2022/08/26 - 2022/08/28
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摂津の国のマーガトロイドさん
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東四国のダムカード巡りの次は西四国。
四国のダムカードはお遍路さんと同じ「八十八か所」だが煩悩が減るお遍路と違ってこちらは煩悩が増えていく旅…また煩悩の減らない奴である…
四国ドライブパスを使って夜の山陽道を走ってしまなみ海道へ。
松山道と高知道を走り抜けて新宮ダムと早明浦ダムのダムカードをゲット。
せっかく高知に来たならとカツオのたたきを食べて足摺岬へ。
四国最南端の絶景を堪能したら次は宇和島の鯛めしを堪能。
翌日はダムカードが中心ながら大洲にも立ち寄り観音寺でSL客車と出会い香川県に来たら外せないうどんも堪能。
瀬戸大橋を渡って大阪に帰る充実の2泊2日の旅。
なお車内からの写真は全て停車中に撮影しています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2日目は宇和島からスタート。まずは再び高知県へw
高知県・愛媛県道4号は愛媛県内は快走路なのだが高知県側5kmは狭隘区間となる。
ここで脳内に出てくる高知県名物「1.5車線的道路整備」のワード…
もっとも、この狭隘区間があるからなのか交通量は非常に少ない。 -
ということで坂本ダムに到着。高知県営のダムなのに四国電力の名があるのは小規模ながら発電設備もあるためである。
-
この手のダムにありがちの諸元の看板もあるのだが…特に右側は読めないw
-
ダムカードをゲット。大阪ナンバーで来ていたためか「大阪から?」と聞かれる。
再び例の狭隘区間を走って次は山財ダムへ向かう。
愛媛県側にも微妙に狭隘区間はあるが1.5車線以上はあるので高知県側と比べればかわいいもの。 -
山財ダムに到着。管理事務所はダム堤体からかなり上のところにある。
-
山財ダムもダムカードゲット。大阪から来たという話をするとなぜか瀬戸大橋と明石海峡大橋経由についての地元情報をゲット。
対応してくれた職員は大阪へはあまり行かないので徳島道の対面通行を嫌って瀬戸大橋経由と言っていたがよく大阪に行く人達は明石海峡経由なら徳島道が圧倒的に多いとのこと。
今は高松道も4車線化して、徳島道経由より高松道経由の方が早いパターンも出てきたがやはり徳島道の方が最短距離ということなのだろうか…
津島岩松ICから松山道を走り抜ける。
宇和島市街地を駆け抜ける様子は街の地形も相まって佐世保に似た印象を受ける。
西予宇和を過ぎると有料区間になるので交通量は減る。こちらはドライブパスなので関係ないが…ちなみに前日の須崎東以来の有料道路である。 -
大洲の街に立ち寄る。
大洲城に立ち寄ろうかと思ったがこの日はイベントが行われるようで駐車場が封鎖されていた。 -
仕方ないので大洲郵便局すぐ横の肱川へ。8月末だがまだまだ暑い。
肱川ではカヤックに乗っている人たちがいた。
今後の四国の楽しみを残しておくためにも今回はパスとして無料区間の大洲道路へ戻る。
大洲ICから無料区間に入るが明らかに車は減るw -
伊予灘SAにて1000km突破。というか偶然とはいえ1008kmとかなぜABC…
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伊予灘SAから見えるのは伊予灘…だけでなく松山市方面も一望できる。
これは伊予灘方面を向いている。 -
松山が見えると書いたがこの通り松山市駅前の観覧車も見ることができる。
実ははるか遠くに松山城も見えている。 -
松山市街方面をズームしないとこうなる。
松山ICからは一気に4車線区間、最高速度も100kmに上がる。とはいっても隣の川内ICからは桜三里区間に入り80kmになるが… -
石鎚山SAに到着。ここにて西四国一周達成。
休憩は伊予灘SAで済ませているのでここでは写真だけ撮ってすぐに出発。
いよ西条からは100km区間。松山道は交通量が多くない割に4車線区間は一部区間除いて100km制限なのでかなり動きやすい…
いやマジでしおかぜはよく頑張っている…普通なら高速圧勝だぞこれ土讃線と高知道に関しても言えるけど…
川之江JCTから高松道に入る。 -
大野原で高松道を降りて讃岐うどんを食べることに。
事前のリサーチで評判の良さそうな店へ。 -
高松よりは価格は高いがボリュームはヤバい…味はやはりおいしい。
-
ここからは観音寺市や三豊市周辺のダムを巡る。まずは五郷ダムへ。
-
五郷ダムは見事に自然の中にある。
1960年代の歴史の古いダムだ。
ちなみにほぼ治水用ダムなのでダム自体は割とシンプル。 -
次は豊稔池へ。ここがすごかった…
前日の早明浦ダムよりも人が多かった(そもそも早明浦ダムには筆者しかいなかったが)
まあ見た目からして相当古い(五郷ダムのような高度成長期のダムと異なりここまで古さが突き抜けると逆に豪華になる)わけだが大正末期に着工され昭和3年に完成した日本最古の石積式マルチプルアーチダムである。
この時代から既に渇水対策は始まっていた。
しかしそれでもどうしようもなく抜本的対策として挙げられたのが香川用水である…
せっかくなら香川用水記念公園にも向かえば良かったとも思いつつルート取りの関係で今回はパス。香川用水記念公園なら丸亀城と合わせて行けるので次の機会とする。
実際は丸亀城とセットで訪れたのは瀬戸大橋記念公園であり、まだ香川用水記念公園は未訪だが… -
