マイルが消える前に、北海道道東の旅　阿寒～釧路湿原

2022/06/16 - 2022/06/20

何とかお天気にも恵まれて知床の自然を満喫。

旅の後半は以前お天気が悪く湖面が見れなかった「摩周湖」から阿寒湖へ
阿寒湖に一泊して釧路湿原へ回ります。

エリア 阿寒(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回はウトロ側で遊覧船は乗らなかったので、見どころの滝を地上から回る事にしました。
最初は「フレペの滝」へ。

知床自然センターに車を停めて遊歩道を歩きます。

遊歩道を20分ほど歩くとビューポイントに到着。
フレペはアイヌ語で「赤い水」を意味し、ここは別名「乙女の涙」と言うそう。
崖にはウミドリの巣があるそうですが、この日はツバメみたいな鳥がいっぱい飛んでいました。

エゾシカがゆっくり草を食んでいます。
野生動物や鳥をねらうカメラマンも多く見かけます。

ウトロ港も回ってみます。
オロンコ岩。

ゴジラ岩。
火山で出来た場所と分かります。
自然の力はスゴイね。
長い年月でこんな形にするなんて。

お土産を買うならここ。
うとろ・シリエトク。

干物とか欲しかったけど、まだ後半戦が残っているので見るだけ。笑

スゴイ水量の「オシンコシンの滝」
国道沿いにあります。

知床半島最大規模のダイナミックな滝です。

天に続く道。

北海道は真っ直ぐな道が多いけど、ここはこれでもかって言うくらい真っ直ぐが実感出来ます。

ナビに入れる場合は　天に続く道起点と入れるか住所で。
上から見てナンボなのでね。

摩周湖第3展望台。
霧がかかっておりません😊
湖面が見えています。良かったぁ。

第1展望台から。
青空が広がってきましたぁ。
お天気だと湖面の色がキレイ！

透明度の高いカルデラ湖。最大水深212メートル。
深い、神秘的な「摩周ブルー」

端も見渡せます。
良い良い。

霧がかかると何も見えないからねぇ…

第1展望台は駐車場代が必要です。
硫黄山にも行けると言うので～

火山を実感出来る「硫黄山」にも行って来ました。

かなり近くまで行く事が出来ます。
硫黄の匂いとレモンイエローの色が鮮やか。

噴火カレーでランチ。

今夜のお宿は阿寒湖温泉。
チェックインまで時間があったので、先に「阿寒湖アイヌコタン」行ってみる。
アイヌの民芸品やさんや飲食店がずらり。時間もあって閑散としていました。　
　
可愛い木彫りの「熊ボッコ」を記念に買って、お店の女性に20分くらいで行けるからと勧められた湖に行く事にします。

五色沼とも呼ばれている「オンネトー」

ちょっと風が出て来たので　雌阿寒岳と阿寒富士か湖面に映る姿は見れなかったけど、キレイな所です。
時間があれば地元の人のおススメに行ってみるのも良いなぁ✊️

今夜のお宿は「あかん遊久の里　鶴雅」
せっかくだからお部屋がアイヌ様式の「レラの館」にステイ。
迷路のようにグルグル回って、レラの館専用の扉を開け靴も閉まって裸足で移動。
専用の足湯スペースもあって優雅です。

晩御飯の後は　「アイヌシアター　イコロ」で
古式舞踊と現代舞踊にデジタルアートを融合した新演目「ロストカムイ」を鑑賞。
独特のリズム感！
30分のショーです。

阿寒湖南側にある鶴雅は8階にある「天女の湯　展望空中露天風呂」が有名です。
男女入れ替えなので昨日入浴した相方は、なかなかスゴイシチュエーションやったわ。と感動。

