シニアがレンタカーで行く道東の旅　その２

2022/07/26 - 2022/07/29

シニア夫婦がレンタカーを利用して道東を廻りました。
天気にも恵まれステキな景色と美味しいものをたらふく食べた４日間です。
二日目は阿寒湖まで行きます。
旭山動物園に寄ってから行こうとも思ったのですが、夕方から雨の予報なので早めに到着し阿寒湖遊覧船に乗ることにしました。途中層雲峡の流星銀河の滝に寄ります。

エリア 阿寒(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルを出発し、まずは層雲峡。
層雲峡は石狩川の両岸に２４ｋｍに渡って柱状節理の岩が壁の様に連なる名所。
その名はアイヌ語でソ・ウン・ベッ（滝のある川）から名付けられた。
滝の中でも最大の流星銀河の滝に到着。
不動岩の右と左を流れ落ちてます。
こちらは左側の銀河の滝。
細く白糸の様に優美な姿で流れる高さ１２０ｍの滝です。

右側は流星の滝。
一本に太く力強く流れ落ちる高さ80ｍの滝です。
駐車場からは別々にしか見ることが出来ません。
両滝が一望できる双曝台展望台へはここから２０分程登ったところにあります。
２０分かぁ！　別々で大丈夫で～す。

昼前に阿寒湖に到着しました。
ホテルに荷物を預け、阿寒湖遊覧船の割引券を頂き出港時刻を教えてもらいます。
１２時発と教えてもらい桟橋に行くが、１２時は休便でした。
次発まで１時間アイヌコタンへ行き昼食でもしましょう。

アイヌコタン。
コタンはアイヌ語で村・集落のこと、アイヌは人のこと。
ここには実際にアイヌの人たちが３６戸１２０人が暮らしている。

それぞれがお土産店などを開いている。
以前来た頃に比べなんか閑散としているような。
ラーメン屋さんで昼飯。

１時の船で出発～。

温泉街が遠ざかる。

どこからでも雄阿寒岳が良く見える。
高さ1370ｍの火山です。

こんな島を通って滝口へ寄ります。
滝口は阿寒湖の水が流れ出る所です。
紅葉の名所だそうです。

チュウルイ島に近づいて来ました。

アイヌ語で「波甚だしい所」と言う意味だそうです。
ここにはマリモ展示観察センターがあります。

水槽にマリモが大量に転がっています。
きれいな球状を作るので阿寒湖のマリモが有名ですが、実は北海道から近畿地方まで生息していて富士五湖や琵琶湖でも見つかっているそうです。
しかしながら、これほど見事な球状を作るのは阿寒湖が一番です。
最大３０ｃｍにまで大きくなるそうです。
アイヌ語でトラサベ（湖の化け物）と言うそうです。
丸くなるのは「波甚だしい」ことが影響しているようです。

チュウルイ島の桟橋。
「波甚だしく穏やか」です。

ホテルにチェックインしましょう。
鶴雅です。ツルガと読みます。
入口の屋根は鶴が羽を広げているイメージだそうです。
スタッフ「阿寒温泉一番で北海道でも有数の高級ホテルです。」
と、自信に溢れたお言葉です。
価格もそれなりです。でも、さすがと言う点も多かったですが足りない所もそれなりに有りましたよ。

ロビーに沢山の木彫りが展示されてます。
ホテルの象徴「一対の鶴」

チェックイン時に飲み物とふかしジャガイモがいただけます。
ジャガイモ美味しそうだけど、夕食に影響しないようにコーヒーだけいただきます。

さすが北海道木彫りが盛んです。

瀧口政満氏の作品だそうです。

瀧口氏は若い頃にアイヌコタンで無心に熊を彫る青年に出会い、その姿に触発されて阿寒に移住したそうです。
優しさが溢れる作品です。

フクロウはアイヌの守り神のひとつです。

フクロウとアイヌ模様を組み合わせた。

ウィング鶴雅との連絡通路に鶴の羽と滝。

木彫りギャラリー「ニタイ」

ウィング鶴雅のロビー。
こちらは藤戸竹喜氏の作品。
氏はお土産の熊の彫刻から出発し、動物の豊かな表情や動きを得意としています。

イオマプの庭。
イオマプは「貴方のまわりある全てを大切にします」という意味で、アイヌの人が愛を告げる時に言う言葉だそうです。
カムイニー（トーテムポール）やドレスガーデンが芝生の中に配置されています。

