2022/07/15 - 2022/07/17
61位(同エリア259件中)
TX-1000さん
- TX-1000さんTOP
- 旅行記314冊
- クチコミ5件
- Q&A回答0件
- 390,760アクセス
- フォロワー83人
かつて科学技術庁で開発していた短距離離着陸機「飛鳥」が見たくて岐阜かかみがはら航空宇宙科学博物館に行ってきました。
7月15日
東海道新幹線 東京→豊橋 7960円(金券ショップで購入)
名古屋鉄道 豊橋→名鉄岐阜 1100円(名鉄株主優待 金券ショップで購入)
東横イン岐阜 5800円(会社の福利厚生ポイント使用)
7月16日
名鉄 名鉄岐阜→各務原市役所前 300円
かかみがはらふれあいバス 100円
かかみがはら航空宇宙科学博物館 800円
かかみがはらふれあいバス100円
名鉄 各務原市役所前→豊橋 1590円
ジャストインプレミアム豊橋駅新幹線口 朝食付き 8800円(会社の福利厚生ポイント使用)
7月17日
東海道新幹線 豊橋→東京 8000円(金券ショップで購入)
-
東京駅にやってきました。
豊橋に止まる「ひかり」にギリギリ乗れるかと思っていたら、乗っていた上野東京ライン(笑)が東京駅の手前でもたついて間に合いませんでした。
なんか最近、つくづく運が無いんですよね。
豊橋には止まらない「ひかり509号」に乗車します。結局、後で1番上の「こだま719号」に乗り換えるんですけどね。 -
「ひかり509号」に充当されるのはN700スモールAのラストナンバーであるX80編成です。
-
「ひかり509号」は定刻通り東京駅を発車していきます。
-
今回使用しているのは、先ほど金券ショップで7960円でゲットしてきた豊橋までの回数券です。
東京~豊橋間の営業キロが293.6kmなので1km当たり27.2円です。新幹線マジで高いな。。
なんて貧乏人の私は思いながら乗車します。 -
調べ物をしている間に新横浜駅に到着です。
-
11時33分、小田原駅を通過していきます。
2号車の16Dに座っているのですが、カーブの前後で床下から《カチャカチャ》、《カチャカチャ》と何かが動いている音がしてきます。車体傾斜の空気を制御する弁でもあるのでしょうか。 -
なんて電車の鼓動を感じながら、東京駅で買ってきたエンガワ寿司を食べます。
なんかパサパサで微妙でした。たまたま外れだったのか。 -
11時39分、熱海駅を通過していきます。
新幹線早いなぁ。 -
すぐに全長約8kmの新丹那トンネルへと入っていきます。この新丹那トンネルは戦前の弾丸列車計画において掘削が進められていましたが、戦局の悪化により放棄され、それを新幹線に活用した経緯があります。
この弾丸列車計画では対馬海峡を海底トンネルで抜け、日本統治時代の朝鮮半島を縦断。満州国の新京などへ至る路線だったとされています。
こういう何気ない所に隠れている現代史が好きなんですよね~。 -
三島駅に到着しました。
上り本線を「のぞみ102号」が通過していきます。 -
掛川付近で猛烈な雨に遭遇しました。
-
「ひかり509号」は浜松に到着です。
ここで後続の「こだま」に乗り換えます。 -
浜松から「こだま719号」に乗車します。
車両はG39編成です。 -
先ほど浜松駅の売店で買ってきました「きんつばクリーム生大福」です。1個432円(税込み)と、私の中では超高級品ですが、神様が「これ美味しいよ。」って教えてくれました。持ってみるとズッシリと重みがあります。
何気なく買ったのですが、後から調べたら又一庵って静岡の有名スイーツ店の一品でした。 -
それではいただきます。やっぱ高いだけあって美味しいですね♪
ただ車内で食べると粉が....この御時世、白い粉で電車が止まっちゃいますからね。 -
なんて生大福を食べて粉を片付けている間に豊橋駅に到着です。
豊橋駅に到着しホームを歩いていたら、外に見えたこちらのお店にピンと来て入店します。 -
注文したのは「にかけ」(580円)です。これは三河地方の名産品であるうどんで、とても美味しいです。
こりゃ豊橋に来たらリピートです。
最近、こういうシンプルな物が美味しいと感じるようになりました。年取ったのか... -
豊橋から名鉄に乗車します。
私、以前住んで居たマンションが名鉄不動産だったり、名鉄運輸で引越しをしたりと、何かと名鉄に縁があるんですよね。 -