が、今朝はシトシト雨で眺望を楽しみにしてたのに
私の番は、小雨降る中霧に包まれた阿寒湖を朝風呂に浸かりながら
さっさと楽しみました。笑

朝ご飯の後は雨も上がって来ました。

湖岸の遊歩道も整備されています。

今日は阿寒湖から釧路湿原へと向かいます。
途中で北海道らしい草原も見たいと「900草原」へ。
キュウマルマルソウゲンと読みます。

草地面積が900haなのでそう名付けられたそう。

乳牛が自由に放牧されてるのを想像していたら、朝だからか雨だったからか　柵の中でした。

牛と写真を撮りたいと相方が寄って行くと～
リーダーの一頭が動き始めたら、あとをついてこんなに集まって来てしまいました。

大事な牛に触らないようにパチリ。

牛さん達、お騒がせしました。

いよいよ釧路湿原。
まずは温根内ビジターセンターの駐車場に車を停めて、木道を散策です。

釧路湿原にもエゾシカが。

日本最大の湿原。
色んな表情を見せてくれます。
鳥や虫の声を聞きながら、平坦な木道を歩きます。
吹き渡る6月の風が気持ちいーい。

望遠にするとブレちゃう…
釧路湿原の鳥。
名前はわからず…

湿原にカキツバタ。

湿原のサギスゲ。

こんなところや

こんなところ。

こんな道を通って、一周一時間のウォーキング。
人もまだ少なくて、一部貸し切り気分。笑

次は釧路市湿原展望台に移動して、次の遊歩道を歩きます。

周囲2.5km。1周約1時間　7つの広場とサテライト展望台をめぐる遊歩道です。

展望台からはこの景色！

サテライト展望台はこの眺め。
広いわぁ～

吊り橋もあります。

帰ってきたら、展望台にもエゾシカが。

今度は反対側　細岡展望台へ

蛇行する釧路川と広がる一面の湿原。
雄大な景色です。
天気の良い日は湿原の向こうに阿寒連山を望み、夕日がよろしいとか。

6月は日の入りが19時。
ちょっと雲も多いし、夕日はあきらめて釧路市内に移動します。

釧路湿原を堪能して、最後のお泊まりは「釧路センチュリーキャッスルホテル」

釧路川沿い、港のすぐ近く。

釧路と言えば炉端焼き。
ホテルで教えてもらったお店は日曜日でお休み。
近所に「くし炉　あぶり家」を見つけたので入店。

運良く予約のはざまで入る事が出来ました。　
日曜日はお休みのお店が多いです。お気をつけて。

開きめんめの一夜干し。
色々食べたいから半身です。ホッケも半身で食べました。

さすが！のお味😊

アサリの酒蒸しも、この大きさ！
美味しい～！

町中のホテルだけど、朝食が結構豪華です。和、洋、肉の中から私は洋食をチョイス。

相方は朝から肉！

夜中に雷が鳴って、今日は雨か…
と思っていたら朝食後には晴れ間が急激に出てきました。

朝の釧路　幣舞橋。

幣舞橋の下をくぐると港に出ます。
向こう岸は「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」

12時にレンタカーを返すので、最後に「釧路市丹頂鶴自然公園」へ
ここでは飼育されている丹頂鶴を見る事が出来ます
ヒナもいました☺️

釧路はとても良いお天気だったのに、ここに着いた途端、雷がなり豪雨に遭いましたぁ。
何とか旅行中、お天気に恵まれてたのですが最後のジャジャ降り…
空港へ向かうまで、レンタカーの中で傘を乾かし、靴の中にトイレットペーパーを入れてエアコンの吹き出し口で靴下と共に乾かすと大騒ぎ。

それと思った以上にガソリンスタンドがありません。
レンタカーの場合は早めの給油が大事です。

最後の給油もそこそこの距離があったので、レンタカーの返却の時には、靴下も乾いてました。笑

4泊してゆっくり回れた道東の旅。
自然の偉大さ、実感です。

にしてもお天気は変…
梅雨がないと思っていた北海道ですが、現地の人は最近は雨がよく降るとおっしゃってました。

そして大阪伊丹空港に着くとムーっとまとわりつく湿気が…
また日常が戻ります。

旅は楽し！
今度はどこへ行こうかなぁ。