2022/08/20 - 2022/08/21
5位(同エリア39件中)
アジア好きの晴れおじさんさん
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宮沢賢治ファンの妻がいつか乗りたいと言っていた「SL銀河」が、老朽化により来春で運行を終了するという。
それなら、今のうちに乗っておこうと、JR東日本のフリーツアーを利用して、1泊2日の三陸旅行に出掛けて来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- びゅうトラベルサービス
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仙山線の始発電車でツアー発着地の仙台駅に移動。
※写真は、途中の山寺駅から見えた山寺立石寺五大堂です。 -
仙台駅8時0分発の「やまびこ51号」に乗車。車内は空いていました。
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岩手県の今日の天気は、まずまず。
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北上駅で降りて、
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いわて銀河鉄道に乗り換え。
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10分程で花巻駅に到着。
SL銀河の入線まで大分時間があるので、駅前を散歩することにします。 -
3、4分歩いてやってきたこの壁面の絵は、
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宮沢賢治の神秘的、幻想的な宇宙観をイメージして空間アーティストが作画した「未来都市銀河地球鉄道」。
特殊な蛍光塗料を使っていて、夜、この写真のように絵が闇に浮かび上がります。
晴れおじさんは4年前にこれを見たので、賢治ファンの妻に見せてやろうと思ったけれど、やっぱり昼間ではダメでした。 -
すぐ近くの花巻神社に参拝して時間を潰し、
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花巻駅に戻ったら、ホームで「SL銀河おもてなしイベント」が始まっていました。
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伝統芸能の「鹿踊り(ししおどり)」ですね。
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そして、「SL銀河」が入線。皆が一斉にシャッターを切りました。
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客車は、青い塗料の上に金色の和風模様が描かれています。
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このエンブレムが洒落ていますね。
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客車の内部は、こんな感じ。
4人掛けのボックスシートで、向かい合わせの間隔はとても狭い。短足の晴れおじさんでも、窮屈な感じでした。 -
各車両の一角に宮沢賢治にゆかりのある物が展示されていて、妻は熱心に見入っていました。
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同上
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そして、自由に座れるラウンジスペースもあります、
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妻は、車内にあった「銀河鉄道の夜」のアニメ版絵本を読んで、テンションアップ。
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SLは、走りながら時々汽笛を鳴らします。そして、煙がもくもくと客車に流れてくるので、窓は開けないようにと車内アナウンスがありました。
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4号車で車内販売があるというので行って見ると、賢治関係の写真がいっぱい展示されていて、
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Tシャツなどの記念グッズ、地酒、SL銀河特製弁当を販売していました。
ボックス席では弁当は食べづらいと思い買わなかったけれど、特製弁当は、篭のような味のある器をSL銀河を描いた包装紙でくるんでいて、なかなか魅力的。今思うと、買っておけばよかったかなあ。※値段は、たしか1,300円でした。 -
停車時間の長い駅では、ホームに降りて写真撮影をすることができます。
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土曜日ということもあり、沿線のあちこちに地元の人がSL銀河を見に集まっていて、手を振ってくれました。
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同上
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遠野駅に近づいたころ、遠野市観光協会の方が一人に一枚ずつクーポン券を配って、停車時間を利用した観光や買い物を勧めていました。
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午後0時12分、遠野駅に到着。
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停車時間が1時間10分ほどあるので、ミニ観光をします。
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人通りがほとんどない駅前通りを10分ほど歩いてやってきたのは、
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「とおの物語の館」
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造り酒屋を改装した「昔話蔵」。
遠野地方の昔話を切り絵や映像で紹介しています。 -
「柳田國男展示室」
民俗学者柳田國男氏が滞在した高善旅館の建物を活用して、同氏の生涯や遠野での足跡を紹介。 -
帳場
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紹介ビデオ鑑賞スペース
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客室
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東京都世田谷区にあった隠居所も移築されています。
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応接間
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書斎
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おみやげ処赤羽根蔵。
クーポンに釣られて、地酒やお菓子を購入。 -
遠野駅に戻ったら、SL銀河がちょうど黒煙を吹き上げていたのでパチリ。
迫力あるねえー。 -
