2022/04/23 - 2022/04/24
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goemonpさん
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この旅行記スケジュールを元に
緊急事態宣言明け初旅行を検討していた時のこと。
ゴエモン「愛知県には文鳥の聖地と呼ばれる弥富っていう町があるらしいよ。行ってみたいな。」
goemonp「いや温泉とかのほうがのんびりできていいんじゃないかな。」
ゴエモン「文鳥には温泉関係ないし。文鳥公務員もいるらしいよ。行く!文鳥の聖地に行くのだ!」
ゴエモンに押し切られ、緊急事態宣言明け初旅行は名古屋を訪れることになりました。
Part3は大トヨタ様の自動車博物館と陶磁器の名門ノリタケの森で愛知の産業の素晴らしさを再確認。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
名古屋から桜通線で今池へ。そこから東山線に乗り換えて藤が丘、さらにリニモに乗り換えて芸大通駅で下車。
はるばるやってきたのは泣く子も黙る大トヨタ様の自動車博物館、トヨタ自動車博物館。かなり立派な施設で、家族連れからカップル、自動車マニアと思しき独り者までいろんな人が訪れていました。クルマ好きにはたまらない施設。家族連れも楽しめる。 by goemonpさんトヨタ博物館 美術館・博物館
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内部には古今東西の名車の数々が展示されています。
入ってすぐの展示はトヨタの記念すべき量産車「トヨタAA型」。
量産開始は戦前の1936年。生産台数は約1,400台。当時の販売価格は3,700円ほどだったとか。当時の国家公務員の初任給が75円ほどだったそうなので、当時の物価がおおよそ今の3千分の1程度と考えると、大体今の1,100万円程度にあたります。
かなり高価な車ですね。
ゴエモン「なるほどずいぶんぴかぴかで新車みたいだ。」
そりゃレプリカだからね。 -
本物で現存するものはわずか1台で、オランダの美術館に展示されているそうですよ。
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さて館内には自動車草創期から現代にいたるまでの古今東西の名車が多数展示されており、自動車マニアにはよだれもの。
こちらは史上はじめて電気式セルフエンジンスターターを装備したキャデラック・モデル30。
内燃式エンジンは自分で始動できないので、この車以前はクランク棒を自分で回し始動させなければならず、特に力のない女性などが扱うのは困難でしたが、この発明によって、自動車は誰にでも扱いやすい乗り物に進化したのでした。 -
こちらは世界の高級車ロールスロイスの名声を確立した名車「ロールスロイス・シルヴァーゴースト」。
ゴエモン「ロールスロイスの車ってゴーストとかファントムとかシャドウとかレイスとか幽霊みたいな名前が多いけどなんで?日本でトヨタ「一つ目小僧」とか日産「ぬりかべ」なんて車があったらとても変だと思うんだけど。」
なんでも当時の車はエンジン音などがやかましく、あまり静かな乗り物ではなかったそうなのですが、ロールスロイスはさすが高級車、当時にしては静粛性が高く「音もなく走る。まるで幽霊のようだ。」ということでそういう名前がついたのだとか。けっしてホラー趣味ではなかったのですね。 -
さすがはロールスロイス。サイドビューも美しい。
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もう少し時代を下って1948年製「タッカー・トーピード’48」。
当時の大手GM、フォードなどの車に飽き足らなかったプレストン・タッカーが製作した車で、生産台数はわずか51台。
当時大手自動車会社などから訴訟などの嫌がらせを受け、ついに大量生産はかないませんでしたが、流線形の美しいボディデザインと、当時の大手会社が積極的でなかったシートベルトの標準装備など安全面での革新は現代の車にも影響を与えており、タッカー氏の苦闘は88年に「タッカー」という映画にもなりました。 -
こちらは今でも根強い人気を誇るフォルクスワーゲン・ビートルの原型。「Kdf-ワーゲン」。ナチスドイツは基本的にろくなことはしませんでしたが、このワーゲン車の開発とアウトバーンの整備は、現在のドイツ車の名声に大いに寄与したのではないかと思います。
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ポルシェが開発した最初のスポーツカー、「ポルシェ356」。
今ではポルシェといえばスポーツカーですが、戦時中は戦車なども設計しており、先述のフォルクスワーゲンも実はポルシェ博士の設計によるもの。しかし戦後のポルシェの自動車メーカーとしての成功は、このポルシェ356から始まったのでした。 -
こちらはアメリカ製シボレー・コルベット初期型。
もともとはライトウエイトスポーツを目指していたとのことで、名前も「コルベット(小型の水上艦艇の意味)」となったらしいですが、そこはアメリカ、出てきたものは大馬力エンジンを装備したプレステージ性の高いオープンスポーツカーとなったのでした。 -
インパネがまたセクシー。
いやあこんな車に乗ってたらもてたでしょうなあ。 -
そしてこちらはまさにアメリカンドリームを体現する車、
「キャデラック・エルドラド」
大きなロケットのようなフィン・テイルであまりにも有名。
より大きく、より豪華に、そしてより速く。ロケットのようにどこまでも飛翔していけると信じていた、アメリカの古き良き時代の象徴のような車ですね。
ゴエモン「でかいなあ。」 -
さてわが日本はといえば。
キャデラックよりはだいぶ小ぶりではありますが、日本のステータスカーの象徴だった「トヨタ・クラウン」の1号車が1950年代に発表されました。その後長きにわたりクラウンはトヨタの自動車ヒエラルキーの頂点に君臨し続けてきましたが、レクサスとかが出てきてからその地位もあやしくなり、今やオールドファンしか買わない車になってしまい、その状況を打破しようとした現行型も売れ行きはいまいち。
今年新型が出るらしいですが、はたしてクラウンはかつての名声を取り戻せるのでしょうか。 -
こちらは日産サニーとトヨタカローラのデビュー車対決。
