6・9歳児連れ、宇部空港から山口県左半分ぐるっと一周の旅

2022/04/09 - 2022/04/10

今週末は子連れで偽パパ＆ママと山口へ。山口宇部空港から山口県左半分ぐるっと一周の旅。お目当ては角島大橋、元乃隅稲成神社、秋芳洞と秋吉台。宿泊は長門湯元温泉のレトロ宿に泊まりました。

エリア 角島・下関北部(山口)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

山口宇部空港へ飛ぶ。

またしてもA側に富士山絶景。

この間行った神戸空港。

淡路島。

瀬戸大橋。

この写真FBにアップしたらどの会社の船で、どこからどこへ何を搭載してる船か知っている人がいて世の中にはいろんなオタクがいるんだなあと感心。

工業地帯を見つつ宇部に到着。そしてまた機内にスーツケース忘れて降機。後方に乗ってた友人が気づいて取ってきてくれたけど、全然気づいてなかったよ、私。最近身軽な一人旅が多くて、スーツケースあるのすっかり忘れてた。

宇部空港は以前空港つぶしで一回だけ来ている。

日帰り北九州空港＆山口宇部空港、空港つぶしの旅
https://4travel.jp/travelogue/11619748

今回はレンタカーなので、歩いて空港外の掘っ立て小屋のようなレンタカー屋さんへ。安いし、空港に近すぎて送迎がない。ちょうどお昼の時間だったので、宇部の名物らしいラーメンを。カウンターしかない昭和な雰囲気のお店。

三久ラーメン 常盤店
https://tabelog.com/yamaguchi/A3504/A350401/35004942/

全体的に安い！

ラーメンに餃子とチャーハンがセットになったものがあったのでそれを1つと、ラーメンをもう1個頼み、親子3人でシェア。チャーハンは頼んでる人多く、なかなかおいしかった。餃子は子供たちがほとんど食べた。

ラーメンはとんこつなのにあっさり、というか、いわゆるとんこつラーメンとはちょっと違って面白かった。でも麺は替え玉前提みたい。結構あっさりぺろりといけてしまったとろとろのチャーシューもおいしい。

工場萌え。

宇部といえば宇部興産。

工場久しぶりだなー。

夜景ではないけど、独特の音とにおいを懐かしく感じる。

ソーラーパネルがずらりと並ぶ姿は圧巻。

一応ここは展望台になっている。

ズーム。

宇部を後にし、北上、角島方面へ。途中みんなラーメンのせいかやたらのどが渇き、立ち寄ったコンビニから見えた関門海峡。息子はここに行ってみたいらしいので、今度連れて行ってあげよう。

日清食品の大きな工場があった。

ありがちな夫婦岩。

そして今回の目的の一つである角島大橋へ。天気もいいし映える！

グエル公園みたいなオブジェがあって、かわいかった。

海の色が沖縄もびっくりのきれいさ。

あまり時間もないので、角島は観光せず、元乃隅神社へ。高さ約6ｍの大鳥居の上部には賽銭箱があり、賽銭を投げ入れることができたら願い事が叶うらしい。これに息子が夢中で挑戦していて、私たちはあきらめて観光していたのだけど、なんと成功したそうだ。すごい、頑張ったね！

娘とインスタ映え。（本心、マジ危ないから気を付けて）

123基の鳥居が並ぶ姿は圧巻なんだけど、なかなか上手に写真を撮るのが難しい。

ここからとるのが鉄板らしい。

今夜の泊まりは長門湯本温泉。山口県最古の温泉郷らしい。週末ということもあってか結構どこもお高めな感じだった中、利重旅館という老舗源泉かけ流しの宿が安かったのでここにした。中心地にあってとても便利な立地。最近この温泉街はリニューアルされてきれいになったのだけど、この宿だけ昔のたたずまいのままで異色を放っている。なんと私たちの貸し切り！

私たち母子とMarielさんは同室。おそらく宿で一番いい部屋と思われる広い和室2間があてがわれた。しかも炬燵があっていい！大人一人2食付きで8800円。小学生は6割。炬燵に、子供たち大喜び。Mattさんは別室だったのだけど、そちらも一人には十分な広さだった。

部屋からの眺めも最高！

館内は増築しているのかまるで迷路のようで、とても不思議なつくり。迷子になりそう。まったくバリアフリーではないし、基本ぼろいけど、なんだか味のある建物だった。お風呂は内風呂しかないけど、貸し切りにできる。お湯はぬるっとしたアルカリ性でなかなかいいお湯だった。ただ、設備がぼろくて、シャワーが一個しかない。

食事は広間で。といっても今夜は貸し切り。子供の食事はメインがお肉で、お刺身もつき、デザートに大きなスイカとバナナで子供たちの好きなものばかりだった。冷食だらけのお子様ランチじゃなくてよかった。

大人の食事。ふくの刺身もついててすごい！お味はまあこの値段なら悪くないかなという感じ。まあでも十分です。

部屋から見た夜景。

今日は一日中車で運動不足なので、夜お散歩に行くことに。この辺りとかきれいに整備されていてライトアップもきれい。

星野リゾートの界がある。そのせいもあってか周りおしゃれなお店が多かった。リニューアルした恩湯（共同浴場）もこんなモダンなつくりに。ただ、お風呂は狭くお値段もそれなりにするし、泉質も同じなので入らなかった。

