2021/10/22 - 2021/10/24
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マルディン旅行記Part 2
2日目は朝から素敵なタクシー運転手さんとの出会いがあり、思い切って、マルディン周辺の見どころをタクシーで周遊することに。
行き先は以下のとおり。メソポタミアの大地を駆け抜けてきました。
*カースィミーエ神学校
*ザファラン修道院
*ダラ遺跡
*ベヤーズ・ス(川床で食事)
*聖ガブリエル修道院
*ミディヤット
おさらいになりますが、
マルディンは、シリアと国境を接するトルコ南東部の都市。
現在トルコ人、アラブ人、クルド人、そしてスリヤーニ(シリア正教徒)など様々な民族や宗教の人々が共に暮らす街は、”The City of Tolerance(寛容の街)”とも呼ばれています。
イエス・キリストが話したとされるアラム語の方言を現在も用いるスリヤーニ教徒の歴史や文化(ワインも!)に触れられることも大きな魅力です。
なお、マルディンは主に危険レベルが2「不要不急の渡航中止」の地域。情勢が不安定化しうる地域ではありますので注意が必要です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マルディンで滞在したHilton Garden Inn。
2日目の旅はここからスタートです。
フロントで呼んでもらったタクシーの運転手さんが、この日の運命の出会い。
元々、カースィミーエ神学校、ザファラン修道院(どちらも近いが、徒歩では無理)だけタクシーで観光して、またマルディンの旧市街をあてもなく散策しようと思っていたのですが。
タクシーの運転手さんが、「ミディヤットまで行っても夕方までに帰ってこれるよ。マルディンまで来て行かないなんて損だよ!」的なことをおっしゃり、提案された料金も600リラ(約7,200円)と良心的!
予定外でしたが、幸先が良すぎるので、お願いすることに。
(結果的に寄り道もしたので、650リラ(約7,800円)+チップ)
拘束時間は9時半~17時半。ヒルトン ガーデン イン マルディン ホテル
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運転手さんの名前はフラートさん。
トルコ語で(アラビア語でも)「ユーフラテス」の意味。
年上のおじさんに見えるけど(お腹とか笑)、実は私達と同世代で30代半ば。一児のパパ。
お父さんがアラブ系、お母さんがクルド系。トルコ語だけでなく、アラビア語とクルド語もしゃべれます。サウジで勤務経験があるのですが、英語は得意じゃないとのこと。
今はタクシー運転手onlyですが、元々ガイドをしていたそうで、知識も豊富!
所々案内や解説もしてくれて、ありがたかったです。
ルート設定と時間管理も完璧でした。 -
9時半にホテルを出発して、まずはカースィミーエ神学校へ。
Kasımiye Medresesi
息子、ノリノリなトルコマダムと記念写真。カースィミーエ神学校 建造物
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アルトゥクル朝時代に建設が始まり、アクコユンル朝(白羊朝)の15世紀末に完成メドレセ(神学校)。
アクコユンル朝は、14世紀後半~16世紀初頭まで、ディヤルバクル(マルディンの隣)を中心とする地域を支配した、トゥルクマーン系部族のイスラーム王朝。
(アルトゥク朝は、11~15世紀)
当時の君主カースィム(Cihangiroğlu Kasım Padişah)の時代に完成したことから、カースィミーエ神学校という名が付きました。
ちなみに、この君主はこのメドレセで殺害され、血痕が今でも残っているとかないとか。カースィミーエ神学校 建造物
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美しい中庭。
イーワーン(三方を壁で囲まれたアーチ状の空間)奥の泉から水が流れ出て中央のプールに注がれます。スーフィズムの思想で、人の誕生から死までを、そして最後の審判を象徴するそうです。
(マルディン市内のモスクにもこの構造があって、気になっていたんですよね。)
2階建てで、中庭を囲むように23もの部屋があります。
それぞれの入り口は低く、お辞儀しないと入れないのもメドレセあるある。
当時この地域で最も重要で資金源のある教育機関だったそうです。