ドレスガーデンは一番上に女性が立つと花のドレスが広がるように見える仕掛け。
ここから登って行く。

こんなエレベーターで上がります。
大きなホテルなので部屋への地図を貰って自分で行きます。
でも貰った地図がとっても分かり難い。
始めて来る人の気持ちを理解してない思い込みの強い地図でした。
迷う人も出るんじゃないかな～。

部屋は和風のツインです。

民芸調で落ち着いた造りです。

壁にアイヌ言葉の飾りがあります。
キノコはカルシだそうです。

窓からは阿寒湖が少し見えます。

こんな扉を開けると・・・

飲み物・カップ・冷蔵庫があります。
いいねー！

でも、衣装棚の方には不満が一杯。
ハンガーが４本しかない。
一人２本じゃたりないでしょ！
部屋衣は作務衣みたいな感じなのですが、置いてある場所が分からない。
ロビー迄探しに行ってしまった。
下段の引出しに置いてあったのですが、すごく分かり難いです。

洗面台。
狭めだけど一応ダブルシンクです。

洗い場付きのバスルーム。
大浴場が充実しているので使いませんでした。

トイレ。
小物も凝っている。

お風呂がさすがです。最高に充実してました。
屋上展望露天風呂「天女の湯」
阿寒湖と雄阿寒岳を望む広々とした景観。
素晴らしい！
（風呂写真は全てホテルＨＰから）

８階ここも広い。
アイヌ模様の障子越しに阿寒湖が望める。

１階鶴雅大阿寒湖温泉「豊雅殿」
庭園露天風呂「鹿泉の湯」
いやぁここは本当に自然の中にいるようです。
眺めがパーフェクト。

いろんな形のジェットバス。
気持ちよか～。

豊雅殿は３層になっていて、ここは中階の大浴場。
一つ下の階には、洞窟風呂や寝湯などが有る。
風呂はとっても充実してます。最高レベルだね！

さて、夕食。
広い会場でいただきます。

ブッフェレストランです。
種類が多いのと味が自慢と聞いてますが、どうでしょうか？
一の膳。和食で攻めてみます。
海老はボタン海老と聞いていたのですが、普通の大海老でした。
新鮮さもそれほどじゃないし、ガッカリ！
お薦めの和牛ステーキも普通でした。

二の膳。
イタリアンと中華を少し。
イタリアンの味はなかなかです。

三の膳。
デザート、種類は豊富。

全般に種類は沢山あって目には楽しいけど、味はごく普通かな。

明日は摩周湖、硫黄山、屈斜路湖、原生花園、網走を廻ります。

この旅行記へのコメント （2）

• yamayuri2001さん 2022/10/15 11:40:05

  阿寒湖鶴雅リゾート。

  sikokiさん、こんにちは。
  北海道は鶴雅リゾートが良いですね！
  私は昨年阿寒湖で、阿寒湖荘と言う湖畔の
  もう少し小さい規模のホテルに宿泊しましたが
  鶴雅にしたらよかったなと、
  sikokiさんの旅行記を拝見して、思いました。
  今年の６月に、サロマ湖の鶴雅リゾートに泊まったら
  とっても素敵でした。
  お食事が凄くて！
  
  銀河・流星の滝も懐かしいです。
  北海道は何故か、ドライブ旅が好きな人には
  はまりますね。
  この円安が止まらない限りは、海外はお金が飛ぶように消える・・・
  北海道は食べ物が安くて、美味しい！
  そして、雄大な風景が見れる。
  私は、大好きになりました。
  
  湖が本当に綺麗ですね。
  阿寒湖では、遊覧船に乗らなかったので、
  拝見して羨ましく思いました。
  次は、やっぱり阿寒湖を船で堪能したいと思いました。
  
  yamayuri2001

  sikokiさん からの返信 2022/10/15 21:45:24

  RE: 阿寒湖鶴雅リゾート。

  yamayuri2001さん、今晩は！
  
  阿寒湖の鶴雅リゾート、部屋はアイヌ調でステキでした。
  食事は本当に種類が多くて豪華です。
  が、前の日に旭川で食べた夕食が飛びっきりの美味しさでしたので、
  味に物足りなさを感じてしまいました。
  yamayuri2001さんが泊まったサロマ湖の鶴雅リゾートの方が美味しそうに見えました。
  特に海鮮プレートに心惹かれました。
  
  久しぶりにハワイに行かれたんですね！
  やっぱり海外は盛り上がりますね！
  早く行きたいものです。
  
  sikoki