先ほど豊橋駅前にある金券ショップで名鉄の株主優待券を1100円で買ってきました。これから岐阜に行くんですが、豊橋~名鉄岐阜間は1500円なので400円お得に乗車します♪
-
それでは所定の位置につきました(笑)
少し遅れて飯田線の列車が発車していきます。 -
飯田線の列車が見えなくなると名鉄側も進路構成されて豊橋駅を発車します。
-
豊橋運輸区を見ながら豊橋駅を後にします。
-
EF210が牽引する貨物列車が追い越していきます。
-
飯田線との共用区間を走っていきます。
今走っている飯田線下り線はJR東海財産&保守と言われていて、左側の東海道本線と遜色無い軌道構造になっています。
一方、右側の飯田線上り線は名鉄財産とされ、ロングレール化もされていないですし木製の枕木も見受けられます。自分の財産は自分で保守の原則から名鉄保守でしようか。(JR東海からしたら名鉄仕様のモノなんて保守できないですし。)
共用区間でも列車運行を司る指令権はJR東海にあるようで、いわゆる平井信号場や豊橋駅の進路制御はJR東海でやってるようです。そうなると信号システムはJR東海財産&保守でしょうか。
電車線はどっちの財産&保守なんでしょう。
共用区間にかかる費用は折半なのか、列車本数比なのか、乗降人員割合なのか....
もうこれだけで論文が一つ書けちゃいそうな区間ですね(笑) -
なんてニカワ鉄の私は思いながら豊川橋梁を渡っていきます。
-
続いて豊川放水路橋梁を渡っていきます。トラス橋なんかに比べると背が高く無いポニーワーレントラス橋ですが、3線並んでいると迫力ありますね。
-
いわゆる平井信号場を過ぎていきます。ここで共用区間は終わり、右に行くと飯田線、左側は名鉄です。
ここは独立した信号場ではなく飯田線小坂井駅構内扱いなんだそうです。ただJR東海が進路制御してるのは確かで、左に分岐した先に名鉄とJR東海の区分がありました。 -
名鉄区間に入ると前からパノラマカーがやってきました。一本待ってアレにすれば良かったなぁ。。
近鉄のアーバンライナー、東武のスペーシアと並び子供達の憧れでしたね。 -
舞木信号場を過ぎて舞木検査場が見えてきました。
ここでは工場業務を行なっています。
少し駅から離れているんですが、通勤時はバスとか出してくれるんですかね(笑) -
高架化が進む知立駅に到着します。
-
知立駅に到着します。それにしても高架化の進みが遅くないですか。
なんて思っていたら、完成年度が5年延びて2028年になったんですね。 -
地表時代の知立駅を物語る貴重な1枚になるハヅです。
-
名鉄名古屋駅に到着します。
-
庄内川橋梁を渡って名古屋本線と犬山線が分岐する、いわゆる枇杷島分岐点を過ぎていきます。岐阜方面の名古屋本線は左側へ向かいます。
ここは独立した信号場ではなく西枇杷島駅構内扱いなんだそうです。 -
かつてホームが激狭だった西枇杷島駅は、改良工事により普通のホームになったんですね。
-
犬山検査場新川検車支区が見えてきました。
-
なんとなく国府宮駅で降りて普通列車に乗り換えてみます。
-
再び所定の位置に着きました。
-
普通列車で岐阜まで行こうかと思っていましたが、あまりの遅さに焦れて笠松駅から特急に乗車します。
-
今夜の宿の東横イン岐阜にやってきました。
-
アルコール消毒をして、おやすみなさい。
-
2日目、名鉄岐阜駅から名鉄各務原線に乗車します。各務原と書いて「かかみがはら」と読むんですね。私は「かがみがはら」だとばっかり思ってました。
ちなみに並走している高山本線の駅は各務ケ原駅と書いて「かがみがはら」と読みます。
名鉄でも名電各務原駅は「めいでんかがみはら」から「めいでんかかみがはら」に読み方が変更になった歴史があり、以前から地名に揺れがあるようです。
個人的には「名電」ってのがグッと来るポイントでもあります(笑) -
今日も所定の位置をゲットしました(笑)
今乗っているのは、前から来ているのと同じ5000系なんですが、こんな割と新しめなデザインしてて廃車したパノラマsuperの機器を新造した車体に取り付けた名鉄さんお得意の機器流用車なんです。
どうりでコンプレッサーが《ベコベコベコ》と味がある音してるんですね。 -
各務原市役所前駅で降りて...
