2021 晩夏 秩父三社巡り - 三峯神社/秩父神社/(宝登山神社)

2021/09/22 - 2021/09/22

ずっと興味ありだけど、平常時だとなかなか行きにくい秩父エリア。
つまり日帰りで行くにはちょっと遠いというか時間がかかる、かといって泊りで行くほどではないしみたいな微妙なエリア。。。

と言うわけで コロナ禍ではあるけど、だいぶ落ち着いてきたので意を決して秩父三社参りに行くことに。

プラスして、飯能エリア経由で渓流釣りも楽しめたらラッキーと欲張りなことも考えながら、いざ出陣！

エリア 秩父(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは今回のドライブルートのご紹介。
往路は関越道利用で花園IC下車、復路は飯能で渓流釣りをしたので一般道。
そこそこの距離をドライブしました。

早朝出発したので、三峰ビジターセンターの駐車場には9時過ぎに到着。
まだガラ空き状態です。ちなみに普通車は520円でした。

標高1,100mになるので気温も違い、涼しいくらいです。

駐車場横のイラストマップ。
こちらを拠点にハイキングにも行けるのですね。

三峯神社には徒歩で10分弱。若干の坂道ですが、最初だけ少しきついけど、全体的にはそれほど大変ではありません。

ちなみに、山は「三峰」ですが、神社は「三峯」です。なんでだろう？

三峯神社入口に到着。
通常の鳥居とは形が違っていて、三ツ鳥居という3つの鳥居をくっつけたような珍しい形です。

三峯神社 寺・神社・教会

三峯神社の神の使いはオオカミ。
したがって鳥居の前は狛犬ではなく、オオカミです。
でも他の神社と同じように「阿行」「吽行」の表情です。

熊野三山の一社「熊野本宮大社」の八咫烏(やたがらす)を想い出しました。

三ツ鳥居をくぐり進んでいくと、立派な門「随身門」が現れます。
この辺りから、雰囲気がぐっとしまった感じです。

こちらは灯がともるのだろうか？？

くぐると、ずらっと並んだ灯篭がお出迎え。
神聖な場所に入ったという感じがします。

青銅鳥居越しに拝殿を望みます。

まずは左手にある こちらの手水舎で清めます。
しかし派手ですねー。

拝殿。
こちらも 彫刻がすごい！

ズームアップ①
すこしユーモラスな表情。

ズームアップ②
なんとなく中国っぽい？

ズームアップ③
ユルキャラに通じるところあるかも。

「祖霊社」
三峯神社と縁の深かった方の御霊をお祭りしているとのこと。

「國常立神社」
國常立尊(コニノトコタチノミコト)をお祀りしている社。

「摂末社」
伊勢神宮や東照宮など全国の有名な神社の神様が祀られているそうです。

関東随一のパワースポットとも言われているだけのことありで、確かにシャキッとさせられる何かを感じました。
いろいろな神社参拝していますが、かなり印象深い神社となりました。

