。(私だ)
のことなど歯牙にもかけず、宿泊客の皆さんも星空の美しさに感動しているようでした。

ランプの宿 青荷温泉 宿・ホテル

星空も、三脚なしで撮影できるんです。
三脚は重いので、自宅から車移動でもない限り私は持参することはありません。
私はもっぱら地面にカメラを押し付けて固定して撮影する派です。
私の荒っぽい使用方法に付き合ってくれているカメラにはいつも感謝。

電波も届かないし、せっかくの機会なので携帯には一切触らず、目を閉じたら21時半くらいには就寝していました。
朝6時くらいに自然に目覚めることができました。スッキリ！

宿の朝ごはん！
夜以上に暗くて、やはり肉眼でも形状を捉えるのが難しいレベル。
朝ごはんはかなり質素な印象で、無理なく食べられます。

ごはんを食べたあと、お散歩です。
正直今日も天気が悪い。
前日の夜星空を見られたこと自体が奇跡のようです。

こちらは倉庫？に入っていたと思われるランプたちです。

紫陽花がかわいい。
で、朝も温泉に浸かって、一息ふぅ、としたあと、チェックアウトしました。
何だかとても癒されました。

そして次の目的地は奥入瀬渓流です。
入口にある、銚子大滝です。
何だろ、前日の大雨で氾濫気味に見えなくもない・・・。

銚子大滝 自然・景勝地

素敵スポットなんですけどね。

銚子大滝 自然・景勝地

うんうん、素敵な森。
曇っていても綺麗に映るのが森の良いところ。

奥入瀬渓流 自然・景勝地

はい、見どころ・・・
のはずが、めっちゃ濁流！！
茶色い！！
このどぶ色、東南アジアかと思った・・・。

奥入瀬渓流 自然・景勝地

本当は綺麗な水なんですよねきっと。
雨降った後に川に来てはいけなかったらしい。

奥入瀬渓流 自然・景勝地

森は素敵なんだけども。

気を取り直して、ランチにします。
星野リゾート奥入瀬渓流ホテルのすぐ近くにある、イタリアンのお店です。
全然食べ放題を求めていなかったのですが、食べ放題オンリーでした。。。
ただ、焼き立てピザが食べ放題だったり、かなり美味しいレストランでした。
お客さんはみんな地元の方に見えました。

石窯ピザ Ortolana（オルトラーナ）
https://maps.app.goo.gl/vg2VG7ggWaY3KLnV7?g_st=ic

トイレの前にやたらおしゃれなライトが並んでいた。

天気も悪いままだし、そろそろ帰路に着こうかなと、青森市内へ向かいます。

アスパムでお土産を大量購入して自宅に配送し。
(最近、国内旅行ではお土産は冷蔵もの以外は全部配送です。荷物少なく済んでほんと楽)

青森県観光物産館アスパム
https://maps.app.goo.gl/MVcmzB54g5gUcB5N8?g_st=ic

その後、ねぶたを感じたく、ねぶたの家ワ・ラッセへ。

ねぶたの家 ワ・ラッセ
https://maps.app.goo.gl/p9N42fJkNTXA8UjV8?g_st=ic

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

おおおお・・・！
何という技術。
どうやって作っているのだろう。
美しい。

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

ストーリー性はわかりませんが、圧倒される。

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

ねぶた祭りは見たことがないのですが、これを担いで練り歩くのでしょうか。
すごいなぁ。
一度、体験してみたい。

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

ねぶたねぶたねぶた。

作りかけを見せてくれている様子。

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

可愛い模様。

これ、中に入っています。

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

ワラッセ、結構楽しかったです。
もう夕方。
翌日朝から仕事だったので、そろそろ東京に帰らねば。

ワラッセ目の前のおしゃれな建物にフラッと入ってみました。

あまり時間はなかったので、チラ見だけ。

この後新青森駅からはやぶさに乗って東京に帰ったのですが、前日宿で充電できなかったことから、駅で大慌てでドトールで充電させてもらいました。
ランプの宿に宿泊するときは、モバイルバッテリーは必須ですね。

以上、二泊三日の旅でした。
まったりすることを目的としていたはずが、かなり忙しく楽しみました。
まだまだ青森を制覇していないので、また行きたいと思います。