2022/06/18 - 2022/06/19
92位(同エリア386件中)
ベームさん
6月18日。
阿蘇から今日の宿黒川温泉に行き、翌日柳川へ。
黒川温泉:熊本県阿蘇郡南小国町。熊本県の最北部、阿蘇の北にある黒川温泉は田ノ原川の渓流沿いに30軒ほどの旅館が固まっている古い温泉郷です。
古いけれども秘境ゆえに寂しい温泉でしたが、1980年代から始まった秘境温泉ブームと旅館組合の努力で人気が上がっていき、今では全国的に名を知られる温泉郷となっています。
柳川市:福岡県の南西部、有明海に面した旧柳川藩立花氏の城下町。
町中を掘割が縦横に走り水の都と言われ、掘割の川下り、ウナギ料理の観光と有明海並びに干拓地の漁業が盛ん。北原白秋の生地。藩校伝習館を継ぐ進学校県立伝習館高校があり、白秋が学んでいる。明治30年夏目漱石が熊本5高教授の時、英語授業視察のため当時の伝習館中学を訪れている。
人口約6万2千人。
北に大川家具で知られる大川市がある。
表紙の写真は柳川の川下り。
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黒川温泉、今日の宿「御客屋」です。
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黒川温泉で一番古く、1722年創業で、肥後細川藩御用宿となり参勤交代の一行、長崎奉行も江戸の往還に泊まったそうです。
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ロビー横。ロビーと言っても山間の宿です、小さいものです。
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5人一室の16畳ほどの部屋。
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ひと風呂浴びて夕食前にちょっと散歩。
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楽しみな夕食。
若い女性が喜ぶような献立です。お飲み物は、と言われても誰も飲める者がいない。
5人でビール中瓶1本。私は無理してお銚子1本。 -
くまもとあか牛のセイロ蒸し。
柔らかく美味しかった。 -
山女の塩焼き。
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翌朝、朝食前に散歩。
宿の前。少し下がると川があり橋があります。 -
丸鈴橋。
後ろの建物が「御客屋」。 -
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田ノ原川。
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この渓流沿いに旅館が続いています。
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川沿いの道。
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黒川地蔵尊。
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首なし身代わり地蔵の伝説があります。
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境内の大きな木。
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いご坂。
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川沿いの道と上の自動車の通れる道を繋いでいます。
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旅館街を外れた所。
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田舎の山村の風景です。
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駐在所があります。黒川駐在所。
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郵便局もあります。黒川簡易郵便局。
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風の舎。
インフォメーションセンター。 -
朝食も女性好み。
女性がリピートしたくなるような宿ですね。もてなしもお父さん、お母さん、息子、娘、婿、嫁一家総出の心のこもったものでした。
アメニティの歯ブラシが使いやすくて持って帰った。 -
満足して柳川に向かいます。
途中「道の駅小国」で小休止。 -
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ジャージー牛乳製品が売りのようです。
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国道442号線をひた走り。
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柳川に着きました。黒川温泉からかなりの距離です。
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なにしろ大分の山の中から福岡県最南部、有明海のそば迄来たのですから。
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鰻を食べるのが目的なので、うなぎ料理屋が集まる一画に行きました。
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川下りの船が次から次にやってきます。
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時間が無いので私たちは川下りはしません。
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掘割のそばの沖端(おきのはた)水天宮。
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水天宮。
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裏は掘割です。
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皿家福柳。
駐車場があったのでここにします。5組待ちと言われ、上の写真はその間掘割の周りを歩いたものです。 -
昼時なのでしばらく待って入りました。奥行きのある大きな店でした。
テーブルは空いていますが、多分厨房能力一杯なのでしょう。 -
柳川のうなぎはせいろ蒸しが評判のようで、それにしました。
蒲焼のたれをかけたご飯と蒲焼と錦糸たまごをせいろに入れて蒸したものです。蒲焼にしたものを更に蒸しているのでとても柔らかかったです。ご飯にもたれがよく浸みていて美味しかったです。
食べやすいようにお匙が付いていました。 -
有明干拓地で獲れたむつごろう。グロテスクでちょっと気味が悪いですが食べられます。
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西福寺。
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鰻屋のすぐ近くに北原白秋生家がありました。
1901年(明治34年)の大火でほとんどが焼けたが、なまこ壁の母屋だけは焼け残り、それを元に復元したもの。
入り口の暖簾の「潮」は北原家の銘酒の名前。 -
白秋は1885年(明治18年)、江戸時代から続く造り酒屋北原家の長男として生まれ、1904年19歳のとき上京するまでここで暮らしています。
1942年(昭和17年)没。 -
1909年(明治42年)酒屋が破産し、東京で詩人として活躍し始めていた白秋も実家からの仕送りが途絶え、のち落魄した両親を引き取り苦しい生活を過ごしたこともあった。
晩年の数年間はほぼ失明の状態でした。 -
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「からたちの花」、「子供の歌」、「かへろかへろと」
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「城ヶ島の雨」、「おりてくれるな」、「松島音頭」
山田耕作とのコンビが多いです。 -
「コドモノクニ」
白秋は詩人であるとともに童謡作家でもありました。 -
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北原白秋記念館。
1985年、生家の敷地内に白秋生誕100年を記念して開館しました。 -
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隣りにある有限会社北原。
北原白秋本家の分家です。 -
柳川を後にして吉野ケ里遺跡に向かいます。
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有明海に注ぐ沖端川に木の柱がずらっと打ち込まれています。どうやら小舟を繋ぐためのようです。
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