DORAEMON-GOに乗って五龍神の田無神社から小平あじさい公園へ行ってきた

2022/06/11 - 2022/06/11

関東地方も梅雨に入りました
梅雨と言ったらあじさい
ということで､用事のついでに田無神社と､小平のあじさい公園へ行ってきました

【表紙の写真】小平あじさい公園のあじさい

エリア 小平・西東京(東京)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄

新宿駅に来ました

東口のクロス新宿ビジョンには相変わらず飛び出す猫ちゃんの映像

西武新宿駅まで歩き

西武新宿駅 駅

本日は西武新宿線でお出かけします

西武新宿線 乗り物

西武新宿の次は高田馬場

新宿駅でJR線と接続していない西武新宿線は高田馬場が乗換駅
ですが､最後尾の車両は乗換口から離れているからか誰も乗ってこなかった

高田馬場駅 駅

急行電車の次の停車駅は鷺ノ宮駅

各駅停車と乗換ができます

鷺ノ宮駅 駅

続いて停車したのは上石神井駅

上石神井駅 駅

ホームからは車両基地が見える
「スマイルトレイン」(←)と「旅するレストラン 52席の至福」(→)

上石神井の次の停車駅･田無で一旦降ります

田無駅 駅

北口は意外と開けてる(南口はそうでもなかった)

駅ビルもちょっとヨーロッパ風でおしゃれな感じです

駅から歩いて5分ほどの総持寺
明治8年に西光寺と近隣の密蔵院､観音寺の3寺が合併して創建し､田無山総持寺と改称

お詣りします
御本堂は嘉永3年に完成

總持寺のケヤキ 自然・景勝地

その落成を記念して植樹された木の一本がこちらの大ケヤキと言われています

總持寺のケヤキ 自然・景勝地

田無神社に来ました
この田無神社には五行思想に基づき本殿に級津彦命･級戸辺命として金龍を､境内に黒･白･赤･青の各龍を配祀して五龍神として信仰されています

田無神社 寺・神社・教会

鳥居のすぐ脇にあったのはその中の赤龍

五行説において夏を象徴する南方の守護神で､火を司ることから書斎など努力の場を守護し､学業成就･勝負運･出世運にご利益あり

参道を進んで行くと次は白龍

五行説において秋を象徴する西方の守護神で､金属を司り､秋は収穫の季節であることから倉庫や飲食に関わる場所を守護し､金運･良縁成就にご利益

境内はこんな感じです

茅の輪くぐりの後で

お詣り
この中に金龍様がいるらしいけど…

五行説において土用を象徴する中央の守護神で､大地と豊穣を司り家庭全体や社内全体を守護し､あらゆる運気の向上と幸福招来のご利益

拝殿前の絵馬
そういえば今年は寅年

金色に輝く鳥居

その奥には大黒様と恵比寿様がいらっしゃいました

そのお隣に野分初稲荷神社
宇迦之御魂神をお祀りしています

青龍
五行説において春を象徴する東方の守護神で､風や樹木を司ることから庭園などを守護し､スポーツや芸能の技芸向上･就業成就にご利益

顔が風化してほぼのっぺらぼうですが､楠木正成像だそうです
子孫が田無神社の分社である尉殿神社の近辺に移住し､同社を守護したとの言い伝えから石像が祀られるようになったそうです

故大鵬幸喜親方が平成5年度の田無神社五穀豊穣祭を記念して開かれた土俵もある

直木賞作家･五木寛之は福岡から上京後､こちら田無神社の床下に住んでいたそうです
あちこちの神社の床下の中では最も快適だったそうなので､どうですか…？

こちらの龍は色ではなく「撫龍」だそう
龍と玉を撫でることで運気が向上するそう

北参道には黒龍
五行説において冬を象徴する北方の守護神
水を司ることから厠･浴室などの水回りを守護し､身体健全･夫婦円満･交際運のご利益

顔出しパネルの奥にあるのは「おみくじ処」です

川越の某神社のような鯉(恋)みくじ他､様々なおみくじがあまりご利益なさそうな感じで売られていますが

先ほどの顔出しパネルがなぜ「平家物語絵巻」なのかというと､平家物語絵巻が天井に描かれていたり､壁に飾られていました
西東京市在住の切り絵作家･小出蒐氏の「平家物語絵巻」の作品展が「田無神社展」として令和4年8月31日まで開催されています

