2022年6月北海道2泊3日☆東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ編

2022/06/17 - 2022/06/18

世界に５軒しかないリッツ・カールトン・リザーブ。
「世界の隠れたエキゾチックな聖地を楽しむ人のための特別な場所」がコンセプトのラグジュアリー・リゾートです。
その内の1軒が2020年12月北海道ニセコに開業しました。
スキーはしないし自分には縁の無いホテルだと思っていたのですが、お値打ちプランを発見しニセコ＆小樽へ行ってきました。
朝便の為眠い目を擦りながら空港に着いたところ、思いもよらぬハプニングが。
前日までのウキウキはどこへやら、傷心の出発となりました(^^;

エリア ニセコ(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝８時出発のJAL2001便に乗るため今日は4時過ぎ起床。眠いです。。。
7時過ぎに関空に到着し、チェックインカウンターで手続きをしようとしたところ、怪訝な表情のＧＳさん。
そして衝撃の言葉が！
「お客様、こちらは伊丹発の便でございます。」
えっ、ええっ、えええーっ！！！慌ててスマホをチェックするとと確かに伊丹と書いてある。
何ということでしょう。
元々ＡＮＡ便を取りたかったものの、特典旅行券を取ることができずＪＡＬにしたのですが、ＡＮＡが関空発だったんですね。
それでＪＡＬも関空と思い込んでいたのです。
ちゃんと書いてあるのにねー(>_<)

あー、私のバカバカ(T_T)今から伊丹空港へ向かっても到底間に合いません。
追い打ちをかけるようにＧＳさんが
「払い戻しは7:40までにお願いします。カウンターでは対応できないのでご自身で払い戻し処理をし、新たな航空券の購入をお願いします。」
私「空いている便に振り替えや新たに特典旅行券を取ることはできませんか」
ＧＳ「すみませんが特典旅行券は前日までしか取れないんです。」
詰んだ。。。
今から航空券を購入すると正規料金。これは痛すぎます。
落ち込んで固まっていると旦那が
「とりあえず購入しよか。自分も気付くチャンスがあったのに見逃してた。次回から気を付けよう。」
今回の航空券を手配したのは私。ホントごめんよ！！

調べたところ当初乗りたかったＡＮＡ便にまだ空きがあったので、ＧＳさんにお騒がせしたことを詫びて隣のＡＮＡカウンターへダッシュ。
正規料金になってしまいましたが、何とかチケットを2枚手に入れたのでした。

購入したANA1711便は8:30発。
30分のロスですんでよかったよー、と旦那に励まされ出発。
これからはチケットを取ったら出発場所を指差し確認することをここに誓います(￣Д￣;)

新千歳空港に到着しました。
レンタカーのカウンターには長蛇の列。営業所までバスで移動して車を借りるまで1時間近くかかりました。

高速に乗って一路ニセコを目指します。

SAでたらこバター醤油とザンギマヨネーズのおにぎり購入。
道産のお米がもちもちしておいしい。
たらこバター醤油が気に入って、最終日の朝ごはんにまた購入してしまいました。

有珠山SAにも立ち寄り。

有珠山と昭和新山を一望できるSAです。
雄大な自然を感じている内にだんだん心も晴れてきて。
せっかく素敵なホテルに行くのにくらーい気持ちで行ってもつまらないですもんね。
気持ちを切り替えて楽しみましょう♪

途中で急に雨が降ったりもしましたが、無事到着。
休憩しながらだったので3時間程かかり、ちょうどチェックインくらいの時間になりました。

外観は意外と質素ですね。

ロゴもシンプルで、おなじみのライオンもいません。

バレーパーキングで車を預け中へ。

外観とは打って変わってラグジュアリーかつ温かみのあるロビー。

霧が無ければ羊蹄山を望む素晴らしい眺望なのですが、今日はあいにくの景色。

チェックインは洋書がずらりと並んだこちらのうめラウンジで。
ニセコは海外からのゲストが多い地域。外国人で日本語が話せないスタッフの方のおられると聞いてコミュニケーションに不安があったのですが、案内は日本の方でホッ。

