2022/06/05 - 2022/06/05
493位(同エリア596件中)
菊花さん
母「地下鉄の中吊りが、小石川後楽園の花菖蒲が見頃だと宣伝してた」
私「小石川には最近、行ってなかったね。あ、週末は朝8時から開いてるって」
母「じゃあ7時に家を出れば間に合うね!」
私「・・・いや、そんなに頑張らなくても大丈夫だ」
と、いうわけで、小石川後楽園に出かけた。
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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地下鉄の後楽園駅で降りて、改札を出たのが8:20頃。
後楽園周辺施設はまだ開園していないので、さすがに人通りも少なめ。
東京ドームを左手に見つつ標識に従って壁沿いを歩き東京ドーム 名所・史跡
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小石川後楽園の西門前に着いたのは8時半前。
門の前に出されている看板が「見ごろ」と伝えている。小石川後楽園 公園・植物園
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さすがに8時半から来る人も少ないようで(開園は更に早い8時だけど)、並ぶこともなく、交通系ICカードでピピッと入場料をお支払い。
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園内に足を踏み入れたら、すでに来園されている方もパラパラといらした。
順路というものも特には無いので、お食事もできる集会場(涵徳亭)を左手に見つつ、回遊式築山泉水庭園を時計回りに歩いてゆくことにしたよ。 -
もうツツジも終わりの季節。
でも、自分はツツジが満開で赤紫の巨大な塊ができるよりは、この程度のチラホラ咲いている状態が好き。
流れの向こうには屏風岩。 -
マガモがいました。
翡翠色の頭部はいつ見ても綺麗だ。 -
屏風岩の裏山を登って、見下ろしたところ。
左手の流れが(京都の)大堰川、渡月橋を跨いで、右手が(中国)西湖の堤。 -
新緑から濃い緑に移ってきた季節。
朱色に塗られた通天橋がアクセント。 -
石の組み合わせ(幾何学模様っぽい)のが面白い。
洒落てるなぁと思う。 -
お堂があったよ。得仁堂。
中は暗くて全然見えなかった。 -
山道を抜けると、東屋があった。
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こちらは柏の木。柏餅の柏。
こんな花だとは知らなかった。調べたところ、これは雄花だね。 -
サギが、いた。
自分は小石川後楽園に1時間程度いたのだが、その間、サギはずっと同じような場所にいた。 -
白糸の滝。
こういう感じの滝は全部「白糸の滝」と称しているような気がしないでもないが。 -
沢を渡る。
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ちょっと目線を上にやると、ビルがニョキッと見えます。
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でもね、ビルに囲まれるような東京のど真ん中(何たって山手線のむっちゃ内側。皇居の少し北側)に、広いお庭が残っているのだよ。
ありがたい。 -
地図の左下にある西門から、時計回りに約20分歩いて来たことを、園内図で確認。
さすが水戸徳川家の中屋敷(後に上屋敷)のお庭、広い。 -
花菖蒲田だよ。
花殻摘みをしている係の方がお仕事中でした。それっぽい衣装なのが良いね。
残念ながら個々の品種の名札は付いていなかった。
どうせ名札を見ても忘れてしまうけどね。 -
白い花びらに黄色い目の他に模様はないが、花びらの縁が波打つパターン。
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白い花びらには黄色い目の他に模様がなく、花びらの縁も波うたないパターン。
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紫の花びらに黄色い目の他に模様はないが、花びらの縁が波打つパターン。
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イチオシ
紫の花びらには黄色い目の他に模様がなく、花びらの縁も波うたないパターン。
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濃い紫の花びらに、白い筋が入るパターン。
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白っぽい花びらに、紫の筋が入るパターン。
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白い地色の花びらに、刷毛で吐いたような淡い色がつくパターン。
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白い花びらの外側に太い縁取りが入るパターン。
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蕾から咲きかけるところ。
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朝早めに来た甲斐があって、混雑もせず花菖蒲を楽しむことができたよ。
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京都愛宕山の坂に倣って作られた男坂を側面からどうぞ。
有名景勝地の風景を庭に再現するというのは「大名庭園あるある」なので、模して作ることには驚きはないのだが・・・坂というか、梯子?あるいは急勾配のピラミッド状態でちょっと笑える。 -
「カシノナガキクイムシによる被害拡大(拡散)防止のため、シートを巻いている」との注意書きがなされた樹木。
園内の管理も楽ではない。 -
最初の方でチラッと見た観音堂も、こちらの八卦堂も、大正12年の関東大震災の際に消失したとのこと。
この辺一体は焼けたんだな~ということを実感すると同時に、それでも生き残った樹木(古木)があるんだなぁと、しみじみ。 -
「水戸偕楽園里帰りの梅」の標識あり。
全ての梅が里帰りなのかは不明だけれど、梅園では梅がなっていたよ。 -
「安政大地震の際、水戸藩の学者・藤田東湖先生は、お母さんを庇って亡くなった。とても孝行なことであるから、ここに記念碑を建てた」というようなことが書かれてあった。
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小石川後楽園内を通る、神田上水跡。
後楽園周辺の地名に水道橋というのがあるけれど、この地名は、神田上水の水を江戸市中に通水するための水道管の橋があったことに由来する。
そういう歴史ある地名が残るのは良いことだと思う。 -
菖蒲田の横に戻ってきたら、手前に田んぼがあった。
農民の苦労を知るために、大名庭園の中に作られた田んぼ。
確か岡山後楽園にも園内に田んぼがあったけれど、作った理由は同じだったかな?(岡山後楽園は、岡山藩主・池田綱政の趣味の庭だけど。) -
突然ですが、マンホールの蓋。
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赤門。何となく赤い、かな?
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ところで、その赤門。
「昔のままの位置にあります!」ということなのだろうが、現状では何と何を区切る門なのか意味不明なことに。
まぁ、気にせず壁沿いに進むと -
東京ドームの屋根が迫り来る内庭に出ます。
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睡蓮の季節ですね~
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本園は「唐門」によって、内庭と後楽園に分けられる・・・というわけで
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再建された唐門。
こちらも先ほどの赤門に負けず劣らず、いきなり感、あり。 -
イチオシ
再度、赤門まで戻り、こちらは九八屋。
新緑の時から葉の色が褐色の紅葉が、そのほかの深い緑と混じって生える。 -
松原を抜けて
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園の中心は常に大泉水。
その池のには蓬莱島と竹生島があるのですが -
どうやらその島で、サギが巣を作っているよう
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一周して戻ってきたら、柘榴が咲いているのに出会ったよ。
庭木としてはちょっと珍しいような。 -
1周1時間以上かけて、9:45に園の西側入り口まで戻ってきたよ。
お茶しようと思ったのですが、茶寮は10時開店とのことなので、園を出ることに。 -
で、門を出たら「江戸城外堀石垣を再利用した石積」について説明があったので
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気にしながら帰り道を行くと、なるほど確かに、(山)などの刻印が。
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後楽園駅まで戻り、駅ビルのアフタヌーンティー・ティールームで休憩してから、帰宅。
面白かったね、次、どこ行く?アフタヌーンティー・ティールーム 後楽園店 グルメ・レストラン
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