2021/12/26 - 2021/12/28
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すなふきんさん
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束の間のコロナ収束か、それとも終息の兆しか。それは分からないが、中国東部と南部のコロナ事情が落ち着いたので福建省は厦門に行ってきた。台湾と緯度的に同じで比較的暖かい。1日目はコロンス島巡りに出かけた。
上海一厦門 HO1137
12-26 06:50 至 08:45 310元
厦門一上海 9C8808
12-28 17:05 至 19:00 320元
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おはようございます。早朝、6時前の上海虹橋空港。厦門の気温に合わせた出立ちなので寒い。
上海虹橋国際空港 (SHA) 空港
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吉祥航空のカウンターは手荷物預けで長蛇の列!自分は持ち込みだけなので端末を使ってサクっとチェックイン。
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吉祥はフルキャリアなので機内食が出る。短いフライトなのでささやかではあるが、それでもありがたいのだ。でも、コーヒーはぬるすぎるぜ。
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厦門高崎空港への着陸態勢に入る。街中の空港なので市街地スレスレを飛ぶ、スリルのあるランディングコース。
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コロンス島への船が出る埠頭までBRTと地下鉄で移動。ベーコンなんちゃらではなく、バス専用レーンを配備した交通システムだ。
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蔡塘駅で地下鉄2号線へ乗り換え。最近開通したらしく、駅構内も列車もとてもきれいだ。
厦門地下鉄 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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2号線駅に直結する輪渡埠頭。住民ではないコロンス島への観光客はこの埠頭からフェリーに乗る必要がある。往復チケットは通常フェリーであれば35元。
厦門国際郵輪埠頭 船系
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コロンス島への渡るには48時間以内のPCR検査が必要であり面倒くさいが、上陸への飽くなき欲求が勝り、しっかり持参している。
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PCR検査の結果があれば楽勝。事前にアプリで乗船チケットを買ったが、船が大きいので全然当日券でも大丈夫だった。
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と言いつつも、ほぼ満席での出港。席の取り合いが繰り広げられる。
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厦門本島に戻ってくる同型の船。20分程度の短い船旅である。
フェリー (厦門~コロンス島間) 船系
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程なくして船はコロンス島の玄関口、三丘田埠頭に接岸する。既に異国情緒たっぷりである(そもそも中国も自分にとって異国なんだが)。
コロンス島 (鼓浪嶋) 海岸・海
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古くに建てられたコロニアル建築は今も一般の人たちが生活している。土産物屋や小吃屋の軒先にはシャツやらパンツやらが干してあったり。
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小さい島だがこんもり丘になっているので坂道も多い。神戸や長崎みたいね。
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見学したい洋館の一つ、八卦楼(風琴博物館)は改装中。残念じゃ。
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多くの建物は保存されているが、いくつかは遺構のみとなっている。ここは清政府の出先機関だった工部局の跡地。
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朝から吉祥航空の機内食しか食べていないと、さすがに腹が減ってきたのでここらで腹ごしらえ。賑やかな界隈をてちてち歩く。
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蛋满灌(ダンマングァン)というお店を発見。何やら並んでいるので少し覗いてみる。
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オジサンがチマチマと何かやってると思ったら、卵の中にひき肉などの具材を詰めこんでいる。それをツルンと鍋に放り込む。
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こちらが出来上がりの品。具入りの茹で卵みたいで面白い。あっさりした味でスープも美味しい。
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こちらは闽南烧肉粽(ミンナンシャオロウゾン)。江南と同じ中華ちまきと思いきや、卵の黄身が入っておりチリソースに付けて食べる。
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もう一つ、すごく行列の絶えない店を発見。鱼丸(ユィワン)の名店っぽい。
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魚のミンチを練り物の中に包み込み、スプーンのようなものを使って手際よく作っていく。
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こちらが龙头鱼丸。小さい魚玉が10個入って15元なり。海鮮の街だけあって練り物も具材も臭みがなく美味しい。
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中国ではお馴染みのスターバックスも街中にある。ヨーロッパの都市の街角のようにも見える。
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旧電話会社の建物。厦門に電話を持ち込んだのは日本人であり、この電話会社は1908年に設立されたという。
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パルテノン神殿のような協和礼拝堂。新婚カップルが写真撮影している。
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こちらは天主堂。ここくらいは内部の見学ができるかと思いきや、ダメだった。
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1896年に建てられた旧日本領事館。コロンス島の中でも非常に保存状態が良いとされる。
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樹齢300年とも言うガジュマルのような気が人々の生活と共存している。
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単に史跡や住まいだけではなく、レストランとして再利用されている洋館もある。
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海辺に出るとしゃがれた声のシンガーがストリートライブをやっている。厦門ランドマークの双子塔(高層ビル)と皓月园が見える。
