サガリバナを求めて八重山探検！過酷カヌー&シュノーケル、シニア夫婦の体力は大丈夫か？③

2022/07/03 - 2022/07/06

7月初めだというのに台風が発生する中、雨をかいくぐって竹冨島、西表島、小浜島で自然とアトラクションを堪能してきました。

一昨年GOTO盛りの頃,一人で西表島に行ってマングローブカヌーやシュノーケルを楽しみました。でも少し天気が悪くて行けなかったところもあったし、撮った写真もいまいちだったので、リベンジ旅行を計画しました。

今回は夫も誘って、サガリバナのピークシーズンを狙って、潮の具合も考え、早くから計画を立てました。

西表島でのアウトドア体験だけでなく、観光的なものも取り入れたかったので、竹富島、小浜島も回って離島めぐりリゾートを楽しむことに。

サガリバナをたくさん鑑賞できて、迫力のある滝に行けるツアーを探したところ、これだ！と思ったプランは、カヌーで2時間漕いで滝までトレッキングするというもの。

往復17キロのカヌーとトレッキングと滝遊びを完走し、大満足の二人。
③では大雨の西表島を早い目に脱出し、小浜島に移動します。　
ホテルはいむるぶしで広く青い世界をたのしみます。

エリア 小浜島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 船 JALグループ

朝起きたら豪雨です。
台風はとっくに通過したのに、台風のしっぽの雨雲が西表島上空にかかっているようです。
今日は近くの浜を散策するするつもりでしたが、到底無理ですね。
早めに出発するように予定変更しておいてよかったです。

朝食もホテルのバーでいただきます。
オーナーの奥さんと、従業員の男の子が作ってくれます。
このホテルNEST はできてまだ3年。
ということは開業したとたんにコロナ禍に襲われたことになります。
「大変だったでしょう？」と尋ねましたが、「みんなで浜で寝転んだり泳いだりしてました」というあっけらかんとしたお答え。さすがー！

朝食は、フルーツパンケーキ、スクランブルエッグとソーセージ、サラダ、スープ、コーヒーです。￥1800
食後チェックアウトして、上原港までの送りの車の時間を確認します
9：30発の安栄観光フェリーですから、ホテルの方は9時出発で十分ということでしたが、余裕を見て8：45分ホテル出発でお願いしました。

雨をながめながら、のんびりと朝ごはん。
今日は午前中観光なしにしたから、雨でも心に余裕があります。
サガリバナツアーの日がこんな雨だったら泣いちゃうところでした。

二泊したホテルNESTを出発です。
この日のホテルでの雨の写真がないので、シースルー洗面所の写真でも載せておきましょう。
ホテル玄関から車までの短い距離だけでも傘を貸してもらっても濡れる豪雨でした。
後日談ですが、8月に長岡の花火大会に行った時、新幹線で隣の席になった初対面の人と旅行の話が弾みました。
2人とも西表島に行った話になり、「どこに泊まったんですか」？と聞かれて「3部屋しかない新しくて知られてないホテルなんですよ」と、答えました。
そうしたら「NESTですか？」と答えられて、びっくり。
ネットでもなかなか出てこない宿なのにどうやって見つけたのか尋ねたら、
インスタでは結構盛り上がってますよということでした。
そうか！若い人の情報手段は速く広がっているのねと、驚きました。

朝ごはんを作っていた男性が車を運転してくれました。
「ピナイサーラなどの滝だと人もカヌーも渋滞しますからね。ナーラの滝まで行けたのならもう指二本で漕げちゃうくらいですよ」と、言ってくださってうれしくなりました。
港の待合所の前まで車を横付けしてくださって、豪雨の中待合所に飛び込みました。
お世話になりました。
ホテルネスト素泊まり　\15000×2人×2泊＝￥60000

西表島環境保全募金箱がイリオモテヤマネコ型でした。
離島フェリーの便数が少ないのが不便だなあと思っていましたが、フェリーの便数に限りがあるからこそ観光客の数も制限できるのだなあと思い至りました。
いつまでも自然が守られる島であってほしいと思います。

