ゆく年くる年！ 2021-2022 ホテルステイケーション＆初日の出（元旦編）

2022/01/01 - 2022/01/01

中国の年末年始は特別な日ではありません。
日本で言う正月は春節（旧正月）となりますので、2022年は2月1日が日本で言う年の初めとなります。
故に年末年始は元旦のみ祝日の3連休。
コロナ感染者数が日本に比べ極少な中でも、中国コロナ政策の中では何処に行ける訳もなく、3連休は上海のホテルステイケーションを楽しむことにします。
折角なのでちょっと贅沢して、ホテルのラウンジアクセス付き（一般部屋のアクセス付き）プランでの宿泊とします。
優雅にゆったり過ごす思惑からは真逆の、慌ただしくイライラするホテルステイとなってしまいました。
でも、全体的には十分楽しんだ年末年始でした。

☆2021年12月31日（金）
　　　大晦日編・・・ https://4travel.jp/travelogue/11732141
★2022年 1月 1日（祝）
　　　元旦編・・・・本旅行記です

浦東シャングリラ上海　浦江楼スタンダードルーム　
　　ホライゾンクラブラウンジアクセス付き　2人朝食付き一泊：1,388元
上海環球金融中心展望台初日の出観賞：一般価格＠180元
交通費：地下鉄往復＠8元

※上海在住者です

エリア 上海(中国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円

2021年12月31日大晦日

外灘の夜景を堪能し年を越します。
https://4travel.jp/travelogue/11732141

プドン シャングリラ シャンハイ ホテル

2022年1月1日

新年は初日の出を仰ぎスタートです。
ホテルを06:00過ぎに出て、徒歩10分弱で上海環球金融中心(森ビル)に到着。
通常は11:00営業開始ですけど、今朝のみ06:00開業です。
（日の出前なので街は真っ暗なので、写真は帰る時のものです）

上海環球金融中心 建造物

1階入口でセキュリティーとコロナ健康コードのチェックを受けてエスカレータで地下1階へ。
入場チケットを調達しエレベータで94階へ。この階も展望フロアとなっていて423ｍ。
エスカレーターで97階の展望フロアへ。ここは439ｍ。
今度はエレベータに乗り換え100階へ。474ｍ。
建物自体は101階建て、492ｍです。
（写真はエレベータ内の表示です）

100階
早めに来たつもりですけど、既に多くの入場者が窓際の場所を確保しています。
我々も残り少ない所に陣をとります。
写真では外は明るく映っていますけど、実際にはまだ日の出前で暗い状況です。

街はまだ暗いですが、空は明るくなってきました。
でも雲が多く日の出は見えるのか？

今度は段々と赤みが増してきました。
赤い方の雲が少しなくなってきたように見えます。
期待と不安が、、、

全体が明るくなり始めます。

地上も含めかなり明るくなります。

雲全体が真っ赤に染まります。
日の出が見えるのかまだ分かりませんが、この光景もまた素晴らしいです。

赤見が薄くなってきます。
雲が多く陽が見えないのか？

別方向は既に明るい。

遠くの地平線にオレンジ色の点が見えてきました。
もしかすると、、、

そうです。陽が昇ってきました。
上海の公式的な日の出時間は06:53。

高層ビルの先に太陽だ出てきています。
素晴らしい景色で感動ものです。
（オレンジ色の球形が2個見えるのはガラスの反射でしょうか）

撮影技術不足で綺麗に撮影できませんけど、完全に陽が出きった所です。
肉眼では綺麗に見えます。

初日の出

感動のあまり、いい歳してこんなことも。

初日の出

陽が出きったらすぐに雲に隠れてしまいました。

気が付けば100階展望台は満員御礼状態。
でも感動的な初日の出を見られたので、皆さんの表情は笑顔で幸せそうに見えます。

メディアの取材も来ていたようです。

日の出前に外を歩くので、寒さ対策でいっぱい着込んできたのでかなり暑いです。
（数年前に行った真冬のハルピン仕様）

通常は展望台からの眺めは川側がメインですけど、今朝だけは反対側の見どころない方でした。

94階では除夜の鐘ならの幸せの鐘がありました。

メディアの取材で「外国人」の絵が欲しいらしく、私にも声が掛かるも「中国人と日本人は同じに見えるでしょ」とお断り。
「日本語でのインタビューが欲しい」とのご要望で、鐘を何度か突き新年の抱負を語らせて頂きました。

