2021年 伊豆満喫フリーきっぷ（サフィール踊り子で行く下田）

2021/12/11 - 2021/12/11

伊豆急で下田へ行ってきました。伊東までは青春１８きっぷを使用。

伊東（1237）～ 〈サフィール踊り子プレミアムグリーン車)〉～伊豆急下田（1329）
伊豆急下田（1441)～〈リゾート２１〉～蓮台寺（1444）
【金谷旅館日帰り入浴】
蓮台寺（1540）～河津（1550/1559）～伊豆急下田（1615）
伊豆急下田（1634）～〈サフィール踊り子グリーン車〉～伊東（1729）

エリア 静岡

熱海駅に到着。熱海で伊東線に乗り換えることになる。
伊東線の車両は大半が伊豆急行の車両が使用されていて伊豆急下田まで直通運転されている。
列車は6両編成。席はかなり埋まっていて混雑している。東京に近いリゾート地へ向かう列車にローカル線の雰囲気はない。

伊東駅に到着。

伊東駅のみどりの窓口で「伊豆満喫フリーきっぷ」を購入することにした。1900円で伊豆急行線内が一日乗り放題になる。特急に乗る場合は別途特急券を購入すれば乗車可能だ。伊豆急下田まで往復で3300円するので往復するなら元が取れることになる。

また同時に伊豆急下田までのサフィール踊り子の予約もすることにした。プレミアムグリーン車。東北・北陸新幹線のグランクラスと同様最上級クラスのシートだ。伊豆急行線内のみの利用だと割安感がある。伊東から下田までの乗車時間は1時間弱。

伊東駅の土産物屋の中に「とうぞく」という売店があり行ってみた。

ここであわび串を購入することにした。

磯煮あわび串・シングル。当たり前だが一口で食べ終わってしまった。

ホームへ向かうことにした。
12時37分発の列車に乗り込むことになる。

一号車がプレミアムグリーン車になる。

https://www.youtube.com/watch?v=s5dJgEsQK0E

シートは横に2列。広さはグランクラスと同じ感じだ。
ゆったりしているが落ち着かない。その理由はフットレストがないからだろう。グランクラスや近鉄ひのとりのプレミアムシートもフットレストがなかったが最近の上級座席のこの流れは改善してもらいたい。
とにかくレッグレストはいらないがフットレストは絶対に欲しい。東海道新幹線のグリーン車が最高の座り心地だと実感させられる。

座席のリクライニング等は電動式。

伊豆満喫フリーきっぷと下田までのグリーン券。

伊豆高原駅に停車。

熱川温泉に停車。

駅に近い源泉施設から湯気が上がっている。

2号車はグリーン個室になっている。誰もいなかったので中をのぞいてみることにした。

インテリアが置かれ凝った造りになっている。

プレミアムグリーン車に戻ってきた。伊東から先の乗車率は窓際に５割くらい座っているだけで混雑はない。

海を眺めながら下田へ。

伊豆急下田に到着。運転席を見に行ってみた。

プレミアムグリーン車の車内。

下田駅に到着したサフィール踊り子。

隣の車両は中央線から転用された通常の特急踊り子。

主要な車両がホームに並ぶ。

下田駅の改札は出口と入口が完全に分離されている。

伊豆急下田駅（出口）の駅舎。

駅前にあるペリー艦隊旗艦サスケハナ号の縮小模型。

遅めの昼食は駅前の「魚河岸」という店に入ることにした。

伊豆の名物は海鮮全般だが、なかでも金目鯛だ。なので金目鯛定食を注文。

金目鯛のお造り。

金目鯛の煮付け。おいしい。
かなり大きく食べ応えがあった。

下田駅から少し南に歩いてペリーロードという場所に行ってみた。

柳並木の川沿いの小路。

石造りのベンチや古民家の中にカフェやショップ立ち並ぶ。

下田駅に戻ってきた。駅の東側には寝姿山という要塞のような山があり、ロープウェイで上れるようだ。
今回は上らなかったが眺めは良さそうだ。黒船が来た時はここから動きを見張っていたのだろう。

駅前ロータリーから見上げた寝姿山。

伊豆急下田駅のロータリー。小洒落た洋館の中には飲食店と土産物屋が入っている。

伊豆急下田駅へ。

伊豆急行が保有する観光列車「リゾート２１」という列車が運行されている。本数はかなり限られる。１４時４１分発の列車がたまたま「リゾート２１」だったので乗ることができた。とはいえ乗るのは隣の蓮台寺駅までだ。

この列車も登場してからかなりの年月が経つのでいつ廃止されてもおかしくない。今回乗れて良かった。

車内は特殊で海側の座席は大半が海の方向を向いている。

先頭車両は展望車になっている。
隣の蓮台寺駅へ向かった。

https://www.youtube.com/watch?v=LmKfMmCz7RA

蓮台寺駅に到着。

蓮台寺駅から歩いて金谷旅館という温泉に向かった。歩いて５分ほどだ。

下田の河内温泉・金谷旅館は伊豆を代表する有名な温泉旅館だ。日本最大級の檜でできた天然温泉大浴場（千人風呂）は絶対来てみたかった。

創業１８６７年（慶応３年）。江戸の末から始まった旅館。

入浴料は１０００円。

さすがに週末で日帰り入浴の客で混雑していた。
温泉は源泉掛け流しで大量のお湯がわき出ていて巨大な浴槽はプールのような１ｍほどの深さがあり水量の多さに圧倒される。
また機会があれば立ち寄ってみたい温泉だ。

風呂上がり。金谷旅館の休憩所。

蓮台寺駅へ戻った。

伊豆急で普通として運用されている車両はすべて東急から譲渡された８０００系車両。車内は海側がクロスシートに改造されている。ただ座席の向きは変えられずリクライニングも動かすことはできないようになっている。座席は西武鉄道のニューレッドアローの座席を転用しているらしい。

一度伊豆急下田駅に戻り、再びサフィール踊り子に乗り込むことにした。１６時３４分発。伊東まで乗車することになる。

帰りは通常のグリーン車を予約した。

伊東までのグリーン券。

グリーン車の車内。３列シート。

シートはゆったりしているが予想通りフットレストはないのが残念だ。

サフィール踊り子の車内設備の案内。全車グリーン車で伊東まで乗車。伊東からはさらにたくさんの乗客が乗り込んできた。
値段が高いにもかかわらずそこそこの乗車率が有り、この列車の伊豆への投入はひとまず成功といったところだろうか。

【おわり】