トルコ共和国となり、教育が世俗化される1924年までの約500年、メドレセとして現役で機能を果たしてきたのですからすごいですよね。カースィミーエ神学校 建造物
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モスク部分、質素な造りです。
隣に霊廟もあって、2人分の棺もあったのですが、どなたのものか・・・カースィミーエ神学校 建造物
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美しい幾何学模様のレリーフ
カースィミーエ神学校 建造物
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カースィミーエ神学校から見えるメソポタミアの大平原も、なかなかの絶景。
その先にはシリアがあります。カースィミーエ神学校 建造物
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途中、マルディン旧市街が一望できる写真スポットにも立ち寄ってくれました。
自力では行けなかったでしょうから嬉しいです。 -
続いては、ザファラン修道院。
Deyrul Zafaran Manastırı
(Mor Hananyo Monastery 聖ハナニヤ修道院)
5世紀に建てられた、シリア正教会の修道院です。
現在の形になったのは18世紀。
紀元前には太陽の神殿(Temple of Sun)として、ローマ時代には城塞として使われていた場所です。
Zafaranはサフランのこと。この辺りでサフランが育てられていたとも、黄色い石材が使われていることに由来するとも言われています。ザファラン修道院 寺院・教会
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周辺の丘には、洞窟住居も見えてびっくり。
この辺りには、現存しないものの、他にも修道院があったそうです。ザファラン修道院 寺院・教会
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入場料は15リラ(約180円)。
入場制限があるため、待合スペースで20分程待ちました。
息子は黒猫を追いかけたり。ザファラン修道院 寺院・教会
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他の観光客の皆さんに可愛がっていただいて、アイドル状態。
誰もマスクをしてないので、コロナが心配でしたが・・・
家族以外の人とマスクなしで触れ合うなんて、息子が生まれてからほとんど機会がなかったので、何だか感慨深かったです。ザファラン修道院 寺院・教会
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私はといえば、売店でお買い物。
ザファラン修道院で収穫される自然の恵み。
オリーブ関係のものが多かったです。
私は、オリーブオイルと、Süryani Çöreği(スリヤーニ・チョレイ)と呼ばれる、デーツの餡入りのシナモン風味の焼き菓子を購入。ザファラン修道院 寺院・教会
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修道院の周りは辺り一面オリーブ畑。
乾いた大地に根を張るオリーブの木。
生命力が感じられて、大好きな風景です。ザファラン修道院 寺院・教会
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20分程待って、ある程度人が集まったところで、係員の誘導で中を見学しました。
ベビーカーは持ち込まず、抱っこ紐で対応しました。
シリア正教会の中心であったのが、このザファラン修道院と、後程訪れる聖ガブリエル修道院。
シリア正教会の総主教座は元々アンティオキア(現トルコ・アンタキア)でしたが、1160年~1932年まではこのザファラン修道院が総主教座を務め、その後シリアのホムス、そしてダマスカスに移りました。ザファラン修道院 寺院・教会
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階段のレリーフがとっても可愛いです。
トルコでスリヤーニ教徒と呼ばれる信者の人々。
マルディンを開拓したのも、3世紀頃のシリア正教会のキリスト教徒(スリヤーニ教徒)でした。初期のキリスト教を担い、継承してきた人々です。
