楽しみにしていた「流氷クルーズと北海道冬まつり」ツアーが催行中止、気を取り直して上野でポンペイ展を見る

2022/01/30 - 2022/01/30

昨年の12月初めに新聞広告で阪急交通公社の
「流氷クルーズと北海道冬まつり知床さいはての旅4日間」を見たバロン妻
「これ行く！！」と即Webでポチ！！日程は2月5日からの3泊4日

それはそれは楽しみで
今年に入ってツアーまでを日数を指折り数え
服装や靴を決め、心は流氷ガリガリ船上へと思いを馳せておりました。
と、こ、ろ、が・・・・
年明け間もなくからのオミクロン株の感染拡大が日を追うごとに急UP
そんなときに飛び込んできたのが
二年ぶりに札幌公園で開催予定だったさっぽろ雪まつりが中止

悪い予感がしたけど
ツアーのお題が流氷クルーズから始まっているので
一縷の望みを繋いでいました・・・・が・・・が
そんなバロン妻の心を見透かしたようにある日届いた
阪急交通公社からのペラペラの封書

ここでバロン妻
「今までの人生で何かの結果報告で封書の中身が薄いのはいい知らせではなかった」と呟いた。
しかし、旅行予約に一切我関せず乗っかるだけのバロン夫
「日程表じゃないの～～ほら」って
あーったねえ！！Web注文の日程表はWebのみなのよ！
と怒りながら封書を開けると

●●●催行中止のお知らせ●●●　予想はしてましたけどね
理由は、札幌雪まつりが中止になったのでカクカクシカジカ

雪まつりより、流氷クルーズが目当てだったバロン妻
それはそれは、がっくり・・・・
阪急さんが悪いわけじゃないけど日にちも迫ってたから
スケジュール変更してでも開催してほしかったわ～～～～(´；ω；`)ｳｯ…

というわけで
今回は気を取り直して上野でポンペイ展を見てきたお話です。
今回のポンペイ展は写真撮影可でした。
作品の説明はできませんが写真はいっぱい撮ったので
見てください。

エリア 上野・御徒町(東京)

楽しみにしていた北海道・・悲しい悲しいお知らせでした
気を取り直して１月最後の日曜日、上野に行くことにしました。
ところで、上野駅って随分リニューアルされたんですね
公園口は寛永寺の方に車が通り抜けできなくなっていて驚き
駐車場を探すのに手間取りました（有料は公園口にいくらでもあるんですよ
バロン家が探すのは日曜日無料でおける路肩P）

駐車場を探してたら時間は11:３０に
先に食事をすることにしました。上野に来たらいつも行く
お気に入りの中華料理店
あれれ？？？？お店がないよ　カフェっぽいお店に変わっている
これまたガックリ
ブログ書くのに調べたら2020年の3月に閉店になっていました。
そういえば、コロナになってからこっち来なかったのよねえ

旦妃楼飯店 グルメ・レストラン

仕方ないのでお正月の福袋に入っていたコーヒー券を持っていたバロン妻
取り合えず、スタバで軽く食事してあとからゆっくり何か食べよっと提案

寛永寺清水観音堂 寺・神社・教会

スタバに向かう途中に出てきたのは
「時忘れじの塔」

これは関東大震災・東京大空襲で犠牲になられたへの追悼の慰霊碑として
海老名佳代子さんや有志一同のよって建立、寄付されたものです。
海老名佳代子さんは東京大空襲でご家族を亡くされています。

上野の桜並木通り
桜の季節ではないですけど右側通行になっています。
密を避けるためでしょうか
元の生活に戻る日が来るのでしょうか

上野動物園は休園中
いつになったら双子のパンダが見られるんでしょう
バロン妻双子パンダお披露目抽選に全日申し込みましたが
見事に外れましたって倍率が凄すぎます。
シャンシャンの時も今回ほど倍率は高くなかったがやっぱり外れました。

東京都恩賜上野動物園 動物園・水族館

動物園は休園してても
すぐそばのスタバは大賑わい
見た感じは20代から40代までの層が大半
公園を見渡してもシニアはほとんど見かけません。

スターバックスコーヒー 上野恩賜公園店 グルメ・レストラン

特にお昼時となると最初に席を確保しておかないと

スターバックスコーヒー 上野恩賜公園店 グルメ・レストラン

飲み物は
生チョコレートフラペチーノ
フードは
ヴィナーソーセージ石窯フィローネ
飲み物はコーヒー券が税込み671円なのでそれに一番近い金額のものを選ぶ
普段だったら絶対にこのような飲み物は注文しませんね
とにかく、スタバの飲み物食べ物の名前はややこしい

