2022/05/31 - 2022/05/31
33位(同エリア253件中)
まりあさん
ドールという町については、まったく何の知識もなかったです。
ディジョン13泊の壁が立ちはだかって、電車の時間に縛られるのが苦手で、今まであまり体験していない、「日帰り旅」を試みて、アルボワ、ボーヌの次に、ニュイ・サン・ジョルジュという、地球の歩き方にたった1ページにせよ、記載のある町に行くプランを練っていたのでした。
元々大阪人で、地下鉄は5分に1本、京都に住んだ時も、JRは8分に1本、滋賀県の今も15分に1本という世界に住み続けたので、電車が1時間に1本でも、かなり苦しいし、2時間に1本となると、もう、めげます(笑)。
それでニュイ・サン・ジョルジョにある、カシシウムというカシスの博物館の魅力と、電車の不便さを天秤にかけて、うーむうーむと唸っておりました。
その時、はたと閃いたのが、ディジョンから、ブザンソン方向へ戻る形になりますが、ディジョンから半時間ほどのところの町、ドールは、人口的にはボーヌと同じ、23000人ぐらいなことに気づきました。
「フランス DOLE 人口」とググると、こんな田舎町の人口も弾き出してくれますし、「DOLE tourisme」と打ち込むと、フランス語ですが、けど、今は日本語訳してくれるし、ドールの観光スポットが、ずらずらと紹介されます。
と、その中に、なんと美術館があるではないですか。
カシシウムより、ずっと魅力的。
そしてまた、Googleマップの航空写真で見ると、水辺がたくさんあります。
電車の便も、1時間に1本はありそうです。
さらに、レストラン検索すると、ミシュランの店もゴロゴロ出てくるし、ボーヌ以上に良さそう。
そんな訳で、まったくの初体験ですが、地球の歩き方にも記載がなく、ロンリープラネットの英語のガイドブックにも記載がない町に、初体験で乗り込みました。
いやぁ、良かったです。
ボーヌよりも、私好みの町でしたわ。
日帰り旅行に弾みをつけてくれたのは、案内所で教えてもらった、「TERの電車は、時間を決めて購入するけど、同じ日の同じルートであれば、違う時間の電車に、何も手続きせずに乗ることができる」という、フランス鉄道のルールです。
ブザンソンとディジョンの間は、抜き打ち検札がよくあるようで、今回、2度、遭遇しました。
チケットはすべて、iPhoneに入っているので、スマホがへたったら、アウトです。そこはちょっと怖い(笑)。
PR
-
フランス鉄道のドール駅。
確か、トイレの有無を確認しましたけど、ここのは20セントだったと思います。
駅のトイレのために、50セントとか、20セントとか、財布にキープしておいた方がいいですね。
ただ、この時点では、駅のトイレより、このルートに関しては、電車内のトイレが比較的使いやすく、乗客の皆さんも、そちらを当てにしているようです。
なので、電車が目的地に着く前に、トイレを車内で済ませるのが、懸命なようです。 -
-
フランスの天気予報も、よく外れます。
雨の降らないはずのこの日、美術館に向かうときに、パラパラと降り出しました。
いやーん、待って、待って。と心の中で唱えながら、なんとか傘をさす必要ないままに、美術館に滑りこみセーフ。 -
美術館は無料でした。
ほとんど誰もいない、静かな美術館。そしてその割には、けっこう私好みの絵があり、至福の時間を過ごしました。 -
-
-
作者不明でしたが、これって、日本画ですよね。
-
-
-
-
細かな人物の描写が素晴らしいです。
今回のフランスで、美術館や博物館内では、フラッシュ無しの条件ですが、完璧に写真OKでした。
この絵、いいなぁ~と思った絵だけ、パチリします。
これは、手前の絵の、人物部分のクローズアップです -
-
-
ヤマハの自動演奏ピアノ。
ただ、メンテが悪いのか、ピアノが上手に弾けてません。
ヤマハさん、頑張ってね。 -
この絵が、大好きです。
ネット検索の時に、この絵が目に入ったので、ぜひ行きたい、と思ったのでした。
パリのサクレクール寺院の丘から見下ろした、パリの景色のようです。 -
この二人の人物がいいですよね。
-
-
-
-
作家名は覚えてませんが、この漫画的な絵、なぜかとても惹かれました
-
-
-
-
ドールの町並み
-
-
イチオシ
この広場が素敵でした
-
-
-
-
-
イチオシ
家の壁の絵
-
-
ミシュランの店が、高くもなかったので、行こうかと思ったのですが、Googleマップの情報では、営業中となっているのに、店の前のガラス窓に、「水曜日は休み」と手書きで書かれてます。
で、観光案内所に12時半のクローズ前に飛び込んで、地図をもらい、レストランを尋ねたら、自信ありげにla demie luneと教えてくれました。 -
-
12時半ともなると、人気店は満席になります。慌てて、店に向かいました。
いつもは、タバコを避けて、店内の席に座るのですが、案内されるままについていくと、水路沿いの素敵なテラス。
その美しさに惹かれて、座りました。
幸い、ほぼ一列なので、タバコに煩わされず、素敵な景色の中でのランチを楽しめました -
-
サラダの上のチーズトーストが、アツアツのカリカリで、美味しい。
けど、お腹が膨らんでしまいました -
メインは、チキンですが、付け合わせのラタトゥユや、ずっとよく食べているポテトが、みっちりしていて美味しいんですよね。
-
イチオシ
デザートは、今回初のクリーム・ブリュレ。フランスの定番です。
ここのは、甘さを押さえてあり、松の実やフルーツも、(ブリュレして)、火で炙ったりして、オシャレで味のバリエーションが楽しめました
大満足でした。飲み物、コーヒー入れると、35ユーロ -
店の看板もオシャレです。店の名前は半月ですが、看板は三日月に猫。
ディジョンの町は、フクロウの印を道標に、町をめぐるのですが、ドールは、猫の印が道路に埋め込まれてます。
それも、高いところにとまった猫。
この店の看板にも、高いところにとまった猫です。 -
道しるべの猫
Chat Perche'というのですが、percherが、鳥が枝にとまるという意味になるようです。なるほど、だから、止まり木的な、横線があるんですね。 -
-
-
このエリアを、プチ・ベニスというようです。
コルマールにもプチ・ベニスがありましたが、観光客が溢れているので、あまり好きにはなりませんでした。
ここの方が素晴らしいです。
今回、ガイドブックに記載がなくても、素敵な町がある、ということを大発見しました -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
イチオシ
この屋根の重なり方が、魅力的なんですよね
-
-
-
-
-
イチオシ
-
-
-
-
-
イチオシ
-
-
-
ノートルダム教会
-
大満足して、駅に戻りました
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まりあさんの関連旅行記
その他の観光地(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
68