この階段の隣がうちの宿。

実は鉄道駅もある。時折1両編成の列車が通る。

川沿いに足湯もあったけど、私はうっかりタイツだったので入れず。

桜はもうだいぶ散ってしまっていたけど、夜桜は趣があってよかった。どこも照明が素敵。

お土産屋さんで買ったチキンジャーキーをつまみに部屋飲み。

特にご当地物ではないけど、無糖を意識して色々と。スモーキースコッチハイボールおいしかった。山口といえば日本酒なので、食事の時は宿で日本酒をいただきました。

翌朝もいい天気。

8時に朝食。湯豆腐がメインのやさしい朝食。

宿の前には温泉街の共同スペースのハンモックが。卓球台もあったけど、どこかで玉とラケット借りられるのかな？

かわいいマンホール。

チェックアウトし、まず向かったのは名水百選 別府弁天池。入場無料、神社の一角にある池がものすごく透明度が高く、きれいなブルーなのだ。

池を見に行ったのだけど、ここに釣り堀があるのを発見してしまい、やっていく羽目に。ニジマスが釣れる。釣り自体は餌付きの竿1本300円と安いのだけど、キャッチ＆リリースできず、買取式。それがキロ当たり1800円で、それとは別に調理代が一匹当たり400円くらいかかるので、1匹吊ると100円くらいかかるイメージ。これが入れ食い状態でバカバカ釣れちゃうんだなー。

一人2匹つづ釣り、打ち止め。

これを併設のレストランに持っていき調理してもらうのだけど、まだ朝食食べたばかりでさすがにたべれない。テイクアウトも考えたけど、ランチ迄保管してもらい、後で戻ってくることに。

まずは今回もう一つのメインである秋芳洞観光へ。石灰岩を運び出す設備が。

秋芳洞の周りの駐車場は客引きが一杯。いろんな駐車場があるけど、夏ミカンソフトクリームが気になったのでここに止めることに。売店を利用すれば駐車代は無料になる。

子供たちにひとつづつ買ったけど、なんとも人工的なお味でいまいち…一個でよかったな。

さて気を取り直して秋芳洞へ。最近やたら鍾乳洞見てるけど、鍾乳洞としてはここが日本最大規模。観光施設としても立派。

見事な石灰棚。ここはライトアップが地味な感じで好印象だけど、写真にとるとそんなに映えないかな。沖永良部のケイビングで思ったけど、鍾乳洞はライティングの力量で映え度が変わる。

映えでは負けるけど、立派な鍾乳石がたくさんあり、内部も広く、さすが。

これとかもすごいなあ。要所要所で音声案内があり、英語、中国語、韓国語もあった。

冒険コースというのが別料金であり、子供たちはMattさんとそちらへ。コウモリとか見れて楽しかったみたい。観光路は約1km。見ごたえあります。端まで行ったらそこから出るか、戻る手もあるのだけど、途中まで戻ってエレベーターで秋吉台へ抜けることもできるので、そうすることに。

お日様がまぶしい！時間があったら散策もしてみたかったけど、もうお昼を過ぎているので、展望台から見るだけにしておいた。

おしゃれな売店兼休憩所カルスターがあり、そこでジビエ（鹿）のホットドッグを。ホットサルサとケチャップ＆マスタードの2種類、サルサは私が、ケチャップのほうはマスタード抜きにしてもらい、子供たちが食べた。ソーセージもおいしいし、パンももちもちでうまい。ボリュームも結構あって頼んで正解だった。

https://tabelog.com/yamaguchi/A3504/A350402/35010168/

ここ、無料でカードを配っていたり、絵本があったりと子供フレンドリーだった。

秋吉台から秋芳洞近くの駐車場までは徒歩で戻る。30分弱？山道下りなので助かった。途中見かけたホテル廃墟。

釣り堀に戻り、遅めのランチ。さっきホットドッグ食べちゃったのであまりおなかは空いていないけど。4匹のうち2匹をフライに、1匹をから揚げ、1匹を塩焼きにした。フライトから揚げどう違うんだろうと思ったけど、その名の通り衣が違う。私はフライのほうが好きかなあ。身は柔らかでほくほくしていておいしい。塩焼き。骨ばかりかと思いきや、結構身もあって、柔らかくておいしかった。子供たちもこれが一番好きだったみたい。これをめぐってけんか勃発。塩焼き2匹にすればよかったと後悔。

明水百選に選ばれたらしい。

お水を持って帰れるサービスがあるので（無料）、空いたペットボトルに詰めて帰る。

空港へ向かう帰り、道の駅きららあじすに寄る。

道の駅にある菜の花がきれいだった。

お土産を少し購入。はなっこりーは山口の特産。初めて見たしせんあーさいはてんぷらに。これもおいしかったな。

せとかじゃなくて、せとみ。清見と吉浦ポンカンの交配で、山口オリジナルらしい。これもおいしかった。

サクッとスーパーによって晩御飯を買い出し、宇部空港帰還。車があるの、中東の空港みたいだ。
フォト

機内で夏ミカンエールと焼とりをいただきまーす。

焼き鳥は前菜でして、メインはこちら。サラダと宇部港のいか刺し、燻製ちくわ。ちくわは400円以上する高級品なのだけど、燻製の香り良くとてもおいしかった。ちーずinちくわは子供たちの。

紀伊半島でサンセット。

東京帰還は夜。