2022/08/24 - 2022/08/25
181位(同エリア357件中)
風待ちさん
2日目
朝、六呂師高原の散策と自然保護センターの写真展を見て、本日のメインに出発。
平泉寺白山神社 → ランチ・予約12:00 → 恐竜博物館(入場制限12:30~14:00の回を予約)
→永平寺・柏樹関(15:00チェックイン 15:30から座禅体験予約)
今日は、予約の時間に合わせての完璧(?)のスケジュールです。さあ、がんばるぞ!
《平泉寺白山神社》
白山は、富士山、立山に並ぶ日本三名山の一つ。平泉寺は、717年に泰澄が白山に登る「禅定道」を開こうとしたところ。その後、比叡山延暦寺の末寺となったのをきっかけに僧兵集団として有名に。南北朝時代には、足利尊氏ら北朝側の斯波高経(朝倉氏に越前守護の座を奪われた)から助勢を依頼され、藤島の荘を得る。この頃最盛期で、社堂四十八社三十六堂、六千の僧坊があったという記録があるそうです。
室町時代後期、信長に攻め込まれた朝倉義景からの援軍要請に応じず、義景はここ大野で自害。昨日訪れた一乗谷朝倉氏遺跡の歴史と深く結びついていたのですね。さらに波乱万丈の歴史が。
1574年、石山本願寺の命を受け一揆の地元軍が村岡山に砦を開き平泉寺の僧兵と戦うことに。手薄となった平泉寺の背後から放火、平泉寺は焼け落ち僧兵も討たれてしまいます。村岡山を勝ち山と呼んだのが、地名「勝山」の由来。9年後復興が始まり、江戸時代には上野の寛永寺の末寺となり、社殿などを再建。
ところが、1868年の神仏分離令で、平泉寺への寄進地はすべて没収され、「平泉寺」の名称を廃止、「白山神社」として残り、当時の院主は還俗して神官となったのでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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平泉寺白山神社
ここを開いた「泰澄大師の廟」1300年前に大師から歴史が始まった。 -
精進坂。この坂より上は魚類な持ち込みは禁止だった。
長い石段を登っていきます。 -
泰澄が白山登山の途中、林泉(今の御手洗池)を発見。当地が神明の聖地であると知り、社を立てた。白山信仰の中心地であり、古くは「白山平泉寺」と呼ばれ、後世、一般に「白山寺」と呼ばれたため寺院であるかのように思われてきたが、本来神社である とかかれています。
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国の名勝に指定された庭園・玄成院庭園がありました。
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聞いていた通りの素晴らしい苔。
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名前は定かではないけれど、白山神社の苔コレクション① (下の歴史探幽館まほろばにそう紹介されていました)
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苔コレクション②
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苔コレクション③
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苔オプション
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御手洗池。泰澄が、池のそばで祈っていると白山の女神が現れたという池。
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清らかな水です。
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境内は苔に覆われ、静寂な雰囲気。
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南谷三千六百坊跡。発掘調査から計画的に僧坊を配置した宗教都市だったと言えるようです。
僧坊の一つ「東尋坊」は乱暴な僧だったため、仲間の僧に崖から突き落とされたというお話。観光名所の東尋坊の名前はそこから来たようです。 -
中世の石垣。
まほろば館の見学を含め、1時間あまりにて、見学終了。
駐車場に戻り、かき氷をいただき休憩。
12:00予約のランチへ向かいます。 -
ランチを終え、恐竜館に。途中、こんな恐竜が道案内を。
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恐竜館入り口の案内板。
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入ってすぐに、勝山市北谷の発掘現場の様子のレプリカがありました。この地ではたくさんの恐竜の化石や、翼竜の足跡などが見つかっています。フクイベナートル、フクイティタン、フクイラプトル、フクイプテリクス、フクイサウルスとフクイの名のつけられた恐竜が生息していたのです。すごいね。
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このような全体骨格が44体の展示されています。館内はフラッシュ禁止で撮影OK。
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こんなのと遭遇したら、ヤバイ!
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アロサウルスの巨大な足。どんな筋肉がついていたのか、ウ~ン。生々しい。
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大きい
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当時の環境も想像して
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フクイペナートル
他にも幼体の入った卵のレプリカなど、興味深いものがたくさんありました。夏休みの子供たち連れの家族でにぎわう博物館の見学を、2:20分で打ち切り、永平寺親禅の宿・柏樹関へ。座禅体験の時間が迫っています。 -
15:02柏樹関到着。玄関の前で、柏樹関から電話。15:00到着の予定を過ぎ、座禅の時間を心配されてでした。ギリギリセーフ。
これは、柏樹関のロビーにある「ほう」 永平寺にあるものを模して作ったもの。
魚板とか魚鉦、開ほう、とも呼ばれ、食事の時間を知らせるものとして使われるようです。竜頭魚身の形ですが、魚を模したものが多いようで、その進化したものが木魚です。なぜ魚なのか?魚のように昼夜目を開け、一心に修行するようにと言う教えだといいます。お経を唱えているときに、居眠りする僧がいないようにというのはおもしろいですね。 -
柏樹関のロビーに3:10集合で永平寺に案内されました。
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参道のわきを流れる川。
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若い僧から、歩き方や座禅の細かい作法のレクチャーを受け、20分の座禅を体験。心穏やかになって帰ります。
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山頭火の歌碑 「生死の中の 雪 降りしきる」
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明日はまた、ここで「朝のおつとめ」を体験させていただきます。
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