青春18きっぷの旅（大阪発）～風光明媚な呉線沿線巡り～軍港呉・安芸の小京都竹原・三原城跡

2022/08/14 - 2022/08/14

大阪6:00-7:30姫路7:31-9:08岡山9:11-10:45糸崎10:53-12:03海田市12:07-12:33呉15:03-15:13広15:15-16:08竹原17:18-17:54三原18:47-21:54姫路21:56-23:00大阪

呉線（海田市駅～三原駅）沿線を巡る。
呉駅下車。軍港呉の歴史・遺跡巡りを歩く。
竹原駅下車。「安芸の小京都」たけはら町並み保存地区を歩く。
三原駅。城跡巡り、三原城跡。

瀬戸内海沿いを走る呉線は、美しい瀬戸内海の車窓を垣間見る路線。

忠海駅下車して、「地図にない島」大久野島の戦争遺産巡りを出来なかったことは残念。

エリア 広島

山陽本線糸崎駅。岩国行き電車に乗り換え。
この駅を境目に、広島管轄内は車両の種類が変わる。

山陽本線海田市駅。
呉線（海田市駅～三原駅）の起点駅。
呉線全線に乗る。先ずは、広行き快速電車に乗り換え、呉駅に向かう。

呉線呉駅到着。
軍港の町「呉」。1889年（明治22年）第二海軍区鎮守府（呉鎮守府）が開庁さる。戦前は呉海軍工廠において世界最大の戦艦「大和」が建造され、東洋一の軍港・日本一の工廠だった。

鎮守府・軍港の町にまつわる歴史・遺跡巡りをする。
呉駅～てつのくじら館～大和ミュージアム～入船山記念館～歴史の見える丘～呉駅、を歩く。

軍港呉の町巡り：潜水艦あきしお。
全長76.2m・重さ2,250t。1986年（昭和61年）～2004年（平成16年）まで海上自衛隊で活躍していた。
2006年（平成18年）より海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」で実物が展示されている。日本で唯一潜水艦の中を見学できる。尚、潜水艦館内は撮影禁止。

軍港呉の町巡り：てつのくじら艦。
海上自衛隊の広報を目的とした施設。

入館料：無料
開館時間：10:00～18:00
休館日：火曜日（祝日の場合は翌日）
12月29～1月3日

海上自衛隊の歴史や装備品の紹介などが展示されている。本物の潜水艦（あきしお）に入れる。

軍港呉の町巡り：てつのくじら館展示物。

軍港呉の町巡り：大和ミュージアム。

入館料：500円
開館時間：9:00～18:00
休館日：火曜日（祝日の場合は翌日）
＊4月29日～5月5日、7月21日～8月31日、12月29日～1月3日は無休