第一次世界大戦時、オスマン帝国内での迫害で、その数を大きく減らすこととなりましたが、世界中に散らばったスリヤーニ教徒が今でも訪れるのがマルディンとその周辺の修道院です。ザファラン修道院 寺院・教会
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スリヤーニ教徒が話すスリヤーニ語(シリア語)は、イエス・キリストが話したとされるアラム語の現代語バージョン。
今でもその言語を継承する人々がいるというのは、とてもロマンがありますよね。
ザファラン修道院には、現在も2名の修道士がいるそうです。ザファラン修道院 寺院・教会
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係員による誘導や解説があったかどうか記憶が定かではありませんが、、、
私達以外はツアー客の方が多かったです。
そのため、何が何だか・・・
よく分からないまま見学が終わってしまいました。ザファラン修道院 寺院・教会
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古そうな井戸もありました。
ザファラン修道院 寺院・教会
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中庭を囲むように幾つものお部屋があります。
ザファラン修道院 寺院・教会
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何百年もの歴史がありそうな木の扉。
中には、古いお墓が幾つかありました。霊廟のようです。ザファラン修道院 寺院・教会
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礼拝堂
石作りの祭壇。
アーチ部分の彫刻がすごーく繊細で、美しいです。ザファラン修道院 寺院・教会
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正式な名前は、聖ハナニヤ修道院。
聖アナニアに捧げられた修道院です。
アナニアといえば、キリスト教徒迫害のためにダマスカスを訪れたサウロ(後のパウロ)を回心へと導いた人物。
その時、目が見えなくなったサウロが滞在したのが「まっすぐな道」で、その近くに聖アナニア教会もあり、どちらもダマスカス旧市街の見どころとなっています。私もこの辺りに住んでいたので、よく行きました。
この辺りは本当に様々な宗派の教会があります。
https://goo.gl/maps/3Fg4RbtGcPaVM1qb9ザファラン修道院 寺院・教会
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ザファラン修道院で買ったお菓子。
Süryani Çöreği(スリヤーニ・チョレイ)
デーツが入ってる時点で、トルコというより、アラブなかおり。
参考までに、シリア正教について調べてる時に見つけた、日本人のシリア正教徒の方のサイト。
http://www.syrian.jp/008-1-1.htm
アンティオキアをルーツとする、初期キリスト教会の流れを汲むシリア正教会。
その歴史や教義などを詳しく説明してくださっています。ザファラン修道院 寺院・教会
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続いては、ダラ古代遺跡(Dara Antik Kenti)。
https://goo.gl/maps/fjbwW8qZeD9JZdWo9
近年発掘調査が進んで、これからどんどん注目されるであろう遺跡。
マルディンから30キロのOğuz(オウズ)村にあります。
紀元前から集落があり、”ダラ”という名前は、この地で紀元前4世紀にアレクサンダー大王と戦って戦死したペルシャの王ダリウスに由来すると言われています。
一番栄えたのが紀元5世紀から。
北メソポタミアに領土を拡大していたササン朝ペルシアの侵入から東ローマ帝国の東部国境を守るため、503~507年に、東ローマ皇帝アナスタシウス1世によって造られた軍事都市。4キロの城壁で守られていました。
兵士だけでも4万人が暮らしていたそうです。 -
最初に訪れたのが、一番の見どころである、墓地。
洞窟住居にも見えますが、ものすごい数のお墓があってびっくりします。
6世紀に都市建設のために採石場として使われ、その後墓地となりました。
