2022/08/07 - 2022/08/07
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sallyさん
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夏は、お盆になる前に桃を買いに、福島へ行っている。
今年もこの節はあの感染症が蔓延し諦めるべきかと、逡巡。
しかーし、“混雑した所は行かない、人と長く喋ったりしないようにしよう“ってことで、外出を渋る親を説得して付き合ってもらいました。高速道路を一路、北へ車を走らせ2時間。
例年、桃は福島市に行ってましたが、今年は、お隣の伊達市に行ってみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車
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-
おそらく初めての「伊達市」。
インターチェンジ降りたら、天空に伸びる(!)高架が、、 -
インターチェンジの名前「伊達・桑折」は「DATE KOORI」→ だて・こおり って読むんですね -
伊達市には、ちょっと行ってみたい桃農家さんがあったんですが、
ご不在だったので、行き先変更。
検索ワードは「直売所」
ヒットしたのが、ここ「直売所あたご」 -
ここは桃を規格ごとに選別して箱詰めして出荷しているところ?みたいでした。
時刻は10時まえ。
この建物のすぐ脇に桃販売所があって、そこに並んでいる人が。
つい、並んでみる。
どうやら “桃の「規格外」販売“があって、それがお得らしい。 -
あかつき「規格外」1箱600円
さっきのベルトコンベアで箱を流して、大きさなんかを選別しているところで、規格から外れた奴が、一個、二個と箱詰めされて、こちらに流れてくるんですね。
2箱購入。30分くらい待ったかな? -
「規格外」とは別に、
敷地内の別な小屋で売られていた「まどか」15個入り500円。
こちらは、よく洗って皮ごとガブっといく、らしい。 -
次は、どこへ行く?
「道の駅」を検索するも、周辺にはない様子。
「道の駅」がなければ、「JA」を探す、のは、この2年で学んだこと。
ってことで、JA 直売所「んめーべ」
名前がすごいよね? 「ん」で始まるスーパーなんて初めてだよ、ベーめん、かと思ったよ、読めないよ。 -
ここは広いし、マイクを持って売れ行き商品を紹介している女性が立っているしで、なんか活気があるスーパーって感じだった。
ここではまず、贈答用桃を購入。
送付手続きをしました。
9個入って3000円。 -
こんなゴロゴロと、たくさん入って400円。
袋売りしている桃を見たのは初めて。 -
愛媛県で購入した「松山揚げ」並にでかい「でがあげ」
このまま食べるのか?
大きなお稲荷にするのか? -
まんまるのが二個入った「ざる豆腐」を購入
-
美味しそうなお弁当の数々。
「なるべく人に会わない」=食事処には行かず、“お昼はおべんとうで、“ってことになっていた私たちには有難い。 -
この巻き寿司がどうなってるのか、よく見たかったから撮った写真。
-
こちらを頂きました。
左真ん中の「梅ごぼう」が、めちゃんこ旨し(!)
お惣菜コーナーから、ほかほかの状態で出てきて、持ってきた女性も感じが良かった。
(伊達市の方、この日出逢った方は、みんな親切でした) -
お箸を二膳いただいて、、、と。
さて、
「どこでお弁当食べようか? 外は暑いね。。。」 -
「福島県伊達市 歴史建造物」でヒットした、こちらにやってきました。
「旧亀岡家住宅」。 -
この歴史建造物は、野球場やらテニスコートが集まった公園の中にあったので、公園管理室のロビーで、飲み物を買ってお弁当を頂きました。
公園管理所の方に、ダメもとで「ここで、ご飯食べたりしたらダメですよね?」って聞いたら、“どうぞ、どうぞ“と。とても感じ良く了承頂いた。
ロビーの風通しがよくて、助かりました。 -
明治の擬洋風建築ですって。
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見学者出入口は後ろです。
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1階 主人書斎
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書斎天井。 素敵なんですけど・・・
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左手が、「脇玄関」
人力車の車夫の待合場所だったという3畳ほどの小さな空間 -
天井が高い、そして、凝っている。
1階「次の間」 -
1階「正座敷」
この建物は結婚式場としても使われた、と聞いたけど、この空間と「次の間」にお膳を並べたのかな? 擬洋風建築だけど、まだまだ文金高島田の着物で、両家がズラっとお膳並べるあれだったのかな? -
2階に上がります。
階段が素晴らしいのよね、この天井が、平らじゃないんですね -
「しゃくり天井」って言うらしい。
初めて見た気がする。
天井を真っ直ぐにしないことで圧迫感がないんだね? -
2階、意外にも、プレーンな座敷が続く。(外側からの期待を軽く、サラリと裏切られる)
で、竿ぶち天井。 -
3階のバルコニーには上がれなかったけれど、
-
大工さんの遊び心、というか、正式には「意匠」なのかな?