そしてほぼ直下ギリギリまで行けるのも特徴。さすがに本当に直下までは行っていないが…
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この規模と古さ、貴重さである。当然重要文化財に指定されている。
そもそもマルチプルアーチダム自体が貴重で、他には仙台の大倉ダムしかない。 -
次の粟井ダムへ向けて車で走っていると…
ブルートレインの廃車体、それも実際には存在しない観音寺幕!? -
引き返して(雲辺寺ロープウェイの第2駐車場らしい)車を止める。
人がいたので話を聞くとクラウドファンディングでここに移設して遍路宿を目指して整備中なのだとか…
ちなみにこれを公開した2023年4月時点では既に遍路宿として営業はしているようだがネットでの評判は… -
支援のステッカーを購入して車内を見せてもらうことができた。
こちらはまだ整備中のデュエット車両。かつてなは号で使用されていたもので方向幕も「なは」が入っている。 -
一方こちらは開放式B寝台車。こちらは車内に入れる。
-
ということで早速入ってみる。
元々鹿児島県阿久根市で保存されていたということもあり、モケットから分かる通りJR九州の車両だ…
九州鉄道記念館を彷彿とする。 -
上部もこの通り。梯子も操作可能だったが閉じた状態としている。
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水回りは…まあ国鉄時代…
これについてはトイレ、シャワーは専用棟ができたのでそちらで対応ということになったらしい。 -
車掌室にも入れる。
ここには方向幕の対照表が並ぶ。みずほ、さくら、はやぶさといった新幹線組やあかつき、彗星、紀伊、安芸といった寝台列車最盛期の列車まで並ぶ豪華なもの。 -
その方向幕はこの機械で操作する。
この時はまだ方向幕は操作不可能とのことだった。 -
ドアスイッチや車内放送マイクもある。
これらはこの時点ではまだ未通電のため使用不可能とのことだった。 -
雲辺寺ロープウェイ駐車場を後にして本来の目的地である粟井ダムへ。
意外にすぐ近くだった… -
貯水量はご覧の通り結構少ない。香川県のダムの夏場ということもありどうしても仕方ないのだが…
-
それにしても2001年完成のダムなのだがもうこんなに案内板は年季が入るのか…
ここからも車で山を下り大野原支所へ。 -
順番は前後するのだが、豊稔池のダムカードは観音寺市大野原支所でもらえる。
ここはなんと隣に大野原郵便局が併設。ダムカードと郵便局を同時に巡れる素晴らしい立地(笑)
すぐ近くの大野原ICから高松道を走り… -
隣のさぬき豊中ICで降りる。
「さぬき」とついているのは大阪の豊中IC(+中国豊中IC)との区別のため。
今回のドライブパスは大阪の豊中ICは入っていない(宝塚ICまで)が豊中市内はルートの関係上走行するので香川県の豊中にも立ち寄ってみた。
三豊市の豊中町も大阪府の豊中市も由来は下記の通り同じようなものであるw
豊中町…三豊平野の中央
豊中市…豊島郡(→後の豊能郡)の中央 -
さて「業務スーパー豊中店」はあれども大阪まではまだ240km近くある。
そろそろ高松道に入り大阪方面へ戻ることにする。 -
丸亀市を通過して坂出JCTで瀬戸大橋方面へ。
普通に大阪に帰るだけなら明石海峡大橋経由が早いが安いのは瀬戸大橋経由。そしてなによりまだ瀬戸大橋の高速道路部分は渡ったことがない。ということで瀬戸大橋経由で帰ることにした。
その結果高松道は坂出JCT~高松檀紙間という微妙な区間だけが残った。
坂出北ICを過ぎるといよいよ目の前には瀬戸大橋が見える。
というよりもう番の州高架橋に差し掛かっているので実質的に瀬戸大橋である。
南備讃瀬戸大橋と北備讃瀬戸大橋を渡って与島PAへ。
大阪への到着時間(というかレンタカーの返却時間)を考えるとあまり余裕はないのだがここで与島PAに立ち寄らないという選択肢はない。 -
展望台があるので上がってみる。
水島港へ向かう航路だろう。貨物船が水島方面へと向かっていた。 -
そうこうしていると瀬戸大橋方面から列車の走行音…
隣の瀬戸大橋を特急しおかぜが通過していく。 -
ここはPA、そして電車には乗れないのに通過時刻表があるw
意外にも深夜に走る列車は2時台の貨物列車1本のみだった。もっと多いイメージだった… -
この美しい橋を今から渡ることになる。
くぐるのは何度もしているが車で渡るのは初めて。 -
与島では折り返しが可能。
構造上、折り返さない車もチェックゲートを通ることになるが、もちろん順方向に通り抜けるだけでは支払いが発生することは無いのでご安心を。 -
瀬戸内海国立公園の美しいアンパンマンを眺めながら…
ありがとうございますwww
時間があまりないので与島PAからは飛ばし気味で向かう。 -
倉敷JCTで山陽道に移り白鳥PAまでノンストップで向かおうと思ったが…眠気に襲われたので福石PAで強制休憩。
ついでにPAの情報を見ていると上り線の松屋は白鳥PAではなく権現湖PAであることが判明。目的地が権現湖PAに変更になった。 -
ということで播但連絡道路経由は完全に消滅。そのまま山陽道を走って権現湖PAへ。
ここで夕食と最後の休憩。ここからは宝塚ICまでノンストップ。 -
宝塚からはいつもの帰路でレンタカーを返して帰宅。
1403km走った今回の旅は終わり。
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