【展望台の構成】
黄色矢印100階
水色矢印　97階
ピンク矢印94階

赤矢印が建物最高部の492ｍ
超高層ビルの高さ比べでは、屋上に高い鉄塔（アンテナ等）を立てて何十メートルも稼ぐものですが、この建物は正真正銘の実高さ（軒高）です。
最高部中央に突き出ているものは、外壁メンテナンス用のゴンドラ設備です。

新年初日の出を堪能しホテルへ戻ります。

08:45ホテルに戻ります。

プドン シャングリラ シャンハイ ホテル

朝食は旧館の浦江楼も新館の紫金楼も2階の同じレストランです。
9時頃なのに劇混みです。
（写真は席を確保した後のより混雑してきた時の状況）

当初は部屋からエレベータで2階に降り、レストランらしき方向へ向かうも、途中でスタッフに呼び止められ別方向へ行くように誘導されます。
レストランが込んでいるので本日は特設会場があるとのこと。
この様な場合はたいてい、宴会場や会議室に急ごしらのセッチングで、一部料理が無かったりするものです。
なので、レストランで食したい旨主張し先へ進みます。
（写真は食後に覗いてみて、予想通りを確認）

レストラン入口ではたまたま待ち客なく、スタッフに誘導され進みますが、、、、
レストランの中には入らず通路を進み、写真左下のショップ前の仮設大型円卓の相席でした。
混雑時で申し訳ないのですけど、地元民の騒がしいテーブルでは美味しくいただません。
別の席を要求しさらに奥の通路吹き抜け沿いのカウンター形式の所へ止む無く着席。（写真右下）吹き抜け部なので空間的には広いのですけど、間違えなく廊下です。
（中国人の多くは相席には違和感を感じないようです）

吹き抜け部を迂回してレストラン部へ料理を取りに行きます。
すると偶然席が空いたのでテーブルを片付けてもらい着席。上段写真の吹き抜け側のガラスに面した席です。最初に座った通路部の席とは、吹き抜けを挟んで反対側です。
レストラン内も多くの人で騒然としています。

レストラン内は決して狭くはないのですけど、細長い敷地にフードコーナーが連続しており、どこのエリアも細長かったり狭く区切られたりで開放感はありません。
とにかく人が多過ぎ！

料理は各種多くあります。
しかしとにかく利用客が多く、特定なものは直ぐになくなっています。
昨日のラウンジと同じ状況です。

卵や麺、粥や中国餅などはその場で調理していただけます。

料理を取りに行くだけでも疲れる感じです。

料理は各種多数有るのですけど、雑踏の中で戦っているようで、落ち着いてバランスよく盛り付け出来ません。

そんな中でもいつもの様に、最後は朝からガッツリ頂きます。

ご馳走様でした。

11:00　チェックアウトまであと1時間、昨日同様やることもないので浦江楼21階のホライゾンクラブラウンジへ行ってみることに。

午前中のせいなのか、昨日と違い人も多くなく静かなラウンジです。

これならゆっくる寛げます。
でもビールぐらいはいつでも装備してほしいところです。

プドン シャングリラ シャンハイ ホテル

東方明珠

東方明珠電視塔 建造物

外灘（バンド）

外灘 散歩・街歩き

ただ何もせず黄浦江を行き来する船を眺めます。

黄浦江フェリー 船系

11:55　チェックアウト時間5分前に清算。
何も別途支払うものは有りませんけど手続きします。
多くの宿泊客も同時刻にチェックアウトしていますので、我々同様に地元の上海人が多く利用していたものと推測します。

初日の出企画は先々まで記憶に残る良い記念となりましたけど、年末年始のホテルステイケーションは良いものとは言えません。
コロナ禍で何処にも行けずにしている地元民がいる状況では、中国の祝日にホテルステイするのはやめた方が良さそうです。
次は何処へ行こうかな～。