ラウンジの名にちなんで、梅、はちみつ、ミントを使用したウェルカムドリンク。
旅の疲れが癒えるやさしい味です。

東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブはレイトチェックアウトとアップグレードは基本不可だと思うのですが、ダメ元で13時までのレイトチェックアウトを事前にリクエストしたところOKとのこと。ありがとうございます！
短時間のレイトなら融通を利かせてもらえるのかも。

スタッフの方に連れられて、お部屋へ。
こちらの部屋数は全部で50室とスモールラグジュアリーホテル。
アップグレードはありませんでしたが、一番狭いお部屋で52㎡。
十分な広さです。

中に入ります。

ロビー同様、シックで落ち着いた雰囲気の室内。

結婚記念日の近くだったので、素敵なタオルデコレーションでお出迎え。
嬉しいなー♪

雲海であまり見えませんが、大きな窓の向こうはニセコアンヌプリ。
リフト乗り場もすぐで立地抜群。

ミニバーはベッド横にあります。

ネスプレッソとティーバッグはルピシア。

冷蔵庫のドリンクはうれしいフリー。

アルコールは北海道限定のサッポロクラシックと男山御免酒がありました。

テーブルにはマスクやウエットティッシュなどの衛生用品と、

ウェルカムスイーツ。
苺が３つ。。。2個か４個にしてー(^^;

入口すぐ横にはクローゼットがあります。

肌ざわり良しのバスローブ。

スリッパもふっかふか。

入口から向かって左のウェットエリアもチェック。

広々ー。
もちろんダブルボウルです。
奥の扉はトイレ。

アメニティはフランスのスキンケアプロダクツ、ソフィス。
クレンジング・化粧水といったスキンケア用品があるのはうれしいのですが、乳液がないんです。
ボディローションはあったので兼用ってことなんでしょうか(*_*)

バスルームは洗い場付き。
ビューバスですが、今回は2階だったので駐車場ビュー。

バスアメニティもソティスでポンプ式。

さっそく冷蔵庫のサッポロクラシックでお疲れー♪
飲んだ分はターンダウン時に補充されていました。

一休みしたら館内＆周辺散策。
１Ｆには24時間使用可能のジムがあります。
今回ウェアは用意していたのですが、時間が無くて利用できませんでした。

スパも1階に。
温泉も併設されていて朝は6時から、途中清掃時間を挟んで24時まで営業しています。

近くにあるヒルトンの方に商業施設があるみたい。
スタッフさんのアドバイスで地下から行ってみます。

地下はスキーロッカーになっていました。

白い建物がヒルトンです。

緑の中を進むと左手に和風の建物が並ぶザ・ビレッジがあります。

ショッピングや食事が楽しめるようですがほとんどのお店が今の時期休業中で、ニセコはウィンターリゾートの町であることを実感。

リッツ周辺はちょっと寂しい感じ。
車があればもう少し足を延ばせるんですが、さっきビールを飲んでしまったので明日のお楽しみってことで。

日が暮れてくると、暖炉のような焚火のようなテーブルの上に火が灯されてさらにいい雰囲気♪

今回のステイは朝・夕食付きのプラン。
ディナーの場所は、うめラウンジ横のバーカウンターの更に隣にある「ゆきばな」で。
奥にはカウンターのみの「寿司なぎ」もあります。

アイコニックなエゾシカのシャンデリア。

ソファ席に案内されました。
アミューズ、前菜、パスタ、メインのコースが提供され、パスタとメインはプリフィクス制。今回のプランでうれしいのはペアリングワインが付いていること。
一方デザートは別料金で1000円です。

まずはシャンパン。
ワインは余市のワイナリーがチョイスされていました。

アミューズは春キャベツのポタージュ。
コクがあって美味。
これはお料理期待できそう♪

パンとバター。
こちらで２人分なのですが、ミルク、米粉、イチジク、くるみとそれぞれ違うパンなので分けにくい( ﾟДﾟ)
カップルなら半分こでもいいですが、友人同士などちょっと気を遣う人もいるのでは。
お代わりは可能なので、それなら最初から2人分用意してほしいなーと思いました。
客室のイチゴやコスメといい、何かちょっとずつ足りないんですよねー(^^;
バターも5種類あって、パプリカやバジル、ナッツなど。色々な組み合わせを楽しんでくださいね、とスタッフさん。