-
バスに乗車します。料金は100円です。
-
なんかイケアみたいな建物が見えてきたと思ったら、それが岐阜かかみがはら航空宇宙博物館でした。
-
かつて日本で製造された旅客機YS-11です。
私は千葉の柏に住んでいたので、上空を飛行する下総航空基地のYS-11もよく見ていました。 -
ヘリコプターですね。
-
こちらは飛行艇US-1です。
飛行艇は戦前から日本が培ってきた技術ですね。 -
飛燕です。
-
屋内の展示エリアです。
お、奥に見にきた飛鳥が居ます。 -
こちらが「飛鳥」です。コレが見たかったんですよ。
「飛鳥」は短い滑走路でも離着陸可能な航空機として開発されていました。 -
翼の後方には、低速域でも揚力を発生させられるように深いフラップが備わっています。
-
上から見た飛鳥の主翼です。
エンジンの排気も揚力として活用できるように翼の上部に導いているんですね。 -
科学技術庁って響きが懐かしいです。
-
この飛鳥ですが「短距離離着陸技術を確立して開発を終了」しています。いや、何の為にやったんだよ。
後に日本が国際共同開発の一翼を担うエンジンなど役立った部分もあり、全てが無駄になったとは思ってませんが、短距離離着陸機が量産化されれば滑走路が短い佐渡島や、長い滑走路を作るのが難しい小笠原など使い道があった思うんですよね。実際、2020年代半ばの納入を目指しているATR42-600Sのような短距離離着陸機もあるので、そう多くは無いですが需要はあるようです。
技術ってのは稼ぐ為にあるのであって、稼げない技術はあっても自己満足なだけですからね。 -
ランチは飛騨牛カレー(800円)です。
あと飛騨牛コロッケ(150円)も食べました。コロッケは揚げたて熱々で美味しかったです。 -
こんどは宇宙コーナーです。
こちらは火星探査車「キュリオシティ」の模型です。 -
こちらは日本のH-IIロケットの一段エンジンであるLE-7エンジンです。H-IIロケットでは技術獲得の為にエンジンを含めた主要部品を国産で固めました。
しかし立て続けに打上げに失敗。特に最後の打上げとなった8号機では、このLE-7エンジンが燃焼中に突然停止し、人工衛星を軌道に投入できる見込みが無くなった事から飛翔中のロケットを爆破する指令破壊を行いました。 -
飛翔中に指令破壊が行われたH-IIロケット8号機は、バラバラになりながら小笠原諸島の北西380kmの海底へと沈みました。送られていたデータから燃焼中に燃料供給が突然停止した事は分かってましたが、原因の特定には至りませんでした。
その後、故障したエンジンを探して、砂場から蟻のコンタクトレンズを探すとまで言われた捜索が始まります。
宇宙開発事業団から依頼された海洋科学技術センターは、大海原から破損したエンジンを探し出し、3000メートルの海底から引き揚げに成功します。
故障した現物を手に入れた事で、それまで推定でしかなかった故障の原因が燃料ポンプにあったと特定され、続くH-IIAロケットの開発へと生かされていきます。
日本のロケットは、このような困難を乗り越え、今や国際的に競争力を持つロケットへと育ちつつあるのです。 -
こちらはロケットの先端部分です。これも愛知県で作られてるんですね。
-
帰りのバスの時間になりました。
概ね1時間に1本は各務原市役所や新那加駅方面にバスが出ています。 -