スターバックスコーヒー 上野恩賜公園店 グルメ・レストラン

スタバを出た後、公園をぶらぶらと散策
寒桜が咲いていて寒空の桜はいじらしく感じます。

池の周りにチューリップ
ここで国立博物館が見えたので行ってみることに

東京国立博物館 美術館・博物館

ポンペイ展が開催されているのはここだったんですね。
新聞やテレビでポンペイ展の案内は観ていましたが
入場口で聞くと予約なしでも入ることが出来ました

場所は国立博物館左手奥の平成館

90分以内の観覧
ショップ利用も含むって（　＾ω＾）・・・

12:30の回　ご予約済みの方と書いていますが
予約なしで入れました。
その時の予約状態や当日券の発券によって変わってくるのでしょう

場所は一階休憩所にロープが張られておりそこに並びます。

会場は二階です。

第一会場と第二会場に分かれています。

第一会場から

大スクリーンで1分くらいの映像が流れています。

想像図とは言え迫力があります。

これが発掘された現在の街並み

女性犠牲者の石膏像
ポンペイの遺跡を観光したときには子供や動物のものもあって
胸が詰まりました。

この展覧会はナポリ考古博物館の収蔵品なので
始めてみるものばかりです。

「アウグストゥスの胸像」
ブロンズ

「フォルムの日常風景」
フレスコ画

ライオンの頭部形の吐水口

ボリュクトレイトス「槍を持つ人」
カッラーラ大理石

ボリュクトレイトス「槍を持つ人」
カッラーラ大理石

「擬アルカウイック様式のアポロ」
石膏像

「食卓のヘラクレス
ブロンズ

「三美神」
フレスコ

「ビキニのウェヌス」
大理石（彩色・金彩の痕跡あり）
目：練ガラス

手前
俳優（悲劇の若者役）
奥
俳優（女性役、おそらく遊女）
土製

「辻音楽師」
モザイク

「パレード用の兜」
ブロンズ

手前二点
「ユピテルとネプトゥヌスを表した脛当て」
奥
「ヘラクレスを表した肩当て」
ブロンズ

「金のランプ」
金（打ち出しと堀り）

「黒曜石の杯」
黒曜石・サンゴ・ラピスラズリ・孔雀石・金（象嵌）

ブドウ摘みを表した
小アンフィラ（通称「青の壺」）
カメオ・ガラス

「ライオン形3本脚付きモザイク天板テーブル」
大理石・モザイク

「マケドニア王子と哲学者」
フレスコ

「哲学者たち」
モザイク

「哲学者たち」
モザイク

「エウマキア像」
大理石

マトローナ（既婚女性）
モザイク

「賃貸広告文」
ストゥッコ

ヘルマ柱型肖像（通称（ルキウス・カエキリウス・ユクンドゥスのヘルマ柱）
大理石・ブロンズ

「エメラルドの眼のヘビ型ブレスレット」
金（鋳造）、エメラルド

「半球を繋いだブレスレット」
金（鋳造）

「エメラルドと真珠母貝のネックレス」
金（鋳造、圧延

書字板と尖筆を持つ女性（通称（サッフォー）
フレスコ

「テネウスとアドリアネ」
フレスコ

「テーブル天板」（通称メメント・モリ）
モザイク

金庫
箱:木、上張り：鉄、ブロンズ（銅、ブロンズ・の象嵌細工）

奥から
仔ブタ形の錘・アヒルのケーキ型・目玉焼き機、あるいは丸パン焼き器

「果物のある静物」フレスコ

炭化したキビと炭化したイチジクと炭化したパン

青色顔料の入ったテラコッタ容器と
赤色顔料（酸化鉄」の入ったテラコッタ容器

上人の道具
ユピテル・アンモン形の錘付き竿秤
ブロンズ

第一会場が終わって第二会場に行く途中
ポンペイのイケメンボーイがいるので

真ん中でポーズをとりましょう

第二会場
「猛犬注意」
モザイク

ファウヌス家について
ここから先の展示物はファウヌス家から発掘されたものが続きます。

「踊るファウヌス」
ブロンズ

「踊るファウヌス」横から

「湯沸し器」
ブロンズ・鉄

シトゥラ（バケツ）
ブロンズ

「料理保温器」
ブロンズ