3種類の墓があるそうで、写真のような石棺型のものとか。 -
岩石をくり抜いたタイプのものとか。
ダラの街はキリスト教化しますが、お墓には異教徒とキリスト教の文化の混在が見られるそうです。 -
巨大な墓地。
「ネクロポリス」と呼ばれ、ギリシャ語で「死者の街」を意味するとか。
発掘調査の際には、3000体もの遺骨が見つかったそうです。 -
この墓地群で一番注目すべきは、こちら。
キリスト教らしいモチーフが刻まれたこちらの入り口。「枯れた骨の復活」について述べた預言者エゼキエルに関するものだそうです。 -
3階建て構造になっているお墓。
ここからも、人間や動物の骨が何百体も見つかったそうです。 -
人骨が展示されていたかは、記憶が定かではありませんが、ガラス張りになっていて、下の空間が見られるようになっています。
-
長い通気口のようなものがあって、皆さんここで記念撮影をしていました。
「ここで撮る意味って何?」って正直思いましたが笑、フラートさんに促されて、私達も列に並んで撮ってもらいました。 -
少し車で移動して、ここもダラ遺跡の一部。
Zindan Sarnıç
なんと、地下貯水池が残っているんです。
先程のザファラン修道院で遭遇したツアー客の皆さんとここでもばったり会って、息子を可愛がってくれました笑。 -
急な階段を降りていくと、綺麗にライトアップされた貯水池が出現。
何もないところに(失礼)、こんな綺麗なローマ遺跡が現れるなんて。
保存状態も良くて本当にびっくり。
息子はパパに抱っこ紐で運搬してもらいました。 -
地下に水道橋があるような構造。
この上には、教会があったようです。
自然の岩山に囲まれていたこと、川が近く水を豊富に貯水できたこと、肥沃な大地で食糧も豊富に蓄えられたことが、ダラが東ローマ軍の基地として選ばれた大きな理由だったようです。 -
「メソポタミアのエフェス」とも呼ばれるダラ遺跡。
私達が見たのはほんの一部ですが、ダラの街は広範囲に広がっています。
この写真は車から撮ったもの。
これも貯水池でしょうか。
現在も教会、宮殿、市場、監獄、貯水池、洞窟住居の跡が残っています。 -
アーチ型の橋もありました。
これも車から撮った写真。
ダラ遺跡に関して参考にした記事。
http://www.mardin.gov.tr/dara-antik-kenti
https://www.jiji.com/jc/v4?id=turkytabi1410j0006 -
「次はベヤーズ・ス(Beyazsu)に行くよ!」と運転手のフラートさん。
到着するまでひたすら、ベヤーズ・スって何???って感じでした笑。
ダラ(Dara)からは、東方向にシリアとの国境沿いをドライブして、ヌサイビン(Nusaybin)という街を経由。そこからミディヤット(Midyat)に向かって北上していくのですが、その途中にあるのがベヤーズ・ス。
国境沿いの道路には、やはりコンクリートの壁があって、その向こう側がシリア。
どこから見られてるか分からないので、写真は撮りませんでしたけど、スムーズなドライブでした。ちなみに、国境地帯は危険レベル4ですので、良い子は絶対真似しちゃいけないやつです・・・。
壁に関する記事↓
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20170616_001249.html
万里の長城やイスラエルの壁に続いて、世界で3番目に長いらしいです。時代に逆行して、壁を作るのが世界的なトレンドですよね。
ここ10年ほどでトルコはシリアに4回侵攻していて、最近(2022年春)も新たな軍事作戦を表明していました。戦争と隣り合わせだと定期的に思い知らされるトルコ暮らしです。 -
ベヤーズ・スに到着です!
なんと、トルコ版川床です。
この展開、予想外すぎて、大興奮。
運転手のフラートさんもドヤ顔笑。
ベヤーズス渓谷は、乾いたマルディンの大地において、緑が生い茂るオアシスのような場所。
地元民憩いの場で、とても楽しそうな雰囲気です。 -
ベヤーズ・スは「白い水」の意。
ここでは、ベヤーズス渓谷で釣れるアラバルク(川マス)のケバブが名物です。 -
ベヤーズ・プナル(白い泉)
ミディヤットのご当地ミネラルウォーターです。素敵。
私達もこのレストランで1時間の休憩を取ることになりました。 -
アラバルク(川マス)のケバブ
これが感動的な美味しさでした!
ただの焼き魚じゃなくて、ケバブのようなスパイシーな下味が付いています。こんな美味しい食べ方があるなんて!
