師走のお伊勢参り　その1

2021/12/19 - 2021/12/19

コロナウイルスも小康状態になった12月、かねてから行きたいと思っていた伊勢神宮へお参りすることにしました。私は40年ぶり、嫁は初のお伊勢参りとなります。もちろんマスク着用、こまめにうがいと手洗いはお約束です。

エリア 志摩市・賢島・浜島(三重)

出発は東京駅から。東海道新幹線に乗るのはなんと2014年以来のこと。ずいぶんとご無沙汰してました。

東京駅 駅

のぞみ201号に乗車。お客さんは3割から4割程度でしょうか。コロナ前と比較するとまだまだ少ないですかね。

東京駅 駅

朝ごはんは嫁作のお握りに卵焼きと高菜。景色を眺めながら食べる朝ごはんは最高です。

品川駅 駅

車窓から富士山の姿を拝むことができました。天気も上々で嬉しい限り。

新富士駅 駅

久しぶりの新幹線を楽しんでいるうちにあっという間に名古屋に到着してしまいました。ここで在来線に乗換。名古屋から伊勢方面は近鉄利用が王道なのでしょうが、今回はお得なツアーのためJRの快速みえの利用となります。

名古屋駅 駅

しばし名古屋駅見学タイム。高山方面に向かうキハ85系特急ひだ。後継車両のHC85系が発表されていますが、キハ85系のスタイルは古さを感じさせないですね。

名古屋駅 駅

RED BEARことDF200がコンテナを積んだ貨車を引いて力強く通過して行きました。

名古屋駅 駅

ホームの雰囲気は東京とはどこか違っていますね。どこか国鉄時代の雰囲気が残っている感じ。

名古屋駅 駅

そうこうするうちにキハ75系快速みえが入線。関西本線・伊勢鉄道線・紀勢本線・参宮線を経由して鳥羽まで走ります。私達は途中の伊勢市までの利用となります。

名古屋駅 駅

速みえは一部が指定席になっていて、私達も指定席を確保していたでのすが、一部の座席は4人向かい合わせになっちゃう“はずれ席”。残念ながらこの席しか空きがなく事前に状況を知っていましたが、知らなかったらさぞかし動揺するでしょうね（苦笑）5人組のおじさんグループの1人とスーツ姿のおじさん1人、私達２人の合計4人が呉越同舟？？状態です。

名古屋駅 駅

伊勢までは近鉄と並走する区間が多く、快速みえもディーゼルエンジンを唸らせて頑張りますが、なにせ単線区間も多くてスピードには限界があります。近鉄特急が軽やかに追い越していく光景はJRと近鉄の力関係をそのもの・・・先を急ぐ旅ではありませんので問題ありませんけどね。

桑名駅 駅

JR東海の駅名表は平仮名を大きく書くスタイル。旅に出たことを時間すると同時にJR各社の個性が垣間見れて楽しいです。

永和駅 駅

鈴鹿山脈は雪化粧でした。昨日は東海地方も積雪があったようですね。

鈴鹿駅 駅

日本で一番短い駅名でお馴染みの津に到着。平仮名一文字が新鮮です。向かい側の座席のスーツのおじさんはここで降りて行きました。

津駅 駅

快速みえの力走はその後も続き、無事に伊勢市に到着。赤福が盛大にお出迎えしてくれました。

伊勢市駅 駅

まずは近鉄の伊勢市へ移動。案外小規模な駅舎・・・近鉄は隣の宇治山田駅を伊勢神宮の玄関口と位置づけているようですのでこんなものでしょうか。

伊勢市駅 駅

今回のツアーは近鉄特急しまかぜに一部区間格で乗車できる特典がついており、ここで伊勢市と賢島の往復の乗車券を予約しました。

伊勢市駅 駅

今晩泊まる「伊勢シティホテルアネックス」はすぐ駅前なので、とりあえずチェックインして荷物を預けました。

伊勢シティホテルアネックス 宿・ホテル

昼ご飯にはまだ早めですがここで腹ごしらえ。伊勢の名物の一つは何といっても伊勢うどん。さて「山口屋」で試してみるとしましょう。

名代伊勢うどん 山口屋 グルメ・レストラン

メニューは多数ありますが、松阪牛すじいせうどんを選びました。うどんのコシを重視される方だったら卒倒しそうな柔らかさ。噂どおりですね（笑）どちらかというと餅の食感に近いかも。ただし見た目も味も濃いお汁との相性はとてもよく、私は結構気に入りましたよ。

