あのとき住みたいと思った町　名護

2022/01/19 - 2022/01/22

8月の終わり。南港を夜出航。
２等船室は暑く、甲板で夜空を眺めていた。
船は、鹿児島、名瀬に寄り、翌々朝8時に那覇港に着いた。
LCCAが登場するずっと以前、沖縄は遠く、飛行機には乗れなかった。

バスを乗り継いで北上、那覇からコザへ。そして名護が、初めての沖縄旅の終点だった。

真夏の午後。バスを降りたとたん、
「住んでみたい町だなあ」と感じた。

全てがまったりしていた。優しい秩序が、感じられた。
歩きだしてもいないのに、何か訴えてくる気配。
白い日差しは覚えているのに、暑さは覚えていない。

今回
「東江（あがりえ）」地区

そう、昔、住みたいと思ったことを思い出させてくれた。

エリア 名護(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0

那覇ターミナルから高速バスで名護市役所前に到着。
乗客は、出張らしい服装と手荷物の男性と私だけ。
恐ろしいほど定刻ピタリ。

レンタカーから眺めていた建物に初めて入る。

沖縄の公共建物には、少し意表を突かれる楽しさがある。
大きくても威圧感がない。

ひんぷんガジュマルをすぎ、目印の郵便局を目指して、細い道を選んで歩く。
20分で着く予定に1時間ぐらいかかった。

旧市街地区で探し出したお宿。玄関並んで二部屋っきり。
右側のドアに鍵ケースがかかっていた。
事前のお知らせコードで難なく取り出して入室。ワンルームなのに三和土スペースが広い！
家主も旅人だったのかしら。

オリオンビール工場へ。
新しくなった建物にはまだ入ったことはない。
入館できるようになったら、来よう。
寒緋桜かなあ。

本土では見かけない木。
でもどこかの国で見た記憶・・・・
ウエリントンでは、よく木に見とれていたなあ。
確かにあの国では、南島も北島も好きな木にいっぱい出会えた・・・・

そういう学校があったのですね。
「志を持つ」
もう眩しい言葉。

以前車で、ぐるぐる探した辺りと思っていたら、目の前に。
開店したばかりの時間帯。

まだ「沖縄のチャンポン」というのを食べたことがなかったので、注文。
野菜炒めがご飯に乗っているもの。
アジアらしい一皿。
それにしてもたっぷりすぎる。　

市中を通り過ぎ、北へ北へ。バスターミナル辺りを目指していたら、発見。

御嶽
やはり独別な空気。
手元の観光地図には掲載されていない。
よいと思います。

58号線あたりから埋立地だったので、
ここはかつて海岸のようだ。
貝殻が教えてくれる。

腰を下ろせば、視線は海の方向に
コンクリート製のベンチが、横一列で並んでいた

4日間、名護で初めてゆっくりすごします。
「名護」に会いに来ました。
勉強させてもらいます。首里「真珠（まだま）」のご主人に教えてもらった言葉。

フクギが取り囲んで、御嶽を守っています

中央市場の１階お菓子屋さん。お客様が一人もいないおやつタイム、若いご主人がにこやかにサーブしてくれました。何も話しかけない、話かけられないひととき。
モンブランを頼んだら、お味見のようなものが添えられています。？
そうなんだよなあ。名護のお水は美味しいんだよねえ。私の舌はモンブランよりも。

今夜は、58号線を渡って夕食調達。
歩いての近くは、あそこしか思いつかない。
静かな夜。

遠い日、みんなでドライブして、食事したことを思い出す。
USAに喜んでいた無知なあの頃。

温かいものが食べたいなあ。

誰もいない！

「テイクアウトだけなんです。」と、申し訳なさそうにBOYS。
今は絶えずお掃除してやり過ごしているのだろうか。
店内まるごとぴかぴかで眩しい。

クラムチャウダーと名前を覚えられなかったハンバーガー。
デザートは、那覇の太平通りお気に入り店、絶品焼き芋ねっとり系。
一袋分が多くて、三線の先生んとこに半分置いてきても、持ち歩き三日目。