今回の旅で一番記憶に残っている食事。いつかマルディンを再訪する機会があれば、この場所が一番の目的になりそうです。
本当に美味しかったです。 -
食事中、ずーっと良い子に待っている可愛い子ちゃん。
魚を食べるのが下手な私のお皿にロックオンです笑。
「そろそろ良いよね?」って顔してずーっと見てきます。
うぅ・・・食べづらい。 -
大体食べ終わって、箸を休めた瞬間、私のお皿に食らいついてしまいました・・・。
スパイシーなので、あげるつもりはなかったんですけどね。
店員さんを呼んで、下げてもらいました。
毎日美味しいお魚が食べられて幸せな、ベヤーズ・スの猫ちゃん達です。 -
我が家の可愛い子ちゃんはというと・・・
タクシーの中で早めのお昼を食べさせておいたので、ベビーカーで待機。
この頃1歳9ヵ月の息子。旅先でもまだイヤイヤ言わず良い子にしてくれてました。
途中、お兄さん二人組の生演奏と生歌に興味津々。
(フラートさんが、スマートにチップを渡してくれました。)
アップテンポな民族音楽に合わせて、ノリノリな踊りを披露してくれました(息子が笑)。完全にトルコの子供です笑。
この時撮った動画がすんごく可愛くて、トルコ人に見せると毎回バカ受け。そして、「ベヤーズ・スってどこ!?」と聞かれます笑。 -
川床でチャイ休憩、楽しすぎます。
お会計は3人分で、200リラ(約2400円)でした。 -
お水も綺麗で、冷たくて、気持ち良かったです。
ベヤーズ・ス最高。
夫婦ともに、この日のツアーで、この場所が一番記憶に残っています。 -
私達が訪れたレストランはここ。
ベヤーズ・スで一番人気のお店だそうです。
Mardin Beyazsu Dicle 2 Restoran - Nebi Usta'nın Yeri
https://g.page/mardin-beyaz-su-dicle-restoran?share -
メソポタミアの肥沃な三日月地帯。
4、5月は一面に緑が広がるそうです。
麦、ゴマ、レンズ豆、とうもろこし、オリーブ、ピスタチオ、ザクロなどなど様々な作物が育てられています。
この時期よく見たのが、パラムード?の木。どんぐりより大きな実で、羊の餌になるそうです。イベリコ豚的な感じに美味しくなるんでしょうか。
ヌサイビンの辺りを通った時に、この辺りのメロンがトルコ1美味しいとフラートさんが教えてくれました。 -
続いて、やってきたのが、ガブリエル修道院。
予定ではこのままミディヤットの街に向かう予定でしたが、運転手のフラートさんから寄り道の提案。
聖ガブリエル修道院(追加料金50リラ)へ行くか。ダム建設で沈んでしまったユーフラテス河畔のハサンケイフ村(追加料金100リラ)へ行くか。
どちらも魅力的でしたが、ハサンケイフまで行くと、帰りが遅くなってしまうので、聖ガブリエル修道院に立ち寄ってもらうことにしました。聖ガブリエル修道院 寺院・教会
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聖ガブリエル修道院
Mor Gabriel Manastırı
397年に建設された、シリア正教会の修道院。
世界最古の修道院の一つで、今でも世界中に散らばったシリア正教徒のよりどころとなっています。
2009年に聖ガブリエル(ベスクスタンのガブリエル)の没1600年を祝った際には、シリアやヨーロッパから3000人もの信者が集まったそうです。
入場制限があり、ある程度人が集まったタイミングで、係員の指示で中にはいりました。15分程待ったかと思います。ここでも抱っこ紐で対応。
入場料は10リラ(約120円)。聖ガブリエル修道院 寺院・教会
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どこもかしこも壁の装飾が美しくて、見とれてしまいます。
聖ガブリエル修道院 寺院・教会
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マルディンに来て葡萄のモチーフも大好きになりました。
生命と繁栄を意味する葡萄。
メソポタミアらしいモチーフです。聖ガブリエル修道院 寺院・教会
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係員の誘導で中を見学。解説もあったのですが、全部トルコ語。
何も記憶に残りませんでした笑。聖ガブリエル修道院 寺院・教会
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棺のある空間、ここが一番美して、印象に残っています。
壁も、床も、天井も、すべてがゴージャス。
葡萄をあしらった黄金のモザイクが、すごく綺麗でした
でも、誰のお墓だろ・・・。聖ガブリエルかな?笑聖ガブリエル修道院 寺院・教会
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祭壇
聖ガブリエル修道院 寺院・教会
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聖母子とスリヤーニ語
その土地土地の聖母子像を鑑賞するのも好きです。
西洋絵画とは違う、中東らしいお顔なのも趣きがあります。聖ガブリエル修道院 寺院・教会
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スリヤーニ語の聖書
神秘的で美しい文字たち。
全然読めないですけど、見た目がアラビア語に似てて、見入ってしまいます。 -
屋上にて
聖ガブリエル修道院 寺院・教会
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草花をモチーフにした、レースの縁取りような装飾。
切り取って、額に飾りたいレベルでかわいいです。聖ガブリエル修道院 寺院・教会
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聖ガブリエル修道院を後にして、最後の目的地ミディヤット(Midyat)に向かいます!