名代伊勢うどん 山口屋 グルメ・レストラン

さて伊勢市駅に戻り近鉄に乗車しましょう。

伊勢市駅 駅

近鉄の一般車両はマルーン一色のイメージがあるのですが、それは40年前の話でしょうね。

伊勢市駅 駅

伊勢志摩ライナーが到着。この時間帯は大阪・京都・名古屋から次から次へと特急列車が到着してなかなかの迫力。

伊勢市駅 駅

さて私達が乗車するしまかぜが到着。爽やかなデザインですね。

伊勢市駅 駅

賢島までは40分程の乗車時間。思ったより楽しめそうです。伊勢市と宇治山田で下車する人が多いので、空きの出きるその先の区間でツアーのおまけとして誘客しているのでしょうね

入口付近はゆったりとスペースがとられていました。

車内は2列+1列の贅沢な座席配置。近鉄の気合がひしひしと伝わってきます。

カーテンは電動です。

背もたれとフットレストも電動。マッサージ機能も付いています。

シートピッチも余裕があり、足を組んでも狭さを感じさせません。

無料のWiFiを利用して先頭車両からの映像を見ることもできます。

途中から乗車しても乗車記念カードとおしぼりがもらえました。おしぼりのサービスは近鉄特急の伝統ですものね。

豪華な座席で寛いでいるとあっという間に賢島へ到着。しまかぜに伊勢志摩ライナーが並ぶ姿はなかなか壮観です。

賢島駅 駅

しまかせの人気は上々のようです。

賢島駅 駅

伊勢志摩を一躍有名にしたのは2016年の伊勢志摩サミットでしたね。

賢島駅 駅

その割に駅舎は地味かな・・・

賢島駅 駅

伊勢市から賢島までは海沿いでしたが、ほとんど車窓から海は見えず。ここに至ってようやくリアス式海岸を実感しました。

賢島 自然・景勝地

賢島駅前の「Cafe Entorada賢島」で予約しておいた電動アシスト自転車を借ります。

カフェ エントラーダ グルメ・レストラン

電動アシスト自転車は初体験でしたが、これは楽チンですね。あっという間に普及した訳がよくわかります。

カフェ エントラーダ グルメ・レストラン

散策に出発！

カフェ エントラーダ グルメ・レストラン

サミットの会場として使用された志摩観光ホテルの前を通りました。

志摩観光ホテル ザ クラシック 宿・ホテル

30分ほどで横山展望台に到着。登り坂が結構ありましたから、電動アシスト自転車でなかったら厳しかったでしょうね。

横山ビジターセンター 美術館・博物館

英虞湾の大パノラマが広がります。伊勢志摩サミットで各国の元首が揃って記念撮影した場所です。「海までどのくらいの距離？」なんて想定外の質問に関係者が大慌てしていたっけ（笑）

横山天空カフェテラス(横山展望台) 名所・史跡

英虞湾を眺めながら食べるソフトクリームはよりいっそう美味しく感じます。

横山天空カフェテラス(横山展望台) 名所・史跡

気づくと電車の時間が迫っていました。賢島駅へ戻りましょう。

横山ビジターセンター 美術館・博物館

賢島大橋からの眺望。風は強いですがいい天気。海面が輝いて見えます。

賢島 自然・景勝地

無事賢島駅に戻ってきました。

賢島駅 駅

伊勢志摩サミットの集合写真が飾られていました。この中で現役なのはロシアのプーチン大統領だけでしょうか？

賢島駅 駅

昭和生まれの私にはビスタカーも大好き。これぞ“近鉄特急”といった風格。

賢島駅 駅

塗装は今風に変わっていますが、40年前は名古屋までビスタカーの2階席に乗った記憶があります。

賢島駅 駅

帰路も伊勢市までしまかぜに乗車。

賢島駅 駅

賢島から乗車する人は少なく、途中の鳥羽まで私達の車両は貸切状態でした。

賢島駅 駅

このまま京都まで乗って行きたい気もしますが伊勢市で途中下車。貴重なしまかぜ体験でした。

賢島駅 駅

鳥羽水族館を見ると40年前の思い出が蘇ります。

鳥羽水族館 動物園・水族館

その足で「伊勢シティホテルアネックス」へ。

伊勢シティホテルアネックス 宿・ホテル

広くはありませんが一泊だけなら全く問題ないです。

伊勢シティホテルアネックス 宿・ホテル