1／10の巨大な戦艦大和が展示されている。
人間魚雷「回天」・特殊潜航艇・零戦等の展示もある。

てつのくじら館と大和ミュージアムは、道路を挟んで並び建っている。大和ミュージアムの前は海、軍港呉の風景が眺められる。

軍港呉の町巡り：大和ミュージアム、戦艦大和。
カッコ良く、見惚れる。

軍港呉の町巡り：大和ミュージアム。
手前左は「特殊潜航艇」。
手前右は「零式艦上戦闘機（零戦）」。
奥左は「酸素魚雷」。
奥右は人間魚雷「回天」。

軍港呉の町巡り：大和ミュージアムから松山行きフェリー乗り場前に出る陸橋より、軍港呉港の眺め。

軍港呉の町巡り：入船山記念館。
旧呉鎮守府司令長官官舎（国重要文化財指定）を中心に、郷土館・歴史民俗資料館（近世文書館）等があり呉の歴史をたどる施設。

入館料：250円
開館時間：10:00～17:00
休館日：火曜日（祝日の場合は翌日）
12月29～1月3日

軍港呉の町巡り：入船山記念館、旧呉鎮守府司令長官官舎。

軍港呉の町巡り：入船山記念館、旧呉鎮守府司令長官官舎。内壁は珍しい絢爛豪華な金唐紙が張られている。

「金唐紙」は，金属箔を貼った和紙に凹凸加工を施し，上からワニスを塗って金色に仕上げる加工紙。

軍港呉の町巡り：海上自衛隊呉地方総監部。

軍港呉の町巡り：海上自衛隊呉地方総監部の門越しに内部を見る。
真正面奥に見えるレンガ造りの建物は、現在の呉地方総監部第一庁舎で、旧呉鎮守府庁舎。
レンガ建物群と呉鎮守府地下施設群は、日曜のみ一般公開されている。

軍港呉の町巡り：歴史の見える丘、大和の艦橋と砲弾を模した塔。
明治以降の呉の歴史が一望できる場所。「旧呉鎮守府庁舎（海上自衛隊呉地方総監部庁舎）」や戦艦「大和」を建造したドックの上屋を眺めることがでる。

軍港呉の町巡り：歴史の見える丘、戦艦「大和」を建造したドックの上屋。
戦艦「大和」を建造したドックである旧呉海軍工廠造船部造船船渠は埋め立てられたが、上屋がジャパンマリンユナイテッド呉事業所として現存している。

軍港呉の町巡り：歴史の見える丘の眺め。呉港と建造中の空母のような艦船。

軍港呉の町巡り：住宅街に残っている戦争遺産。

呉駅に戻り、竹原駅に向かう。
呉駅乗車の電車は快速広行き。広駅で広駅発三原行き電車が接続している。

呉線広駅。
三原行きに電車に乗り換え。

呉線の車窓：安浦駅～風早駅間。美しい瀬戸内海の風景を眺めながら、電車は走る。

呉線竹原駅到着。
竹原の町並み巡りをする。

「安芸の小京都」と呼ばれる竹原。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された町並みが保存されている。

竹原の町並み巡り：竹原の町並み。

竹原の町並み巡り：重要伝統的建造物群保存地区。

竹原の町並み巡り：小笹屋竹鶴酒造。
ニッカウヰスキーの創業者で、「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝の生家。見学はできない。

竹原の町並み巡り：西方寺参道。

竹原の町並み巡り：西方寺普明閣。
京都の清水寺を模して建立された。竹原の町が一望できる。

竹原の町並み巡り：西方寺普明閣からの竹原の眺め。

竹原の町並み巡り：胡堂（えびすどう）。
商業の守り神。大林宣彦監督の映画「時をかける少女」でもおなじみの場所。竹原の小祠の中、最大の規模で最古の建築。

呉線忠海駅。
大久野島へのフェリーの乗り換え駅。

呉線の車窓：忠海駅からの瀬戸内海の風景。手前の小さな島は、大久野島。

大久野島は、戦前は「地図にない島」、現在はうさぎの島として知られている。

呉線の車窓：忠海駅～安芸幸崎駅間、瀬戸内海の風景。

忠海駅を出ると瀬戸内海の海岸風景が続く。

呉線の車窓：安芸幸崎駅～須波駅間、瀬戸内海の風景。

山陽本線三原駅到着。
呉線（海田市駅～三原駅）の起点駅。
城跡巡り・三原城跡を訪れる。

三原城跡天守台。
1567年（永禄10年）毛利元就の三男・小早川隆景が築城したと伝わる。
本丸・二之丸・三之丸があり、櫓が32と城門が14もある大きな城だった。満潮時には城の姿が海に浮かぶように見えたことから別名「浮城」とも呼ばれている。

三原城跡天守台からの新幹線ホームの眺め。
三原城本丸跡内に三原駅はある。新幹線ホームの横は天守台跡。新幹線ホームに「こだま」が停車中。
新幹線ホーム高架下には石垣が残っている。

山陽本線三原駅。
三原駅より姫路駅まで直通する普通電車に乗車し、帰路に着く。