航空宇宙博物館を後にして犬山駅から豊橋行きの特急に乗車します。
-
かつて道路との併用橋だった犬山橋を渡っていきます。
-
名古屋に一泊しようかと思っていたのですが、いい宿が取れなくて豊橋駅に到着してしまいました。
やってきたのは豊橋駅前にある「三河赤鶏 おいでん」です。 -
三河地方名物の鶏肉を焼肉スタイルで焼いて、知多ハイボールと共にいただきます。
シメの水炊きは写真を撮るのを忘れる美味しさでした(笑) -
今夜の宿の豊橋駅の新幹線口にあるジャストインプレミアム豊橋駅新幹線口にやってきました。
-
部屋です。
1泊5000円以内に収めたかったのですが、三連休初日なので朝食付で8800円でした。 -
翌朝、カーテンを開けたら豊橋駅が一望できました。
たまに窓の外からヒュンヒュン音がしていると思ったら、新幹線だったんですね。
ちなみに音がするだけで、姿はあまり見えません(笑) -
朝食です。
まぁもちろんコレだけじゃないんですけどね。 -
豊橋から新幹線で帰ります。
乗車するのは「こだま710号」でN700AのG35編成です。 -
海側に着席しました。
「のぞみ96号」の待避を行なってから豊橋駅を発車します -
今回使用している乗車券です。先ほど豊橋駅前で回数券を購入し8000円でした。
豊橋駅は東京から293kmと絶妙な位置にあり、ここを超えると新幹線特急券が300km以上の区分となり、貧乏人の私には到底払えない金額になります(笑) -
全長約500メートルの第3浜名橋梁を渡っていきます。
-
浜松駅に到着しました。下りホームに停車中の列車は「こだま709号」です。
「のぞみ4号」の待避を行なってから発車します。 -
全長約900メートルの天竜川橋梁で天竜川を渡っていきます。
-
掛川駅に到着しました。
ここでは「のぞみ218号」の待避を行なってから発車します。 -
全長約980メートルの大井川橋梁で大井川を渡っていきます。
-
静岡駅に到着しました。
「のぞみ98号」の待避を行なってから発車します。 -
清水港にはドリルパイプの櫓が特徴的な地球深部探査船「ちきゅう」が居るようです。これでスカイツリーの10倍以上の7000メートルも穴を掘っちゃうんですから凄いですよね。
-
全長約1300メートルの富士川橋梁で富士川を渡っていきます。
-
小田原駅では「ひかり644号」と「のぞみ6号」の待避を行なってから発車します。
「ひかり644号」は豊橋駅を10時51分に出発した列車で、ここで42分の差を逆転されました。 -
全長約420メートルの酒匂川橋梁を渡っていきます。
隣の鉄橋は東海道貨物線、更にその奥が旅客線です。 -
酒匂川を渡り終えると鴨宮保守基地が見えてきました。
-
まもなく品川駅に到着します。
-
遅いランチにやってきたのは田町にあるシンガポール料理のお店「威南記」です。このチキンライスが食べたくなりました。
-
店内に入るとシンガポールの香りがします。またシンガポール行きたいなぁ。
注文したのはスチームされたチキンライスです。美味しいは美味しいんですが、やっぱり日本向けに作り込まれてるんですよねー。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
各務原(岐阜) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
87