前菜は大きなアスパガラスと道産生ハム、近所にある高橋牧場のモッツァレラチーズ。
アスパラガスの上にはトマトサルサと山盛りのハーブ。
こちらが本当においしくて。
明日は絶対高橋牧場に行こうと決めました。

私のパスタはシーフードのアーリオオーリオ。
こちらもよかったのですが、

旦那の甘えびのクリームパスタが絶品！
一口味見をしたのですが、クリームっぽくないどちらかと言うと海老味噌の風味が効いていて私もこちらにすればよかったー。

メインには赤ワイン。
パスタの時に白ワインがサーブされたのですが、夢中になって食べていたので写真忘れました(^^;

私のメインは真狩産ハーブポークのロースト。
ポークには2種類のソース。
一皿で2つの味が楽しめます。

旦那のメインは+2000円で蝦夷鹿に変更してもらいました。
さっぱりとした赤身肉に甘酸っぱいソースが合っています。
地産地消を心掛けたお料理、想像以上においしくいただきました♪

最後にカフェラテ。
こんなにかわいいグラスで登場しました。
ほっこり気分☆

特にデザートの追加については聞かれないままドリンクがきたのですが、少ししたら素敵なフルーツプレートが。
デザートをお願いしたらメッセージを入れてもらえるかなーとは思っていたのですが、ビックリ&感激です。
特にメロンが甘くて。
至福の時を過ごすことができました。

お部屋に戻ってまったりしていると、外からドーンドーンと音が。
何事かと思い窓の外を見ると花火が打ち上げられていました。
約10分程の短い時間でしたが見とれてしまいました。

翌朝。
温泉が6時から入れるのでいつもより早起きを。
今日も羊蹄山には霧がかかってもやーっとしています。

女湯は日本髪。

男湯はちょんまげがなんかかわいい。

脱衣所の広さはそんなにありません。
ソフィスのスキンケアが用意されています。
乳液も！

先客はおひとりいらっしゃいましたがすぐに出られその後は貸切状態になったので、写真を撮らせていただきました。
洗い場は４つあります。

露天風呂はインフィニティバス。
蝦夷富士こと羊蹄山を眺めながらしっぽり。。。のはずが水墨画のようなうすーい影が見えるだけ。
写真には何にも写ってませんね(T_T)

ドライサウナもあります。

さっぱりした後はお待ちかねの朝食♪
ディナーと同じ「ゆきばな」で。

メニュー右側のアラカルトから１品、左のサイドメニューは自由にオーダーできるシステムです。
旦那は蟹に惹かれてニセコエッグベネディクト、私は悩みましたが和朝食で。
ゆきばな丼も気になって最後まで迷いました。

瑞々しいシェフ特製シーズナルサラダ。
日替わりのフレッシュジュースはオレンジ。

もっちりしていてとってもおいしい道産ヨーグルト。
自家製グラノーラも香ばしくて、もうこの時点で満足度高！

旦那が頼んだチーズとシャルキュトリーも朝からワインが欲しくなるおいしさだったそう。

そしてメインの和定食。
どれも丁寧に作られていて美味。

旦那の蟹の味がしっかり感じられるエッグベネディクト。

最後に二人とも季節のフルーツ盛合わせをお願いして、朝から幸せを満喫したのでした。
ちなみにカフェラテをアイスでオーダーしたところ、こちらは普通のグラスでした(^^;

朝食の後は車に乗って、ホテルでも使用されている高橋牧場へ。

レストランや、新鮮な牛乳を使用したソフトクリームやチーズタルトなどのスイーツがいただけるミルク工房など、北の大地の恵みがいっぱい。

どれにしようかなー。

さっき朝食を食べたばかりなのでシュークリームだけいただきます。
1個190円。とっても柔らかいクリームで食べるのに一苦労なんですが、めちゃおいしい(*^_^*)