境内にある5本のご神木のうち金龍にあたるのがこちらのイチョウの木
天保13年から嘉永3年に植樹されたと伝わるそう
田無の地域最大級の巨木で､市の天然記念物に指定されているんです

田無神社のイチョウ 自然・景勝地

西参道付近に子育て犬
木彫りの犬の親子像

お隣に親子石
親子が寄り添う姿に見えるため親子石と呼ばれていて､どちらも子育てにも縁起が良いとされているそうです

田無駅に戻ってきました

やってきた電車はあまり見ない車両だと思ったら

DORAEMON-GO(ドラえもん号)です
ドラえもん50周年を記念したラッピングで､2020年10月8日から運行しています


車両前面だけでなく､扉もドラえもんの顔に見立てています

車内にもドラえもんがいっぱいいる！

貫通扉にはただドラえもんがいるだけなのかと思ったら､どこでもドアをイメージしたデザインだそう

シートの背もたれも四次元ポケットがプリントされています

さて､ドラえもん号を降りて続いて来たのは小平駅

小平駅 駅

駅から10分足らずの場所にあるあじさいの小径の脇にある

あじさい祭りが行われている

あじさい公園
約2800㎡の園内には約1500株の紫陽花が植栽されているそうです

あじさい公園 公園・植物園

園内の至る所にあじさいが咲いていて､見ごろを迎えていました

いろいろな色のカラフルなアジサイを楽しむことができます

あじさいの色は土壌のphによるそうです
いわば天然のリトマス試験紙みたいなものなんですね

あじさいの色のベースになるのは「アントシアニン」という色素で､ アントシアニンは通常赤色ですが､土壌から溶け出してきたアルミニウムと反応すると青色に変化し､アルミニウムをたくさん吸収したアジサイ(酸性)は青色､しなかったもの(アルカリ性)は赤色､その中間が紫色になるそうです
なので､奥のあじさいは酸性の土壌を吸収した花なんです

そのためにいろいろな色のカラフルなあじさいが楽しめるんです

こちらの手前に咲くあじさいの土壌はアルカリ性ということです

公園からそのまままっすぐ駅前通りにでたところにあるルネ小平

ルネ小平 (小平市民文化会館) 名所・史跡

その前にある郵便ポスト
写真で見ると一見普通の丸ポストですが…

日本一丸ポスト 名所・史跡

実は大きい
日本一の丸ポストで､実際に現在も使用されているそう
投函口が高いので､その下の穴からでも郵便を出せるそうです

そんな丸ポストが都内一多いのが小平市なんだそうです

何を描いたのか､､､小平の名所がいまいちわからないマンホール

駅まではすぐ
雨も降りそうだし､途中で食事する場所もあまりなかったので駅まで来てしまいました

小平駅 駅

駅前には小さな神社･正一位稲荷大明神が鎮座

正一位稲荷大明神 寺・神社・教会

橋上駅舎にあった越後そばさんで昼食にします

越後そば 小平店 グルメ・レストラン

おすすめメニューから

小平そば(520円）
たぬき･きつね･山菜を乗せたお蕎麦(冷･温､そば･うどんがあります)
果たして何が小平なのか…?

もしかしたら今でも小平って狸や狐が出て､山菜が沢山採れるってことかな？

食べ終わって雨が降りそうだったから帰ろうって思ってホームに下りたら案の定大雨！
雨が降る前に駅に着いて良かった～

昨年のこのとき
https://4travel.jp/travelogue/11690431
といい､どうもこの地区に来ると突発的な天候の変化に驚かされます

ということで､とっとと帰ろっ！