とても良い神社だったので、参拝の様子の動画をアップロードしたので、ご覧ください。
https://youtu.be/iFEHgHYFTlM

さて、次は秩父三社の二社目の秩父神社に向かいましょう。
三峯神社が山奥なので、秩父市街地まで一時間はかかるはず。

二社目の「秩父神社」に到着。
こちらは秩父市街地にあり、かなり庶民的と言うか明るい感じ。

ちなみにこちらは、神社横に参拝者用の駐車場があり、無料で停められます。

秩父神社 寺・神社・教会

「手水舎」
こちらは、よく見るタイプですね。

「神門」

「御本殿」
なにはともあれ、まずは神様にお挨拶をしてお祈りします。

御本殿の彫刻。
秩父三社は とにかく彫刻が凄いですよね。

特にここ秩父神社は、左甚五郎の作品があることで有名です。

では、その作品ツアー。

まずは「つなぎの龍」。
確証はないようですが、こちらも左甚五郎の作品と推測されています。

名前の言われは、近くの池に住む龍が暴れるときにこの彫刻の下に水溜りができていたので、この竜を鎖でつなぎ留めたところ、龍は現れなくなったという伝説からだそうです。

「北辰の梟」
詳細は写真の説明をご覧ください。
でも こちらは作者については触れていないですね。。。

「子宝 子育ての虎」
こちらも 詳細は写真の説明をご覧ください。

これ以外にも「お元気三猿」も有名なようですが、見逃しました。。。。

「神降石」
"生き石"とも呼ばれ、神が降り立つといわれている。
巨石信仰は日本各地にありますね。

ところで埼玉が日本酒の生産＆消費でも全国四位ってご存じでしたか？
それを支えているのがここ秩父とのこと。

秩父神社にも武甲酒造をはじめとした酒蔵がお酒を納めています。

境内にはこんな寄贈もされています。

秩父神社の神札所のわきに、こんなものも。
日本固有種の石亀だそうです。外来種に駆逐されてしまわないように保護しているようです。

ということで二社目の「秩父神社」でした。

三社目は「宝登山神社」です。

が、今回こちらには参拝していません。
実は2017年秋に参拝しているため、スキップさせて頂きました。
つまり三年越しの三社巡りと言うことです。

＊2017年の写真のため、ふちどりでぼかしを入れています

こちらは本殿の彫刻。
彫刻の艶やかさでは宝登山神社が一番だと思います。

というわけで、少しずるい感じもしますが、秩父三社巡りの完遂です(笑)。

＊2017年の写真のため、ふちどりでぼかしを入れています

ランチは「ちんばた」さんに。

秩父の名物と言えば「わらじカツ」「豚みそ焼」。
こちらは市街からは少し離れた秩父市街を一望できる丘の上にある人気店。
私は 両方を堪能できるW丼をオーダー。がっつり系ですが旨し！って感じです。
特に豚ミソ焼が香ばしい焼き上がりで最高でした。

ちんばた グルメ・レストラン

逆光となってしまいましたが、武甲山です。
秩父セメントで有名ですが、高度成長期の東京のビル群はこの武甲山によって建てられたといっても過言ではないでしょうね。

午後は、飯能にある渓流釣り場の「有間渓谷観光釣場」に。

入漁料は1,700円それに竿とかエサとかを付けて、合計で2,500円。結構整備もされていて素人でも手ぶらで気軽に渓流釣りができます。

ただし、駐車料金500円が 別に取られるのは なんだかなーって感じです。
とくに整備された駐車場があるわけでもなく、ただ道路の隅に停めるだけなので。

有間渓谷観光釣り場 名所・史跡

受付前の生け簀？

早速スタート。

放流してくれるので、すぐに掛かります。
が、その後の釣果は芳しくなく。。。数匹で終了。
やはり釣りは午前中でないとダメですね。

まあ、久しぶりに自然の中での釣りも楽しめたので良しとします。

締めは定番の日帰り温泉。
釣場のすぐ近くにある「さわらびの湯」に。
キャンプ場も隣接している温泉施設なので、まあまあの規模感です。

川の横に建てられていて、露天風呂では大自然を感じられたので良かったです。

さわらびの湯 温泉

温泉でのんびりしていたら、結構遅くなってしまったので、途中の福生で夕食。

米軍 横田基地の周辺は、独特の雰囲気ですが、ここNICOLAは本格的ピザを日本で初めて出したと言われているイタリアンレストラン。
今時のピザと比べるとシンプルですが、チーズの良さが際立って美味しかったです！

Pizza＆イタリアンレストラン NICOLA グルメ・レストラン

秩父三社巡り(?)＆渓流釣りと、早朝に出て結構遅くまで遊びましたー。
こちらは三峯神社のお守りです。

後程 気付いたのですが、三峯神社と言えば「氣守」なのですね。
ちゃんと調べてなかったので、普通のタイプにしてしまいました。
もし次回参拝したら「氣守」にします！！