2022/07/12 - 2022/07/12
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まりあさん
フランスに行けるかどうか、ギリギリまで悩みに悩んで、もしかして、昨年のように、理解不能な日本の水際対策の壁に阻まれて、やっぱりキャンセルしてしまうか・・・
その時にはきっと、再起不能なぐらいに落ち込みそうだから、今年の3月は、自己防衛のために、おひとり様ツアーに参加したり、友人たちとランチや小旅行をしたりと、気を紛らわせるため、あれやこれやと忙しくしていたのでした。
そして、いよいよ勇気をふりしぼって、フランス行きを決行しました。
世界一周航空券は、半分しか利用せず、残りの半分は、今年の秋の旅行として、予約は全て済ませています。
となると、もう一つの私のルールなんですが、年に一度は、長距離ドライブ旅行をする、という決め事があります。
1995年の神戸の震災と、強烈な円高で、通訳ガイドのお仕事が消滅してしまい、まる一年ぐらいの失業状態に陥った時、自宅にいても、貯金はどんどん減っていく。
それなら、エイヤッと旅に出た方がマシだわ、と、インドやネパール、メキシコなどの物価の安い国々を放浪し、また、国内旅行も、マイカーでの長距離旅に初めて挑みました。
「脱輪するまで、走ってくる」と言い捨てて、いつ帰宅するか決めない旅を始めたのでした。
そして、結果的に、80日間、14500キロの旅で、稚内までマイカーで走ったのでした。
それまで運転経験の少ない私が、こんな旅行をしたのですが、これこそ「人生でもっとも危険な旅」だったのでは、と今も思います。
でも、その時の経験のおかげで、オバサンになっても、オバアサンになっても、大好きな青森や鹿児島へ、ホイホイとマイカーで行けるように成長(?)しました。
そして今では、加齢により、物忘れの激しい年頃になり、せっかく得た、このドライブ旅行の技術を失わないためには、「毎年、一度は必ず、マイカーで長旅をする」必要があります。
ベストシーズンの春と秋は、海外旅行をして、冬は避寒の沖縄滞在。
と、残るは、初夏の避暑ドライブになりますが、昨年も今年も、この季節って、天気が悪い。
昨年は、線状降水帯に祟られて、走れども、走れども太陽の見えない旅を長々と経験しました。
早く、乾いた国に行きたい、と心から願っていたものです。
フランスの北部は、スペインやメキシコほどには乾いていないので、フランスでも雨に祟られたら辛いな、と思ってましたが、神は私に味方してくれて、フランスで何が良かったかと振り返ると、毎日毎日、太陽マークが並んで、雲一つない青空が広がり、かつ、暑くもなく、朝夕はとても涼しくって、空気が凛とひきしまっていて、そんな中を歩くのが、何より幸せな時間でした。
今回のドライブ旅行で、連泊を決め込んだのは、大好きな田沢湖ですが、もう見事に雨マーク予報の連続で、さすがの私もめげそうでした。
まあでも、天気予報が当たらないことも、よく承知しているので、とにかく行ってみます。
そして、実際は、雨の中を一日走った日も多いですが、予報を外して、晴れた日もまたあり、田沢湖では、まる1日半ぐらいは、晴れました。
日本一深い湖の田沢湖は、吸い込まれそうな、青い色、時には緑がかって、不思議なトーンを見せてくれます。
それを私の腕前では、なかなか上手に撮影できないのですが、想像して、深い湖のブルーを、見てくださいませね。
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田沢湖畔にある、御座石神社の前の水は、ほんとうに吸い込まれそうな不思議な色合いを見せてくれます。
ただ、今回は、ずっと風が強くて、鏡のような水面を見ることができず、その大好きな色があまりよく見えませんでした。
でも、この色、不思議な色合いでしょ。 -
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湖畔のホテルが大好きで、ここに泊まらないと、この景色は満喫できません。
ローズホテルなので、ローズのケーキがありました。 -
窓が大きくて、一面に湖が広がり、朝、昼、夕方、晴れ、曇りの日々、刻一刻と、その色合いと空気を変えていくのを眺めるのが大好きです。
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たつ子像は、田沢湖の観光スポットで、ツアーでは、ここに立ち寄るようですが、たった30分、ここにいたって、田沢湖の魅力はわかりませんよ。
