2019/12/07 - 2019/12/07
64位(同エリア360件中)
sio爺さん
今回は、南九州旅行第2日目熊本訪問の様子をご紹介したい。まず熊本は南九州なのか?ということだが、朝、ホテルを出て第一の目的地は高千穂だが、そこまではかなり長く、どこにも寄らないというのも芸がない。そこでちょっと調べると、人吉には城跡があり繊月酒造そして神社もあるようなので、鹿児島から乗った高速を人吉で一旦降りて、短時間だが人吉市内をまわることにした。そして高千穂に行く途中の通潤橋、予定にはなかった霊台橋を見学したので、熊本編で1本まとまったので南九州旅行記に無理やり押し込んだ次第、ご容赦願いたい。
なお人吉市内は初訪問で予想以上の楽しい思い出の地となりましたが、2020年、2021年の記録的な豪雨の様子、球磨川の氾濫の映像等をTVで見て衝撃を受けました。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
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早朝、部屋の窓からの景観
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スマホカメラで朝食画像を少し撮っていた。これは鶏飯の具材だと思う。
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これは、だご汁と書いてある。
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さあホテルを出発して長距離ドライブの出発だ。
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最初の訪問地は、青井阿蘇神社。
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この頃は手水舎も自然な形で開放中
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そして「ハイテク」だ
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この神社は、本殿、楼、幣殿、拝殿、楼門が国宝に指定されているという凄い神社だった。
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この楼門を見た時は驚いた。
事前の予習不足で、青井阿蘇神社も「ちょっと寄ってみようか」という程度の気持ちで行ったわけだが、なんという荘厳さだろう。
木造の楼門は屋根が藁葺きで外観は長い年月で一部色あせ、歴史の重みというか重厚感がハンパではなかった。 -
由緒を見ると、石に刻まれた文字が不鮮明な箇所があって全文はなかなか読み取れないが、第五十一代の平城天皇の大同元年、後鳥羽天皇、慶長二年という文字なども見え、長い歴史をもつ神社であることがわかる。
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青井阿蘇のHPには、
「現在の社殿は相良長毎(さがらながつね)により、慶長15年~18年(1610-1613)にかけ造営されたもので、平成20年には、本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門が国宝に指定されました。 建造物の国宝指定は九州で55年ぶり5ヶ所目で、国内で最南端の国宝建築物です。」と記載されている。 -
これは幣殿か?HPには内部見学可能と書かれていたが、訪問時は気付かなかった。
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青井阿蘇神社を参拝し、境内を歩いていると、朱塗りの鳥居が続くところがあり、一番手前の鳥居に「青井稲荷神社」と記載されていた。
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奥に進むと
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宮地嶽神社が鎮座し、
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朱塗りの鳥居は、かなり続いていた。
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むすび回廊という所もあった。
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青井阿蘇神社を出て、次に向かったのは人吉城方面で、まず人吉城歴史館。
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ここはジオラマやパネル展示が多かったが、
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ちょっと興味を惹かれたのは「武者返し(はね出し)石垣模型」。
「武者返し」石垣は、「はね出し」工法と呼ばれる西洋式石垣技術を採用したもので、江戸品川沖の台場や信濃竜岡陣屋、函館の五稜郭など西洋式城郭にしかないそうだ。人吉城は昔ながらの城郭に採用された唯一の例とのこと。 -
大井戸遺構もあるようだ。
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大井戸遺構と地下室遺構の説明
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<記載内容の概要>
発見された地下室が、いつ、誰が、何のために築造したかハッキリわかっていない。地下室底からスギの板材が見つかり、分析の結果、スギが伐採された年代値が判明し、1543~1660年で、その頃地下室の敷地を使用していたのは、相良清兵衛という人吉藩家老を勤めた人物だ。 -
けっこう複雑そうだ。
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床から地下室を眺めることができる。
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希望すれば見学できるようだったが、
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時間がないので、上からの見学のみ。
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歴史館を出て、人吉城跡に行った。
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天守等は残っていないが、広大な石垣があり球磨川に面しているので、天然の外堀という設計だ。
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歴史館の説明通り、石垣の上は武者返しになっており、
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望遠で見ると、せり出し部分はかなり大きい。
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人吉城を出て次に向かったのは、繊月酒造の工場見学で、画像は工場の向かいにある事務所。
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工場の表には、足湯があった。
工場見学は丁寧に説明して頂いたが、撮影不可だったので画像はない。 -
その代わり、といっては何だが、工場見学の後は試飲というコースになっており、
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試飲会場はとても広い場所で、
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各テーブルには、これだけの焼酎(熊本なのでほとんど米焼酎だと思う)が準備されていた。今や、有料でもスタッフに恐る恐る注いでもらう試飲が多い中、ここは無料で自由に試飲を楽しむことができる。なんて太っ腹なんだろう。私はドライバーなので、写真撮影のみ。
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お土産もいっぱいあり、
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幾つかゲットした。
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繊月酒造を出て高千穂に向かう途中、妻が「何かいい感じの橋あるよ」と教えてくれた。私は運転をして気が付かなかったが、霊台橋だった。駐車スペースがあったので車を停めて見学した。
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霊台橋は熊本県美里町を流れる緑川に架かる江戸時代末期の石橋で、建造工事は弘化3(1846)年より弘化4(1847)年にかけて行われたそうだ。
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霊台橋は国の重要文化財に指定されている。画像左は、現在使用されている橋で、高千穂に向かう私たちは右から左方面に進んだ。
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次に行ったのは、通潤橋。
ここには道の駅があったが、道の駅目的ではない。 -
「通潤橋」見学のためだ。昔、中学校の国語の教科書で「通潤眼鏡橋」のタイトルで掲載された教材の題材となった水路橋で、機会があれば一度見たいと思っていた。
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訪問時は工事中で、もちろん放水はしていない。画像中央部の穴が放水口と思われる。
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見学したのは実はこの辺りで、望遠を使って何とか撮影した。
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最後に道の駅に入ると特産品等を多数販売しており、たしか「くまモンカップ」をゲットした。
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