雨に煙る上原港。
フェリーに乗る人を乗せた車が続々とやってきます。

待合所に座って船を待ちながら、いつ席を立って並び始めるかみんな気配を探り中。

一人が埠頭に並び始めると、続々とみんな並びだします。

埠頭の両側に船が着きます。
安栄と八重山の船が着くので並ぶ列を間違えないようにしないと、せっかく並んでも違いますと言われて並びなおしている人がいました。

海面が雨で煙っています。
大きな船がやってきました。
これに乗るのかと思ったら、八重山観光のフェリーが先に来たようです。

次に安栄観光のフェリーが来ました。

自転車も運ばれていきます。

QRコードを見せて乗船です。

窓に水滴跡がついていて、あまりきれいに景色が見えませんでした。
二階がない船でした。
今回の旅で何回もフェリーに乗りましたが、大きさも構造もいろいろな船がありました。

西表島を離れると、みるみる晴れてきました。
あの豪雨が嘘のようです。
鳩間島経由の船だったので直通より20分くらい余計に時間がかかりました。
鳩間島での乗降客も多く、西表島のカヌーで一緒だった人も降りていきました。
シュノーケルとかできるみたいですね。

石垣島に着いたら、快晴でした。
石垣で2時間くらい時間があるので、昼食を食べにユーグレナ通りへ行きましょう。

離島ターミナルの売店、七人本舗。
一昨日午後には売り切れていたお弁当類がたくさんあります。

こちらは甘いものコーナー。

ユーグレナ通りの「ゆうくぬみ」で蕎麦やぜんざいを食べようと思っていたのですが、閉店していました。
ほかにも目星をつけておいたお店はあったのですが、
とにかく暑くて食欲もないし、お店でご飯を食べるのも時間的にせわしいので、さっきの売店でお弁当を買って軽く済ませることにしました。

ユーグレナ通りのいしがきいちばなどをうろついて、
明日帰りしなにまた来るので、手早くお土産が買えるように目星をつけておきました。
お土産買いって意外に時間がかかるものなので、帰りの時間が決まっている時にはあらかじめ検討しておくと焦らなくて済みます。

ユーグレナ通りから離島ターミナルに帰ろうと歩いている時に、電話がかかってきました。
今回の旅二回目のキャンセル電話でした。
今晩夕食を予約しておいた「味処ふくぎ」さんからで、「従業員の子供さんがコロナ感染なので閉店します」ということでした。

昨日のツアーキャンセルに続き、今日の夕食のキャンセルと、沖縄にひたひたとコロナ第6派の波が迫り始めていたようです。
私たちが家に帰ってしばらくしてから沖縄の医療がひっ迫しているというニュースが報道され始めました。

今晩の外食場所がなくなったので、離島ターミナルで弁当やビール、おつまみを買ってホテルの部屋で食べることにしました。
旅行出発前に、夕食場所を予約しようとした時点で、どこもかなり混んでいて予約が取れない中、やっと確保しておいた「味処ふくぎ」さんだったのでした。
また予約電話をかけまくるのも面倒だったので。

お決まりの具志堅さんの像で記念写真。

安栄観光と八重山フェリーはだいたい同じ時刻に出航するのですが、
12：50発は八重山フェリーだけです。

石垣から小浜島までは近くて、30分ほどで着きます。
小浜島の港に着くと、はいむるぶしや星野ホテルの迎えのバスが待っていました。

バスではいむるぶしに着きました。

ロビーに座って順番にチェックイン。
それほど待たされませんでした。
でも、この暑さで疲れてたどり着いているのにウェルカムドリンクがないって、ちょっと意外。

フロントでチェックインしてカートの貸し出しなどについて説明してもらいます。
次にアクティビティカウンターに移動して、電話予約しておいた明日のシュノーケルツアーの申し込みをします。

