東海道五十三次を歩く旅☆其の三十一☆草津宿→大津宿

2022/02/12 - 2022/02/12

東海道五十三次を歩く旅、今回は初の滋賀県エリアを歩きます。

エリア 滋賀

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩

新幹線を使ってJR米原駅までやってきました。
今回初めて滋賀県エリアを歩きます。
今まで青春１８きっぷなどを使ってケチケチ歩いてきましたが、さすがに滋賀県では厳しいです。現代の快適で便利な乗物である新幹線を使いましょう。
米原駅から新快速で草津駅まで向かいます。

米原駅 駅

米原駅には雪が残っていました。
今回は草津宿から大津宿を歩く予定です。
米原や彦根といった琵琶湖北部は積雪が凄かったというニュースを見て不安になりましたが、草津や大津といった琵琶湖南部は雪はあまり降らないと聞いてそれならば大丈夫だろうと判断しました。

午前８時２５分JR草津駅スタート。

草津駅 (滋賀県) 駅

草津駅を降り立つと宿場町が旅人を迎えてくれました。
積雪もなく路面凍結もなく、安心して歩けそうです。

案内が親切でした。
とりあえずは草津宿本陣目指します。

追分
東海道と中山道の分岐点

マンホールのデザインもありました。

とある書籍によると、草津宿は中山道や琵琶湖舟運の追分を控え、交通の要衝として大いに賑わっていたようです。

お恥ずかしい話ですが、草津宿に温泉があるものだと思っていたので宿泊しなくてはと思いましたが、それは群馬県の草津温泉でした（笑）。大いなる勘違い、こちらは滋賀県の草津です。

京都に近いこともあって、京風な雰囲気の街並みが印象的でした。

草津宿本陣
残念ながら時間が早すぎて開館前でした。
次回見学しようと思います。
現存する本陣遺構では最大級のようです。

国指定史跡草津宿本陣 名所・史跡

藤屋与左衛門脇本陣跡

路面標識タイルもありました。

こちらの建物ですね。

宿場町マンホール

草津宿街道交流館

太田酒造

銘酒「道灌」の蔵元

問屋場・貫目改所跡
路面標識タイルがありました。

野路の一里塚跡

小さな公園内にありました。

浮世絵

道に迷いプチパニック。
ここで道に迷ってしまいました。
この電柱にある地図が読めず、周辺をウロウロ。
一里塚の公園の前の大きな通りを渡って通りの向こうに行くのが正解。
つまり、一里塚の公園を横切って通りを横断するのです。
色んな人の東海道歩きのブログを見ても、ここで迷ったような記事は読んだ記憶がないので、きっと私が地図が読めない方向オンチなだけでしょう（笑）。
危うく全然違う方向に行くところでした。
１０分くらいロスしたと思います。
ちなみに横断歩道はないので、地図にある通り信号機のところまで行って渡りましょう（交通量は多い）。

滋賀県内には「飛び出し坊や」が至るところに設置されているとありましたが、確かにたくさん見かけました（後日、このデザインの飛び出し坊やを居住市内で見かけました）。

デザインも色々あるようです。
こちらは男の子ですが、

反対側は女の子！
「飛び出し坊や」だけではなく「飛び出しガール」もいるんですね。

怪しげな目つきのものとか。

バカボンみたい（笑）

マンホールのデザインが変わったので、大津市に入ったようです。
何が描かれているんだろう。

動物バージョンもあるんですね！

立場跡

くまモンバージョンもあって笑えた。

KOPPE
ネット情報で見かけた美味しいと評判のパン屋さんだ！
ちょうど旧東海道沿いにあったんですね。
店内は狭く、３人くらいがやっとでしょうか。
コッペパンに色々挟んでくれるのが有名のようですが、他にも色んな種類のパンがありどれもとても美味しくいただきました。
あんぱんもクリームパンも餡子やクリームがたっぷりでした。
また行ってみたいけど、地元民でないとアクセス悪そうです。。

