廃止される２８３系振り子気動車にのり、根室に向かう

2022/01/07 - 2022/01/09

経営状況がコロナもあり益々危険な状況に進むＪＲ北海道。
札幌周辺を除き、全部廃止を検討しているような状況であり、根室本線においても廃止されてしまう可能性がある。
また、一度も北海道の東に行ったことがなかったため、貯まったＡＮＡのマイレージを使い、根室まで列車で行ってみることにした。
２８３系気動車は新しいが、これが３月のダイヤ改正でなくなってしまうこともあり、これにも乗ってみたかった。JRになってから作った気動車なのに、さぞ、メンテナンスコストがかかるのだろう。
釧路から先、快速根室は、非常に込み合っていた。留萌本線はマニアだけだったが、ここには地元の人も多数のられていたので、留萌本線に比べると、存続に向けた期待を持てる気がした。
冬の北海道の乗り鉄旅でした。

エリア 根室(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: ANAグループ JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

これは根室に行く前日、札幌に着いた時に撮った写真。
こういう立ち食いそばがめっきりなくなった。
サッポロは寒いので、立ち食いソバのうまさが引き立つ。

札幌駅構内の立ち食いそば

さすがに１月であり、電車も雪まみれ。

すすきので飲んで二日酔い状態だが、絶対にこの特急に乗らなければならないため、目覚ましをいくつもかけていた。

こうみてもあたらいいのに、風前の灯火である、283系気動車。

これが登場したときは独特なデザインだと思った。

南千歳から石勝線に入る。

南千歳から追分に向かっている。
日が昇ってきた。

新得（十勝清水）に止まっていたキハ40系、これもいつまでみられるのだろうか？

同じく新得

帯広平野を快適に駆け抜けてゆく。
撮り鉄がたくさんいた。寒いのに、頑張って三脚を立てていた。

酔っぱらっていると、あっという間に帯広到着。根室まで乗ってゆく、５４系気動車が反対側に止まっている。

快速ノサップ。
地元の人と鉄道マニアとで、かなり混雑している。

一番の名所、なんとか前に出て写真を撮る。

海沿いの絶景ポイント

根室に到着

根室駅に停車中、これにのってまた釧路に戻る。

どこも店が開いておらず、何も持っていなかったので、自動販売機で売っていたこのパンで空腹を満たした。

根室駅はつの字のように回り込んで進んでいくので、この東根室が東端になる。

北の国から、で蛍ちゃんが不倫相手と駆け落ちしたところ。

落石駅を発車してゆく。

鹿が多く、急ブレーキをかけてばかりいる。キハ54系はエンジンが二つ付いているだけあり、減速してからの加速もいい。

何度も鹿に会いながら進む

根室に戻る。これから釧網本線で、網走に向かう。
朝から、札幌から特急おおぞらに乗り、北海道の鉄道にずっと乗りっぱなし。
飲み鉄、鉄分、満点な一日でした。