朝8時前、東江をお散歩

ぐるりをフクギで取り囲んでいる伝統家屋発見。他の樹木も剪定されている。
立ち止まって眺めていたら、奥の別棟から
男性が出てこられた。
「誰も住んでいないんですよ。」と、教えてくれた。

でも生きている家だなあ

9時半　私の「出動」
あああ、昨夏よりまた一層山肌無惨。
ここは今帰仁グスク世界遺産に向かう道なのに。

本部塩川地区

・・・・・・・・・
あの山全部でも足りないだろう。
あの汚染度を運び込むだろう、あれだけ処理にも置き場所にも困っているのだから、おそらく近将来。
保管費用より安くつくと考えて。そうです。彼らのお金ではありません。
税金なのです。これは、罪悪。
南部の遺骨が眠る土さえ使おうという無恥以下のわが政府だから。

勝山が近くとわかって、初めて訪れる。

いいなあ。旅人は、見るだけ。

お宿でのおやつにみかんだけ一袋。
小嶺さんは、毎年この時期のを仕込んでおられたんだなあ。

東京までも送料1000円ということで、
持ち帰らなくてもいい。どっさり購入。
今がちょうど完熟の季節。隙間にも
生シークヮーサーを入れてくださった。

遅めのお昼に駆けつけました。
大宜見の方の本店ははずしてばかりで、食べることができていない。
今回名護市内に支店があると知って、いそいそ。

こ、こ、これ？！
予想以上。
明らかに麺より何倍ももやしが多い。
あまりにも多すぎるう。食べても食べても、掘っても掘ってもたどりつけない。
頑張ったけれど、ごめんなさい。
女将さんは、「多いものねえ。」と許してくれた。

噂の「美味しい」が体験できて満足。数年来の願い叶う。

車があるとき行こうときめていたので、パンパンのおなかでここへ。
今回市内観光地図で知ったお店。

質実な店内。パン屋のお父さんを体現したような年配男性がパイを焼くのが
見える。店名は「おしゃれ」だけど、流行りも気取ってもいない。
気に入った。

うわああ。目のお正月がきたあああ。しかもしかも
クロワッサンのような匂いが満ちている。
（国内でpieを焼く匂いに満ちたお店を知らないから）

天板のまま並んでいる　あちこーこーってこと！
「つまむ」大きさ。形もいろいろ。中身もいろいろ。

「目」あたり次第
さっさと6個。
レジのそばの珈琲一袋入れて、
パイが、さんびゃくろくじゅう円！！！！申し訳ない。

袋を通しても熱々伝わって、
ここで一つお口へ。
むむむ、
食べさせてあげたい顔がいくつも浮かぶ。
沖縄通い店リストに列記。

辺野古は、ゲート前警備○○〇〇クが撤退していた。
昨夏のあの異様な整列と交代劇。
目も合わさない、口も利かない
この税金で、一つの町の給食費賄えると即考えた。
ソーシャルディスタンスもなんのその。隙間なく並んだ武装彼ら。
前に座るは、痩せて日焼けで真っ黒素手の我等おばあとおじい、本日数名。

コロナ禍でも市民活動止められない。土砂搬入は止まらない。

時刻は4時を過ぎた。新しい警備会社の仕事ぶり見逃した。

御社にご提案。これをコマーシャルにすれば、オリンピック選手起用より
費用対効果が格段に高いと思いますよ。

近くの集落家族が出店と知り、一層贔屓にしている。
今日はお兄ちゃんたちでなく、お母さんとお父さん？
東京人が見たら、驚愕するお値段。どうぞ本土派には一割増に。
クイックベーカリー　辺野古入口、店前の白いテーブルと椅子が目印です。

昨年より品数が増えている。
今日も私一人がお客さんだけど、こんなにいっぱい作って大丈夫かなあ。
遅くまでお店をあけておくのかなあ。
この辺り、食べるところもお弁当屋さんもすぐに見つからないから、ほんとに
助かります。