3時まで部屋に入れないので（あわよくば早めに入れるかなあと期待していたのですが）ビーチなどへ行ってみましょう。

スーツケースは預かってもらってリュックだけになって出かけます。

ホテル玄関のハイビスカス。

シーサーもお迎え。

近くのカート貸し出し受けつけまで歩いて行って、ホテル内の地図を見ながらカートに乗って散歩に出かけます。

口コミでもカートは絶対必要という意見が多かったので、カート付きプランで予約しました。
乗り始めた最初はスピード感がなかなかつかめませんが、すぐに慣れます。

ビーチまでフロント棟から1キロほどあります。
ビーチは本当にすばらしい。
今まで行った海外のビーチ（と言っても数少ないですが）に負けないというか、勝ってます。

パラソルの日陰でさっき買ったお弁当で昼食。
ほんとに食に欲がない二人です。
美しい海を満喫です。

高台にはブランコが青空に映えてます。

絶好の映えスポットで、カメラ用の台があってスマホを置いてタイマーで撮れるようになっています。私たちも撮ってみることにしました。

朝西表島で豪雨だったのに、ちょっと船で移動しただけでこの晴天。
このビーチに来て曇りや雨だったらがっかりですよね。

ブランコ漕ぐなんて何十年ぶり。
最近どこの観光地も映えスポット用にブランコを設置してますね。
素直に楽しみます。

青空を仰いで思いっきりこぎましょう。

波打ち際ではしゃぐ大人。

いつもは孫がはしゃぐのを見ている方ですが、今日ばかりは昔にもどって。

海カフェの建物の入り口

真っ青の空に映えるようにうまく建てられていますね。

3時になったのでセンター棟のフロントに戻って、預かってもらっていた荷物を回収して部屋に入りました。4人まで泊まれる広い部屋です。

今回予約したのは、はぴる棟のプレミアムテラスデラックス。
センター棟から私たちの部屋までは、従業員さんが運転するカートが先導して私たちが運転するカートと2台連なっていきます。

ベッド2台に大きなソファがたっぷりあるので家族連れに使いやすい部屋です。

孫たちと一緒に来たらベッドからソファへ飛び回って喜んだだろうな。

前庭とテラス付きの部屋です。
2人旅なのになぜ大きなプレミアムテラスデラックスプランを選んだかというと、
いろんな部屋タイプがある中で、リニューアル済と記載があった部屋から選んだからです。

お風呂からテラスが見えます。

洗面所

こちらは飲み物コーナー。
なんと冷蔵庫に水のボトルなし。
今どきの一応高級ホテルなのに水ないのもねー。
外にペット飲料の自動販売機がありました。
うーん、なんかせこいな。

テレビを挟んで引き戸が二つあって、一つが洗面所、もう一つが台所って感じ。

設備はごく普通にティーバッグとカセット式のコーヒー二個づつ。

テラスに出て、コーヒー飲んでくつろぎタイム。

専用庭には南国の花が咲いている。

庭側から見た部屋。

赤い瓦の平屋建ての棟です。

はぴる棟は5部屋で1棟で5棟あります。

部屋で一休みした後、またカートに乗って園内お出かけ。
カートは明日チェックアウト後も帰るまで使用できます。

私も運転しましたが、方向音痴で園内で迷子になりそうなのでほとんど夫に任せました。

まずは水牛池。

ふれ合い広場のアヒルさん。

小さい子がいれば喜ぶでしょうね。

２、3匹だけです。

水牛池は睡蓮の花のシーズンです。

水牛も一頭だけです。
暑いからずっと水の中にいたいのでしょうね。

地図を見ながらいろんな所に行ってみます。

ハンモック見っけ。

ハンモックって結構座るのむつかしいですよね。

細い道をカートで進んで、開けたところがサンセット広場

見晴らしのいいきれいな広場です

次はゆうなの浜へ

こちらはゴツゴツの岩の浜です

滑らないように気を付けながら波内際へ。

浜の方向によって、さっきの白砂の浜と、こちらの黒岩の浜と、全然違います

広いホテルの敷地をあちこち

けっこうな高低差があって、高い所からは遠くまでみとおせます。

夕暮れが近づいてきました。
曇り気味で夕焼けにはならなかった。残念！

センター棟前の広場

夕暮れにライトがついてきれい

月もみえます

センター棟前にカートを止めて、島唄ライブを見に行こう

島唄ライブは20：15～20：45

島唄と自作の歌とのライブです。

歌だけでなく語りも面白く、楽しめました。
強い台風が来たときには、お客さんを全員一番風が当たりにくいホールに集めて、卓球とかしながら過ごすとか。

ホテルの庭にもサガリバナが咲いていました。
夜咲く花、サガリバナ。
朝見た花とまた雰囲気が違って幻想的でした。

もう一度ビーチの方へ行ってみました。星空カフェの席はカップルで満席でした。
カフェのライトがきれいでした。

ビーチへの途中の道もライトで飾られていました。
今日も長いハードな一日でした。
おやすみなさい。