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ミディヤットの旧市街(Eski Midyat)に到着です。
歴史的にスリヤーニ教徒(シリア正教徒)が多数派だったエリアですが、現在はかなりその数を減らしています。
ミディヤットは、とにかくトルコ人観光客で溢れ返っていました。
露店で売っている、鮮やかでレトロな花柄のスカーフが人気で、頭に被って、観光している女性が多かったです。ミディヤット 散歩・街歩き
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メインの観光スポットは、コヌク・エヴィ(Konuk Evi)。
伝統的な石造りの迎賓館を改装した博物館です。
https://goo.gl/maps/LLAjTADWbH5dYTX1A
入場料は確か、8リラ程(約98円)だったでしょうか。ミディヤット 散歩・街歩き
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私達が訪れた時は、観光客でごった返してて、恐ろしかったです・・・。
こんな人混み、超ご無沙汰です。
2021年の10月、まだコロナは収束してませんでしたからね。
”Sıla”(スラ)という人気トルコドラマの撮影にも使われたことも影響しているようです。ミディヤット 散歩・街歩き
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3階建てで、円形のバルコニーが特徴的。
ここも、とにかく草花模様のレリーフが繊細で美しかったです。ミディヤット 散歩・街歩き
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先程のような露店で買ったスカーフを頭に巻いて、映える写真を撮る女子たち。
ミディヤット 散歩・街歩き
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コヌク・エヴィ(Konuk Evi)から見えるミディヤットの街並みも格別!
この景色が見たくて、ミディヤットに来たと言っても過言ではないくらい。
家も、教会も、モスクもすべて、クリーム色の石灰岩が使われた石造りの建物。マルディン同様、街全体が野外博物館と言われる程、エキゾチックで美しい街並みです。ミディヤット 散歩・街歩き
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良い感じのカフェもちらほら。
ミディヤットでは数年前に、街の下に広範囲に広がる地下都市が見つかったことでも話題になりました。
この地下都市は"Matiate”と呼ばれ、発掘調査で2~3世紀の出土品が多く見つかったそうです。他の地下都市と同様、初期のキリスト教徒が迫害から逃れるために住み始めましたが、他の地下都市と違うのは、1900年(!)もの間、途切れることなく使われてきたことだそうです。
いつか観光目的で公開される日が来るのでしょうか。楽しみです。
https://www.dailysabah.com/life/history/excavations-reveal-huge-underground-city-in-turkeys-mardinミディヤット 散歩・街歩き
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マルディンやミディヤットでは、テルカリ(telkari)と呼ばれる銀細工も有名。
ミディヤット 散歩・街歩き
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この日は土曜日。
全体的にシャッター街な雰囲気でした。
普段はどうなのでしょう。
大通りは賑やかでしたけど。ミディヤット 散歩・街歩き
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「スリヤーニのワインが買いたい」と言ったら、運転手のフラートさんが連れてきてくれたオススメのワインショップ。
フラートさん自身はムスリムで、飲まなさそうなタイプ。
結構店内にお客さんがいたので、地元だとそこそこ有名なお店なのだと思います。
(でも、ググっても、上手く出てこなかった)ミディヤット 散歩・街歩き
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ささっと試飲させてもらって、一本購入。
ラベルをその場で貼ってくれるスタイル。
さすが自家製ワイン。
貼り方がすこぶる雑なのもご愛敬。
(私に貼らせてー!って思っちゃいます笑。)
1本80リラ(約920円)
葡萄の香りが程よく、やや酸味あり。軽くて飲みやすかったです。もっとたくさん買えば良かった!と後で後悔。ミディヤット 散歩・街歩き
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金、銀のお店が多い通り。