「スフインクスのテーブル脚」
ペンテリコン大理石

「ヘビ形ブレスレット」
金、鋳造、打ち出し、印刻

「鎖」
金、鋳造、ローレット

「ナイル川風景」モザイク
ファウヌスの家で発見されたそう
パノラマ撮影がうまくいかず

「ナイル川風景」部分

「ナイル川風景」部分

「葉網と悲劇の仮面」
モザイク

「ネコとカモ」
モザイク

「イセエビとタコの戦い」
モザイク

「竪琴奏者の家」
発掘場所の見取り図です。
ここからは竪琴奏者の家で発掘されたものが続きます。

「男性胸像」
ブロンズ、目：練ガラス

「イヌとイノシシ」
ブロンズ

「ライオン」と奥にあるのは「シカ」
ブロンズ

ライオンの顏アップ

「詩人
フレスコ

「竪琴を弾くアポロ」

「祭壇」
大理石

発掘された家について

「家の模型」
木、コルク、テンペラ

ヘレネの略奪（あるいはクリュセイヌの帰還）
ユピテルとユノの結婚
ここからは噴火以前の建物内部の再現

床もモザイク模様でしつらえてあるように再現されている

「イフィゲネイアの犠牲」
フレスコ

ペプロスを着た女性（通称　踊り子）
ブロンズ（象嵌：銀、銅）目：骨、石

「キケロ荘」
ポンペイで最初に発掘された建造物について

「燭台」
フレスコ

「綱渡りのサチュロス」
フレスコ

ヒョウを抱くバックス（ディオニュソス）
パロス大理石

ペプロスを着た女性（ペプロフォロス）
パロス大理石

このように建物に配置されていた
ここでポンペイ展作品は終わります。
感想は、入館前の想像していたイメージと違いとても良かったです。
ポンペイ遺跡を観ていたので今回の展示物についてははっきり言って期待していませんでした。
でも考えてみれば遺跡では建物や壁画床のモザイクは観れますが
発掘された貴重な品々は博物館にあるのであって
ポンペイの建物だけ見て全部見たような気になっていた訳で
今回の展覧会で千何百年と火山灰の中に埋もれていたものが
何か、ポンペイの文化水準の高さを理解しました。
しかし、ショップ利用も含めて90分以内の観覧は短いです。
じっくり見たくなる展覧会でした。

上野からアメ横に移動
この日は、本来はポンペイ展を見に来たわけでなく
水着に穴が開いたので買いに来たのであります。
しかし、予想外のポンペイ展の観覧で疲れ果て水着を買ったら
バロン夫にアメ横で何か食べようとの約束は反故にして帰りましたが
アメ横で食事する気満々のバロン夫怒る怒る～ごめんねー疲れたもん
ありがとうございました。

アメヤ横丁問屋街 (アメ横) 名所・史跡

この旅行記へのコメント （2）

• バモスさん 2022/02/01 19:17:46

  ポンペイ展☆

  バロンさんへ
  
  こんばんニャ～☆
  ポンペイ展は見応えがありますね！
  大スクリーンでの想像図、火山の噴火音は凄まじく迫力がありそうです。
  ネコとカモのモザイク、ポンペイでも可愛いがられてたのでしょう(=^・^=)
  ポンペイ展を見せていただき、ありがとうございました。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バモス
  

  バロンさん からの返信 2022/02/01 19:45:47

  Re: ポンペイ展☆

  バモスさん
  
  こんばんニャンコ(=^ェ^=)
  もう2月になりましたにゃ　
  旅行も行けずに月日ばかり経ちまするですミャ
  ポンペイ展は思いの外、楽しめました。お勧めです。
  コロナ変異株が次々と出てきて中々自由に旅行に行けませんが、小さな幸せ見つけて日々過ごしています。
  バモスさんもくれぐれもお身体に気をつけてくださいね
  ありがとうございますにゃー( ◠‿◠ )
  　　　　　　　　　　　　　　バロン