1966年頃の行田無線塔と葛飾小学校（真珠湾攻撃と公営競馬のエリート達）

1966/06/01 - 1966/06/01

古い写真をScanし電子データで保存しており、この作業中に出てきた写真を紹介します。

現在は行田団地などがある円形道路付近には、昔、多くの無線塔があり、ここから真珠湾攻撃の実行を告げる暗号「ニイタカヤマノボレ1208」が発信されました。
この送信所は戦後、進駐軍の管理下となり、1966年（昭和41年）に日本へ返還され、無線塔は昭和46年に解体・撤去されたそうです。

私は1966年頃、行田の社宅に住んでおり、葛飾小学校へ通学していました。
表紙写真は葛飾小学校から見えた無線塔です。（運動会の校庭から、遠くに小さく写っています）
記憶は曖昧ですが、外人さん（進駐軍？）からチョコレートなどを貰った事もあり、当時は、まだ、敗戦国という気分が残っていた時代でした。

その後1990年、私は、ホノルル滞在時に真珠湾を訪問しました。（以下）
https://4travel.jp/travelogue/11253483
アリゾナ記念館では、日本軍機の攻撃により沈没した船体などを見て、旧式プロペラ飛行機が遠方飛行し、米国艦隊を爆撃した事に驚きました。
昔のエリートは軍人を目指す人が多く、優秀なパイロットも多かったと思います。が、昔の支配者達による富国強兵政策は、自他国民に大迷惑でした。

行田社宅近くには中山競馬場があり、ギャンブルでお金を使い果たした人は（バスに乗れず？）歩いて西船駅まで帰った為、私の通学路はオケラ街道と呼ばれていました。
公営競馬場は、人間ではなく、馬のエリート（サラブレッド）養成が目的です。が、人間の教育には、悪い影響を与えます。

エリア 船橋・習志野(千葉)

• 旅行の満足度: 3.0

• 交通手段: 徒歩

地図上で目を引く円形（行田地区）
という船橋市公式ホームページの記事（以下）で行田無線塔が紹介されています。
https://www.city.funabashi.lg.jp/funabashistyle/jp/001/p042367.html

1966年頃に住んでいた行田社宅の庭で撮影した写真には、弟と私とペットの子猫が写っており、背後には無線塔の脚部も写っています。
この無線塔は小さなもので、より高く大きな鉄塔もありました。
表紙写真の小学校校庭から見えた塔は、多分、大きな鉄塔です。

社宅の玄関側で撮影した、この写真の背後にも鉄塔が写っています。
これは、大きな鉄塔です。
送信所の入口付近には桜並木があり、そこで遊んでいると、外人さんがチョコレートやコカコーラをくれたような記憶があります。

通学していた葛飾小学校の運動会です。
学校の校舎は、多分、木造であり増築中のようです。
この学校には、筑波第一小学校から3～4年生の頃に転校してきました。

筑波第一小学校は少人数での個別指導でしたが、葛飾小学校は普通の時間割に従った窮屈な授業でした。
私は、手を挙げて質問・発表するのは苦手でした。

教室内にダルマ・ストーブが写っています。が、これの記憶がなく、驚きました。

この運動会の写真にも、遠くに小さく行田無線塔が写っています。
小学生の私は、歩いて通学しており、遠距離だった記憶があります。が、今、調べると遠いとは言えない距離（800m程度）です。

社宅近くには中山競馬場があり、開催日には多くの人々が来ますが、お金を使い果たした人は（バスに乗れず？）歩いて帰ったようであり、私の通学路はオケラ街道と呼ばれていました。
公営競馬場は、人間ではなく、馬のエリート（サラブレッド）養成が目的です。が、人間の教育には、悪影響を与えます。