ポットにアイスレモネードを入れて（セルフ）、ここでアイスコーヒーで一休み。
ティラミスは、今。ハンバーガー（パテは、普通のハンバーグサイズ）は、今夜。
まだまだお腹は、もやしでいっぱい。
熱々我慢できず、
パイを2個も入れてしまったから、すでにお腹はゲームオーバー。
沖縄に来ると、お目目が欲しがって、いつも食べすぎ。

南下。この地図では、共同売店あるらしいから。
土石搬入トラックビュンビュンの道より、1本海側集落道路。

最初の一声で、親しみを感じたお母さん。「この辺りで初めて共同売店見つけました。」と話しかけたら、「そうなんですよ。ここも赤字だから閉めるというのを引き取ったの・・・。看板だけは、共同売店のままにしてるの」異議ナーシ！
カウンターの上のメニュー、夏はあれだな。アッシーさんを連れて来よう。

ここのウークイは、新盆だということを繰り返し教えてくださり、お話は続く。

共同売店で見かけないものなので、目を止めたら、すかさずお母さん、
「お父さんが古いもん好きで‥。」と、新たなトピックが始まる。

「あっちの方を見てください。」天井を指さすお母さん。
私、気がつきませんでした。目を上げて、ギョッ。（失礼）
「あれもお父さんが好きで・・。」
しきりと「お父さんが」で、
私には、これらより「私は、そんなお父さんが好き」と、聞こえておりまする。うふ。

この地区のお祭りが2年続けて（コロナ禍で）なかったが、ほんとににぎやかなんですと何度も力説。
この夏来ますと、約束しました。
きっと「お父さんが」のものが増えていることでしょう。

久富共同売店で買ったもの。おにぎりはお母さん手作り。三種合計5個ありました。
コンビニの2倍の厚みでした。
お味は、言うまでもありません。お母さんとの会話がよみがえる。
この夏、覚えてくれているかなあ。楽しみ。

4日目となると、早、わが家感。

このおうちは現役。お宿の斜め前。毎日ここから忍んで拝見させてもらいました。

東江は、迷子になる地区。暗くなると、なかなか帰りつけなかった。
目印が、ない。いったん外の道路に出て入りなおして帰り着くこと二度。
楽しみました、それを。

次の目的地へ。世冨慶のバス停めざします。

家族みんなが健康そう。

朝のお散歩で、8時にもうお仕事始めていることを知った畳屋さん。
今は、10時過ぎ。お客さんが来店中？それともしっかりお座りで楽し気だから、
ゆんたく？

道路の向かいに、何屋さん？

古道具屋さん　もといリサイクル店？
でも釣り道具や流行を気にしない服は新品。

陳列棚の後ろで、何か手仕事中の店主にことわり、奥へ奥へと。

名護の人たちが暮らしで使っていたようなものが並んでいる。

このお皿、好き。ダメ。持って歩けない！

この切子のこのくびれ。スタイルいいなあ。

奥の方に隠れて、古本。
私は、一日中ここで遊びたい。

この夏、ここも計画に入れよう。

さあ、いよいよ今回の旅の真打の地へ。

この旅行記へのコメント （14）

• ｵﾚﾝｼﾞさん 2022/03/08 18:47:44

  名護は外せない

  私も名護は必ず行きます。
  沖縄に行って名護に行かないというのは無い。
  １１月は２泊だったのでゆっくりはできませんでしたが、
  東江には、ジャンバルターコーのタコスとタコライスを買いに行きました。
  
  前田食堂ができたのですか。
  私も何度もタイミング合わず行けなかったのですが、１度だけ行けました。
  てんこ盛りのもやしそば。
  食べられた時は満足でしたが、もう一度食べる自信ないです。
  