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孫文、蒋介石と並ぶ英雄である郑成功を記念するために造られた公園。中国人と日本人とのハーフで日本生まれというと親近感が持てる。
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この石像は高さ15.7m、重さ1617トンある。海に向かって佇む姿は淡路島のいかがわしい仏像もどきを彷彿とさせる。あれもう取り壊されたっけ。
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英国領事公館の跡。こじんまりしているが、海岸沿いの良いロケーションにある。
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林巧稚。厦門に生まれ81歳で亡くなるまで一貫して医療の最前線に立った。50000人もの出産に立ち会った「中国人の母」と言われる。
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人民体育場の芝生。島民の憩いの場になっている。
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樹齢数百年を超える巨木が倒れているが、まだ今なおご健在。これは畏れ入った。
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世界遺産のモニュメントの向こうに日光岩を望む。
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菽庄花园は台湾の豪商によって1913年に作られた。自然の地形が巧みに利用された2つのエリアは双方見応えがある。海の地形を活かした江南庭園は貴重だ。こちらは「蔵海園」。
菽荘花園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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庭園内にはコレクションしていた数々のピアノが展示される博物館がある。多分すごく価値があるものなんだろうが、ちょっとよく分からない。
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続いて「補山園」。ゴツゴツした岩の内部は迷路のようになっており、安易に入ると迷ってしまう。前方の池には鯉が泳いでいる。
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コロンス島観光のハイライト日光岩に登る。海抜92.7m。先程紹介した英雄、郑成功が日本の日光山に勝る景色だということで名付けられた。
日光岩 自然・景勝地
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岩肌には多くの摩崖石刻がある。岩肌に力強い石刻があるということは、それだけ非常に価値のある場所だということだ。
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日光厳寺の境内を通る。共同租界の前から存在する歴史ある寺院である。
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巨石が傾いてトンネルのようになっている。
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岩の頂上までは健康であれば10分もあれば登り切る。日光岩の展望台から北西側を望む。
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北東側を望む。風が強くて寒い。5分の時間制限があるが、人が少ないのでゆっくり景色を眺めていられる。
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生活臭が漂っている。完全に民家と化している洋館。いや元々民家だった。
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闽台特産と書かれると一体の文化圏であることを実感させられる。
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厦門島に戻ろうとしたが「出航は50分後よ」と言われたのでもう少し見物することに。こちらは埠頭にほど近い旧アメリカ領事館。
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坂を登っていくと突如Y字路が現れる。Y字路の権威である横尾忠則先生が見れば悶絶するに違いない立派なY字路である。ちなみに建物は元診療所。
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神戸の北野坂のような、いちいちオシャレな小道が島中にあり、どうもカップルが多い理由が分かる。若者の感性は日本人と変わらないぞ。マジで。
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そのような小道に突如現れしカフェ。
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美味しい美式咖啡をいただく。大众で20元が15元に。クッキー付き。40歳過ぎと思しきスリムで朗らかな女性が切り盛りしている。笑顔も素敵で恋に落ちそう。
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三丘田埠頭にて帰りの船を待つ。改めてカップルが多い。みっと地元っ子のデートスポットなんでしょうな。
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バスに乗って中山路付近にある宿まで移動する。
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今回の旅のホテルは格林東方酒店にした。窓がないことと少しタバコ臭いことを除いては何ら申し分のないホテル。
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街は2022年のイルミネーションで年末ムードを盛り上げている。
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一等地にマクドとスタバ。米中対立をにわかに忘れさせるような光景。
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歩いて第八海鮮市場を見物に来た。日曜日ということもあってか、すごい人出である。
第八海鮮市場 市場
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中国人が大好きな太刀魚。その他にもカニやシャコ、牡蠣など様々な食材が並ぶ。
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1人では海鮮レストランに行くと量が多すぎなので、厦門名物の沙茶面にて海鮮をいただく。牡蠣やイカ、すり身などが入って20元。安すぎ。
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牡蠣の周りにブヨブヨしたものがまとわり付いて何かと思えばさつまいも粉をまぶしている様子。海鮮は流石に新鮮で美味しうございました。
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まだもう少しお腹に余裕があり、たこ焼きを食べた。16元。こっちのマヨネーズ少し甘いんよなあ。
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夜の中山路歩行街。ライトアップされて煌びやかな雰囲気。この後、宿に戻って就寝。明日は土楼だ。
廈門 中山路 旧市街・古い町並み
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