文鳥の聖地弥富巡礼と名古屋めしグルメの旅withゴエモンPart2

2022/04/23 - 2022/04/24

緊急事態宣言明け初旅行を検討していた時のこと。

ゴエモン「愛知県には文鳥の聖地と呼ばれる弥富っていう町があるらしいよ。行ってみたいな。」
goemonp「いや温泉とかのほうがのんびりできていいんじゃないかな。」
ゴエモン「文鳥には温泉関係ないし。文鳥公務員もいるらしいよ。行く！文鳥の聖地に行くのだ！」

ゴエモンに押し切られ、緊急事態宣言明け初旅行は名古屋を訪れることになりました。

Part2は清州城・名古屋城など名古屋周りの名城訪問＋おいしい名古屋コーチン料理に舌鼓。

エリア 名古屋(愛知)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

名古屋駅から名鉄で10分ほどで新清洲下車。

そこから徒歩で１５分ほど川沿いの道を歩いてくと、朱塗りの橋と立派な清州城の天守閣が見えてきます。

ゴエモン「やけに真新しいな。」

それもそのはず、残念ながらこれは平成元年になって再建された再建天守で往時の正確な姿はわかっておらず、桃山時代のお城の様式をふまえた上で想像により再現されたものです。

清洲城 名所・史跡

天守閣内は博物館となっており、往時の清州における民衆や武士たちの暮らしぶりに関する展示が豊富です。

ここ清州は経済の中心が１７世紀初頭のいわゆる「清州越し」で今の名古屋に移る前は、尾張の国の中心で「関東の巨鎮」として栄えていたそうです。

若き日の織田信長が城主として天下統一への一歩を踏み出した地でもあります。

こちらは尾張城主になったつもりで浩然の気を養う、とされているコーナー。

ゴエモン「この金ピカのおじさんが信長かな？なんだか今一つ威厳が感じられないなあ。」

今では往時の繁栄は見る影もありませんが、付近には高速道路や新幹線、JRなどが集中していることから、交通の要衝地であったことがうかがわれます。

清州城見学を終えて、名鉄で名古屋に戻ります。

今度は地下鉄で市役所前駅へ。お目当ては名古屋城。

付近は公園になっており、ちょうど写真にぴったりのスポットがあったので、ゴエモン@NAGOYAを一枚。

ゴエモン「へへ」

名城公園 公園・植物園

公園内には金シャチ横町なるものがあり、名古屋グルメをはじめとする軽食を提供するお店やカフェなどがたくさんあってにぎわっていました。

金シャチ横丁 (東門エリア 宗春ゾーン) グルメ・レストラン

歩き詰めで疲れたので、カフェにお邪魔してソフトクリームをいただきました。

ゴエモン「なんだか鳥に似ているような。。。」

気のせいだよ。

名古屋城は第二次世界大戦時の名古屋空襲で焼けてしまいましたが、１９５９年に名古屋のシンボル再建を願う名古屋市民の声もありコンクリート製で再建されます。

この東南隅櫓は戦災を免れ往時の姿を残しており、重要文化財に指定されています。

2009年になって、本丸御殿の再建も開始され、１０年近い年月をかけ２０１８年に完成、一般公開が始まりました。

こちら本丸御殿は尾張徳川62万石の威信を示すため京都の二条城に匹敵するほど豪華絢爛に作られており、柱や障壁画など見事に現代の匠たちによって再現されているとのことです。せっかくなので入ってみましょう。

こちらは訪問客が待たされる控えの間。

障壁画は虎や豹などの猛獣ばかりで目がらんらんと光っています。一説には藩主に謁見に来た客をびびらせるためともいわれているそうですが、確かに薄暗がりで四方八方から猛獣に見つめられるとあまりいい気分はしなかったかもしれませんね。

豪華絢爛な障壁画や装飾の数々。

戦災で本丸御殿自体はお城同様焼失してしまいましたが、幸い障壁画の多くは重要文化財として別に保管されており、また写真資料なども多く、当時の色彩に可能な限り忠実な復元を行うことができたそうです。

またこの復元作業を行うことで、消えかけていた伝統的な技法などを次世代に継承することにも役立ったのだとか。

こちらは上洛の間。３代徳川将軍家光公が京都へ上洛する際、居所として増設された建物で、贅を尽くした豪華絢爛なお部屋になっています。

なかなかの目の保養ですね。

大天守と小天守。

大天守は高さ５５．６メートルで１８階建ての建物に相当。歴史上も江戸城、大阪城天守に次ぐ三番目の高さということで、なかなかの存在感です。

残念ながらコンクリート製とはいえ築６０年を超え、耐震性などの問題から内部への入場はできません。

２００９年にお騒がせ市長の河村さんが木造で再建築するとの計画をたてましたが、役所の許認可などの問題でいまだに実現していないようです。

名古屋城 名所・史跡

一日歩き回って疲れ果てたので、とりあえずホテルで休むことにしました。

本日の宿はイビス・スタイルズ名古屋。フランスのアコーグループのホテルブランドです。

名古屋駅からは少し歩きます。最寄り駅はたぶん地下鉄桜通線の国際センター駅。そこからも歩いて７－８分かかる感じです。

フランスだけあって室内はシンプルでスタイリッシュ。決して広くはなく、バスタブもありませんが一晩快適に過ごすには十分です。

イビススタイルズ名古屋 宿・ホテル

決して広くはないのですが、一通りのアメニティや金庫、タオル、寝間着などは備え付けられています。寝間着があるのはありがたい。

夜は地下鉄桜通線高岳（たかおか）駅から徒歩１０分弱の名古屋コーチン割烹「鳥ふく」さんに伺いました。

ゴエモン「午前中あれだけ文鳥を愛でておきながら、夜は鶏肉を食べるなんてどういう了見なんだろう。」

名古屋コーチン割烹 鳥ふく グルメ・レストラン

こちらのお店は名古屋でも珍しい名古屋コーチンを専門にしているお店で、さばきたての鶏肉料理をいただけます。

こちらは先付。

当然のごとく箸置きも名古屋コーチン。

さばきたての鶏肉でいただく鳥刺し。

これは鮮度がよくないといただけません。

当然のごとくお酒も進むのでした。

こちらは会津の濁り酒ですが口当たりよし。

モモ焼き。うまいうまい。

お楽しみの焼き物です。これは砂肝だったかな？

そして特製チキンスープ。これが美味。

そして自慢のつくね。これまた美味。

〆はTKG,親子丼、先ほどのスープで作ったラーメンから選べるそうです。

ラーメンもおいしそうでしたが、ここはやはり親子丼で勝負。

大変おいしゅうございました。

こちらのお店はあまり派手に宣伝とかはしていないそうですが、板さんはじめスタッフの方も愛想がよく、おいしい名古屋コーチンを食べながら素敵な時間を過ごしたい方は訪れてみてはどうでしょうか。

おなかもいっぱいになったところで、一日の締めくくりに名古屋ミッドランドスクエア４６階の展望エリアへ。

入場料一人８００円なり。

ゴエモン「わくわく」

スカイ プロムナード 名所・史跡

何ともロマンチックな空間です。当然のごとく周りは若いカップルだらけ。

ゴエモン「素敵な夜景だな。これはデートスポットにならないわけがないね。」

昼間いった名古屋城がライトアップされています。

壁面にも様々なプロジェクションマッピングみたいな催しが。

なかなか素敵な空間でした。

Part3は趣向を変えてトヨタ博物館とノリタケの森へ。