  古い前田食堂の少し先にある笑みの店ってご存知ですか？
  私はココ大好きです。食べてるだけで長生きできそう。
  
  ＞御嶽
  やはり独別な空気。
  手元の観光地図には掲載されていない
  
  もう～御嶽大好きです！（不謹慎ですね）
  パワースポットと言われている観光地にはない空気感。
  誰もいない御嶽で一人、自己流で（笑）祈りを捧げます。
  どこでもいいわけではない、自分が直感でココだ！と思う場所には、
  １時間でも２時間でもいられます。私だけの神聖な場所。

  mom Kさん からの返信 2022/03/08 20:22:48

  あああ、なんだかうれしい

  　東江でタコライス！見逃した。8月ジャンバルターコーさがします。東江でマフィンのお店見つけていたんだけれど、売り切りが早かった。即閉店。「笑みの店」は最近、4トラベルの皆さんの日記で。コロナ禍でお弁当だけみたいで、それも予約になっていました。夏の宿題です。オレンジさんの御贔屓なら私好み間違いなし。名護市内では、再訪しているのは、フリッパーのみ。あまりお店を知らないんです。コロナ禍でしまっているところ多く、私は沖縄のお弁当も大好きなので、不自由しないのです。共同売店好きですし。
  　日常では、食べたい物の献立たくさん作るし、冷蔵庫ストックの消費で食べすぎ。だから、旅では、空腹とかひもじい思いに少し快感。「耐える私」と。「観光旅行者」ではないですからね。
  　金城の下ったところの御嶽は、町中なのにいつも無人。好きですよ。
  　久高島へ行かれましたか。見えないものを見、見えないものを信じる気持ちは大事と思っているんですよ。宗教心のよりどころは、祖母ですが。

  ｵﾚﾝｼﾞさん からの返信 2022/03/10 18:18:16

  Re: 名護は外せない

  私はフリッパー見逃しました！次回は必ず行きます。
  共同売店、好きです。
  以前、北部のド田舎の民宿に泊まった時、店は共同売店のみ。
  そこのオバァ（というには少し若め）と長話して途中から集落のオジィも集まって来て共同売店横で　ゆんたくしたという懐かしい思い出もあります。
  
  普段からお料理されてるのですね。偉いなぁ～
  私は、何もかもめんどうくさくて…仕方なく料理してますが。
  私は逆に沖縄でしか食べられないと思うと無理にでも食べてます（笑）
  
  ＞　久高島へ行かれましたか。見えないものを見、見えないものを信じる気持ちは大事と思っているんですよ。
  
  久高島は２回行ってます。神聖な場所も多いので気を付けながら。
  朝イチで行き、最終の船で帰ってきます。
  宗教心は無いけど　見えないものを信じています。

  mom Kさん からの返信 2022/03/10 19:13:26

  我が同志よ

  　奥の共同売店でしょうか。いいないいな、ゆんたくによせてもらって。「奥みどり」のお茶買っています。大宜見だったかな、沖縄最初のコンクリート建物の役所。数年前までは、現役。昨年寄ってみたら、クローズ。西洋建築を見たこともない現地の大工さんが建てたらしい。教会みたいな内部。ご存じかも。
  　長く名護を北にイメージしていたのですが、地図を見れば、真ん中！那覇中心の視点、払拭。日本も大都市中心の視点になってるなあ。与那国で、テレビが「全国的にこの冬一番の寒さ」と連呼。与那国は、念頭に入っていません。

  ｵﾚﾝｼﾞさん からの返信 2022/03/10 20:16:56

  Re: 名護は外せない

  奥みどりは私も買います。奥の共同売店はクローズになることありませんよね。
  私がゆんたくしたのは、安波の共同売店。
  １１月に見たらまだ営業していてホッとしました。
  
  民宿の裏庭にカラスが逆さ吊りにされてて、何でこんな事するのか聞いたら
  カラスを駆除して役場に持って行くと１万円くれるからと言ってました。
  恐ろしい～（笑）

