2022春の花（桜と紫陽花の狭間で）

2022/04/13 - 2022/04/23

桜も散り、紫陽花の花が咲き始めるまでの間、さまざまな花が咲き乱れる良い季節です。今年は寒い日が数日続いた後に夏の様な天気が来て、見頃の時期の予想が立てにくいですが、きっと花の方も戸惑っていることでしょう。そんな中、ハナミズキ、、藤の花、などみてきました。

エリア 足利(栃木)

【街カドのハナミズキの花】
　ソメイヨシノが散り始め、葉桜になってきた頃　街カドのハナミズキの並木が花を咲かせていました。

【街カドのハナミズキの花】
　実は数年前までハナミズキがどんな木で、どんな花を咲かせるか　全く知りませんでした。もちろん一青窈さんの歌で「ハナミズキ」という花があることは知っていました。数年前　パツカリ開いたハナミズキの花を見てからがハナミズキの花だと知り　名前だけしか理解していなかったことにビックリしました。

【街カドのハナミズキの花】
　実は昨年秋　このハナミズキの紅葉に初めて気づきました。ステンドグラスの赤の様に綺麗に透けて見える葉っぱがあり、近づいて行くと光の当たり方が別な位置に自分がいたのでしょうか、さっきまであんなに綺麗だった葉っぱが黒茶けた枯れた様な葉っぱに見えるということが何回かありました。どうも逆光の時はステンドグラスの様に赤く輝いているのに、順光の時は黒茶けて見える様です。もみじでもその様に見える時はありますが、ハナミズキはその傾向が強いです。光を反射する力は弱く、吸収した光が後ろから透けて見えるそんな葉っぱの様です。
　

【街カドのハナミズキの花】
　今年　桜が終わり始めた頃、ハナミズキが咲いていることに気づきました。

【街カドのハナミズキの花】
パツカリ開く前のハナミズキはヘンテコな形をして可愛らしいものでした。

【街カドのハナミズキの花】

【街カドのハナミズキの花】

【街カドのハナミズキの花】
　ところでハナミズキの花と書いてきましたが、白や薄紅色の花びらの様に見える部分は花びらでなく、「包（総包片）」と言って花の集まり（花序）を保護する苞葉という葉っぱの一種の様です。菊やタンボボで見られるみたいです。

【街カドのハナミズキの花】
　ちなみにハナミズキの花は真ん中のつぶつぶした部分　ひとつひとつがはなだそうです。

【街カドのハナミズキの花】

【街カドのハナミズキの花】
　ワシントンD.C.に東京から桜の苗を贈った際　お礼にアメリカからハナミズキが贈られてきたそうです。

【小石川植物園のさまざまな花】
　家から自転車で行けるところに小石川植物園があります。江戸時代の小石川養生所のあった所です。

【小石川植物園のさまざまな花】
　　ハナニラ

【小石川植物園のさまざまな花】
　植物園の中に椿の群生地がありました。山口県の萩に椿の群生地があり、その写真を見て一度行ってみたい思っていました。それに比べると規模はものすごく小さいですが、思いを馳せることができました。

【小石川植物園のさまざまな花】

【小石川植物園のさまざまな花】
　イロハモミジを見ると薄緑の中に赤いものが気になりました。

【小石川植物園のさまざまな花】
　これがイロハモミジの花なのでしょうか？

【小石川植物園のさまざまな花】

【小石川植物園のさまざまな花】

【小石川植物園のさまざまな花】

【あしかがフラワーパーク】
　初めてあしかがフラワーパークの藤の花を見に行ったのは2015年。
JR東日本の駅のポスターで「世界も認めた‥」というキャッチコピーを見て　試しに行ったのが最初でした。

【あしかがフラワーパーク】
　2014年1月CNNのトラベルスタッフが選出した
「2014年の世界の夢の旅行先10カ所」にここあしかがフラワーパークが選ばれたそうです。

【あしかがフラワーパーク】
　白藤はまだ蕾のものが多くみられ　満開までまだまだの様です。ライトアップで見るとこちらも綺麗でしたが。

【あしかがフラワーパーク】

【あしかがフラワーパーク】

【あしかがフラワーパーク】
　実は、あしかがフラワーパークの大藤はフラワーパークが移転した際に他所から移転してきたそうです

【あしかがフラワーパーク】
　2015はじめてあしかがフラワーパークに行った日、たまたまテレビで「カンブリア宮殿」をやっていて、ここの理事長の塚本こなみさんが出ていました。塚本こなみさんは日本初の女性樹木医で、赤字続きのフラワーパークを立て直すために　目玉が必要だったので、是非とも大藤の移植が必要だったと話されていました。