外食する時間がなかったので、遠野駅構内で買った弁当と地ビールを車内に持ち込んで、ラウンジスペースで昼食タイム。
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遠野駅を出発してから、1号車で、予約していたプラネタリウム「銀河鉄道の夜」を鑑賞。
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プラネタリウム室の内部はこんな感じで、一回につき5名が定員。映像は撮影禁止でしたが、星空の映像に合わせて「銀河鉄道の夜」と同じセリフが流れていました。
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午後3時10分、終点釜石駅に到着。
暫し、おもてなしイベントの「虎舞」を観賞。 -
なかなかの迫力。私も妻も、初めて見ました。
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送迎バスに揺られること30分余り、大槌町の「三陸花ホテルはまぎく」に到着。
※この写真は翌朝に撮影したものです。 -
浪板海岸が見渡せれるロビーには、花がいっぱい。
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私たちの部屋は6階の和室。
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大きめのベランダが付いています。
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浪板海岸は、寄せる波はあるが返す波がない「片寄せ波」で有名だとのこと。
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沸かし湯ながら、大浴場からも海が見渡せて、気分爽快。
※この写真は公式HPから借用しました。 -
午後6時半から夕食。
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「鮑の踊り焼き」
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「鮑貝盛り」と「いちご焼き」
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ご飯は、雲丹の炊き込みご飯。
三陸の海の幸をたらふく食べて、満腹、満足。 -
翌朝4時半、日の出を見ようと早起き。
まだ少し早かったかな? -
漁船が見えます。
※望遠ズームで撮影。 -
午前4時47分、眩しいほどの朝陽が顔を出しました。思わず柏手をパンパン。「今日も良い一日でありますように!」
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午前5時45分、サーフィンをする若者を見つけました。
※望遠ズームで撮影。 -
浴衣姿で散歩する女性の姿もありました。
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朝風呂を浴びた後、晴れおじさんも海岸に出て散歩。
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ここの波は、なかなか迫力があります。
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なぜか、トンボが妻の腕に止まったまま、飛び立とうとしない。
もう虫がつかない年齢かと思っていたけれど、トンボは例外なのかな? -
朝食は、和食のバイキング。十分な品数がありました、
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三陸鉄道に乗ってみたくて、送迎バスを断って最寄りの浪板海岸駅へ。
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8時55分発の盛行きに乗車にしました。車両は、たった一両。
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内部。
ボックス席にテーブルが置いてある点は高評価。 -
途中、車窓からは防潮堤も見えて、東日本大震災の惨事が脳裏に浮かびました。
三陸鉄道が全線復旧するまで、実に長い年月がかかりましたね。 -
この駅名は、「うずまい」と読むのだそう。なるほど、住居は「すまい」ですね。
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ラグビー場が見えました。
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9時28分、三陸鉄道「釜石駅」に到着。
2019年のワールドカップを記念したオブジェが展示されています。 -
JR釜石駅には、地元ラグビーチームを応援する横断幕。
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そして、駅前の製鉄所だった建物には、「ようこそ!鉄と魚とラグビーの街釜石へ」と大書してあります。
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釜石線の快足電車まで時間があるので、買い物しようと駅前の複合ビル「シープラザ釜石」へ。
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居合わせた地元の方々が皆テラスに向かって歩いていたので付いて行ったら、駅のホームに停車している「SL銀河」の撮影ポイントになっているのでした。
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実は、私が申し込んだJR東日本のフリーツアーは、当初、復路もSL銀河に乗ることになっていました。ところが、一か月前になって、復路は快速電車に変わった旨の電話連絡があり、承諾した経緯があります。
どうもダブルブッキングが理由のようで、返金がないこともあって、SL銀河を前に妻は不満タラタラ。「きっとJR東日本の陰謀よ!」 -
シープラザ釜石」の一階でお土産を買ったあと、二階に上ると、ラグビーの情報基地「ラグビーカフェ釜石」が設置されていました。
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中は、こんな感じ。
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次は、隣の「サン・フィッシュ釜石」へ。
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中には、新鮮な魚介類がズラリ。
クーラーボックスがあれば買いたいところだけれど、今回は見るだけ。次回のお楽しみに取っておくとしましょう。 -
同上
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さて、帰宅して、今回の旅行のお土産を並べて見ました。私の分だけでこれだけあります。
実は、初日にJR釜石駅に着いた時も500円のクーポンを貰ったので、つい気が大きくなって買い過ぎてしまいました。
なかなかオトナになれない晴れおじさんでありました。
完
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この旅行記へのコメント (4)
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- jijidarumaさん 2022/09/24 01:22:59
- トンボが白髪頭にとまる!