Koppe グルメ・レストラン

草津大津間は案内が親切でした。

CAFE&BAR YOKKO
何だか雰囲気良さそうなカフェ発見。

Yokko グルメ・レストラン

少し疲れたので、ここで一休みしよう。

メニューもお洒落♪

この日はカーペンターズとクラシックが流れていました。

初老？の男性マスター一人で切り盛りしているようでした。
一見の私のようなお客さんに対してもとても温かく親切な接客が印象的でした。

広々とした店内。
居心地が良く眠くなりそうでした。

カフェオレ

手作りというふわふわパン。
マーマレードと餡子の組み合わせも美味しくて◎でした。

道標
この猫の石像ちょっと面白い（笑）

瀬田の名物たにし飴
ここ立ち寄ってみようと思いましたが、やはり勇気がなく止めてしまいました（笑）
美味しいのかな。

辻末製菓舗 グルメ・レストラン

瀬田の唐橋までやってきました。

近江八景の一つである瀬田の唐橋。
一度見てみたくて今回とても楽しみにしていました。

瀬田の唐橋 名所・史跡

下手くそで上手く撮影出来ていませんが、本当に風光明媚でした。
春や新緑の季節に来たら、もっといい景色だろうと思いました。

向うの橋には新幹線が走っていまいた。
ということは新幹線からも見えるということ？
今度しっかり見てみよう。

瀬田の唐橋は。京都の宇治橋、山崎橋と並んで日本三大大橋の一つ。
また「唐橋を制する者は天下を制す」といわれ昔から軍事の要衝でもあったようです。

「勢多の夕照」というくらいですから、夕暮れがベストなのかな。

これはダメでしょう（笑）
ちなみに居酒屋にありました。

近江八景「粟津の晴嵐」は、当時は５００本もの松並木だったようですが。

これが名残の松のようで。。
何だか寂しいですね。
少し先の湖畔の方に行くとたくさんの松並木が見られるようですが。

案内標識が充実していて歩きやすい。

滋賀県庁舎まで来ました。
目の前にはNHK大津放送局がありました。
滋賀県庁は歴史的建造物だったと思うのですが、逆光で上手く撮影出来ず。。

滋賀県庁舎 名所・史跡

午後１２時５０分JR大津駅到着。
今回の東海道歩きはここまで。
大津駅近くに美味しいパン屋さんがあるということでしたが、平日のみ営業で残念でした（涙）
大津のマンホールのカラーバージョンがありました。
ノーカラーのものは何が描かれているのかよくわからなかったのですが、琵琶湖や花火など色々描かれているようです。

近江牛ダイニングOKAKI　
滋賀県に来たら絶対に近江牛食べるぞ！と息巻いていました。
大津駅にちょうどいいお店があったのでこちらでいただこう。

近江牛ダイニング OKAKI 大津店 グルメ・レストラン

近江牛の老舗「岡喜」のカジュアルレストランなんだそう。

ランチメニューを拝見。
さすがどれも結構なお値段ですね。

ビーフシチューやハンバーグも気になる。
ハンバーグとステーキのセットもお得に感じて気になりましたが、店員さんに聞いてみたところ「ハンバーグだけの方が肉をより感じることが出来る」とのことだったので、ハンバーグセットにしました。

スープとサラダ。

お待ちかねのハンバーグ♪
めちゃ美味しそう♪♪♪♪

やはりめちゃくちゃ美味しいです！！
さわやかと比べては失礼ですが、全然違いますね（笑）
あれは胃もたれしやすく脂身が多い印象ですが（ファミレスだから仕方ない）、これはしっかり赤身の肉を食べている。胃もたれも全くなし。やはり素材がいいのでしょう。また食べたいなぁ♪
テイクアウトで別途、コロッケとサンドイッチも購入しましたが、これもとても美味しかった！

関西といえば、京都、大阪、神戸はお馴染みですが、滋賀県も実はかなり面白いのではないかと思いました。東海道歩きでまた何回か来ることになると思いますが、それ以外でもいつかじっくり滋賀県内を旅行してみたいと感じました。

草津宿→大津宿　約１２キロ
東海道約５００キロのうち、３０７キロ制覇しました。