左側日産サニーは1966年発売開始。1,000CCエンジンを積み、優れたデザインと実用性で評判となりましたが、半年後に1,100CCエンジンを積みデラックス感を前面に出したトヨタカローラが発売開始。
「プラス100ccの余裕」「となりの車が小さく見えまーす」など露骨にサニーを意識した広告宣伝も奏功し、カローラは販売実績でサニーを凌駕、その後両車は長い間大衆車市場の良きライバルであり続けます。
ゴエモン「なるほどカローラのほうが大きく豪華に見えるな。」 -
そしてこちらがトヨタが誇る名車「トヨタ2000GT」
当時としては珍しいリトラクタブルヘッドライトを装備したまさに今でいうスーパーカー、夢の車でした。
当時の価格は238万円、当時の初任給が2万5千円くらいだったといいますから、今でいえば2000万円くらいのイメージですね。
ボンドカーとして使われたことでも有名。性能そのものは今の基準でみれば大したことありませんが、その優美なデザインとあいまって日本の自動車史に残る名車の一つといえましょう。 -
時代はさらに下って80年代。
日本のバブルを象徴する車、トヨタソアラ。
当時日本には存在しなかった高級パーソナルクーペの市場を切り開き、デートカーとしても究極の強さを発揮した往時を知る人にはまさにレジェンド的な乗用車です。
今や日本で売れるのは軽かコンパクトカーかミニバンばっかりになってしまい、多少恰好つける人でもSUVで、こういう車の市場がほとんどなくなってしまったのは車好きには寂しいような気もします。 -
こちらはトヨタがまじめに作り、世界に問うたスーパーカー、レクサスLFA。最高速320キロは欧米のスーパーカーと比べても引けをとらず、わずか500台しか生産されなかったという希少性もあって生産開始半年前にすでに完売していたという車。
ただ、デザインなんか見るとリアあたりはだいぶ頑張ったとはいえ、やはりまじめに作りすぎて今一つ突き抜けられずトヨタ的優等生感が残ってしまったところはちょっと残念。まあお値段は当時3,750万円だったそうなので、逆立ちしても買えるわけないからどうでもいいんだけど。 -
さてカーマニアにはとても楽しいトヨタ博物館ですが、行く人みんながカーマニアではないはず。そんな時には、千円で参加できる謎解きなどいかがでしょう。
なかなか手ごたえがあるので、友達や恋人とわいわい楽しめるのではないでしょうか。つまったらスマホでヒントも見られるので安心。いろんな意味で注意力が大事ですよ。 -
お昼は博物館内のレストランで。
トヨタ博物館ミュージアムレストラン AVIEW グルメ・レストラン
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名古屋名物 味噌カツ定食をいただきました。
博物館付属のレストランなので、おいしかったですが特筆するほどのものではなし。味を云々するのであれば、有名な「矢場とん」とかに行ったほうがいいかも。 -
ちなみにトヨタ博物館は二棟構成で、これまでのクルマの進化がわかる「クルマ館」と、自動車にまつわる文化について知ることのできる「文化館」からなっています。
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「文化館」には自動車に関するおもちゃやミニカー、自動車のエンブレム、ポスターなど自動車にかかわる文化に関する様々な展示があり、クルマが社会に与える影響についていろいろ学べます。
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さて、トヨタ博物館の次は名古屋駅近くにある「ノリタケの森」へ。ここは本社に隣接するかつての工場跡地に作られたギャラリー、ショップ、博物館、クラフトセンター、レストラン等が併設された施設で、敷地の半分くらいはイオンモールになっています。
名古屋駅徒歩圏とは思えない静かな雰囲気 by goemonpさんノリタケの森 美術館・博物館
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あいにくの雨模様ですが、名古屋駅から徒歩圏内とは思えないほど静かで落ち着いた雰囲気。
ゴエモン「鳥もいっぱい住めそうだね。」 -
かつての工場跡地であることもあり、赤レンガ倉庫などもあってノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
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ミュージアムではどうやってノリタケの美しい陶磁器ができるのかを学ぶことができます。
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ゴエモン「大変だ。鳥が解剖されている!」
真ん中にみえるふくろうの陶磁器がいかにたくさんのパーツからできているかを示す展示でした。 -
上の方の階にはノリタケ製の美しいテーブルウエアなどが展示されています。
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ゴエモン「鳥も重要なモチーフとしてデザインに多用されているのだな。文鳥のデザインはないのかな。」
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さて、ノリタケといえば一般の人が目にするのは主に先ほど見たような陶磁器類だと思いますが、実は産業用セラミックの分野でもノリタケは活躍しているのでした。
ノリタケは年間売上高1,000億円に迫ろうかという大企業ですが、その売り上げのほとんどはこのような産業用マテリアルの生産から来ており、創業事業である洋食器の売り上げは総売上高の5%程度にすぎません。 -
旅の〆は名鉄百貨店の上にあるひつまぶしの名店「まるや」さんで夕食。
ひつまぶしの名店 by goemonpさんまるや本店 名駅店 グルメ・レストラン
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香ばしく焼けた鰻がたまりません。
今回の名古屋の旅は観光先が鳥、城、クルマとややマニアックな場所ばかりになってしまったものの、名古屋グルメも満喫できてなかなか楽しい旅でした。
次に来るときは今回食べられなかった手羽先や、味噌煮込みうどんなどもいただきたいですねえ。
ゴエモン「鳥を食べるの禁止!!」
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