• ４人目のふーさん 2022/02/27 12:51:52

  名護も素敵

  mom Kazukoさん、こんにちは！
  
  あ～名護も素敵
  mom Kazukoさんの旅行記は時間がゆっくり流れているように感じてリラックスできます。
  
  貝殻が
  「ここは海辺だったんだよ～」
  と教えてくれるんですからこれからは下も見つつ歩かなきゃ！
  
  
  沖縄は本当においしそうな物がいっぱいで食べすぎてしまいます。
  「パイ工房　おしゃれ」
  まず名前がいい！
  クリームチーズや紅芋のパイがずらり
  え！１つ６０円？？？
  マフィンクッキーもとってもおいしそうです
  
  次の冬は名護に泊まってあの辺りをウロウロするのも楽しそう。
  また新たな楽しみが増えました。
  ありがとうございます！

  mom Kさん からの返信 2022/02/27 13:02:06

  旅のストーカーしてください

  　後に続く方を意識して、今後は旅を続けたいと思います。4人目のふーさんに決心。
  　丁寧に読んでくださった上、直球のコメントまでうれしいです。
  
  　今日は、中島みゆきの「糸」を朝から流しっぱなし。
  　あの辺、今年のウークィもウロチョロしていますから、お会いできると思いますよ。
  
  　先月、シアタードーナツに途中下車して、衝撃の映画を見てきました。代表が自ら「定位置、ここでしたよね。」と、珈琲持ってきてくださって、感激。
  　まだ3度目なのに・・・。
  
  

• gachinさん 2022/02/05 17:35:49

  道端の大木は

  mom Kazukoさん　こんにちは。
  道端の大木はひょっとしたら中南米原産のジャカランダではないかしら？
  （以前憧れて鉢植えを育てたら、やっと一輪咲いたと思ったら枯れてしまった思い出が泣）
  
  沖縄のこんな味わい方があるのだと知り、軽いパンチをくらった気分です。笑
  いつかKazukoさんの足跡をたどってみようかと、ストーカー的な気持ちになるほど魅力的です。
  
  次に沖縄へ行く時は心して出かけないと・・・
  
  gachin。
  
  

  mom Kさん からの返信 2022/02/05 18:03:43

  Re: 道端の大木は

  あーあーあ―ジャカランダですか。見たような、記憶があるような・・でも知らない木だなあと。全然森林領域に知識なく、知らない木ばかりですが、好きな木を見つけると、見とれる習慣。なんだか花たちよりも。gachinさんも魅かれたのですね。ジャカランタならマレー半島辺りにもたくさんありそうだけど、名護と育ちが違うようで、目に留まりませんでした。都育ちの感じがしましたよ。これは。
  教えてくださってありがとうございます。おかげさまでしこりがなくなりました。写真を見る度に？でしたから。
  独りよがり旅日記にエールを感謝します。

  gachinさん からの返信 2022/02/05 22:53:13

  Re: 道端の大木は

  違うかもしれません汗。葉っぱがそんな感じだけど枝ぶりがちょっと違うような・・・ねむの木のような気もするけどもっと違う南国の木なのかも。
  知ったかぶりしてしまってスミマセン。
  
  この木が芽吹いて緑がいっぱいになった姿はかっこいいでしょうね。
  南国の植物はおおらかなカタチが素敵ですね。
  
  gachin。

  mom Kさん からの返信 2022/02/06 07:34:12

  私は、うれしいのです、このお返事もなにもかも。

  　私こそ、「どうしましょう」です。。。いいんです、学会に発表するわけではありませんもの。ほんとにその名前を知りたいと思ったら、自分で一生懸命調べたはずです。あまり私は草木に関してはそのタイプではないようです。名前なんかなくったって（知らなくても）、その草花への思いはかわりませんから。
  　”gachinさんのジャカランタ”=名護で見入られた木　
  　私はこの方が自分だけのものにしてもらった気持ち。うれしい。
  
