2022/05/22 - 2022/05/22
222位(同エリア1134件中)
雲のすけさん
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
自分にとっての下田とは「夏の海」の印象が強い場所です。考えてみると車で下田の海には行ったことがあるのですが、市街を歩いた記憶がありませんでした。そこで今回は下田まで公共交通機関(鉄道)を使い、まち中を散策するプランを考えました。行った当日と前日は下田の祭「黒船祭」だったという予定外のことがありましたが、限られた時間の中でお祭りは見る程度にして、当初立てたプランの通りに行動しました。
最後までお付き合いしていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
-
今回の目的地は下田ですが、その前に伊東駅のみどりの窓口に用事があります。
-
その用事とはフリーきっぷ「伊豆満喫フリーきっぷ」を購入することです。このきっぷを使うと伊豆急行線全域(起点の伊東駅~終点の伊豆急下田駅)の往復で例えるなら3300円が1900円となり、とてもお得になります。下田に行くのならこれを使わないと損ですね。その差額分で帰りの特急券を買ったのですが、それでも通常支払う料金(3300円)よりも安くなりました。
-
伊東駅から乗った電車です。元々はロングシートだったのですが、海側のシートをクロスシートに改造したそうです。この車両には大河ドラマ鎌倉殿にも登場する歴史上の人物が、ヘッドマークのイラストのようにデフォルメ化され側面にも描かれていました。
-
伊豆大川駅に途中下車します。ここの駅のロータリーには足湯があったようですが、砂利によって埋められていました。コロナ禍のためにでしょうか?とても残念です。
-
駅前にある和菓子屋・清月堂で「波の子」買います。伊東駅で買った朝食の祇園のいなり寿司3ヶ入と一緒に駅の待合室で食べます。ぎっしりと粒あんが詰まったさざえ形の最中、いなり寿司は甘しょっぱい煮汁が油揚げにたっぷり染みています。
ごちそうさまでした -
伊豆大川駅からはリゾート21のキンメ列車に乗り伊豆急下田駅まで行きます。観光列車に見えますが、普通乗車券で乗れる電車です。
注)これは下田駅ホームで撮ったものです。 -
伊豆大川駅から35分くらいで伊豆急下田駅に着きました。駅構内で下田の地図とチラシをいただきます。また周辺の観光施設などの券売機が置いてあり、今回行く水族館の前売り券(300円割引)も販売していたのでこちらにて購入します。
-
この土日(5月21日と22日)は下田の祭の黒船祭が行われているようです(伊豆大川駅で和菓子屋の店主にお祭りのことを聞き、その時に初めて知りました…)。
-
最初の目的地はペリーロードです。その途中にお祭りの開国市の会場がありました。そのステージ上では様々なパフォーマンス行われています(ここ以外の場所でも路上コンサートが行われていて歌声が聴けました)。
-
お土産を買いつつ、ペリーロードに着きました。
ペリーロード 名所・史跡
-
正面に見える建物は「草画房」というギャラリー兼カフェです。
-
お店を別の角度から撮りました。どこを切り取っても絵になりますね~
-
ペリーロードは上陸の碑から了仙寺まで続く道ですが、お寺まで行かずに途中で引き返し先ほどの対岸を歩きます。右に見える建物はカフェで骨董品も扱っているそうです。
-
川沿いの所々にはアジサイが咲いていて、満開の時期には柳との共演がとても綺麗でしょうね。
-
この安直楼は幕末期の時代に翻弄された「きち」が経営していたという店の建物です。
-
せっかく下田に来たので金目鯛を食べたいと思います。いず松陰「煮魚でお食事」を注文しました。大きい金目鯛の煮つけには黒船祭ということで日米の国旗が飾られていました。
ごちそうさまでした。 -
下田市街には多くのなまこ壁の建築物がまだ残っています。特にこの建物は立派でした。
-
街中をウロウロしていると、ゆるキャラの行進に遭遇しました。たくさん歩いていましたが知っているキャラはいませんでした。勉強不足ですね~
-
下田では銭湯でさえもナマコ壁です。しかも温泉です!