「柿」の枝が彫ってあった -
外側洋風、中は和風、その取り合いには、グルリと廊下を回して「折衷」を融合する空間を作ってたのね?
これってすごい。実用的な廊下でありながら、外と内を中和させる空間なんじゃないかって思った。 -
窓から見た景色。
あの山は何山? -
屋根の瓦。
煙突のもとには、1階の囲炉裏空間だな。 -
2階の「東座敷」の書院は凝ってました。
-
時間があればじっくり見たかったけれど
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こういう感じで
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黒柿の材を使った棚。
柿って、高級な木材ではなかったかな。(あやふや)
会津の商屋で見た記憶・・・ -
書院窓の、廊下から見た感じが好き(→次の写真)
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廊下から見た書院窓。
-
再び1階
屋敷の奥にある「主人の居間」
ここには、上には神棚、下に仏壇。
「神棚に引き戸があるの、初めて見た」は、母の感想。
確かにね・・・
「あんなに空間を、豪華に見せる(スカスカに開けてるという意味でもある)欄間を見たのは初めて」は、わたしの感想。 -
ここの「折り上げ天井」がさぁぁぁ、、
豪華の極みね。材が黒光りしてるジャーン、、って驚く。 -
わたしは気づきました、
亀岡さんの住宅だから、、、(次へ) -
「亀」の形をした格子、ね(!)
ハワイか。 -
「炊事場」です。
「ご主人の座敷」のすぐ隣が「炊事場」なんですね?
奥の作り付けの、立派な家具がとても気になりました。見ていたら、案内の男性が来て、少し説明してくださいました。
ここの棟梁、大工さんは福島でも有名だけれど、後で岡山県に呼ばれてあちらでも仕事をされていて、あの作り付けの家具は岡山の方でも作っていたらしい。 -
土間、炊事場の隣です。
左手には「井戸」があって。室内に井戸を設けるのは珍しかったらしい。
天井は高く吹き抜けていて、「水神様」の“通り道“を祈願したものらしい。
「水神様? みずの神様って。。。」
お金持ち、いや、お金持ちに頼まれる大工さんの考えることは違うな、と。 -
スカスカの、いや、空間がかなり豪華な欄間と、朱色の扉が目をひく茶棚。
「埋もれ木」って木材を初めて聞いたのだけれど、「阿武隈川の底に沈んでいる古代の木材(ほぼ石灰化しているもの)を、灰にして京都の公家に送ると大変喜ばれた」なんて話が出てきて。そういう材で作った灰は「香炉」が流行った時代に重宝されたんだとか。そういう「埋もれ木」をこの住宅にも使った、とか。。。
案内の男性の話が面白くて、もっと色々聞きたかったんだけれど、本日決めてきた自分たち「ルール」があったので、短めにお暇。とても、残念。 -
外観。ちょっと学校みたいにも見えるよね?
-
この外観からは、中が和風とは想像がつかないね。
-
帰りまーすl
あのフレームは一体。。。ドバイフレーム? -
自販機の側面。
そうか「伊達市発祥の地」なのね。
ちなみに、「伊達市」で検索すると「北海道」の伊達市がヒットすることが多い
ここ福島の伊達市は人口6万弱のまち。 -
本日は、10時に伊達市に着いて13時には出て、立ち寄り箇所は3箇所という、ものすごくスピーディな日帰り旅でした。高速道路はお盆前ということもあるのか、東北道としては割と混んでいた印象。
さて、親戚に配った後、家に持ち帰った伊達市の桃たちは、3箱。
こちらが、「直売所あたご」で買った「まどか」500円。 -
行きの高速道路パーキング「安積(あさか)」で買った6個入り1500円
これ「押しキズもも」って、品種の名前じゃないと思うんだよね。
かといって、どういう意味かわかんないままだけど、
うちの母は、「押しきす」という桃だと思っていたらしい。。
(品種は「あかつき」と脇に書いてあった) -
「JA んめーべ」で買った”規格外で痛みやすい”って明記された桃(あかつき)800円。
真っ赤になっていてバッチリ食べ頃で、車の後ろに入れて帰ったら、車内がいい香りになりました。
しかし、
こんなにたくさんの桃、食べられるかな?
おしまい。
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