大河ドラマの影響で平泉へ行ってみたいと色々調べていくうちにだんだん行った気になってきてしばらく計画を寝かせていましたが<br />百聞は一見に如かずで思い立ち行ってきました。<br />

平泉と盛岡歴史旅

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2022/06/21 - 2022/06/23

552位(同エリア958件中)

エリア

盛岡(岩手)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス新幹線 JRローカル

旅行の手配内容: 個別手配

平泉駅から歩いて１０分くらいの場所にあるガイダンスセンターに来ました。

建物のわりに展示はぎゅっとひとまとめって感じで結構見学者もいたのでサラッと見てきました。

音声ガイドがイヤホンじゃないから他の人の話し声とかぶっちゃって聞き取りにくかったです。
この日は暑くてレンタサイクルだと日傘がさせないので歩いてきました。
東北だから涼しいと思っていたらそんなことないんですね( ;∀;)
中尊寺へ続く参道が思いのほか急こう配でして....
ちょっとしんどくなってきたなと思った頃に弁慶堂が見えてきます。
御朱印を頂いたらそこの方が
弁慶堂の説明してくれて
「どうぞ本堂に上がって写真撮って行ってください」と。

みなさん参拝だけして行かれてしまいますが靴脱いで上がれます。
ほんとうに素晴らしいお堂です。

平泉は弁慶と義経の終焉の地ですよね。ドラマのシーン切なかったな....
この天井絵は２００年前のもので色の塗り替えはできないそうですが
色彩がきれいに残ってます。

見ることができて良かったです。
お堂からの眺めが素晴らしいです。
このあたりで松尾芭蕉はあの有名な句を詠んだのだとか。

今は東北本線を走る長い長い貨物列車の音がめちゃくちゃ響いてきます。
中尊寺本堂には不滅の法灯が灯されておりました。
峯薬師堂は目の神様を祀っています。
お堂の前に池がありアオガエルの卵がいっぱいありました。
かなり高い上のほうへも卵が産みつけられて一時は鳴き声がものすごかったそうです。

金色堂の隣にある讃衡蔵は藤原三代の身に着けていた衣や枕そして棺４代目の首桶などを見ることができます。

金色堂の沿革がくわしく知れて国宝に重要文化財見どころ満載です。
個人的には金色堂を訪れる前にこちらを見学したかったなと思いました。
金色堂は暗い部屋にほんのり照明が黄金の輝きを引き立てて
息をのむ美しさです。
夜行貝を使った螺鈿細工がまたもう細かくて( *´艸｀)
とにかく来てよかった。
妄想で終わらせてはいかんなと思いました。
帰り道月見坂途中にあるお蕎麦屋さんで遅いお昼ごはん
とろろとそば粉が岩手産
お出汁は最高級枯本節と書いてありました。

少し粗目にすったとろろがお蕎麦と絡んでカツオの風味抜群のそばつゆがなんとも上品。予想以上に美味しかったです。
お蕎麦ってどこで食べてもだいたい同じ味な気がして外食では選択しないのですが食べて良かった～( *´艸｀)
平泉から盛岡へ移動。

夕飯は盛岡駅フェザンという商業施設へ。
全農がやってるレストラン「みのるダイニング」
盛岡の飲食店ではコロナ感染対策として紙に名前と連絡先を記入するんです。
飲食店のほかにも美術館とか博物館とかとにかく記入。
1人で黙食でも滞在時間３０分でもとにかく記入。
感染対策とは関係ないかもですがホテルのチェックアウト後に荷物預けるときも連絡先書くのは初めてでいささかうんざりしました。

あっ　ハンバーグ美味しかったです。肉肉しくて。
牛乳１杯無料でいただきました。
２日目。
今日も朝から晴れてます。
岩手城跡公園から見て回ります。
石垣はそんなに高くないのですが特徴的な積み方が印象的でした。
規則的に穴が開いた岩が気になって調べてみたらどうやら
大きな花崗岩を分割するのにクサビで穴を打ち込んだそうなので
これは割ろうとしたけど割れなかったか割ろうとしたけどこのまま使ったかなのかな？と思いました。
城跡公園内にある櫻山神社へ来ました。
本殿は建立されて１００年以上たっていますが木のいい香りがして良い気をもらったような気がします。
あれ？なんかダジャレぽくなっちゃった（笑）
本殿脇を少し上がった小高い場所に烏帽子岩がどーんと祀られてます。
お隣にも何という名前の岩か分からないのですが亀のような？

岩手は石割桜とかこの後行くことになる鬼の手形とか巨岩がたくさんありました。

マンホールカード配布ののぼりにつられて入ってみたら
盛岡の歴史を知るのにとっても良い展示を見ることができました。
１階だけなら無料２階の展示は３００円ですがお値段以上の見どころもりだくさんな場所でした。

参勤交代大変だったんだな
痔の悪化で江戸へ行けないそのあと悪化して脱肛になってしまったとか
一見わかりにくい文章を今の言葉で解説してくれてます。

当時の衣装がかっこいい！！盛岡藩センス良すぎます
チャグチャグ馬コの行進行列一度見てみたいです。
盛岡八幡宮へ来ました。
花手水が癒されます。
チャグチャグ馬コたちが盛岡八幡宮を目指して集まる馬との関連が深い神社なのでお馬さんのお守りがありました。
「うまくいく」って持ってるだけでうまくいきそう( *´艸｀)
大鳥居を出た通りに素敵な店構えのお蕎麦屋さんを見つけました。
そば、つゆ無くなり次第終了とはおいしいのでは？
こちらのそばつゆは味が濃い目。

お蕎麦よりこの天丼がめちゃくちゃ美味しかったです。
肉厚のシイタケの天ぷらは干しシイタケかな？エビもプリプリ
衣がサクサク大満足です。
帰りに岩手銀行赤レンガ館を見学します。

１０年位前まで現役だったとか。
冬は窓枠の隙間風で寒かったんじゃないかな。
金庫の扉のエンブレム

東京がTOKIOになってます。
建てられてから１００年くらい経っているんですよね。
手すりとか扉とか凝ったデザインが素敵でした。
訪れる人も少なくてゆっくり見学できました。

最終日です。

北山寺院群にある報恩寺に来ました。
重厚な山門が目を引きます。1601年に青森から移転されたというので
その時からあるのかと思いきや昭和５３年の新築とありました。
こちらの羅漢堂にある五百羅漢像が見たくて来ました。
あら？ハートのポーズ(笑）
個性豊かな羅漢さま
控えめにピースされてますか？いえーい！( *´艸｀)
表情も着衣も個性豊かでかなり間近で見ることができます。

パンフレットには享保年中　中国の天台山像を模して京都で造られ当寺に搬送された。とありどうやって運搬したのか気になります。
9人の仏師が約４年で完成させたというのも驚きです。
天井の龍はかなりの大きさです。
近くに鬼の手形があるようなのでやってきました。
この岩に鬼の手形があるらしいです。
「岩手」の県名の起源と言われている大事な場所なんですがひっそりしてます。
手形の場所がざっくりすぎて...わかりません(´;ω;｀)