じっくり宿泊してこその、田沢湖です -
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対岸の山に太陽が当たってます。
ほんの少しの光が、景色をガラリと変えますね。 -
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基本的に曇りだったのですが、この日は満月だと聞いてました。
もう、真っ暗にになったから、部屋のカーテンを閉めようかと思って立ち上がると、空の一部が金色になってます。
もしかしたら、晴れてくるのでは・・・ -
満月が上がっているようで、真っ暗な湖が、だんだん見えるようになっていきます。
なので、私の目はもう、湖に釘付け -
おお、出ました。ムーンロード。
雲が破れて、満月の形が、はっきり見えるようになりました。
なので、たまらなくなって、湖畔まで降りていきました。
そして、15分ぐらいかな、ムーンロードを眺めて、湖畔で過ごしました。 -
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やっと、晴れた。
もう、ぜんぜん色が違いますよね。
日本は美しいけど、たった2泊3日の旅では、なかなかこういう景色に巡り合えません。
晴れた日は、「日本もええなあ」と思えるのですが、雨や曇りが続くと、「乾いた国に行きた~い」と思ってしまう私です。 -
晴れた時には、その感動を、心ゆくまで味わいましょう。
って、またまた、似たような写真が続きます(笑)。 -
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ある日は、乳頭温泉群の鶴の湯に、外来入浴しました。
ここ、昔は、ひっそりした湯治の宿だったのに、今はもう、観光客がたくさんいて、魅力は半減しました。
でも、お湯はいいです。
なぜか、女性専用露天風呂のお湯が熱くて入れず、内湯の、酸性とアルカリの湯を楽しみました。
観光客は露天風呂に群がるからか、幸い、一人で小さい湯船を独占できました。 -
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私のホテルからは、夕焼けが見えないのですが、3分の1ほど湖まわりの道路を走ると、ピンク色に染まった湖が見えました。
じつは、もう10年間もやっている、「ケータイ国盗り合戦」のGPSによるスタンプラリーで、夏の陣の100スポットがあるのですが、今年の100スポットに、田沢湖から近い、黒森展望台が入りました。
ただ、私が泊まったホテルは、GPSの範囲内になく、ホテルから、10キロぐらい走った、御座石神社まで行かないと、取れないのでした、
1時間に1度、スポットを取れる仕組みなので、毎時間通うのは無理でしたが、食事の前後や、外出の行き帰りなど、日に8-10回ぐらい、この道を走ったのでした。
けど、こまめにホテルから出かけることで、田沢湖をよりよく楽しめました。
私、ホテルに入っちゃうと、窓からの景色で満足する傾向があるのですが、また、せっかくの部屋からの眺めを楽しむためには、丸一日外出するのも本末転倒になりますが、「こまめに出たり入ったりする」というスタイルは、なかなかいいなぁ、という「気づき」を得ました。
これからの、旅スタイルに「こまめに出入りする」ことを習慣づけたいと思っています。
この夕陽の美しさは、本当に短い時間だけ見れる儚さ、なんですよね。それに遭遇できて、嬉しかったです。 -
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夕陽を直接受けずとも、湖の景色は、色のトーンを変えて、それはそれで、とても魅力的でした。
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出発日は、土曜日でした。
晴れの週末、今、流行りのサップをめざして、近隣の大都市から、若者が押し寄せてました。
このホテル、上手な戦略で、コロナ禍の中も、サップのインストラクターを雇い、講習会を開くなどして、週末の「日帰り客」をゲットしているようでした。
なるほど、ウィンドサーフィンには向いてない田沢湖ですが、サップなら、相性が良さそうです。
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