伝統的な建物が普通に現役で使われています。
葡萄の実や葉っぱをモチーフした装飾が素敵。ミディヤット 散歩・街歩き
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どこもかしこも現役。
ミディヤット 散歩・街歩き
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ERBILという店名にキュン。
イラク北部のクルド自治区の首都ですね。いつか行ってみたい場所です。
ミディヤットも、クルド人人口が多いエリアです。ミディヤット 散歩・街歩き
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夕方までにマルディン市内に戻りたいという目標がありましたので、ミディヤットはさらっと見て終わり。
ミディヤットからマルディンまでは、車で約1時間の道のり。
途中Yeşilli(イェシルリ)という村の近くを通ったのですが、そこはサクランボが有名で、毎年6月にはサクランボ祭りを開催してるとか。
他にも、途中にアイラン(甘くないヨーグルトドリンク)の美味しいお店があるから寄ってく?とか。+αの情報とアイディアで私達を楽しませてくれたフラートさん。おかげで、とっても思い出深い旅になりました。
フラートさんとは、マルディン旧市街のメインストリート、ビリンジ・ジャッデ(Birinci Cadde)でお別れしました。 -
マルディン旅行記はこれにて終わり。
トルコ人、アラブ人、クルド人、そしてスリヤーニ(シリア正教徒)など様々な民族や宗教の人々が共に暮らすマルディン。
教会の印刷物も、スリヤーニ語、トルコ語、英語、アラビア語表記だったのが印象に残ってます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。 -
ここからは、おまけ。
マルディン・プレート@我が家
マルディン旅行で買ったお菓子とコーヒー。
*Süryani Çöreği(スリヤーニ・チョレイ)
デーツ入り焼き菓子
*Hayalet Badem Şekeri(ハヤーレト・バーデム・シェケリ)
青いアーモンド
*Dibek kahvesi(ディベック・カフヴェスィ)
ミルクとスパイス入りのトルココーヒー -
マルディンで買った液体類。
瓶(液体)のお土産がたくさん買えると、満足度の高い旅になる気がします笑。
マルディンでは、ワイン3本、リキュール1本、オリーブ油2本買いましたからね。帰りのスーツケース、重たかったです。
左から3番目のミディヤットで買ったワインが美味しかったです。 -
マルディンとは関係ないですけど、この冬にハマったマスカット・ワイン。
アンタキア産。 -
トルコでイチョウの樹を見たことがないな~と思っていたのですが、偶然一本だけ見つけて、これで銀杏拾いができる!と歓喜した2021年の秋。
でも、実がなってなかったから、雄だったのかな・・・
というわけで、雌のイチョウ情報を募集中の2022年秋。
と書きながら、一年が早すぎて衝撃。
マルディン旅行記の完成も一年のタイムラグが発生してしまいました。
旅行記も6回分溜まっちゃってて、自分でもびっくり、ちょっと焦ってます。
とりあえず、次は、最新の旅の旅行記を作りたいと思います・・・!
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この旅行記へのコメント (2)
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- スイカさん 2022/10/18 22:45:03
- 石の世界が...
- こんばんは、mishmishさん
石の世界が、路面も壁も石の世界がとても恋しい(土もあるかな)。
アジア在住人にとっては、これがとても異国の雰囲気です。
息子さんは見事に4頭身時代で可愛いさmaxですね。
トルコの人とも意思疎通出来てるんでしょうねえ....
子供の脳みそが羨ましいです。
スイカ
- mishmishさん からの返信 2022/10/22 06:01:25
- RE: 石の世界が...
- スイカさん、
早速読んでくださりありがとうございます!
そうですね、マルディンの街並みは異国情緒たっぷりで、今まで見て来たトルコともまた違う雰囲気がとても気に入りました。
まさに、4頭身です笑。
今時の子って脚が長いイメージがありましたが笑。パパとママが昭和なので、遺伝的に難しいのか^^;
今だけ(?)のずんぐりむっくりが可愛いです^^
どの国籍の子にも、「オトモダチ、イルネ!」と日本語で喜んでいて、子供の脳みそは平和で良いなぁと思います。
スイカさんのベートーベン、ベートーベンだと思い込んで拝見してみたものの、ちがくて、「誰!?」とじわじわきてます笑。
次の旅行記も楽しみにしております。
mishmishより
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