朝採れ野菜の直売所もあって、旬のアスパラガスやカリフローレといった珍しい野菜がいっぱい。
帰りが明日でなければ買いたかったー。

さらに車を走らせます。
黄色いニセコ大橋と展示されているＳＬが何ともノスタルジック。

近くにはニセコ駅。
牛だけやたらアートな雰囲気を醸し出しています。

道の駅ビュープラザにやってきました。

農産物の直売所はやっぱりアスパラガスが大人気。

飛ぶように売れていて、午前中ですが棚はだいぶスカスカになっています。

ニセコに本社があるルピシアの直売所も。

お茶だけではなく、地元の食材を使用したお惣菜やパンも。
テイクアウトしてお部屋でランチもよさそう。
購入するとティーバッグの無料サービスも。

そろそろホテルに戻ってチェックアウトの準備をしなくては。
最後にダチョウ牧場へ。
100円で餌が売られています。

餌を入れるや否やダチョウが寄ってきます。
餌入れにくちばしが当たるゴッ！ゴッ！という音がちょっと怖い((((ﾟДﾟ))))

とは言えこんなユーモラスな表情も見せてくれて、何だか癒されました☆

ニセコのおみやげは高橋牧場のスイーツとルピシアニセコ限定の紅茶♪

13時ちょうどにチェックアウト。
素敵なホテルだったなー。

小樽を目指して出発です！

ちょっと小腹が空いてきたのでニセコチーズ工房へ。
家族で経営されている小規模ですが国内外で様々な賞を受賞している実力派の工房です。

カマンベールソフトクリーム(300円)。
チーズの味がしっかりするので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、とてもおいしかったです。

お昼は比羅夫の人気お蕎麦屋さん「いちむら」へ。
14時過ぎと中途半端な時間たっだ為か並んでいるのは4組だけ。
回転が早く10分経たないうちに席が空きました。

基本の二八(750円)と数量限定の十割(900円)、小天丼(500円)をお願いしました。
ニセコの名水・甘露水を使用したおいしいお蕎麦。
蕎麦打ちに水って重要なんですねー。

青空が見えてきて最後の最後に今旅一番の羊蹄山。
やはり頂上に霧はかかっていますが、それでも美しい。
さあニセコに別れを告げて小樽へ向かいます。
小樽編に続きますー。

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2022/07/09 23:40:27

  リッツカールトンリザーブ

  こんばんは、かおまんがいさん
  
  私もニセコにリッツカールトンリザーブができたと聞いた時、
  ず～っとクラビで行きたいと思っていて行けてないので、
  これは、ニセコに行かないと～！！って昨年計画しようとしてたのですが、
  なんだかんだで流れてしまって…。
  やっぱり、落ち着いた印象の静かな空間で、
  快適に過ごせそうですねー。
  雪の季節も良いのでしょうが、
  個人的には、寒いのが苦手なので、
  こういう緑の季節の方が良いなー。
  
  丁寧に作られたお料理は本当に少量でも満足度が高いですよね♪
  やっぱり、行きたい～と心から憧れました♪
  
  それにしても、空港間違い…。
  これは辛い！
  私も最近は、関西でも関空と伊丹、神戸の3カ所を見ているので、
  思い込んでいたら危険だと！！再認識です～。
  今週末、飛行機に乗ります。
  再度、空港をチェックしてみます～。
  ありがとう。
  
  
  たらよろ

  かおまんがいさん からの返信 2022/07/10 11:36:20

  Re: リッツカールトンリザーブ

  たらよろさん、こんにちは。
  コメントありがとうございます！
  
  もう盛大にやらかしてしまいましたー(^^;
  思い込みって怖いですね。
  こんなおっちょこちょい中々いないと思いますが、反面教師にしていただけたらと思い書いてみました。
  コロナ前に貯めたマイルの失効期限が迫ってきたのでどんどん消費していきたいところなのに、何ならまたマイル貯まってしまいました(T_T)
  
  リッツカールトンリザーブ、クラビでその存在を初めて知って私も憧れていました。
  ニセコは冬がシーズンでしょうが、６月でも観光するところもちょこちょこあって楽しめました。でもこの時期は霧が多いそうです。
  館内ではほとんど人と合わなかったのですが、ディナー時だけは満席でたくさんの人がいらっしゃいました。
  またあのアスパラガスが食べたい！
  
  週末遠出されるんですね。
  気を付けて楽しんできてくださいね♪
  
  かおまんがい