2022/01/11 - 2022/01/11
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ハートネッツさん
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ラスター彩は8世紀~13世紀ペルシャで作られた美しい陶器でしたが技法が伝えられず幻の陶器になりました。陶芸家の人間国宝だった故加藤卓男先生が技法を甦らせ、それを受け継がれたのが7代加藤幸兵衛先生です。その技法をイランに返そうと言うことで6年前にイランから2名の陶芸家を招きラスター彩の陶壁を作成してぎふワールドローズガーデンのペルシャの庭に寄贈されました。その庭の近くに打ち捨てられていたラクダの像を発見されたのが幸兵衛先生で、そのラクダはペルシャから江戸時代に来たラクダで、近くの中山道の御嶽宿に面白いラクダの話が伝わっていたのです。そこでその話を新作狂言にしようとするのが今回のプロジェクトです。
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ぎふワールドローズガーデンのペルシャの庭の3基の陶壁があり、その前にペルシャのラクダの像があります。世界のバラはペルシャのバラから始まりました。
陶壁の間にはペルシャのバラが植えられています。 -
一番左の陶壁は陶芸家アジュダリさんが御嶽宿に伝わるペルシャのラクダの話をラスター彩の陶板で表した美しい作品です。
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中山道を歩いたペルシャのラクダの物語の資料がある中山道みたけ館は1Fが図書館で2Fにあります。
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御嵩町は知られていないだけで、ビックリ物凄い長い歴史に彩られた地域です。
何しろ日本で最初の象の化石が発見されています。 -
ホールには中山道御嶽宿のシーンが再現されています。
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スッキリとお洒落に展示されています。小さいサイズの資料館として賞を取ったこともあるそうです。無料です。
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縄文、弥生時代の出土品が見つかっています。
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こちらがラクダの資料です。江戸時代に変わった動物を見せ物にするためペルシャのラクダを連れて歩いてた興行師が御嶽宿の隣の伏見宿で病気になって寝込み、その間にお役人さんが小遣い稼ぎにラクダを連れ出し見せたところ近隣の人々2,000名が、押し寄せたと言う話が記録されています。
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こちらは中山道を旅した人の昔の持ち物リストや旅のガイドブックです。
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その中に書かれた一部が大きく表示されています。歩き疲れた時のアドバイスなどなかなか面白いです。隠れキリシタン関連や皇女和の宮の宿泊したときの記念品など楽しめます。
ぎふワールドローズガーデンに近いので
無料ですから、近くへ行った時には寄って下さい。 -
そして、中山道新作狂言プロジェクトでは御嵩に伝わるペルシャのラクダの物語を作成して、昨年の12月にぎふワールドローズガーデンで狂言を上演したように、上演を目指します。
新作狂言については狂言作家の山川里海さんのFacebookをのぞいて下さい。
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