六甲山、横池から岡本梅林へ・・・カップ麺と共に

2022/03/09 - 2022/03/09

　今日の目的はカップ麺の消費である。賞味期限間近のカップ麺を買った我妻。消費は私に任された。家で食べるのは味気ないので外で食べることにした。どこで食べる???
　とりあえず自転車に乗り走り出す。いわゆる徘徊である。芦屋まで来てロックガーデンを上り横池で食べようと決める。高座の滝に自転車を置いて登る。平日なのに結構な人出だ。横池は誰もいない。静かな雰囲気がいい。ここでカップ麺を食べる。目的が達成されたので帰ろうか。
　来た道を引き返したが風吹岩で岡本梅林へ行こうと気が変わった。保久良梅林、岡本梅林と梅が見たくなりコースを変更する。梅を楽しんでからは電車で一駅行き、住宅街の中を高座の滝まで登る。自転車に対面して帰路に着いた。

エリア 六甲山・摩耶山周辺(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

　「○○○ヌードル」もどきの「コープヌードル」。生協の食品によくあるように製造会社は書いていない。どこが作ったのかは消費者である我々には伝えようとしていない。この姿勢には共感できない。賞味期限が４月４日である。妻からは「あなたはカレーが好きだから食べてや」とのこと。ところが最近は家ではカップ麺に食指が動かない。ならば外で食べようとコンロをもって自転車に乗った。行く当てはない。年相応に徘徊するだけである。

　しばらく走っていると芦屋市に着いた。「そうだ。久しぶりに高座の滝を見よう。」と思い、登り坂に挑戦する。何とか駐車場に着く。ここで自転車を止めておく。

　茶屋の前を少し登ると高座の滝だ。まだ１０時過ぎだ。カップ麺を食べるのには時間が早い。時間つぶしのために、ここからロックガーデンを登り、横池に行くことにする。ここからは中央陵コースを取る。

　登りだしてしばらくは岩場の急登が続く。第一鉄塔が見えてくると登りは少し緩やかになる。

　第一鉄塔に到着する。ここは通過する。

　風吹岩に到着。何人かハイカーがいる。今日は平日だよ。なんでこんなに人がいるのだろうか。
　イノシシに注意とあったがイノシシは出てこなかった。

　風吹岩から５分ほどで横池の入り口に到着する。

入ってすぐのところにリョウブが生えている。この樹皮のはげ具合が面白い。

横池に到着。ここは人がいなくて静かだ。１１時過ぎだが、ここでカップ麺タイムとする。

　調理中。時計を忘れたので３分間は体内時計で測る。まあ、うまくいくものだ。

　カップ麺をおいしく食べてから、雌池をのぞきに行く。近年池の周りの木を伐採したので明るくなってしまった。私は以前のうっそうとした暗い感じのほうが好みだった。

　雄池へ戻る。池の中をのぞくとスイレンの新芽が出てきている。もう春だ。

　これはクロモジの冬芽だ。バルタン星人のようだ。

　直進したら魚屋道を甲南山手へ、右は保久良神社へ続く。この分岐点が花こう岩と丹波帯の岩石の境界になっている。

　右折してすぐのこの辺りが境界だ。手前が花こう岩、奥が丹波帯になる。

　保久良梅林に到着。ここも人が多い。今週の週末あたりが見ごろかもしれないが、今日もなかなか美しい。カスミがかかっているのが残念だ。でも、梅の香りが漂っている。

　いい香りがしている。

　保久良神社に行く。ここからの眺めはいいのだが霞が邪魔をしている。

　山を下り住宅地の中に岡本梅林がある。

このうめは「おもいのまま」という種類だ。一つの木に白やピンクの色が混ざっている。いわゆる好き勝手な花である。

ここでも梅の香りに包まれる。

鳥さんも梅を楽しんでいる。結構近くに寄ってくる。

スケッチをしているおじさん。鉛筆で精密に描いている。

　岡本駅から芦屋川駅まで電車で戻る。２０分ほど登ると自転車の場所にたどり着く。ここからは軽快に走りを楽しんだ。