絶景が広がるアルプスの山歩きと鉄道の旅：スイス、リヒテンシュタイン旅行【８１】（2019年秋 １１日目② おまけ。ちょっと北京散策・規制）

2019/09/22 - 2019/09/22

ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国（スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア）となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。

日程は以下の通りです。

1日目（9/12）羽田 ⇒ 北京
2日目（9/13）北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動
3日目（9/14）ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動
4日目（9/15）ユングフラウヨッホ観光、ハイキング
5日目（9/16）ハイキング、ツェルマット移動
6日目（9/17）ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光
7日目（9/18）ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動
8日目（9/19）ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光
9日目（9/20）リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動
10日目（9/21）チューリッヒ市内観光、ﾁｭｰﾘｯﾋ ⇒ ﾌﾗﾝｸﾌﾙﾄ ⇒ 北京
11日目（9/22）北京散策、北京 ⇒ 羽田
　　　※ MHGP＝マッターホルングレッシャーパラダイス

今回は１１日目②です。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

天安門広場の最寄は前門駅ですが、隣の祟文門駅からでも充分歩ける距離です。とりあえず地上に出てみます。
（祟文門駅10:10 ⇒ 10:30箭楼）

通りの名前は書いてあるし、行先看板も出ているので間違えることはありませんが、念のためスマホで位置を確かめながら動きたいところです。ですが、中国はネット規制の影響でグーグルマップが使えません。なので国内版で似たような「百度地図」というのがあるのでそれをダウンロードしてきましたが、これがうまく作動しません。仕方ないので地球の歩き方を見ながら歩きます。

通りを歩いていると色々見ることができます。市内はこんなデリバリーバイクが結構走っています。私が前回北京を訪れた20年前はさすがに人民服を着た人は既にいませんでしたが、まだまだ自転車王国だったと記憶しており、当時はこんな洒落たバイクは無かったと思います。でも何となく野暮ったいのはやっぱり中国です。

学校か政府関係の建物でしょうか、赤い中国国旗がはためいています。

観光客などいないのでちょっと不安になり確認。車の行き先案内も天安門と書いてあります。大丈夫間違いありません。

おっ、何か見えてきました。

おおっ、あれは天安門広場の南に建つ正陽門です。ようやく来ました。

電線は地中埋設しているのか空が広いです。

あの門をくぐり行くと天安門広場が広がっているはずです。気持ちは逸ります。

ですが何となく様子が変です。歩道にいる人達も所在無げにいる人が多いです。

そして周りにはこのような警察車両が停まっています。

これは武警とあるので武装警察ということでしょうか。歩道に乗り上げ停まっていてまさか展示品であるわけではないでしょう。物々しい感じです。

よくよく見ると車は走っていますが、思ったより少な目、しかも通りを東西に走るのみで右左折して南北を走ろうとする車は見当たりません。

目を凝らすと道の真ん中に看板が。「交通規制、迂回せよ」と書いてあります。車も人も天安門広場には行けないようです。

地下鉄前門駅の出入り口もこのように封鎖されています。ようやくこれは駅が工事中ではなく、天安門広場でイベントがあるのではと気づきました。

そういう訳で、入れないのは仕方ないので遠めですが見ることができるものは見ておこうと思います。ということで正陽門を拡大でパチリ。
（箭楼前10:30～10:43）

同じく毛主席紀念堂をパチリ。前回も行けなかったので行きたかったですが、残念です。

歩ける位置にあったのがこちら中国鉄道博物館正陽門館です。天安門広場と故宮に照準を合わせてきたので、ここはノーマークで写真だけ撮りました。入っておけばよかったかな。

こちらも歩ける前門大街です。動いていないので路面電車のオブジェかと思いましたが、いつもは動いているようです。

正陽門もでかいですが、その南に建つこちら箭楼もでかいです。せめてここくらい入ってみたかったですが、残念ながら入口は封鎖されています。

やむなく、他の地区へ行くため来た道を戻ります。道すがらこんな看板が。そういえば地下鉄にもありましたが、建国70周年ということで記念行事を行うのでしょう。後でwebで調べたところ、70周年記念行事の予行演習日だったとのことで、市内枢要個所は規制されていたようです。事前の情報仕入不足です。海外旅行に慣れてきたと思っていましたが、まだまだ修行が足りないようです。

この旅行記へのコメント （2）

• ばびーさん 2022/08/06 08:39:42

  いつも楽しく拝見しています

  とーり様
  
  とーり様の旅行記を拝見していると自分も旅をしている気分になれて楽しませていただいております。
  もうすぐスイスと北京の旅が終わると思うと寂しいです…
  
  これからもとーり様の旅行記を楽しみにしております。

  とーりさん からの返信 2022/08/06 21:02:53

  いつもありがとうございます。

  ばびー様こんばんは、とーりと申します。いつもありがとうございます。
  
  私の拙い旅行記いつも見ていただいているとのことで恐縮です。随分引っ張ってしまいましたが2019年のスイスの旅もようやくUpし終わることとなりそうです。
  
  ばびー様はヨーロッパやアジア、国内では温泉旅行に行かれているようで私もよく参考にさせていただいています、ありがとうございます。
  
  
  追伸　
  逐次「いいね」を押させていただいているのですが、もうすぐばびー様の旅行記・クチコミ等全部「いいね」してしまうこととなりそうですので、その際はご了承くださいm(__)m
  
  また訪問させていただきます、よろしくお願いします。
  
  
  とーり