【あしかがフラワーパーク】
　樹齢１３０年、２５０畳敷きとして愛されていた棚面積６００平方メートル、幹回り３メートル６０センチの大藤の移植だった様です。 藤の木は幹がもろいため直径１メートル以上の藤は移植の成功例がなく、移植は無理だと言われていたそうです。そこで塚本さんはいろいろ検討されて、藤の木にギプスを巻いて移植することに成功したとカンブリア宮殿で話されていました。

【あしかがフラワーパーク】
　塚本さんは赤字続きのフラワーパークを立て直すために　大藤の移植を行ったほか　フラワーパークの料金を、定額制にせず　藤の花の満開の際には高い料金にする代わりに、それ以外の時は安い料金でフラワーパーク入れる様にしたそうです。

【あしかがフラワーパーク】
　また、宣伝費が十分でなかったので、亀戸天神など国内の藤の名所にだけ、ビラを配ったと言います。どれほどのものだと　半分馬鹿にしながらそれらの名所の関係者が見にきたらすごい藤の木で、その評判が広がって　全国にその凄さが広がったという話も出ていました。

【あしかがフラワーパーク】
　ここ数年　温暖化の影響もあって連休前の今の時期　あしかがフラワーパークの藤の花はとっくに見ごろになっていたのですが、暑い日と寒い日が入り混ざり　Facebookを見てもやっと大藤が観れるほどになったとありました。ただ連休が始まると大幅に混むので、先取りして行ってきました。大藤はまだまだ伸びるのではないかといろんな人が言っていました。白藤はやっと花がつき始めたという感じでしたが、十分楽しめました。

【あしかがフラワーパーク】
　あしかがフラワーパークの凄さは　ライトアップにあります。今回もライトアップは見事でした。

【あしかがフラワーパーク】
　藤の花がライトアップされて光と影で幻想的な雰囲気を醸し出しています。

【あしかがフラワーパーク】

【あしかがフラワーパーク】

【あしかがフラワーパーク】

【あしかがフラワーパーク】

【あしかがフラワーパーク】

【あしかがフラワーパーク】

【あしかがフラワーパーク】

【あしかがフラワーパーク】

【あしかがフラワーパーク】

【ひたち海浜公園のネモフィラ】
　ゴールデンウィークの頃　あしかがフラワーパークの藤や各地のツツジが綺麗になりますが　ひたち海浜公園のネモフィラも気になる花の一つです。

【ひたち海浜公園のネモフィラ】
　ゴールデンウィークに入ったら人混みでが酷くなるのでその前に機会があれば行きたいと思っていたら　28日早めに仕事が上がり、しかも晴天。池袋から2時間半かかりましたが特急電車に乗って午後3時半頃にひたち海浜公園に着くことが出来ました。

【ひたち海浜公園のネモフィラ】
　チケット売り場の自動販売機がややこしい所があって　そのせいかチケット売り場には長い行列ができていました。これまで朝一番に行くことが多かったので　やはり午後は混むのかな　ネモフィラのある丘に行って混雑が酷かったら　諦めて帰って駅近くにホテルをとって　明日は7時開園なので再挑戦するのがいいのかなあと思っていました。

【ひたち海浜公園のネモフィラ】
　ネモフィラの丘に着いたら予想よりは空いていて楽しめました

【ひたち海浜公園のネモフィラ】

【ひたち海浜公園のネモフィラ】

【ひたち海浜公園のネモフィラ】

【ひたち海浜公園のネモフィラ】

【ひたち海浜公園のネモフィラと菜の花】

【ひたち海浜公園の菜の花】

【ひたち海浜公園のチューリップ】
　Facebookでチューリップ畑の写真が上がっていて　見てみたらひたち海浜公園のものでした。チューリップの花は見頃が終わっている場所が多い中、まだまだ綺麗でした。

【ひたち海浜公園のチューリップ】

【ひたち海浜公園のチューリップ】

【ひたち海浜公園のチューリップ】

【ひたち海浜公園のチューリップ】

【ひたち海浜公園のチューリップ】

【ひたち海浜公園のチューリップ】

【塩船観音寺】
　今年のツツジは寒い日と暑い日が繰り返されたからか、満開になったらすぐに枯れてしまった花が多数見られました。

【塩船観音寺】
　せっかく見にきたのに残念と思いました。

【昭和記念公園】
　塩船観音寺の帰り　昭和記念公園に寄りました。

【昭和記念公園】
　ひたち海浜公園に比べて規模は小さいでしたが　夏にひまわりのあった場所にネモフィラが植えられ　ネモフィラを楽しめました。

【昭和記念公園】

【昭和記念公園】
　こちらのネモフィラはネモフィラのみの広場と、別の場所ではネモフィラと他の花々が花束のように混ざって植えられていて　ひたち海浜公園とは違った楽しみ方ができました。あ

【昭和記念公園】

【昭和記念公園】

【昭和記念公園】

【昭和記念公園】

【昭和記念公園】

【昭和記念公園】
　ポピーの綺麗なエリアもありました。

【昭和記念公園】

【昭和記念公園】

【昭和記念公園】