- アジア好きの晴れおじさん
今晩は。
フォロー&フォローにさせて頂きました。
どうぞ宜しくお願いします。
私はドイツ畑ですので、多くがドイツの旅行記、各地でひろった伝説などを掲載する事になってしまいます。最近はドイツの旅も出来ないので、地元千葉県や故郷青梅などの旅行記などを書き込んでいます。
本編の写真で奥様の腕にトンボがたかり、止まったまま、飛び立とうとしない写真を拝見しました。(家内は高校生の頃、よく日焼けした足に、何を勘違いしたのかセミが停まった事があったと言います)
私共が2018年10月に友人がいる山形県河北町を訪れた際、河北町紅花資料館に案内されました。その駐車場で、私の白髪頭にトンボが停まり、なかなか飛び立たないので困った体験をしました。
東北のトンボは人を怖がらないのですかね!?
それではまた。
jijidaruma
- アジア好きの晴れおじさんさん からの返信 2022/09/24 08:26:58
- RE: トンボが白髪頭にとまる!
jijidarumaさん、コメントありがとうございます。
トンボが離れないご経験を山形県河北町でされたとのこと。その理由について思いついたのは、河北町には、とてもおっとりした性格の方が多いことです。
紅花資料館の堀米家はじめ、河北町には、昔、裕福な旦那衆がたくさん住んでいたので、トンボを追い払わないようなおっとりしたDNAが受け継がれているのかも。
東京の青梅市には、以前一度だけ訪れたことがあります。旅行記を拝見して、新型コロナが収束したら是非再訪したいと思いました。
私の海外旅行先はアジア中心で、ドイツ語圏には一度も行ったことがありません。大学の第二外国語でドイツ語を選択したこともあり、できれば旅先で片言のドイツ語で会話してみたいと思っています。
また旅行記を拝見させていただきますので、よろしくお願いいたします。
アジア好きの晴れおじさんより
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- yamayuri2001さん 2022/08/30 11:42:26
- SL銀河!
- 晴れおじさん、こんにちは。
SL銀河での素敵なご旅行でしたね!
私も宮沢賢治の世界観が大好きですので、
乗ってみたいですが、もう来春で終了なんですね。
実際に煙をモクモクあげて走る列車、夢のようですね。
窓を開けない様にとのアナウンス、人生で一度だけ
乗った、洞爺湖へのSLを思い出しました。
ウニの炊き込みご飯、アー、なんと贅沢!
しかし、JR東日本のツアーに不備があったようで、
そちらは残念でしたね・・・
釜石も、拝見する限り、かなり復興したのですね。
海の景色は、とても癒されます。
サンライズが見られたので、きっと良いことが続きますね!
yamayuri2001
- アジア好きの晴れおじさんさん からの返信 2022/08/30 16:23:29
- Re: SL銀河!
- yamayuri2001さん、いつもながら丁寧なコメントを書き込みいただき、ありがとうございます。
SLは、以前から山形でもイベントで運行することがあり、娘たちが小さい頃は、沿線に見に連れて行ったりしていました。でも、乗車したのは、高校1年生の時以来、実に50年ぶりでした。※山形県内では、昭和46、47年ころまでSLが通常ダイヤの中で運行していたんです。
旅行記には書きませんでしたが、終点釜石駅から乗ったホテルの送迎バスの中で、隣り合った小さな男の子2人と、SLの話、カブト虫の話、恐竜の話などで楽しい時間を過ごしました。
一昨年結婚した長女に子供ができたら、一緒にまたSLに乗りたいなあ。なんて、ジイ様モードのつぶやきが出るようになった今日この頃です。
では、また。
アジア好きの晴れおじさんより
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