2021/11/12 - 2021/11/14
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birdwatcherさん
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コロナのせいで既に2年以上旅に出ていない。最近、少し落ち着きを見せて来たとは言え、まだ海外は無理。でもどっか行きたい。
この2年の間、動けるようになったら行こうと考えてた場所のうち、短期で回れるのがこの日光だった。近い割には行ったことがなく、それでいて魅力的でおまけに世界遺産でもある。ちょっと行ってみるか。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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出発はここ、東武線浅草駅。車でも良かったんだけど、今回は楽して電車で行くことにした。この浅草駅、もともと古い駅だけど、外観はレトロな雰囲気を残しつつ、いい感じにリノベされている。
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在来線を乗り継ぎ、約2時間半で東武日光駅に到着。予約したレンタカーをピックアップし、いざ行動開始!でも初日はドライブにあて、メインの寺社巡りは2日目にしよう。
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そして、2日目。朝早くから動き始めたから駐車場もすんなり入れたけど、土曜日ということもあって出遅れてたら、大きく時間をロスするところだった。あぶない、あぶない。車を置いて最初に向かったのは日光山輪王寺。1200円の共通券を購入し、まずは2020年3月に修復を終えたばかりの三仏堂【重文】へ。薄暗い内部には千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音が鎮座する。その大きさと神々しさにいきなり圧倒される。撮影禁止でお見せできないのが残念!
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続いて宝物殿・逍遥園を見学。大猷院(たいゆういん)も共通券で入れるんだけど、ちょっと離れたところにあるので、一旦、輪王寺を離れ、東照宮へ向かう。
ここは東照宮へと続く表参道。奥に見える石でできた鳥居【重文】は高さ9m。そこにかかる扁額は畳1畳分もあるとか。 -
石鳥居を抜けると左手に五重塔【重文】が現れる。東照宮はここまでが無料で見られる部分。この先は拝観券が必要。宝物館とのセット券2100円を購入。
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仁王像が睨みをきかす表門【重文】から入場。
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表門を抜け、最初に現れるのがこの上神庫(かみじんこ)【重文】。この建物には実物の象を見たことがない作者が想像で描いた象の彫刻が施されている。
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それがこれ。まあ、そんなに離れてはいない。
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続いてその対面にあるのが神厩舎(しんきゅうしゃ)【重文】
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ここにあるのが、かの有名な「見ざる言わざる聞かざる」の彫刻。この彫刻、実は8枚から成り、人の人生を猿で表現していると言われている。「見ざる言わざる聞かざる」は2枚目で幼少期を表しており、その他にも挫折、結婚、妊娠等を表現した、表情豊かな猿の姿が見られる。
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挫折。落ち込んだ猿とそれを慰める猿。
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結婚。夫婦ということらしい。
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妊娠。お腹の大きい猿。
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三猿を堪能した後は、青銅鳥居へ。実はこの鳥居の前の石畳は東照宮随一のパワースポットと言われているらしい。まあ、それもいいが、鳥居越しに見える陽明門もいい。
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青銅鳥居をくぐり、階段を登ったところに出てくるのがこの廻転灯籠。1636年にオランダから贈られたもので、ろうそくを灯すと回転するという洒落た作りとのことだが、実は大きな間違いが。
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葵の御紋が逆さっ!
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廻転灯籠を過ぎるといよいよ東照宮の代名詞、陽明門【国宝】が目の前に。この門、実に500以上の彫刻で埋め尽くされ、一日見ていても飽きないことから、別名「日暮の門」とも呼ばれる。門自体の大きさは思ってたより小さかったけど、彫刻のすばらしさは本当にため息ものだった。国宝なのもうなずける。
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龍と龍馬。
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麒麟です。
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陽明門の左右に広がる廻廊に施された彫刻もこれまた物凄くすばらしく、ずっと見ていられるものだったけど、さすがに日が暮れるまで居る訳にはいかないので、先に進む。陽明門をくぐった左にあるのが神輿舎【重文】。中には徳川家康、豊臣秀吉、源頼朝の3人を祀った3基の神輿が収めらている。
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次は唐門【国宝】。本殿の正門にあたり、貝をすり潰して作る白い塗料、胡粉で装飾された小振りな門。しかし、装飾の数は陽明門より多く、これまたため息もの。
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門の上部にはこんな人物の彫刻が並ぶ。
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この彫刻はJALのエンブレムの元となったもの。へぇ~。
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唐門の右手に回り込むと奥宮への入口となる東廻廊がある。ここには三猿と並び有名な眠り猫【国宝】が。しかし、いきなり現れるのに加え、これまた想像よりも小さいので、「えっ、これ?」って感じ。