-
旧澤村邸は下田の特徴的な建築様式(「なまこ壁」と「伊豆石」を使う)で、1915年(大正4年)に建てられていました。現在は休憩所・案内施設として解放されていて、建物の裏口にはなまこ壁の蔵があり写真展が行われていました。
旧澤村邸 名所・史跡
-
ペリー艦隊来航記念碑前には前日に行われた献花式で置かれたと思われる花輪が置いてありました。
ペリー上陸記念碑 名所・史跡
-
ペリー上陸記念公園からは下田港の全景が見れます。ここから次の目的地まで海に沿った道を歩いて行きます。
-
途中にある雁島へと渡ります。この吊り橋は短いわりに揺れの反動が大きく怖かったです。
-
この島にはキンメダイの魚霊碑があります。先ほど食べたキンメダイに感謝のお祈りしました。
-
魚霊碑横の階段を上ると神社があります。そこからの眺めで、向かいの堤防によってつながっている島は犬走島です(立ち入り禁止)。その奥には下田の街並みが見えますね。
-
島から海沿いに戻り、さらに道を進むとあるビュースポット。ここからは外洋が見えます。
-
海岸線から逸れて下田公園に向かいます。遊歩道の両脇にはアジサイや彫刻が置かれていて市民にとって憩いの場所なんだろうなと思いました。
-
目的地のお茶ヶ崎展望台に着きました。ここからの絶景を見に来たのです。
-
遠くを港へと戻るサスケハナ号が航行しています。
-
眼下には次の目的地の下田海中水族館が見えます。湾の外にはうっすらと伊豆諸島も見えます。海からの風がとても気持ちよく、しばらく景色を眺めてぼーっとしていました。
-
旧澤村邸から寄り道をしながら1時間くらい(展望台からは10分くらい)歩いて下田海中水族館に着きました。
下田海中水族館 動物園・水族館
-
着いた時には海上ステージではちょうどショーが始まってました。
トレーナーとイルカが力を合わせてハイジャンプしています。 -
イルカの上に乗って水上歩行。
-
5,5メートル(だったような?)の高さのボールを突きます。
-
最後にしっぽを振ってバイバイ
-
ペンギンプールに来ました。陸にいるペンギンはほとんど動きません。そういうものでしょうか?
-
次のショーが始まるマリンスタジアムに着き、しばらく待ちます。
-
マリンファンタジーが始まりました。最初は小さいアシカの登場で日ごろの鍛錬の成果を披露しています。これは腹筋をしているシーンです。
-
ボールを鼻の上に乗せてバランスを取ってます。
-
次は大きなアシカでトレーナーと息のあったショーが見れます。
-
最後は立ちあがってトレーナーとポーズをとって終わります。
-
次は2匹のイルカの番です。投げた輪をクルクルと器用に回しながらトレーナーの手元に持ってきます。
-
5,5メートル(だったような??)の高さにあるボールを突きます。
-
ショーが終わってガラス面に近づくとイルカがやってきました。かわえぇ
-
次のショーはアザラシ館で行われます。今度はゴマフアザラシが主役です。ゴマフアザラシの柄は個体ごとに違うそうで、それを見せるためにガラスに近づいています。
-
頬を寄せ合ってます。これには意味がありトレーナーが説明をされていたのですが忘れてしまい…
-
演技が終わり手を振るゴマフアザラシ。観客も手を振ってます。
-
先ほどまで餌やり体験でお勤めされていたコツメカワウソが疲れたのでしょうか寝ていました。
-
バスの時間までちょっと時間があったのでペンギンプールに戻ります。ガラス面から水中が見えペンギンは機敏にバシャバシャと泳いでいました。
-
この日は暑かったのでアザラシ池にいたゴマフアザラシは日陰で就寝中。
-
ショーや動物たちとのふれあいだけではなく、水族館なので大小さまざまな水槽もあります(このような大きなものも)
-
入り口前にある「かめ池」で撮ったものです。カメラ目線ありがとうございます。
-
帰りはバスを使い駅に戻ろうと思います。バス停は水族館の駐車場にあります。バスは函南町にある「めんたいパーク」のラッピング広告がされていました。下田は伊豆半島の南に位置し、函南は伊豆の北に位置しています。けっこう離れているので果たして宣伝効果はあるのでしょうか?
-
10分くらいで伊豆急下田駅につきました。
-
帰りの電車の時間までまだ少し時間があったので街中をもう少し歩いてみます(下田にある純喫茶に行く計画を立てていましたが中途半端な残り時間だったので諦めました)。開国市の裏側の通りを歩いた時の画像ですが、まだまだステージ上ではパフォーマンスは行われていて賑わってます。では戻りましょう。
-
右の電車はサフィール踊り子。左が今回乗る特急踊り子です。東海道線の熱海まで河津・伊豆稲取・伊豆熱川・伊豆高原・伊東と寄り、1時間20分くらいで着きます。
-
駅構内で駅弁を買おうと思っていたのですが売り切れていたので、お土産として買った平井製菓本店「ハリスさんの牛乳あんパン」と日新堂「マドレーヌ」を車内で食べようと思います。あんぱんは餡だけではなくソフトバターも入ってます。マドレーヌは文豪の三島由紀夫が愛したとされるものです。
-
車窓からはリゾート地らしい風景が広がります。
-
まったりしていると「伊豆諸島が観られます」と車内案内が流れました。
-
今回が9回目の投稿でした。次は記念すべき(?)10回目になります。そこで次回の予告をしようと思います。こちらの駅がある静岡県の有名観光地でバスフリーきっぷを使い市内観光を計画しています。次回もよろしくお願いします。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
下田(静岡) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
60