2021/10/08 - 2021/10/10
3738位(同エリア4727件中)
ちゃおさん
函館山の麓は早くから開けた場所で、幕末には既にお寺とか砲台、外国公館などもできていた。函館山を中心に幾筋からの坂道があって、その坂道沿いに住宅なども建てられた。この魚見坂も幾つかある坂道の一つで、名前から察するに、この坂の上辺りに魚見小屋でもあったのだろう。後で分かったが、坂の上からは函館湾、津軽海峡が一望に見えた。
坂道を登って行くに連れ、眼下の函館市街地、函館湾、その先の半島と駒ケ岳も良く見えるようになる。この坂の上からの眺めは150年前の光景とそれ程変わらないだろう。しかし、足の萎えた身には、このなだらかな坂道を登って行くのも一苦労だ。この魚見坂はバス路線になっていて、幾つかのバス停があり、その前には簡易のベンチがあって、一休みするには助かった。バスを利用したくても、昼のこの時間、やって来るバスは全くない。一休みするとそれでも疲労は取れて、更に上に向かって上って行く。
坂を登り切ると、漸く道路は平坦になり、再び元気を取り戻す。前方に明治期のレンガ造りの塀が見えてきた。案内マップを見ると高龍寺とある。この寺の創建は函館市内では一番古く、江戸時代初期の頃だったが、その当時は函館市街地亀田村にあって、火災で焼失後、明治になってからこの場所に移転したとのことである。成程、明治風の赤レンガの塀の成り立ちは良く理解できた。山門で一礼し、更にこの先にある外人墓地に向かった。
- 旅行の満足度
- 5.0
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