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東廻廊をくぐると現れる207段の石段。これまたパワースポットなんだって。それを登り切ると、奥宮の拝殿【重文】に辿り着く。当時は将軍でないとここまでは来られなかったらしい。
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拝殿の裏手には分骨された徳川家康の骨が埋葬された宝塔がある。さらにその脇には、願いが叶うと言われている樹齢約600年の杉の木が立つ。この日も大勢の人が列を作っていた。ここが東照宮の最深部。ここからは来たルートを戻り、途中、本地堂【重文】で鳴龍を堪能する。ちなみに鳴龍とは、天井の龍の絵の下で拍子木を鳴らすと、まるで龍が鳴いているかのような音が反響する現象のこと。必見です。
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東照宮の次は日光最強のパワースポットとされる二荒山神社へ参拝。実は神社の敷地とされる境内には、日光連山、いろは坂、華厳の滝、中禅寺湖なども含まれ、実に広大。その面積は伊勢神宮に次ぐ広さだとか。ここはその一部、本社と呼ばれるエリアにあたる。
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本社内には、杉と楢の木がくっついて1つになった御神木や・・・
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1つの根から2本の幹が伸びる夫婦杉や・・・
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わかりづらいけど、3本の幹が伸びている親子杉などがある。
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9月下旬から11月下旬には拝殿の前に笹の輪が設置される。ここを3回くぐると良縁に恵まれるらしい。ただ、くぐり方には作法があるようなので、ご注意を。
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二荒山神社の拝殿【重文】は、彫刻溢れる日光にあって、実に質素。でも、建立当時の姿なんだって。
しっかりお参りを済ませ、輪王寺の大猷院へ向かう。 -
大猷院のスタートは仁王門【重文】から。仁王ということで、両側にはおなじみの阿形像と吽形像が睨みをきかせている。
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次は二天門【重文】。2018年に修復を終えた日光山内最大の門。持国天と広目天が両側に控える。
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向かって左に持国天【重文】。仏教の守護神で、四天王の一つに数えられる。東方を守る神とされるように、門の東側に配置されている。
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右側は広目天【重文】。同じく四天王の一つで、西方を守る神。門の西側に配置されている。
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3番目の門は夜叉門【重文】。東西南北を表す4体の夜叉が守りを固める。彫刻の美しい門で、「牡丹門」の別名を持つ。
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東は緑色した阿跋摩羅(あばつまら)が守る。
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西は白い犍陀羅(けんだら)が守る。
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南は赤い毘陀羅(びだら)が守る。
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北は青い烏摩勒伽(うまろきゃ)が守る。
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4番目は本殿への入口となる唐門【重文】。
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唐門をくぐると大猷院の中心に辿り着く。この建物は本殿とそれに続く拝殿・相の間が連なった権現造りと呼ばれる独特な構造をしている。また、ふんだんに金が使われ、別名「金閣殿」とも呼ばれる。内部も絢爛豪華、彫刻も素晴らしく、【国宝】なのもうなずける。
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拝殿・相の間・本殿を回り込んだ一番奥にあるのが、竜宮城を思わせるデザインの皇嘉門【重文】。この先に家康公の墓所があるとのことだが、残念ながら非公開。
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当初、日光山内を見学した後、奥日光へ向かい、滝を見に行く予定だったけど、土曜日の午後の日光市内は、絶望的に渋滞していた。これは無理だと判断し、最終日の朝に向かうことにした。これにて2日目は終了。
最終日は早めにチェックアウト。さすがに渋滞はなく、快適なドライブで着いたのが竜頭の滝。上部で2つに分かれた流れが、階段状の地形を落ちる滝で、なんとも美しい。ずっと見ていられる。 -
次はご存じ華厳の滝。上からも良く見えるけど、せっかくここまで来たからとエレベーターに乗り、観瀑台へ。料金往復550円。まあ、そんなに変わらないだろうと思っていたけど、見る角度と距離がちょっと違うだけで、こんなに迫力が違うものか。エレベーターに乗って正解だった。これもずっと見ていられる。
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奥日光からの帰りも日光の中心地に入る神橋の交差点を抜けるのにかなり時間がかかったけど、予定の電車に間に合うよう戻って来られた。レンタカーを返却し、時間まではJRの日光駅を見学。古い駅舎は当時のおもかげを残し、2階には古い写真なども展示されている。しかし、東武線に比べ随分ひっそりとしていて、やっぱり日光と言ったら東武なんだなぁと思わせた。
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行きは在来線を乗り継いできたけど、帰りは特急で楽々。非常に快適。あっという間に浅草に着いた。
短かったけど、久しぶりの旅だった。日光の自然、寺社、とりわけ彫刻のすばらしさは想像以上で、「日光を見ずして結構と言うなかれ」という言葉を身をもって体感した。やっぱりオンラインじゃだめだなー。
早く動き回れる世の中になりますように・・・。 ー完ー
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