  　それにしても「世界遺産」に認定された途端、あんなにも人が押し寄せ、誰かの好みか不特定多数を想定してか、俄然不要なまでに整備がなされます。
  　私は初めて「今帰仁グスク」に出会ったとき、胸打たれ、ほんとに泣いてしまいました。2年前、久しぶりに会いたくなって行きました。涙がでるどころか、憤怒で悲しくなりました。
  　世界遺産になる前も後も「世界遺産」は、「世界遺産」。変わらないのに・・・「世界遺産」がかわいそう・・・と思う私です。
  　
  　愚痴を聞いてくださってありがとう、gachinさん。あなたの木にぜひ会いに行ってやってください。彼or彼女は、きっと喜んでくれるでしょう。緑いっぱいで待ち続けてくれているはずです、あなたの木ですもの。
  
  　お返事をいただいて、一層すっきり。あなたの今日も素敵な日に💛

  gachinさん からの返信 2022/02/06 11:20:32

  同感です。

  mom Kazukoさん　そうでしたか、ありがとうございます。
  確かに、枯らしてしまった思い出が私のジャカランダセンサーをいっそう敏感にさせているのだと思います。
  わたしの木・・・会いに行きたいです♪
  
  世界遺産の保存に関しては全く同感です。遺産と名がつき世界中で大切に残そうと思うならもっと違うやり方で残していただきたい。
  今やオリンピックと同じでそれは他の目的に利用されて本来の意味を大きく外れていることに失望してしまいます。
  
  人々の営みはそれぞれが価値のあるものなのに注目され人が群がることで人の欲が透けて見え色あせてしまう。
  とは言え大きな矛盾を抱えながら欲深い私もまた注目される場所や事柄に惹かれてしまうのですが。
  
  頭の中に「あゝ無情」byアンルイス が流れてます(笑)

• mom Kさん 2022/02/04 05:02:06

  師匠！

  こちら、おはようございます。昨夜お布団に入ってからも、エフサさんがお手製マスクでマツケンサンバを踊られている姿が、妙にリアルに浮かびましたよ。いいと思う。とてもいい。頭の中、なぜか私一人の観客なのに喝采が。
  
  エフサさんのレーダーこそ感度高く、あこがれでありんす。（佐伯泰英氏に今熱烈で）
  あの旦過市場に再発見というか導いてくださったのですよ、恩師！
  大学堂も10年前見逃していた。駅からこの界隈まで糠炊き求めて歩いているのに、名も知らず、エフサさんの日記で「もしや・・・。」と気づいて、矢も楯もたまらず、昨秋飛びました。大学堂の学生さんに「昭和館」を教えてもらったのは、大きな収穫。もう一度、感謝を申し上げたい。
  
  グルマン師匠！あなた様の胃と舌とお腹をお貸しください。いつも羨望のまなざしで、拝見。

• エフサさん 2022/02/03 18:30:13

  mom Kazuko さんはスローライフのユトリスト？

  mom Kazuko さん、こちらでもこんばんはです。
  今年の冬将軍、中々やってくれますね。奇しくも北の将軍様も白馬に跨り疾走中。まさに北の暴れん坊将軍ですね。今度は喜び組とマツケンサンバ踊ってほしいニダ。
  
  
  道に迷うことで情趣を味わう。mom Kazuko さんらしいですね。なんかいいな。
  行き当たりばったりの旅の様に見えて、実はちゃんと旅情を拾い歩きされている。たくさん旅をして培われたmom Kazuko さんなりの感性の成せる技。そして回を重ねる毎にその地への思い入れを深めて行く。時間に追われないセミロングステイ。
  
  あぁ、ワシはいつになったら、そんな旅が出来るのだろう。時が過ぎ、思い出がふるいにかけられて、果たして今のワシにはどれだけのものが残るのだろうか。
  まだまだ修行が足りない。
  
  と、反省はしつつもやっぱり限られた時間で、沢山観たいし、沢山食べたいし。ピンポイントで標的を決めてぎゅうぎゅう詰めのスケジュールリング。結局ワシは俗物の様です。